JPH0748934B2 - 乗員保護装置の故障検出装置 - Google Patents
乗員保護装置の故障検出装置Info
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- JPH0748934B2 JPH0748934B2 JP10013190A JP10013190A JPH0748934B2 JP H0748934 B2 JPH0748934 B2 JP H0748934B2 JP 10013190 A JP10013190 A JP 10013190A JP 10013190 A JP10013190 A JP 10013190A JP H0748934 B2 JPH0748934 B2 JP H0748934B2
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗員保護装置の故障検出装置に関するものであ
り、例えば、エアバッグ装置を起動させる作動装置に対
して確実に電源を供給するために設けられたバックアッ
プ回路の故障検出に用いられるものである。
り、例えば、エアバッグ装置を起動させる作動装置に対
して確実に電源を供給するために設けられたバックアッ
プ回路の故障検出に用いられるものである。
従来、例えばエアバッグ装置においては、車両の電源で
あるバッテリが衝突等により用を成さなくなっても、エ
アバッグ装置を確実に起動させるために、エアバッグ装
置の作動装置と並列に補助電源手段(例えばバックアッ
プコンデンサ)を設けている。
あるバッテリが衝突等により用を成さなくなっても、エ
アバッグ装置を確実に起動させるために、エアバッグ装
置の作動装置と並列に補助電源手段(例えばバックアッ
プコンデンサ)を設けている。
このバックアップコンデンサは、バッテリ平常時にバッ
テリによる充電を行い、バッテリが衝突等により用を成
さなくなると、放電を行うことによって、バッテリに代
わって作動装置を起動させるようにしている。
テリによる充電を行い、バッテリが衝突等により用を成
さなくなると、放電を行うことによって、バッテリに代
わって作動装置を起動させるようにしている。
そのためバックアップコンデンサの静電容量が、作動装
置を起動させるのに必要な電荷量を充電できるか否かを
検出する必要がある。
置を起動させるのに必要な電荷量を充電できるか否かを
検出する必要がある。
その手段として、特公昭55-44912号公報に開示されるよ
うに、バッテリにバックアップコンデンサを接続した状
態で、バックアップコンデンサが所定電圧に達するまで
の時間と基準時間とを比較する方法や、或いは基準とな
る時定数回路を別に設けて、その基準時定数回路の時間
−充電電圧特性図とバックアップコンデンサの時間−充
電電圧特性図とを比較する方法がある。
うに、バッテリにバックアップコンデンサを接続した状
態で、バックアップコンデンサが所定電圧に達するまで
の時間と基準時間とを比較する方法や、或いは基準とな
る時定数回路を別に設けて、その基準時定数回路の時間
−充電電圧特性図とバックアップコンデンサの時間−充
電電圧特性図とを比較する方法がある。
上記公報による手段を用いると、バックアップコンデン
サ単体の性能劣化、或いはバックアップコンデンサを充
電するための充電回路の性能劣化(例えばリーク抵抗増
加による性能劣化)を判定することができる。
サ単体の性能劣化、或いはバックアップコンデンサを充
電するための充電回路の性能劣化(例えばリーク抵抗増
加による性能劣化)を判定することができる。
しかし、バックアップコンデンサを設ける目的は、バッ
テリが何らかの原因で故障したり、バッテリ端子がはず
れたりしたような場合にも、エアバッグ装置を確実に起
動できる電圧を保持しておくことである。したがってエ
アバッグ装置を確実に起動できる電圧を保持するために
は、バックアップコンデンサの静電容量に異常がないか
否かを判定する必要がある。
テリが何らかの原因で故障したり、バッテリ端子がはず
れたりしたような場合にも、エアバッグ装置を確実に起
動できる電圧を保持しておくことである。したがってエ
アバッグ装置を確実に起動できる電圧を保持するために
は、バックアップコンデンサの静電容量に異常がないか
否かを判定する必要がある。
