JP2850077B2 - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2850077B2
JP2850077B2 JP4257396A JP25739692A JP2850077B2 JP 2850077 B2 JP2850077 B2 JP 2850077B2 JP 4257396 A JP4257396 A JP 4257396A JP 25739692 A JP25739692 A JP 25739692A JP 2850077 B2 JP2850077 B2 JP 2850077B2
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cooling
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浩紀 菅原
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0866Engine compartment, e.g. heat exchangers, exhaust filters, cooling devices, silencers, mufflers, position of hydraulic pumps in the engine compartment

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル,
油圧クレーン等の機械室を有する建設機械に関し、特
に、機械室の下面側に下カバーが設けられた建設機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4ないし図6に従来技術による建設機
械として油圧ショベルを例に挙げて示す。
【0003】図において、1は走行用油圧モータ(図示
せず)等が設けられた下部走行体、2は該下部走行体1
に設けられた旋回装置、3は該旋回装置2を介して下部
走行体1上に旋回可能に搭載された作業機本体としての
上部旋回体をそれぞれ示し、該上部旋回体3は、骨組構
造をなす旋回フレーム4と、該旋回フレーム4の前部側
に設けられた運転室5と、該運転室5の後部側に位置し
て旋回フレーム4上に設けられた後述の機械室8と、該
機械室8の後部側に位置して旋回フレーム4に設けられ
たカウンタウェイト6とから構成されている。
【0004】7は上部旋回体3の前部に設けられた作業
装置を示し、該作業装置7は、図5にも示す如く、旋回
フレーム4の前部に取付ブラケット4A,4Aを介して
回動可能に設けられたブーム7Aと、該ブーム7Aの先
端側に回動可能に設けられたアーム7Bと、該アーム7
Bの先端側に回動可能に設けられたバックホウ式のバケ
ット7Cとから構成され、これらのブーム7A,アーム
7B,バケット7Cは、ブームシリンダ7D,アームシ
リンダ7E,バケットシリンダ7Fによってそれぞれ作
動されるものである。
【0005】8は運転室5の後部側に位置して旋回フレ
ーム4上に設けられ、内部に後述のエンジン10,冷却
ファン11,ラジエータ12,油圧ポンプ(図示せず)
等を収容した機械室を示し、該機械室8は、図5,図6
に示す如く、底部側に位置する底板部8Aと、該底板部
8Aの外側に立設された側板部8B,8B,…と、該各
側板部8Bの上側に設けられた天板部8Cとからボック
ス状に構成され、該各側板部8Bのうち運転室5側の側
板部8Bには仕切板8Dが設けられている。また、前記
各側板部8Bのうち図6中左側に位置する一の側板部8
Bには機械室8内に外気を流入させるための複数の通気
口9,9,…が形成され、前記底板部8Aには後述の下
カバー13が設けられている。
【0006】10は機械室8内に設けられたエンジン、
11は該エンジン10の出力軸10Aに取付けられた冷
却ファンをそれぞれ示し、該冷却ファン11はエンジン
10の回転によって駆動され、各通気口9を介して矢示
A方向から機械室8内に外気を吸込み、冷却風を発生さ
せるものである。
【0007】12は各通気口9側に位置して機械室8内
に設けられた冷却器としてのラジエータを示し、該ラジ
エータ12は冷却水が循環する流通管と、該流通管に設
けられた多数の冷却フィン等とから構成され、エンジン
10のウォータジャケットと給水管,排水管(いずれも
図示せず)を介して接続されている。そして、該ラジエ
ータ12は、流通管内に高温の冷却水を流通させつつ、
この冷却水を冷却ファン11によって冷却し、所定温度
以下になった冷却水をエンジン10に戻して冷却するも
のである。
【0008】13はエンジン10とラジエータ12との
間に位置して機械室8の底板部8Aに設けられた下カバ
ーを示し、該下カバー13は、旋回フレーム4に前後方
