JPS6355329A

JPS6355329A - エンジン動業機の吸気装置

Info

Publication number: JPS6355329A
Application number: JP19770486A
Authority: JP
Inventors: Ryoichi Ito; 良一伊藤; Tsutomu Wada; 勉和田; Shigeru Kawabata; 川端　繁
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1986-08-22
Filing date: 1986-08-22
Publication date: 1988-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、屋外での作業用電源あるいは照明用電源とし
て使用されるエンジン発電機やその池のエンジン作業機
の吸気装置に関し、特に作業機の駆動源として空冷支軸
エンジンを使用している工ンジン作業機の吸気装置に関
する。

（従来技術）空冷立軸エンジンを使用しているエンジン作業機では、
エンジンの上側あるいは下側に作業機を配置するのであ
るが、この場合、エンジンの吸気装置としては、エンジ
ンから導出された吸気管の先端部にエアクリーナケース
を固定し、このエアクリーナケース内にクリーナエレメ
ントを装着するとともに、エアクリーナケースの吸気口
を機外に開口させている。

（解決しようとする問題、α）ところが、この従来例の場合、エンジンのエアクリーナ
ケースは通常のエンジンと同様、エンジンから導出され
た吸気管に固定して、ファンケース等のボンネット類と
は別に独立して配置されているうえ、吸気口が機外に開
口していることが呟部品点数が多くなり、また吸気騒音
が外部に漏れ出し易いという問題点があった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上述のような問題、αを解消するために、出
力軸を上下方向に配置してなる空冷立紬エンジンの出力
軸に作業機の入力軸を直結してなるエンジン作業機にお
いて、エンジン作業機の構造体を覆うカバーと一体にエ
アクリナケースを形成し、エアクリーナケース：こクリ
ーナエンメントを支持させることにより、エアクリーナ
ケース内を一次室と浄×室とに区画し、エアクリーナ室
の一次室を吸気通路で前記カバー内に連通開口させると
ともに、浄気室をエンジンの燃焼室に連通させたこと特
徴としている。

（作用）本発明では、エンジン作業機の構造体を覆うカバーと一
体にエアクリナケースを形成し、エアクリーナケースに
クリーナエンメントを支持させることにより、エアクリ
ーナケース内を一次室と浄気室とに区画し、エアクリー
ナ室の一次室を吸気通路で前記カバー内に連通開口させ
るとともに、浄気室をエンジンの燃焼室に連通させてい
ることから、構造体のカバー、すなわち、ボンネットケ
ースがクリーナケースを兼ねることになり、部品点数が
減少するうえ、エアクリーナはボンネ・ントケース内か
ら外気を取り入れることになるから、吸気騒音はボンネ
ットケースで遅閉されることになる。

（実施例）図面は本発明の一実施例を示し、第１図はエンジン発電
機の縦断面図、第２図は平面図、第３図は第２図Ｘ−Ｘ
＠断面図、第４図は第２図Ｙ−Ｙ線断面図である。

このエンジン発電機は、クランク軸（１）を鉛直方向に
配置した支軸エンジン（２）と、この支軸エンジン（２
）におけるクランクケース（３）の上面壁（４）上に配
置した内部通風式の交流発電機（５）とからなっている
。

支軸エンジン（２）のクランクｍ（１）は、その下端部
がオイルパン部材（６）に枢支されており、上端部はク
ランクケース（３）の上面壁（４）を貫通して、クラン
クケース（３）外に突出することにより出力軸になって
いる。クランク軸（１）の突出上端部には、発電機（５
）のロータ軸（７）が直結固定してあり、ロータ軸（７
）の上端部には吸込式の遠心ファン（８）が固着しであ
る。

一方、発電機（５）のステータ（９）は、ロータ軸（７
）に固定したロータ（１０）を取囲む状態で、エンジン
のクランクケース上面壁（４）から一体に連出したステ
ータ支持枠（１１）に位置決め固定されている。

ロータ軸（７）の先端に固定した冷却ファン（８）は、
そのブレード部（１２）がステータ側に位置する状態に
設けである。このブレード部（１２）の内径はステータ
（９）の外径よりも大きく形成してあり、冷却ファン（
８）の回転による吸引力で、ステータ（９）の内外に冷
却風を下がら上に向けて流通させ、発電機（５）を強力
に冷却することができる。また、冷却ファン（８）の上
面には、リコイルスタータ（１３）の係合爪が係脱する
スタータプーリ（１４）が一体に形成しである。

