JPS6136606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136606Y2 JPS6136606Y2 JP15144680U JP15144680U JPS6136606Y2 JP S6136606 Y2 JPS6136606 Y2 JP S6136606Y2 JP 15144680 U JP15144680 U JP 15144680U JP 15144680 U JP15144680 U JP 15144680U JP S6136606 Y2 JPS6136606 Y2 JP S6136606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic oil
- oil tank
- driving unit
- passage
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 23
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 20
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 14
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、走行機体に旋回自在に取付けられた
旋回台上に、その後端部に横巾ほぼ全巾にわたつ
て位置させた原動部、この原動部の前方で旋回台
左右方向に並列させた運転部及び作動油タンクを
設けると共に、前記原動部において、エンジン冷
却風を前記作動油タンク配置側の横一側方に向か
つて強制排出するための排風路を設けた旋回作業
車に関し、本来構成を有効利用した簡単な改造で
もつて、作動油冷却を良好に行えるようにする事
を目的とする。
旋回台上に、その後端部に横巾ほぼ全巾にわたつ
て位置させた原動部、この原動部の前方で旋回台
左右方向に並列させた運転部及び作動油タンクを
設けると共に、前記原動部において、エンジン冷
却風を前記作動油タンク配置側の横一側方に向か
つて強制排出するための排風路を設けた旋回作業
車に関し、本来構成を有効利用した簡単な改造で
もつて、作動油冷却を良好に行えるようにする事
を目的とする。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
クローラ式走行機台1に旋回台2を全旋回操作
自在に取付け、前記旋回台2上に、原動部3並び
に、この原動部3の前方で旋回台2左右方向に並
列させた運転部4及び作動油タンク5を設けると
共に、バツクホウ作業用アーム6を、前記旋回台
2の前端部に縦軸7周りで向き変更自在に取付
け、さらに、前記走行機台1に、排土板8を上下
揺動操作自在に取付けて、掘削作業と排土作業と
を択一的に行える作業車を構成している。
自在に取付け、前記旋回台2上に、原動部3並び
に、この原動部3の前方で旋回台2左右方向に並
列させた運転部4及び作動油タンク5を設けると
共に、バツクホウ作業用アーム6を、前記旋回台
2の前端部に縦軸7周りで向き変更自在に取付
け、さらに、前記走行機台1に、排土板8を上下
揺動操作自在に取付けて、掘削作業と排土作業と
を択一的に行える作業車を構成している。
前記原動部3を構成するに、第2図に示すよう
に、旋回台2の後端部に、その横巾ほぼ全巾にわ
たるエンジンボンネツト9を設け、このボンネツ
ト9内に、エンジン10、エンジン冷却用ラジエ
ータ11、ボンネツト9の吸気口12から前記ラ
ジエータ11に冷却風を吸引供給させる回転フア
ン13を夫々設けると共に、ボンネツト9前側壁
と壁体14との協働により、回転フアン13の強
制送風力をして、エンジン冷却風を作動油タンク
5配置側の横一側方に向かつて移送すると共に排
気口15からボンネツト9外に排出するための排
風路16を形成してある。
に、旋回台2の後端部に、その横巾ほぼ全巾にわ
たるエンジンボンネツト9を設け、このボンネツ
ト9内に、エンジン10、エンジン冷却用ラジエ
ータ11、ボンネツト9の吸気口12から前記ラ
ジエータ11に冷却風を吸引供給させる回転フア
ン13を夫々設けると共に、ボンネツト9前側壁
と壁体14との協働により、回転フアン13の強
制送風力をして、エンジン冷却風を作動油タンク
5配置側の横一側方に向かつて移送すると共に排
気口15からボンネツト9外に排出するための排
風路16を形成してある。
前記作動油タンク5の底板を、第3図に示すよ
うに全長にわたつて上方に突曲させて、旋回台2
の床板2aとの協働により、タンク内油を冷却す
るための通風路17を構成すると共に、第2図に
示すように、前記通風路17の排気口18を前記
排風路16に臨ませて、排風路16を流動するエ
ンジン冷却風の吸引作用によつて、通風路17内
に吸気口19から導入され、排気口18から排風
路16に排出される冷却風により、タンク内油が
冷却されるように構成してある。つまり、前記通
風路17がタンク内を貫通する状態で設けられ、
かつ、その流路面積を排風路16よりも小さく構
成したことで、排風路16を流動する冷却風の吸
引作用を利用できるように構成してある。
うに全長にわたつて上方に突曲させて、旋回台2
の床板2aとの協働により、タンク内油を冷却す
るための通風路17を構成すると共に、第2図に
示すように、前記通風路17の排気口18を前記
排風路16に臨ませて、排風路16を流動するエ
ンジン冷却風の吸引作用によつて、通風路17内
に吸気口19から導入され、排気口18から排風
路16に排出される冷却風により、タンク内油が
冷却されるように構成してある。つまり、前記通
風路17がタンク内を貫通する状態で設けられ、
かつ、その流路面積を排風路16よりも小さく構
成したことで、排風路16を流動する冷却風の吸
引作用を利用できるように構成してある。
前記通風路17を構成するに、第4図に示すよ
うに複数本のパイプ20…をタンク内に貫設して
も良く、この構成や、上記実施例に示した構成に
あつては、大なる冷却面積を確保でき、効率よく
冷却できて有利であるが、タンク側壁にパイプや
折曲げ板金等各種形状の通風路形成部材を付設し
ても良い。
うに複数本のパイプ20…をタンク内に貫設して
も良く、この構成や、上記実施例に示した構成に
あつては、大なる冷却面積を確保でき、効率よく
冷却できて有利であるが、タンク側壁にパイプや
折曲げ板金等各種形状の通風路形成部材を付設し
ても良い。
以上要するに、本考案は冒記した旋回作業車に
おいて、前記作動油タンク5に、作動油タンク5
内作動油を冷却するように、一端の吸気口19と
