JPH0352979Y2 - - Google Patents

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JPH0352979Y2
JPH0352979Y2 JP1983136587U JP13658783U JPH0352979Y2 JP H0352979 Y2 JPH0352979 Y2 JP H0352979Y2 JP 1983136587 U JP1983136587 U JP 1983136587U JP 13658783 U JP13658783 U JP 13658783U JP H0352979 Y2 JPH0352979 Y2 JP H0352979Y2
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JP
Japan
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fan
fan housing
housing
wiring passage
electromotive device
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JP1983136587U
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JPS5991430U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フアンを覆うフアンハウジングをク
ランクケースに固着して設けた刈払機のエンジン
に係るものである。
一般に、この種のエンジンにおいては、フアン
ハウジングの内部に、フアンと、このフアンと1
体に設けたマグネツトに感応して点火回路の一次
電流を起電し、さらにこの一次電流に感応して二
次電流を起電するコイルよりなる起電装置が設け
られている。たとえばエンジンを停止せしめるに
あたつては、刈払機の回転刃とエンジンとを接続
するアウターパイプに設けたスイツチを操作して
一次電流の回路を短絡させて点火栓に通ずる二次
電流の起電を停止せしめていた。この点火停止用
の配線は前述のフアンハウジング内の起電装置と
アウターパイプに設けたスイツチとを接続してい
る。従来、このような配線はフアンハウジングの
内部の上部位置にある起電装置の付近でフアンハ
ウジングを貫通し、フアンハウジングの外面に沿
つて延長されている。したがつて、作業中にこの
配線が外部の障害物に接触して破損することがあ
り、また接続具が作業の邪魔になる等の欠点があ
つた。
本考案は、フアンハウジングの内部に、このフ
アンハウジングの外周壁に沿つてフアンの外周方
向に送風を案内するための渦巻状の案内壁を設
け、この案内壁の外面とフアンハウジングの内面
との間に内部配線通路を形成し、この内部配線通
路の1端をフアンハウジング内の起電装置に臨ん
で開口し、他端に起電装置と反対側のフアンハウ
ジングを貫通する開口部を設け、フアンハウジン
グとこのフアンハウジングに隣設するクラツチハ
ウジングとの外周に軸方向に沿つて設けられて、
1端をこの開口部に連通し、他端を外部に開口す
る管状の外部配線通路を設け、この内部配線通路
と外部配線通路に、起電装置に接続する配線を収
容して設けることにより、この配線をフアンハウ
ジングの内部を下部まで通過せしめて、さらに、
クラツチハウジングの前方に至るまで覆つて外部
の障害物に接触して損傷することを防ぎ、しかも
配線がフアンおよびフアンの送風に接して損耗す
ることを防止しようとするものである。
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
第1図〜第3図において、1はエンジンのクラ
ンクケース3の上部に固着するシリンダーで、内
部にピストン5が摺動自在に嵌合している。7は
クランクケース3に回転自在に軸支されたクラン
ク軸で、中央部にクランク9,9が設けられ、1
端にマグネツトホイル11が固着され、他端に始
動用のリコイルスターター装置13が設けられて
いる。15は連結杆で、上端はピストン17によ
りピストン5に枢着され、下端はクランク9,9
に固着するクランクピン19に枢着している。2
1はマグネツトホイル11の外側面に設けた遠心
クラツチで、所定の回転速度以上になると遠心力
によりシユー23が外方に設けたクラツチドラム
25に接触して動力をボス軸27に伝達するもの
である。29はマグネツトホイル11の内側に設
けたフアンである。31はマグネツトホイル11
の上方に近接して設けた起電装置で、マグネツト
ホイル11の外周部に埋設したマグネツト(図示
せず)に感応して一次コイルに電流を生じ、さら
にこの一次電流に感応して二次コイルに電流を生
じて点火プラグ33において放電、着火せしめる
ものである。
34はフアン29、起電装置31を覆うフアン
ハウジングで、クランクケース3にボルト35,
35によつて結合されたフアンケース36と、フ
アンケース36に固着するフアンカバー37とよ
りなる。39はクランクケース3の下方に設けた
燃料タンク、41は吸入口43に連通する気化
器、45はエヤクリーナー、47はスロツトルワ
イヤーである。51は起電装置31と点火プラグ
33を接続する点火配線、53は排気口55に連
通するマフラーである。57はシリンダーカバー
で、シリンダー1の上部および側部を覆つて設け
られている。65は点火プラグ33を覆う蓋部
で、シリンダーカバー57に固着している。7
5,75はフアン29の吸風孔で、クランクケー
ス3側のフアンケース36に開口している。77
はシリンダーカバー57にねじ79によつて固着
されたマフラーカバーで、マフラー53の外周を
覆つて設けられ、排風孔81,81,…が開口し
ている。83はボス軸27をベアリング85を介
して軸支するクラツチハウジングで、クラツチド
ラム25を覆つてフアンカバー37に固着されて
いる。87は1端をクラツチハウジング83に固
着するアウターパイプで、他端は回転刃(図示せ
ず)を回転自在に軸支する支持体(図示せず)に
連結している。89はボス軸27に1端を係合す
る伝動軸で、アウターパイプ87を貫通して回転
刃(図示せず)を駆動するものである。91は起
電装置31の1次回路を短絡せしめて点火を停止
せしめるための点火停止用の配線で、他端はアウ
ターパイプ87に、あるいはアウターパイプ87
に、固着するハンドル(図示せず)に設けられた
点火停止用のスイツチ(図示せず)に接続されて
いる。
93はフアンカバー37の内部に、フアンカバ
ー37の外周壁に沿つて、フアン29の外周方向
に送風を案内するための渦巻状の案内壁94の外
面とフアンカバー37の内面との間に形成された
内部配線通路で、配線91が通過している。内部
配線通路93は、上端は起電装置31に臨んで開
