JPH0248698Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248698Y2 JPH0248698Y2 JP1986145244U JP14524486U JPH0248698Y2 JP H0248698 Y2 JPH0248698 Y2 JP H0248698Y2 JP 1986145244 U JP1986145244 U JP 1986145244U JP 14524486 U JP14524486 U JP 14524486U JP H0248698 Y2 JPH0248698 Y2 JP H0248698Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- generator
- recoil starter
- working machine
- working
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 21
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、エンジン発電機やエンジンポンプ等
のエンジン作業機に関し、特に立軸エンジンの上
側に作業機を配置したエンジン作業機に関する。
のエンジン作業機に関し、特に立軸エンジンの上
側に作業機を配置したエンジン作業機に関する。
《従来技術》
一般に、立軸エンジンを使用しているエンジン
作業機では、作業機をエンジンの下側に配置して
いるのであるが、この場合、エンジンによる起振
位置がエンジン作業機全体としての重心より高い
位置にくるので、エンジン作業機としての振動が
大きくなるという問題があつた。また、作業機が
発電機の場合には、エンジンオイルが漏れると、
そのオイルが発電機内に入り込み絶縁劣化をおこ
すという問題もある。
作業機では、作業機をエンジンの下側に配置して
いるのであるが、この場合、エンジンによる起振
位置がエンジン作業機全体としての重心より高い
位置にくるので、エンジン作業機としての振動が
大きくなるという問題があつた。また、作業機が
発電機の場合には、エンジンオイルが漏れると、
そのオイルが発電機内に入り込み絶縁劣化をおこ
すという問題もある。
そこで、本出願人は先に、エンジンの上側に発
電機を配置した立軸エンジン使用のエンジン発電
機を提案した(実開昭60−77727号公報)。
電機を配置した立軸エンジン使用のエンジン発電
機を提案した(実開昭60−77727号公報)。
この実開昭60−77727号公報に示されたものは、
上部に冷却フアン収容室を配置した強制空冷式立
軸エンジンの上方に内部通風式の発電機をエンジ
ンの出力軸と発電機の入力軸とが同一軸線上に位
置する状態で配置し、エンジンと発電機との間に
冷却フアンとリコイルスタータ装置とを組込んで
いる。
上部に冷却フアン収容室を配置した強制空冷式立
軸エンジンの上方に内部通風式の発電機をエンジ
ンの出力軸と発電機の入力軸とが同一軸線上に位
置する状態で配置し、エンジンと発電機との間に
冷却フアンとリコイルスタータ装置とを組込んで
いる。
《解決しようとする問題点》
ところが、この従来例の場合、エンジンのクラ
ンクケースと発電機との間にリコイルスタータ装
置を配置していることから、エンジンと発電機と
の間の狭い空間でロープ引出し操作を行なわなけ
ればならず、操作しにくいという問題があつた。
ンクケースと発電機との間にリコイルスタータ装
置を配置していることから、エンジンと発電機と
の間の狭い空間でロープ引出し操作を行なわなけ
ればならず、操作しにくいという問題があつた。
また、クランクケース上に冷却フアンの収容空
間を空けて発電機が配置されることから、エンジ
ン発電機全体としての重心位置が高くなり、振動
を十分抑制することはできないという問題もあつ
た。
間を空けて発電機が配置されることから、エンジ
ン発電機全体としての重心位置が高くなり、振動
を十分抑制することはできないという問題もあつ
た。
《問題点を解決するための手段》
本考案は、起動操作を行ないやすく、かつ振動
の少ないコンパクトなエンジン作業機を提供する
ようにしたもので、そのために、立軸エンジンの
上側に作業装置を配置してなるエンジン作業機に
おいて、作業装置の上側にリコイルスタータ装置
を配置し、リコイルスタータ装置の起動力を作業
装置の回転軸を介してエンジンのクランク軸に伝
達するように構成したことを特徴としている。
の少ないコンパクトなエンジン作業機を提供する
ようにしたもので、そのために、立軸エンジンの
上側に作業装置を配置してなるエンジン作業機に
おいて、作業装置の上側にリコイルスタータ装置
を配置し、リコイルスタータ装置の起動力を作業
装置の回転軸を介してエンジンのクランク軸に伝
達するように構成したことを特徴としている。
《作用》
本考案では、立軸エンジンの上側に作業装置