にもかかわらず上記公報に開示された従来の技術を用い
た場合には、バッテリの電圧にてバックアップコンデン
サが充電し、所定電圧に達するまでの時間と基準時間と
を比較する方法では、バッテリに接続されたバックアッ
プコンデンサは、バッテリ電圧の変動による影響を受け
易いので、バックアップコンデンサの静電容量の高精度
の異常判定が実現し難いものがあった。そのためバック
アップコンデンサが真に必要となる電荷量を維持してい
るか否かを高精度に判定していることは言い難いものが
あった。
た場合には、バッテリの電圧にてバックアップコンデン
サが充電し、所定電圧に達するまでの時間と基準時間と
を比較する方法では、バッテリに接続されたバックアッ
プコンデンサは、バッテリ電圧の変動による影響を受け
易いので、バックアップコンデンサの静電容量の高精度
の異常判定が実現し難いものがあった。そのためバック
アップコンデンサが真に必要となる電荷量を維持してい
るか否かを高精度に判定していることは言い難いものが
あった。
また、基準となる時定数回路を設けて、その基準となる
時定数回路の充電電圧の変化とバックアップコンデンサ
の充電電圧の変化とを比較する方法では、基準となる時
定数回路を作成するために、温度、経年変化等の小さい
ものを用いる必要があるので、高価で特別な素子を使用
しなければならなかった。
時定数回路の充電電圧の変化とバックアップコンデンサ
の充電電圧の変化とを比較する方法では、基準となる時
定数回路を作成するために、温度、経年変化等の小さい
ものを用いる必要があるので、高価で特別な素子を使用
しなければならなかった。
そこで本発明は、特別な素子を用いることなく、かつ電
源電圧の変動下においても、電源電圧の変動を考慮した
補助電源手段の異常判定を行い、作動装置への電源供給
が断たれた状態においても、乗員保護作動を確実に行う
ことができるようにするという、乗員保護装置の故障検
出装置を提供することを目的とするものである。
源電圧の変動下においても、電源電圧の変動を考慮した
補助電源手段の異常判定を行い、作動装置への電源供給
が断たれた状態においても、乗員保護作動を確実に行う
ことができるようにするという、乗員保護装置の故障検
出装置を提供することを目的とするものである。
そのため本発明は、 電源と、 乗員保護作動を行うタイミングを検出し、このタイミン
グ検出時に前記電源よりの電源供給を受けて乗員保護作
動を行う作動装置と、 前記電源により充電され、かつ前記作動装置への前記電
源の供給が遮断された時、放電して前記作動装置にバッ
クアップ電源を供給する補助電源手段と、 この補助電源手段が充電する際の前記補助電源手段の電
圧とを検出し、前記電源の電圧変動による影響を除去し
た前記充電電圧の変化状態にて前記補助電源手段の充電
能力を求め、この充電電力に基づいて前記補助電源手段
の異常を判定する判定手段と を備えることを特徴とするバックアップの故障検出機能
を備えた乗員保護装置の故障検出装置を採用するもので
ある。
グ検出時に前記電源よりの電源供給を受けて乗員保護作
動を行う作動装置と、 前記電源により充電され、かつ前記作動装置への前記電
源の供給が遮断された時、放電して前記作動装置にバッ
クアップ電源を供給する補助電源手段と、 この補助電源手段が充電する際の前記補助電源手段の電
圧とを検出し、前記電源の電圧変動による影響を除去し
た前記充電電圧の変化状態にて前記補助電源手段の充電
能力を求め、この充電電力に基づいて前記補助電源手段
の異常を判定する判定手段と を備えることを特徴とするバックアップの故障検出機能
を備えた乗員保護装置の故障検出装置を採用するもので
ある。
上記構成により、判定手段は、補助電源手段が充電する
際の補助電源手段の充電電圧と電源の電圧とを検出し、
電源の電圧変動による影響を除去した充電電圧の変化状
態にて補助電源手段の充電能力を求め、この充電能力に
基づいて補助電源手段の異常を判定している。
際の補助電源手段の充電電圧と電源の電圧とを検出し、
電源の電圧変動による影響を除去した充電電圧の変化状
態にて補助電源手段の充電能力を求め、この充電能力に
基づいて補助電源手段の異常を判定している。
故にたとえ電源電圧が変動して、その影響で補助電源手
段の電圧が変動しても、電源電圧の変動による影響を除