向に亘って設けられたセンタビームと該センタビームの
左右に離間して配設されたサイドビーム(いずれも図示
せず)との間に設けられるもので、機械室8の下側を施
蓋するように冷却ファン11およびラジエータ12の下
側を覆っている。
【0009】従来技術による油圧ショベルは上述の如き
構成を有するもので、機械室8内の油圧ポンプから下部
走行体1の走行用油圧モータや各シリンダ7D,7E,
7Fに圧油を給排することにより、走行や作業装置7に
よる堀削等の作業を行うようになっている。
【0010】また、エンジン10の駆動によって冷却フ
ァン11が回転すると、各通気口9を介して外気が矢示
A方向から機械室8内に吸込まれ、冷却風が発生する。
そして、この冷却風はラジエータ12を通過して、該ラ
ジエータ12内を循環する冷却水を冷却しつつ、エンジ
ン10の周囲等を矢示B方向に流れて外部に排出され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベルでは、冷却ファン11の回転
によって各通気口9から矢示A方向に外気を吸込んで冷
却風を発生させ、この冷却風によってラジエータ12を
冷却するようになっている。しかし、従来技術によるも
のでは、機械室8内に吸込んだ冷却風の通り道が積極的
に設けられていないから、図5に示す如く、ラジエータ
12を通過した冷却風はエンジン10等に衝突した後、
方向性,行き場を失って機械室8内に滞留し易い。
【0012】このため、上述した従来技術によるもので
は、機械室8内に滞留した冷却風によって機械室8内の
温度が上昇し、ヒートバランスが悪化して、ラジエータ
12を循環する冷却水温が上昇してしまい、ラジエータ
12の冷却効率やエンジン10の燃費等が大幅に低下す
るという問題がある。
【0013】また、機械室8内に滞留した高温の冷却風
の一部は、図5に示す如く、機械室8の側板部8Bと仕
切板8Dとの間の隙間Sから運転室5側に流出するか
ら、運転室5の温度が上昇し、該運転室5内の冷房効率
等が低下して居住性等が大幅に低下するという問題があ
る。
【0014】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、冷却器を通過した高温の冷却風を速やか
に機械室の外部に排出し、冷却器のヒートバランスや運
転室の冷房効率等を向上できるようにした建設機械を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する構成は、作業機本体と、該作
業機本体の前部側に設けられた運転室と、該運転室の後
部側に位置して前記作業機本体に設けられ、通気口が形
成された機械室と、該機械室内に設けられたエンジン
と、前記機械室内に設けられ、該エンジンによって駆動
される冷却ファンと、前記通気口側に位置して前記機械
室内に設けられ、内部を循環する流体を該冷却ファンに
よって冷却する冷却器と、前記エンジンと冷却器との間
に位置して前記機械室の下面側に設けられた下カバーと
からなる建設機械において、前記下カバーには前記エン
ジンと前記冷却器との間に位置して排気口を設け、該排
気口からは冷却器を冷却した後に排気することを特徴と
する。
【0016】
【作用】エンジンによって冷却ファンが回転駆動する
と、外気が通気口から機械室内に吸込まれ、冷却風が発
生する。そして、この冷却風は冷却器を通過して該冷却
器の流体を冷却した後に、下カバーに設けられた排気口
を介して機械室の外部に排出される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図4ないし
図6に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0018】図中、21は従来技術で述べた下カバー1
3に代えて本実施例に適用される下カバーを示し、該下
カバー21は従来技術で述べた下カバー13とほぼ同様
に、旋回フレーム4のセンタビームとサイドビームとの
間に下側から取付けられるもので、エンジン10とラジ
エータ12との間に位置して機械室8の底板部8Aに設
けられている。しかし、本実施例による下カバー21に
は、後述の排気口22,22,…が設けられている点で
異なる。
【0019】22,22,…はラジエータ12の下側に
位置して下カバー21に穿設された例えば4個の排気口
(2個のみ図示)を示し、該各排気口22は隙間Sより
もややラジエータ12の排気側寄りに位置して設けら
れ、その開口面積の合計は隙間Sの開口面積よりも広く
なるように形成されている。また、該各排気口22は図
2に示す如く、運転室5側寄りに位置して設けられてい
る。そして、該各排気口22は、機械室8内に流入しラ
ジエータ12を通過した冷却風を矢示C方向から機械室
8の外部に排出するものである。