を、作業装置の上側にリコイルスタータ装置を配
置しているので、リコイルスタータ装置をエンジ
ンと作業機との間に配置しているものに比べて、
エンジン作業機としての重心位置が低くなり、振
動が小さくなる。また、リコイルスタータはエン
ジン発電機の最上部に位置することになるから、
その操作時にエンジンや発電機に邪魔されること
なくロープの引出し操作を行うことができる。
を、作業装置の上側にリコイルスタータ装置を配
置しているので、リコイルスタータ装置をエンジ
ンと作業機との間に配置しているものに比べて、
エンジン作業機としての重心位置が低くなり、振
動が小さくなる。また、リコイルスタータはエン
ジン発電機の最上部に位置することになるから、
その操作時にエンジンや発電機に邪魔されること
なくロープの引出し操作を行うことができる。
《実施例》
図面は本考案の実施例を示す縦断面図である。
このエンジン発電機は、クランク軸1を鉛直方
向に配置した立軸エンジン2と、この立軸エンジ
ン2におけるクランクケース3の上面壁4上に配
置した内部通風式の交流発電機5、及び発電機5
の上側に配置したリコイルスタータ機構Rとから
なつている。
向に配置した立軸エンジン2と、この立軸エンジ
ン2におけるクランクケース3の上面壁4上に配
置した内部通風式の交流発電機5、及び発電機5
の上側に配置したリコイルスタータ機構Rとから
なつている。
立軸エンジン2のクランク軸1は、その下端部
がオイルパン部材6に枢支されており、上端部は
クランクケース3の上面壁4を貫通して、クラン
クケース3外に突出している。クランク軸1の突
出上端部には、発電機5のロータ軸7が直結固定
してあり、ロータ軸7の上端部には吸込式の遠心
フアン8が固着してある。
がオイルパン部材6に枢支されており、上端部は
クランクケース3の上面壁4を貫通して、クラン
クケース3外に突出している。クランク軸1の突
出上端部には、発電機5のロータ軸7が直結固定
してあり、ロータ軸7の上端部には吸込式の遠心
フアン8が固着してある。
一方、発電機5のステータ9はエンジンのクラ
ンクケース上面壁4から一体に連出したステータ
支持枠10に位置決め固定されている。
ンクケース上面壁4から一体に連出したステータ
支持枠10に位置決め固定されている。
このように、ステータ9をクランクケースと一
体に形成したステータ支持枠10に支持させる
と、ロータ11のコアとステータ9のコアとの心
ずれを小さくすることができるので、ロータのコ
アとステータのコアとの間の隙間を小さく、かつ
均一にでき、発電効率を高めることができること
になる。
体に形成したステータ支持枠10に支持させる
と、ロータ11のコアとステータ9のコアとの心
ずれを小さくすることができるので、ロータのコ
アとステータのコアとの間の隙間を小さく、かつ
均一にでき、発電効率を高めることができること
になる。
ロータ軸7の先端に固定した冷却フアン8は、
そのブレード部12の内径がステータ9の外径よ
りも大きく形成してあり、冷却フアン8の回転に
よる吸引力で、ステータ9の内外に冷却風を下か
ら上に向けて流通させ、発電機5を強力に冷却す
ることができる。また、冷却フアン8の上面に
は、リコイルスタータ装置13の係合爪が係脱す
るスタータプーリ14が一体に形成してある。そ
して、このリコイルスタータ装置13とスタータ
プーリ14とでリコイルスタータ機構Rを形成し
ている。
そのブレード部12の内径がステータ9の外径よ
りも大きく形成してあり、冷却フアン8の回転に
よる吸引力で、ステータ9の内外に冷却風を下か
ら上に向けて流通させ、発電機5を強力に冷却す
ることができる。また、冷却フアン8の上面に
は、リコイルスタータ装置13の係合爪が係脱す
るスタータプーリ14が一体に形成してある。そ
して、このリコイルスタータ装置13とスタータ
プーリ14とでリコイルスタータ機構Rを形成し
ている。
リコイルスタータ装置13は、発電機5部分及
び冷却フアン8を覆つている導風兼化粧カバー1
5の上端面から突出する状態で化粧カバー15に
支持されており、化粧カバー15はクランクケー
ス3の上面壁14に固定支持されている。
び冷却フアン8を覆つている導風兼化粧カバー1
5の上端面から突出する状態で化粧カバー15に
支持されており、化粧カバー15はクランクケー
ス3の上面壁14に固定支持されている。
また、化粧カバー15内は区画板16により、
点火ユニツト17や発電機用コンデンサ18等の
電気部品収納室19、燃料タンク20の収容室2
1、ステータ9の収容部22、及び冷却フアン8
を取囲むスパイラル室23に区画形成されてい
る。
点火ユニツト17や発電機用コンデンサ18等の
電気部品収納室19、燃料タンク20の収容室2
1、ステータ9の収容部22、及び冷却フアン8
を取囲むスパイラル室23に区画形成されてい
る。
そして、スパイラル室23は、その中心部でス