去した充電電圧の変化状態にて補助電源手段の充電能力
を求めて、この充電能力に基づいて補助電源手段の異常
を判定するので、補助電源手段の異常判定を高精度に行
うことができる。
段の電圧が変動しても、電源電圧の変動による影響を除
去した充電電圧の変化状態にて補助電源手段の充電能力
を求めて、この充電能力に基づいて補助電源手段の異常
を判定するので、補助電源手段の異常判定を高精度に行
うことができる。
異常述べたように本発明においては、判定手段は電源電
圧の変動による影響を除去して、補助電源手段の異常判
定を高精度に行うことができる。
圧の変動による影響を除去して、補助電源手段の異常判
定を高精度に行うことができる。
故に、作動装置への前記電源の供給が遮断された時、作
動装置を起動できる電荷量を補助電源手段が有している
か否かの判定を高精度に行うことができるので、作動装
置への前記電源の供給が遮断された状態においても、乗
員保護作動を確実に行うことができるという優れた効果
がある。
動装置を起動できる電荷量を補助電源手段が有している
か否かの判定を高精度に行うことができるので、作動装
置への前記電源の供給が遮断された状態においても、乗
員保護作動を確実に行うことができるという優れた効果
がある。
また特別な素子を使用した補助電源手段を新たに設ける
ことなく、補助電源手段の異常判定を高精度に行うこと
ができるという優れた効果がある。
ことなく、補助電源手段の異常判定を高精度に行うこと
ができるという優れた効果がある。
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
本実施例では、乗員保護装置として車載のエアバッグ装
置を用い、その故障を検出する装置として、本発明装置
を適用したものである。
置を用い、その故障を検出する装置として、本発明装置
を適用したものである。
そして、エアバッグを起動させる作動装置と並列に接続
された、時定数回路を成すバックアップコンデンサにお
いて、バックアップコンデンサの充電時に、電源とバッ
クアップコンデンサとの電圧差を一定時間積分する。そ
の後、その積分値を前記一定時間に上昇したバックアッ
プコンデンサの電圧値で除算した値に基づいて、バック
アップコンデンサの静電容量の異常判定を行うようにし
たものである。
された、時定数回路を成すバックアップコンデンサにお
いて、バックアップコンデンサの充電時に、電源とバッ
クアップコンデンサとの電圧差を一定時間積分する。そ
の後、その積分値を前記一定時間に上昇したバックアッ
プコンデンサの電圧値で除算した値に基づいて、バック
アップコンデンサの静電容量の異常判定を行うようにし
たものである。
まず、この実施例の構成を第1図を用いて説明する。
第1図は本発明装置の一実施例を示す構成図である。第
1図において、電源(以下、バッテリという)10は、図
示されないキースイッチと連動するイグニッションスイ
ッチ11と、乗員保護装置であるエアバッグ装置1と、エ
アバッグ装置1の故障を車両搭乗者に報知するインジケ
ータランプ12とに接続されている。
1図において、電源(以下、バッテリという)10は、図
示されないキースイッチと連動するイグニッションスイ
ッチ11と、乗員保護装置であるエアバッグ装置1と、エ
アバッグ装置1の故障を車両搭乗者に報知するインジケ
ータランプ12とに接続されている。
ここでエアバッグ装置1は、以下のように構成されてい
る。
る。
加速度に応答してオフ状態からオン状態になる加速度検
出スイッチ3は、抵抗8と並列に設けられ、また加速度
検出スイッチ4は、抵抗9と並列に設けられている。
出スイッチ3は、抵抗8と並列に設けられ、また加速度
検出スイッチ4は、抵抗9と並列に設けられている。
そして加速度検出スイッチ3および加速度検出スイッチ
4は、図示されないエアバッグ装置を膨張させる火薬に
点火を行うスキブ(起動素子)5に接続され、このスキ
ブ5が起爆装置を成している。
4は、図示されないエアバッグ装置を膨張させる火薬に
点火を行うスキブ(起動素子)5に接続され、このスキ
ブ5が起爆装置を成している。
このように加速度検出スイッチ3および加速度検出スイ
ッチ4によって、乗員保護作動を行うタイミングを検出
している。
ッチ4によって、乗員保護作動を行うタイミングを検出
