JPH0245468Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245468Y2 JPH0245468Y2 JP14524586U JP14524586U JPH0245468Y2 JP H0245468 Y2 JPH0245468 Y2 JP H0245468Y2 JP 14524586 U JP14524586 U JP 14524586U JP 14524586 U JP14524586 U JP 14524586U JP H0245468 Y2 JPH0245468 Y2 JP H0245468Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- working machine
- air
- generator
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 41
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、エンジン発電機等のエンジン駆動作
業機の冷却構造に関し、特に立軸エンジンの上側
に作業機を配置したエンジン作業機の冷却構造に
関する。
業機の冷却構造に関し、特に立軸エンジンの上側
に作業機を配置したエンジン作業機の冷却構造に
関する。
《従来の技術》
一般に、立軸エンジンを使用しているエンジン
作業機では、エンジン発電機を例にとると、発電
機をエンジンの下側に配置しているのであるが、
この場合、エンジンオイルが漏れると、そのオイ
ルが発電機内に入り込み絶縁劣化をおこすうえ、
エンジンによる起振位置がエンジン発電機全体と
しての重心より高い位置にくるので、エンジン発
電機としての振動が大きくなるという問題があつ
た。
作業機では、エンジン発電機を例にとると、発電
機をエンジンの下側に配置しているのであるが、
この場合、エンジンオイルが漏れると、そのオイ
ルが発電機内に入り込み絶縁劣化をおこすうえ、
エンジンによる起振位置がエンジン発電機全体と
しての重心より高い位置にくるので、エンジン発
電機としての振動が大きくなるという問題があつ
た。
そこで、本出願人は先に、エンジンの上側に発
電機を配置した立軸エンジン使用のエンジン発電
機を提案した(実開昭60−77727号公報)。
電機を配置した立軸エンジン使用のエンジン発電
機を提案した(実開昭60−77727号公報)。
この実開昭60−77727号公報に示されたものは、
上部に冷却フアン収容室を配置した強制空冷式立
軸エンジンの上方に内部通風式の発電機をエンジ
ンの出力軸と発電機の入力軸とが同一軸線上に位
置する状態で配置し、発電機のケーシング上部に
吸風口を形成するとともに、発電機ケーシングの
下面に排風口を形成し、吸風口から取入れた冷却
風を発電機内部を通してエンジン側に送風するよ
うにしている。
上部に冷却フアン収容室を配置した強制空冷式立
軸エンジンの上方に内部通風式の発電機をエンジ
ンの出力軸と発電機の入力軸とが同一軸線上に位
置する状態で配置し、発電機のケーシング上部に
吸風口を形成するとともに、発電機ケーシングの
下面に排風口を形成し、吸風口から取入れた冷却
風を発電機内部を通してエンジン側に送風するよ
うにしている。
《解決しようとする問題点》
ところが、この従来例の場合、発電機のケーシ
ング上部に吸風口を形成するとともに、クランク
ケースと発電機との間に冷却フアンを配置し、こ
の冷却フアンの作動で、発電機内に上から下へ流
れる冷却風流を形成し、発電機冷却後の冷却風を
エンジンに向けて送り出すように構成していたこ
とから、エンジン部分から吹出された冷却排風が
その温度上昇によりエンジン発電機に沿つて上昇
し、発電機上部の吸風口から再び吸込まれること
になる。これにより、発電機やエンジンの冷却効
率が低下するという問題があつた。
ング上部に吸風口を形成するとともに、クランク
ケースと発電機との間に冷却フアンを配置し、こ
の冷却フアンの作動で、発電機内に上から下へ流
れる冷却風流を形成し、発電機冷却後の冷却風を
エンジンに向けて送り出すように構成していたこ
とから、エンジン部分から吹出された冷却排風が
その温度上昇によりエンジン発電機に沿つて上昇
し、発電機上部の吸風口から再び吸込まれること
になる。これにより、発電機やエンジンの冷却効
率が低下するという問題があつた。
また、発電機の上部にエンジン発電機全体の冷
却系の冷却風取入口が開口することから、雨水等
の水滴や塵埃が発電機内に浸入することになる。
却系の冷却風取入口が開口することから、雨水等
の水滴や塵埃が発電機内に浸入することになる。
《問題点を解決するための手段》
本考案は、上述のような問題点を解決するため
に、空冷立軸エンジンの上側に作業機を配置し、
作業機の入力軸をエンジンの出力軸に連動連結し
ているエンジン作業機において、作業機の上側に
遠心吹出式冷却フアンを配置し、この冷却フアン
を作業機の回転軸に連結するとともに、作業機及