他端の排気口18とを作動油タンク5を貫く状態
で連通し、かつ、前記排風路16よりも流路面積
の小さい通風路17を形成し、その通風路17の
前記排気口18を強制排出のための排風路16に
臨ませてあることを特徴とする。
おいて、前記作動油タンク5に、作動油タンク5
内作動油を冷却するように、一端の吸気口19と
他端の排気口18とを作動油タンク5を貫く状態
で連通し、かつ、前記排風路16よりも流路面積
の小さい通風路17を形成し、その通風路17の
前記排気口18を強制排出のための排風路16に
臨ませてあることを特徴とする。
つまり、上記構成によれば、エンジン冷却風の
排風路16を通つて強制排出されるエンジン冷却
風の吸引作用により、冷却風が吸気口19から通
風路17に導入され、そして排気口18から排風
路16に排出される。この間に通風路17を通る
冷却風により作動油タンク5内作動油が直接的に
冷却され、その冷却のために昇温した冷却風が排
風路16に排出されるので、作動油が良好に冷却
されるようになつた。しかも、冷却風を流動させ
るための手段としてエンジン冷却風の吸引作用を
有効利用したので、排風路16に臨む排気口18
を備えさせた通風路17を付加するだけの簡単な
改造で済み、コスト面を有利にしながら、作動油
昇温に起因する駆動トラブルを防止できるように
なつた。
排風路16を通つて強制排出されるエンジン冷却
風の吸引作用により、冷却風が吸気口19から通
風路17に導入され、そして排気口18から排風
路16に排出される。この間に通風路17を通る
冷却風により作動油タンク5内作動油が直接的に
冷却され、その冷却のために昇温した冷却風が排
風路16に排出されるので、作動油が良好に冷却
されるようになつた。しかも、冷却風を流動させ
るための手段としてエンジン冷却風の吸引作用を
有効利用したので、排風路16に臨む排気口18
を備えさせた通風路17を付加するだけの簡単な
改造で済み、コスト面を有利にしながら、作動油
昇温に起因する駆動トラブルを防止できるように
なつた。
図面は本考案に係る旋回作業車の実施例を示
し、第1図は作業車の全体側面図、第2図は原動
油及び作動油タンクの縦断平面図、第3図は作動
油タンクの横断面図、第4図は通風路の別実施構
造を示す横断面図である。 2……旋回台、3……原動油、4……運転部、
5……作動油タンク、16……排風路、17……
通風路、18……排気口、19……吸気口。
し、第1図は作業車の全体側面図、第2図は原動
油及び作動油タンクの縦断平面図、第3図は作動
油タンクの横断面図、第4図は通風路の別実施構
造を示す横断面図である。 2……旋回台、3……原動油、4……運転部、
5……作動油タンク、16……排風路、17……
通風路、18……排気口、19……吸気口。
Claims (1)
- 走行機体に旋回自在に取付けられた旋回台2
に、その後端部に横巾ほぼ全巾にわたつて位置さ
せた原動部3、この原動部3の前方で旋回台左右
方向に並列させた運転部4及び作動油タンク5を
設けると共に、前記原動部3において、エンジン
冷却風を前記作動油タンク配置側の横一側方に向
かつて強制排出するための排風路16を設けた旋
回作業車において、前記作動油タンク5に、前記
作動油タンク5内作動油を冷却するように、一端
の吸気口19と他端の排気口18とを作動油ンン
ク5を貫く状態で連通し、かつ、前記排風路16
よりも流路面積の小さい通風路17を形成し、そ
の通風路17の前記排気口18を前記強制排出の
ための排風路16に臨ませてある旋回作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15144680U JPS6136606Y2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15144680U JPS6136606Y2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5775061U JPS5775061U (ja) | 1982-05-10 |
JPS6136606Y2 true JPS6136606Y2 (ja) | 1986-10-23 |
Family
ID=29510780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15144680U Expired JPS6136606Y2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136606Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06107091A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業用走行車におけるバツテリおよび油圧バルブの配設構造 |
JPH08142688A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-04 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の上部旋回体 |
JP3155443B2 (ja) * | 1995-05-10 | 2001-04-09 | 株式会社クボタ | 旋回作業機の上部構造 |
JP3311971B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2002-08-05 | 株式会社クボタ | 旋回作業機 |
JP4550509B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2010-09-22 | Tcm株式会社 | 産業用車両 |
JP5701075B2 (ja) * | 2011-01-20 | 2015-04-15 | ユニキャリア株式会社 | 作業用車両における作動油タンクの冷却構造 |
JP6850753B2 (ja) * | 2018-03-13 | 2021-03-31 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 作業車両 |
-
1980
- 1980-10-21 JP JP15144680U patent/JPS6136606Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5775061U (ja) | 1982-05-10 |
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