している。
抵抗8および抵抗9は、高抵抗のものが設けられてお
り、加速度検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4
がオフの時、スキブ5が作動しない程度の微小電流をス
キブ5に流している。これは後述するスキブ5、加速度
検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4の故障検出
に用いるためである。
り、加速度検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4
がオフの時、スキブ5が作動しない程度の微小電流をス
キブ5に流している。これは後述するスキブ5、加速度
検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4の故障検出
に用いるためである。
接続点19および接続点20は、スキブ5の両端部の接続点
であり、上述した故障検出は、各々の接続点における電
圧をマイクロコンピュータ2で検出、判定することによ
って行われている。なお、このスキブ5、加速度検出ス
イッチ3および加速度検出スイッチ4の故障検出の詳細
については後述するものとする。
であり、上述した故障検出は、各々の接続点における電
圧をマイクロコンピュータ2で検出、判定することによ
って行われている。なお、このスキブ5、加速度検出ス
イッチ3および加速度検出スイッチ4の故障検出の詳細
については後述するものとする。
作動装置18は、上述したスキブ5、加速度検出スイッチ
3、抵抗8、加速度検出スイッチ4、および抵抗9によ
り構成されている。
3、抵抗8、加速度検出スイッチ4、および抵抗9によ
り構成されている。
補助電源手段(以下、バックアップコンデンサという)
14と充電抵抗13とは、時定数回路17を構成している。そ
して、バックアップコンデンサ14は、バッテリ10から供
給される電荷を充電抵抗13を介して充電している。な
お、バックアップコンデンサ14は、大容量コンデンサ
(例えば4700μF程度のもの)が用いられている。
14と充電抵抗13とは、時定数回路17を構成している。そ
して、バックアップコンデンサ14は、バッテリ10から供
給される電荷を充電抵抗13を介して充電している。な
お、バックアップコンデンサ14は、大容量コンデンサ
(例えば4700μF程度のもの)が用いられている。
ダイオード16は、バッテリ10から供給される電流が、充
電抵抗13を介してバックアップコンデンサ14に流れ込む
ようにするとともに、バッテリ10からの電源供給が遮断
されてバックアップコンデンサ14の放電が行われる時に
は、放電を速やかに行わせるために設けられている。
電抵抗13を介してバックアップコンデンサ14に流れ込む
ようにするとともに、バッテリ10からの電源供給が遮断
されてバックアップコンデンサ14の放電が行われる時に
は、放電を速やかに行わせるために設けられている。
ダイオード15は、バッテリ10から供給される電流を作動
装置18へ流すとともに、バックアップコンデンサ14の放
電が行われた時に、バックアップコンデンサ14から供給
される充電電荷をバッテリ10側に流れ込ませないように
するために設けられている。
装置18へ流すとともに、バックアップコンデンサ14の放
電が行われた時に、バックアップコンデンサ14から供給
される充電電荷をバッテリ10側に流れ込ませないように
するために設けられている。
接続点6および接続点7は、充電抵抗13の両端部の接続
点であり、各々の接続点における電圧は、マイクロコン
ピュータ2で検出されて、バックアップコンデンサ14の
静電容量の異常判定に用いられている。
点であり、各々の接続点における電圧は、マイクロコン
ピュータ2で検出されて、バックアップコンデンサ14の
静電容量の異常判定に用いられている。
マイクロコンピュータ2は、上述したような接続点19お
よび接続点20における電圧を検出して、後述するスキブ
5、加速度検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4
の故障検出を行うほか、上述したような接続点6および
接続点7における電圧を検出して、後述するバックアッ