び冷却フアンの外周を導風ケースで覆い、導風ケ
ースの下端開口をエンジンの上側でエンジンに向
けて開口させ、冷却フアンの回転作動で導風ケー
ス内を冷却風が下から上に向つて流れるように構
成したことを特徴としている。
に、空冷立軸エンジンの上側に作業機を配置し、
作業機の入力軸をエンジンの出力軸に連動連結し
ているエンジン作業機において、作業機の上側に
遠心吹出式冷却フアンを配置し、この冷却フアン
を作業機の回転軸に連結するとともに、作業機及
び冷却フアンの外周を導風ケースで覆い、導風ケ
ースの下端開口をエンジンの上側でエンジンに向
けて開口させ、冷却フアンの回転作動で導風ケー
ス内を冷却風が下から上に向つて流れるように構
成したことを特徴としている。
《作用》
本考案では、エンジンの上側に配置した作業機
の回転軸上端部に遠心吹出式冷却フアンを連結す
るとともに、作業機及び冷却フアンを覆う状態で
配置した導風ケースの下端開口部をエンジンに向
けて開口させているので、冷却風は導風ケース内
を下から上に流れ、導風ケースの上部周面から接
線方向に吐出される。そして、導風ケースに取入
れられる外気流によりエンジンを冷却するととも
に、導風ケース内を流れる冷却風で作業機を冷却
することになる。
の回転軸上端部に遠心吹出式冷却フアンを連結す
るとともに、作業機及び冷却フアンを覆う状態で
配置した導風ケースの下端開口部をエンジンに向
けて開口させているので、冷却風は導風ケース内
を下から上に流れ、導風ケースの上部周面から接
線方向に吐出される。そして、導風ケースに取入
れられる外気流によりエンジンを冷却するととも
に、導風ケース内を流れる冷却風で作業機を冷却
することになる。
《実施例》
図面はエンジン発電機の縦断面図である。
このエンジン発電機は、クランク軸1を鉛直方
向に配設した立軸エンジン2と、この立軸エンジ
ン2におけるクランクケース3の上面壁4上に配
置した内部通風式の交流発電機5とからなつてい
る。
向に配設した立軸エンジン2と、この立軸エンジ
ン2におけるクランクケース3の上面壁4上に配
置した内部通風式の交流発電機5とからなつてい
る。
立軸エンジン2のクランク軸1は、その下端部
がオイルパン部材6に枢支されており、上端部は
クランクケース3の上面壁4を貫通して、クラン
クケース3外に突出することにより出力軸になつ
ている。クランク軸1の突出上端部には、発電機
5のロータ軸7が直結固定してあり、ロータ軸7
の上端部には吸込式の遠心フアン8が固着してあ
る。
がオイルパン部材6に枢支されており、上端部は
クランクケース3の上面壁4を貫通して、クラン
クケース3外に突出することにより出力軸になつ
ている。クランク軸1の突出上端部には、発電機
5のロータ軸7が直結固定してあり、ロータ軸7
の上端部には吸込式の遠心フアン8が固着してあ
る。
一方、発電機5のステータ9はエンジンのクラ
ンクケースを上面壁4から一体に連出したステー
タ支持枠10に位置決め固定されている。
ンクケースを上面壁4から一体に連出したステー
タ支持枠10に位置決め固定されている。
このように、ステータ9をクランクケースと一
体に形成したステータ支持枠10に支持させる
と、ロータ11のコアとステータ9のコアとの心
ずれを小さくすることができるので、ロータのコ
アとステータのコアとの間に隙間を小さく、かつ
均一にでき、発電効率を高めることができること
になる。
体に形成したステータ支持枠10に支持させる
と、ロータ11のコアとステータ9のコアとの心
ずれを小さくすることができるので、ロータのコ
アとステータのコアとの間に隙間を小さく、かつ
均一にでき、発電効率を高めることができること
になる。
ロータ軸7の先端に固定した冷却フアン8は、
そのブレード部12がステータ側に位置する状態
に設けてある。このブレード部12の内径はステ
ータ9の外径よりも大きく形成してあり、冷却フ
アン8の回転による吸引力で、ステータ9の内外
に冷却風を下から上に向けて流通させ、発電機5
を強力に冷却することができる。また、冷却フア
ン8の上面には、リコイルステータ13の係合爪
が係脱するスタータプーリ14が一体に形成して
ある。
そのブレード部12がステータ側に位置する状態
に設けてある。このブレード部12の内径はステ
ータ9の外径よりも大きく形成してあり、冷却フ
アン8の回転による吸引力で、ステータ9の内外
に冷却風を下から上に向けて流通させ、発電機5
を強力に冷却することができる。また、冷却フア
ン8の上面には、リコイルステータ13の係合爪
が係脱するスタータプーリ14が一体に形成して
ある。
発電機5部分の外周及び冷却風の外周は、導風
ケースを兼ねる化粧カバー15で覆つてあり、こ
の化粧カバー15内は区画板16により、点火ユ
ニツト17や発電機用コンデンサ18等の電気部
品収容室19、燃料タンク20の収容室21、ス
テータ9の収容部22、及び冷却フアン8を取囲
むスパイラル室23に区画形成されている。
ケースを兼ねる化粧カバー15で覆つてあり、こ
