JPH0130583Y2 - - Google Patents

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JPH0130583Y2
JPH0130583Y2 JP16960883U JP16960883U JPH0130583Y2 JP H0130583 Y2 JPH0130583 Y2 JP H0130583Y2 JP 16960883 U JP16960883 U JP 16960883U JP 16960883 U JP16960883 U JP 16960883U JP H0130583 Y2 JPH0130583 Y2 JP H0130583Y2
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JP
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engine
generator
cooling fan
cooling
casing
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JP16960883U
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JPS6077727U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、縦軸形強制空冷式エンジン発電機の
技術分野に属し、この前提構成を例えば第1図及
び第2図に示すように、エンジン本体7の上部に
冷却フアン11を配置した強制空冷式縦軸エンジ
ン3と内部通風式縦形発電機4とを上下に重ね合
せて直結して構成した縦軸形強制空冷式エンジン
発電機に関する。
一般に、エンジンとこれで駆動される発電機と
を直結して前後に並べると設置面積が大きかつ
た。
そこで、本考案者は上記問題を解決するために
本考案に先立つて第2図に示すものを考えた。
即ち、縦軸エンジン3を利用し、これで駆動さ
れ発電機4とを上下に配置して設置面積を小さく
するようにするものである。
ところが、縦軸エンジン3の出力軸Pは下方に
突出させてあることから、これに連動連結される
発電機4はエンジン3の下方に設けらる。
こうしたものでは、振動源であるエンジン3が
接地面より遠く離れた上方にあることからエンジ
ン発電機全体が大きく振動しやすくなり、不安定
になるうえ、騒音を発する。
しかも、エンジン3から潤滑油や燃料が洩れ出
たりすると、これが下方の発電機4内に流入して
発電機4内の絶縁破壊を起して故障させてしま
う。
加えて、エンジン3と発電機4とにそれぞれ冷
却フアン11a,11bを設けてあるので、その
分エンジン発電機1の全高が高くなつてしまう。
また、内部通風式発電機4はその内部に設けた
冷却フアン11bがエンジン3を冷却した後の熱
い冷却排風を吸入しないようにするために、発電
機4の吸風口17を設置面近くの低い位置に開口
させてあり、設置面に堆積したり浮遊する塵埃を
多量に吸入しやすいという問題があつた。
本考案は上記欠点を解消するために提案された
もので、例えば第1図に示すように、エンジン3
の上側に発電機4を配置し、エンジン3の出力軸
Pをエンジン本体7の上部から冷却フアン11上
に突出させるとともに、この出力軸Pを発電機4
の下部に突出する入力軸12に連結し、発電機4
のケーシング14の上部に吸風口17を、下面に
排風口18を明け、エンジン本体7の上部で冷却
フアン11上に形成した冷却風の吸風室9に臨ま
せて発電機4のケーシング14の排風口18を形
成するようにしたものである。
本考案は上記のように構成してあるので次の効
果を奏する。
即ち、エンジン発電機の振動源であるエンジン
が発電機より下方に設けてあるのでエンジン振動
が設置面で抑えられるので振動が大巾に減少する
うえ、エンジンの上方の大重量の発電機でさらに
エンジン振動が抑えられるのでエンジン発電機の
振動が大巾に減少できる。
これにより、振動による騒音の発生や設置が不
安定になるのを完全に防止できる。
しかも、エンジンから潤滑油や燃料が洩出るこ
とがあつても発電機内に流れ込むことがなく、潤
滑油や燃料の流れ込みによる発電機内の絶縁破壊
を完全になくすことができる。
加えて、エンジンのクランクケースの上方に設
けた冷却フアンで、発電機のケーシングの上部に
明けた吸風口から外気を吸入し、発電機内を通風
冷却した後、エンジンに送られてエンジンを冷却
するようにしてあるので、冷却フアンは一つで済
ませられ、従来例のようにエンジンと発電機とに
それぞれ冷却フアンを設けるようにしたものに較
べ発電機内の冷却フアンを省略する分、エンジン
発電機の高さを低くでき、小形化することができ
る。
また、冷却風の吸風口がエンジンの上方に設け
た発電機のケーシングの上部に開口させてあるの
で、従来例のように設置面近くの塵埃を吸入する
のが防止され、塵埃の吸入による発電機のトラブ
ルがなくなる。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図はエンジン発電機の一部縦断正面図を示
し、このエンジン発電機1は、角枠状に枠組みさ
れた機枠2内にエンジン3を取付け、エンジン3
の上方に発電機4を固着してある。
エンジン3はクランクケース5とシリンダブロ
ツク6とを一体に形成してエンジン本体7を構成
するとともに、クランクケース5にクランク軸8