テータ収容部22に連通し、化粧カバー15の周
側壁の一部に開口形成した排風口でカバー外に連
通している。
テータ収容部22に連通し、化粧カバー15の周
側壁の一部に開口形成した排風口でカバー外に連
通している。
燃料タンク収容室21には、縦長容器で形成し
た燃料タンク20が配置してある。したがつて、
その燃料の平面面積を小さくすることができ、傾
斜時や「ゆれ」に対して上下方向への油面変動が
少なくなり、燃料タンク20のエアベントからの
燃料の漏れ出しを少なくすることができる。
た燃料タンク20が配置してある。したがつて、
その燃料の平面面積を小さくすることができ、傾
斜時や「ゆれ」に対して上下方向への油面変動が
少なくなり、燃料タンク20のエアベントからの
燃料の漏れ出しを少なくすることができる。
なお、上記実施例では作業機を発電機で説明し
たが、作業機としては、ポンプやコンプレツサ等
の回転作業機であれば適用することができる。
たが、作業機としては、ポンプやコンプレツサ等
の回転作業機であれば適用することができる。
《効果》
本考案は、立軸エンジン上側に配置した作業機
の上側にリコイルスタータ装置を配置しているの
で、エンジン作業機としての重心位置が低くな
り、エンジン運転に伴うエンジン作業機全体の振
動を小さくすることができる。
の上側にリコイルスタータ装置を配置しているの
で、エンジン作業機としての重心位置が低くな
り、エンジン運転に伴うエンジン作業機全体の振
動を小さくすることができる。
また、リコイルスタータはエンジン作業機の最
上部に位置することになるから、その操作時にエ
ンジンや作業機に邪魔されることなくロープの引
出し操作を行うことができる。
上部に位置することになるから、その操作時にエ
ンジンや作業機に邪魔されることなくロープの引
出し操作を行うことができる。
図面はエンジン発電機の縦断面図である。
2……立軸型エンジン、5……作業装置、7…
…5の回転軸、13……リコイルスタータ装置。
…5の回転軸、13……リコイルスタータ装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 空冷立軸型エンジン2の上側に作業装置5を配
置し、エンジン2をリコイルスタータ装置13で
起動するように構成したエンジン作業機におい
て、 作業装置5の上側にリコイルスタータ装置13
を配置し、リコイルスタータ装置13の起動力を
作業装置5の回転軸7を介してエンジン2のクラ
ンク軸1に伝達するように構成したことを特徴と
するエンジン作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986145244U JPH0248698Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986145244U JPH0248698Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115575U JPS63115575U (ja) | 1988-07-26 |
JPH0248698Y2 true JPH0248698Y2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=31056604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986145244U Expired JPH0248698Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248698Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6334359B2 (ja) * | 1981-09-14 | 1988-07-08 | Pitsutsubaagu Demoinzu Corp |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0526305Y2 (ja) * | 1986-08-22 | 1993-07-02 |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP1986145244U patent/JPH0248698Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6334359B2 (ja) * | 1981-09-14 | 1988-07-08 | Pitsutsubaagu Demoinzu Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63115575U (ja) | 1988-07-26 |
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