発電機（５）部分の外周は、発電機カバ一部及び冷却フ
ァンケースを兼ねる化粧カバー（１５）で覆ってあり、
この化粧カバー（１５）内は区画板（１６）によリ、点
火ユニッ）（１７）や発電機用コンデンサ（１８）等の
電気部品収容室（１９）、燃料タンク（２０）の収容室
（２１）、ステータ（９）の収容部（２２）、及び冷却
ファン（８）を取囲むスパイラル室（２３）に区画形成
されている。

そして、スパイラル室（２３）は、その中心部でステー
タ収容部（２２）に連通し、化粧カバー（１５）の周側
壁の一部に開口形成した排風口でカバー外に連通してい
る。

化粧カバー（１５）にはクリーナエンメント収容部（２
４）が上面開放状に形成してあり、この開口部（２５）
を蓋体（２６）で密閉することにより、エアクリーナケ
ースを化粧カバー（１５）と一体に形成しである。

クリーナエンメント収容部（２４）は、内部に収納され
たクリーナエレメント（２７）でクリーナエレメント収
容部（２４）内を一次室（２８）と浄気室（２９）とに
上下に区画されている。クリーナニレメン）　（２７）
の上側に位置する一次室（２Ｓ）ｌよ、クリーナエレメ
ント収容部（２４）を形成する側壁（３０）に透設した
空気取入路（３１）で燃料タンク収容室（２１）内に連
通している。一方、クリーナエレメント（２７）の下側
に位置する浄気室（２９）は、クリーナエレメント収容
部（２４）の底壁（３２）を貫通する吸気管（３３）で
気化器（図示せず）を介して燃焼室に連通している。

上記実施例では、エアクリーナケースを、発電機外装ケ
ース及び冷却ファンケースを兼ねる化粧ケース（１５）
と一体に形成したが、これを、燃料タンクカバーや制御
ボックスカバーと一体に形成するようにしてもよい。

また、本発明はエンジン発電機に限らず、エンジンポン
プやその他のエンジン作業機にも応用できる。

（効　果）本発明では、エンジン作業機の構造体を覆うカバーと一
体にエアクリナケースを形成し、エアクリーナケースに
クリーナエンメントを支持させることにより、エアクリ
ーナケース内を一次室と浄気室とに区画し、エアクリー
ナ室の一次室を吸気通路で前記カバー内に連通開口させ
るとともに、浄気室をエンシ゛ンの燃焼室に連通させて
いることから、構造体のカバー、すなわち、ボンネット
ケースがクリーナケースを兼ねることになり、部品点数
が減少する。

また、エアクリーナはボンネットケース内から外気を取
り入れることになるが呟吸気騒音はボンネットケースで
遅閉されることになり、外部騒音の低下を図ることがで
きる。

さらに、クリーナケースがボンネット部分と一体構成で
あることから部品の固有振動数か゛低くなり、運転音が
聞き易い音域となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すエンジン発電機を示し、
第１図は縦断面図、第２図は平面図、第３図は第２図Ｘ
−Ｘ線断面図、第４図は第２図Ｘ−Ｘ線断面図である。１・・・エンジンの出力軸、２・・・支軸型エンジン、
５・・・作業機（発電Ｒ）、７・・・作業機の入力軸（
ロータ軸）、１５・・・カバー、２７・・・クリーナエ
レメント、２８・・・−大室、２９・・・浄気室、３１
・・・吸気通路。

Claims

【特許請求の範囲】１、出力軸を上下方向に配置してなる空冷立軸エンジン
の出力軸に作業機の入力軸を直結してなるエンジン作業
機において、エンジン作業機の構造体を覆うカバーと一体にエアクー
ナケースを形成し、エアクリーナケースにクリーナエン
メントを支持させることにより、エアクリーナケース内
を一次室と浄気室とに区画し、エアクリーナ室の一次室
を吸気通路で前記カバー内に連通開口させるとともに、
浄気室をエンジンの燃焼室に連通させたこと特徴とする
エンジン作業機の吸気装置２、エンジン作業機がエンジン発電機である特許請求の
範囲第１項に記載したエンジン作業機の吸気装置３、エンジン作業機の構造体を覆うカバーがコントロー
ルボックスカバーである特許請求の範囲第２項に記載し
たエンジン作業機の吸気装置４、エンジン作業機の構造体を覆うカバーが発電機カバ
ーである特許請求の範囲第２項に記載したエンジン発電
機の吸気装置５、エンジン作業機の構造体を覆うカバーがエンジンの
冷却ファンケースである特許請求の範囲第１項又は第２
項に記載したエンジン作業機の吸気装置６、エンジン作業機の構造体を覆うカバーが燃料タンク
カバーである特許請求の範囲第１項又は第２項に記載し
たエンジン作業機の吸気装置