を上下に枢支させた縦軸エンジンであり、クラン
ク軸8の上端部をエンジン本体7上に形成された
吸風室9に出力軸Pとして突出させてある。
この出力軸Pにはリコイルスタータ10と遠心
フアンで形成した冷却フアン11が取付けてあ
り、冷却フアン11の上方に突出する出力軸Pの
先端には発電機4の入力軸12の下端部とを連動
連結する連結部13が形成してある。
発電機4の入力軸12は発電機4のケーシング
14の上面に上端部を支持させ、入力軸12の下
寄部をケーシング14の下面に支持させてある。
そして、入力軸12の中間部には、発電機4の
ケーシング14に固着したステータ15に対面し
て回転するロータ16が取付けてある。
発電機4のケーシング14の上部周面14aに
は吸風口17が設けてあり、入力軸12の下寄部
を支持するケーシング14の下面には排風口18
を開口させてある。
尚、図中符号19は冷却フアン11で圧送され
る冷却風をエンジン本体7のシリンダブロツク6
に案内する案内板であり、20は燃料タンク、2
1は制御盤、22は把手である。
上記のように構成したエンジン発電機1はエン
ジン3の運転で冷却フアン11が回転すると、発
電機4のケーシング14の上部に設けた吸風口1
7から外気を吸入し、発電機4の内部を通風冷却
し、ケーシング14の下面の排風口18からエン
ジン本体7の上方の吸風室9に吸入した後、エン
ジン3のシリンダブロツクに供給されてエンジン
3を冷却する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部縦断正面
図であり、第2図は本発明者が先に考えた縦軸形
エンジン発電機の概略正面図である。 3……強制空冷縦軸エンジン、4……内部通風
式縦形発電機、7……エンジン本体、9……吸風
室、11……冷却フアン、12……入力軸、14
……ケーシング、17……吸風口、18……排風
口、P……出力軸(クランク軸8)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン本体7の上部に冷却フアン11を配置
    した強制空冷式縦軸エンジン3と内部通風式縦形
    発電機4とを上下に重ね合せて直結して構成した
    縦軸形強制空冷式エンジン発電機において、エン
    ジン3の上側に発電機4を配置し、エンジン3の
    出力軸Pをエンジン本体7の上部から冷却フアン
    11上に突出させるとともに、この出力軸Pを発
    電機4の下部に突出する入力軸12に連結し、発
    電機4のケーシング14の上部に吸風口17を、
    下面に排風口18を明け、エンジン本体7の上部
    で冷却フアン11上に形成したエンジン冷却風の
    吸風室9に臨ませて発電機4のケーシング14の
    排風口18を開口した事を特徴とする縦軸形強制
    空冷式エンジン発電機。
JP16960883U 1983-11-01 1983-11-01 縦軸形強制空冷式エンジン発電機 Granted JPS6077727U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16960883U JPS6077727U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 縦軸形強制空冷式エンジン発電機

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JP16960883U JPS6077727U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 縦軸形強制空冷式エンジン発電機

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Publication Number Publication Date
JPS6077727U JPS6077727U (ja) 1985-05-30
JPH0130583Y2 true JPH0130583Y2 (ja) 1989-09-19

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JP16960883U Granted JPS6077727U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 縦軸形強制空冷式エンジン発電機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62203918A (ja) * 1986-02-28 1987-09-08 Honda Motor Co Ltd 携帯用エンジン発電装置
JPH036833Y2 (ja) * 1986-08-22 1991-02-20
JPH0622120Y2 (ja) * 1987-05-09 1994-06-08 本田技研工業株式会社 バ−チカルエンジン作業機の支持装置
JP2722089B2 (ja) * 1988-12-13 1998-03-04 ヤンマーディーゼル株式会社 エンジン作業機組立体

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JPS6077727U (ja) 1985-05-30

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