【0020】本実施例による油圧ショベルは上述の如き
構成を有するもので、その基本的な作動については上述
した従来技術によるものと格別差異はない。
【0021】然るに、本実施例では、エンジン10とラ
ジエータ12との間に位置する下カバー21に、ラジエ
ータ12の排気側で、かつ運転室5側寄りに位置して複
数の排気口22,22,…を設ける構成としたから、ラ
ジエータ12を通過して高温となった冷却風はエンジン
10等に衝突した後、各排気口22を介して機械室8の
外部に速やかに排出される。
【0022】この結果、ラジエータ12を通過した高温
な冷却風が機械室8内に滞留するのを確実に防止して、
ヒートバランスを大幅に改善することができ、ラジエー
タ12の冷却効率やエンジン10の燃費等を大幅に向上
することができる。
【0023】また、各排気口22は、機械室8の側板部
8Bと仕切板8Dとの間の隙間Sよりもややラジエータ
12の排気側で、かつ運転室5側寄りに位置して設け、
その開口面積の合計が隙間Sの開口面積よりも大きくな
るように形成したから、ラジエータ12を通過した冷却
風を流路抵抗の小さい各排気口22に速やかに導いて機
械室8の外部に排出することができ、高温な冷却風が隙
間Sを介して運転室5側に流出するのを効果的に防止
し、該運転室5の温度上昇を防止して、冷房効率や居住
性等を大幅に向上することができる。
【0024】なお、前記実施例では、ラジエータ12を
通過した冷却風をエンジン10等に衝突させた後、各排
気口22を介して外部に排出するものとして述べたが、
これに替えて、例えば図3に示す変形例の如く、エンジ
ン10側にラジエータ12の排気側を覆う冷却風ガイド
31を設け、該冷却風ガイド31によってラジエータ1
2を通過した冷却風を各排気口22側に導く構成として
もよい。
【0025】また、前記実施例では、下カバー21に4
個の排気口22,22,…を設けるものとして述べた
が、本発明はこれに限らず、排気口を3個以下あるいは
5個以上設ける構成としてもよい。
【0026】さらに、前記実施例では、冷却器としてラ
ジエータ12を例に挙げて説明したが、冷却器にオイル
クーラを含めてもよい。
【0027】さらにまた、前記実施例では、建設機械と
して油圧ショベルを例に挙げて説明したが、油圧クレー
ン等の他の建設機械にも広く適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、下
カバーにエンジンと冷却器との間に位置して排気口を設
ける構成としたから、冷却ファンによって通気口から機
械室内に吸込まれ、冷却器を通過して高温となった後の
冷却風を下カバーに設けられた排気口を介して機械室の
外部に速やかに排出することができる。この結果、高温
な冷却風が機械室内に滞留するのを確実に防止して、ヒ
ートバランスを改善することができ、冷却器の冷却効率
やエンジンの燃費等を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による油圧ショベルの機械室を
図6と同様の方向からみた一部破断の背面図である。
【図2】図1中の機械室を上面側からみた一部破断の平
面図である。
【図3】本発明の変形例による油圧ショベルを示す図1
と同様の背面図である。
【図4】従来技術による油圧ショベルの全体図である。
【図5】図4中の油圧ショベルを上面側からみた一部破
断の平面図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみた一部破断の背
面図である。
【符号の説明】
3 上部旋回体(作業機本体) 5 運転室 8 機械室 9 通気口 10 エンジン 11 冷却ファン 12 ラジエータ(冷却器) 21 下カバー 22 排気口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機本体と、該作業機本体の前部側に
    設けられた運転室と、該運転室の後部側に位置して前記
    作業機本体に設けられ、通気口が形成された機械室と、
    該機械室内に設けられたエンジンと、前記機械室内に設
    けられ、該エンジンによって駆動される冷却ファンと、
    前記通気口側に位置して前記機械室内に設けられ、内部
    を循環する流体を該冷却ファンによって冷却する冷却器
    と、前記エンジンと冷却器との間に位置して前記機械室
    の下面側に設けられた下カバーとからなる建設機械にお
    いて、前記下カバーには前記エンジンと前記冷却器との
    間に位置して排気口を設け、該排気口からは冷却器を冷
    却した後に排気することを特徴とする建設機械。
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