口し、下端はフアンカバー37を貫通する開口部
95が開口している。
フアンカバー37とクラツチハウジング83と
のそれぞれの外周に軸方向に沿つて管状の外部配
線通路97が一体に形成され、1端は開口部95
に連通し、他端は外部に開口している。配線91
は開口部95から外部配線通路97内を通つて、
アウターパイプ87の下方に沿つて、アウターパ
イプ87に設けた点火停止用スイツチ(図示せ
ず)に連通している。99はクラツチハウジング
83とフアンカバー37との接続位置で外部配線
通路97内の配線91を分割して着脱自在に接続
する接続具である。
以上の実施例において、リコイルスターター装
置13によりエンジンを始動し、回動速度を大き
くすると、遠心クラツチ21のシユー23がクラ
ツチドラム25に接触して伝動軸89が駆動す
る。フアン29によつて発生する送風は起電装置
31の外周からシリンダー1の外周を通り、さら
にマフラー53の外周を通つてマフラーカバー7
7の排風孔81から大気に排出され、起電装置3
1、シリンダー1、マフラー53を冷却するもの
である。
なお、この実施例では、内部配線通路93をフ
アンカバー37内に設けているが、内部配線通路
93はフアンケース36内に設けてもよい。
本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、1端を起電装置に接続する配線を、内
部配線通路と外部配線通路内を通過せしめること
により、外部の障害物に配線が接触して損傷する
ことを防ぐとともに、フアンの外周方向に送風を
案内する案内壁の外方に内部配線通路を設けて、
配線がフアンおよびフアンの送風に触れることが
なく、しかも配線を短かい距離にコンパクトに収
容、保持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本考案の1実施例の
側断面図、正断面図、第3図は要部の正断面図で
ある。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3……
クランクケース、29……フアン、31……起電
装置、34……フアンハウジング、83……クラ
ツチハウジング、91……配線、93……内部配
線通路、94……案内壁、95……開口部、97
……外部配線通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン29を覆つてクランクケース3に固着さ
    れたフアンハウジング34の内部に、前記フアン
    ハウジング34の外周壁に沿つて前記フアン29
    の外周方向に送風を案内するための渦巻状の案内
    壁94を設け、前記案内壁94の外面と前記フア
    ンハウジング34の内面との間に内部配線通路9
    3を形成し、前記内部配線通路93の1端を前記
    フアンハウジング34内の起電装置31に臨んで
    開口し、他端に前記起電装置31と反対側の前記
    フアンハウジング34を貫通する開口部95を設
    け、前記フアンハウジング34と、前記フアンハ
    ウジング34に隣設するクラツチハウジング83
    との外周に軸方向に沿つて設けられて、1端を前
    記開口部95に連通し、他端を外部に開口する管
    状の外部配線通路97を設け、前記内部配線通路
    93と前記外部配線通路97とに前記起電装置3
    1に接続する配線91を収容して設けたことを特
    徴とする・刈払機のエンジン。
JP13658783U 1983-09-05 1983-09-05 刈払機のエンジン Granted JPS5991430U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13658783U JPS5991430U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 刈払機のエンジン

Applications Claiming Priority (1)

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JP13658783U JPS5991430U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 刈払機のエンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5991430U JPS5991430U (ja) 1984-06-21
JPH0352979Y2 true JPH0352979Y2 (ja) 1991-11-19

Family

ID=30307060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13658783U Granted JPS5991430U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 刈払機のエンジン

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Families Citing this family (3)

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JPH0710036Y2 (ja) * 1986-07-24 1995-03-08 川崎重工業株式会社 空冷エンジンのフアンハウジング固定機構
EP0320576B1 (en) * 1987-12-17 1992-12-02 White Consolidated Industries, Inc. Portable rotary power tool
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JPS6424336U (ja) * 1987-07-31 1989-02-09

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JPS5472237U (ja) * 1977-10-31 1979-05-23

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JPS6424336U (ja) * 1987-07-31 1989-02-09

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Publication number Publication date
JPS5991430U (ja) 1984-06-21

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