の化粧カバー15内は区画板16により、点火ユ
ニツト17や発電機用コンデンサ18等の電気部
品収容室19、燃料タンク20の収容室21、ス
テータ9の収容部22、及び冷却フアン8を取囲
むスパイラル室23に区画形成されている。
そして、スパイラル室23は、その中心部でス
テータ収容部22に連通し、化粧カバー15の周
側壁の一部に開口形成した排風口でカバー外に連
通している。また、化粧カバー15の下端はエン
ジン2に向けて開口しており、吸風口となつてい
る。
テータ収容部22に連通し、化粧カバー15の周
側壁の一部に開口形成した排風口でカバー外に連
通している。また、化粧カバー15の下端はエン
ジン2に向けて開口しており、吸風口となつてい
る。
燃料タンク収容室21には、縦長容器で形成し
た燃料タンク20が配置してある。したがつて、
その燃料の平面面積を小さくすることができ、傾
斜時や「ゆれ」に対して上下方向への油面変動が
少なくなり、燃料タンク20のエアベントからの
燃料の漏れ出しを少なくすることができる。
た燃料タンク20が配置してある。したがつて、
その燃料の平面面積を小さくすることができ、傾
斜時や「ゆれ」に対して上下方向への油面変動が
少なくなり、燃料タンク20のエアベントからの
燃料の漏れ出しを少なくすることができる。
《効果》
本考案では、エンジンの上側に配置した作業機
の回転軸上端部に遠心吹出式冷却フアンを連結固
定するとともに、作業機及び冷却フアンの外周を
覆う導風ケースをエンジンの上側でエンジンに向
けて開口させているので、冷却風は導風ケース内
を下から上に流れ、作業機より上側の導風ケース
周面部から接線方向に吐出されることになる。こ
れにより、冷却排風を再び吸込むことがなくな
り、冷却効果を高めることができる。
の回転軸上端部に遠心吹出式冷却フアンを連結固
定するとともに、作業機及び冷却フアンの外周を
覆う導風ケースをエンジンの上側でエンジンに向
けて開口させているので、冷却風は導風ケース内
を下から上に流れ、作業機より上側の導風ケース
周面部から接線方向に吐出されることになる。こ
れにより、冷却排風を再び吸込むことがなくな
り、冷却効果を高めることができる。
また、導風ケースの上部に開口する通風口は冷
却排風の吐出口であることから、この通風口から
雨水等の水滴や塵埃が発電機内に侵入することが
なくなる。
却排風の吐出口であることから、この通風口から
雨水等の水滴や塵埃が発電機内に侵入することが
なくなる。
図面は本考案の実施例を示す縦断面図である。
1……エンジンの出力軸、2……立軸型エンジ
ン、5……作業機、7……5の入力軸、8……遠
心吐出式冷却フアン、15……導風ケース。
ン、5……作業機、7……5の入力軸、8……遠
心吐出式冷却フアン、15……導風ケース。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 空冷立軸エンジン2の上側に作業機5を配置
し、作業機5の入力軸7をエンジン2の出力軸1
に連動連結してなるエンジン作業機において、 作業機5の上側に遠心吹出式冷却フアン8を配
置し、この冷却フアン8を作業機5の回転軸に連
結させるとともに、作業機5及び冷却フアン8の
外周を導風ケース15で覆い、導風ケース15の
下端開口をエンジン2の上側でエンジン2に向け
て開口させ、冷却フアン8の回転作動で導風ケー
ス15内を下から上に向つて冷却風が流れるよう
に構成したことを特徴とするエンジン作業機の冷
却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14524586U JPH0245468Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14524586U JPH0245468Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6367616U JPS6367616U (ja) | 1988-05-07 |
JPH0245468Y2 true JPH0245468Y2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=31056606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14524586U Expired JPH0245468Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245468Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP14524586U patent/JPH0245468Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6367616U (ja) | 1988-05-07 |
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