プコンデンサ14の静電容量の異常判定をも行う。
よび接続点20における電圧を検出して、後述するスキブ
5、加速度検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4
の故障検出を行うほか、上述したような接続点6および
接続点7における電圧を検出して、後述するバックアッ
プコンデンサ14の静電容量の異常判定をも行う。
そしてこのマイクロコンピュータ2が、本発明でいうと
ころの判定手段を構成しており、エアバッグ装置1は、
上記(図示されないエアバッグを含む)のように構成さ
れている。
ころの判定手段を構成しており、エアバッグ装置1は、
上記(図示されないエアバッグを含む)のように構成さ
れている。
次に上記構成における作動を説明する。
イグニッションスイッチ11がオンされると、バッテリ10
により、作動装置18に電源供給が成されるとともに、バ
ックアップコンデンサ14は充電抵抗13を介して電荷を充
電する。その際、バックアップコンデンサ14の異常判定
をマイクロコンピュータ2にて行うが、その作動につい
ては後述するものとする。
により、作動装置18に電源供給が成されるとともに、バ
ックアップコンデンサ14は充電抵抗13を介して電荷を充
電する。その際、バックアップコンデンサ14の異常判定
をマイクロコンピュータ2にて行うが、その作動につい
ては後述するものとする。
そして、各回路が正常な状態で車両が衝突すると、加速
度検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4がオンす
る。それにより、スキブ5を作動させ得る電流がバッテ
リ10より供給される。
度検出スイッチ3および加速度検出スイッチ4がオンす
る。それにより、スキブ5を作動させ得る電流がバッテ
リ10より供給される。
すると、スキブ5内の火薬に点火が行われ、図示されな
いエアバッグが膨張される。
いエアバッグが膨張される。
次に衝突時の衝撃等により、バッテリ10からの電源供給
が遮断された状態の作動について説明する。
が遮断された状態の作動について説明する。
上述したような場合、バッテリ10からの電源供給が遮断
されると、バックアップコンデンサ14は放電を行う。そ
の際、バックアップコンデンサ14に充電された充電電荷
は、ダイオード16を介して作動装置18へ供給される。そ
してその充電電荷によってスキブ5内の火薬に点火が行
われ、このようにしてバッテリ10からの電源供給が遮断
された状態でも、図示されないエアバッグが展開され
る。
されると、バックアップコンデンサ14は放電を行う。そ
の際、バックアップコンデンサ14に充電された充電電荷
は、ダイオード16を介して作動装置18へ供給される。そ
してその充電電荷によってスキブ5内の火薬に点火が行
われ、このようにしてバッテリ10からの電源供給が遮断
された状態でも、図示されないエアバッグが展開され
る。
さらに、各回路が正常な状態において、イグニッション
スイッチ11がオフされると、エアバッグ装置1はバッテ
リ10より遮断されるので、作動装置18およびバックアッ
プコンデンサ14への電源供給は遮断される。すると、バ
ックアップコンデンサ14は、ダイオード16および作動装
置18を放電路として放電し、また自己放電によって自ら
の充電電圧を徐々に低下させていく事になる。
スイッチ11がオフされると、エアバッグ装置1はバッテ
リ10より遮断されるので、作動装置18およびバックアッ
プコンデンサ14への電源供給は遮断される。すると、バ
ックアップコンデンサ14は、ダイオード16および作動装
置18を放電路として放電し、また自己放電によって自ら
の充電電圧を徐々に低下させていく事になる。
次に、マイクロコンピュータ2で行われるバックアップ
コンデンサ14の静電容量の異常判定が、どのような考え
方で行われているかを説明する。
コンデンサ14の静電容量の異常判定が、どのような考え
方で行われているかを説明する。
一般に、時間t1から時間t2の間に、時定数回路を構成す
るコンデンサに充電される電荷両Qは、任意時間tにお
けるコンデンサの充電電流をic(t)とすると、 で表される。
るコンデンサに充電される電荷両Qは、任意時間tにお
けるコンデンサの充電電流をic(t)とすると、 で表される。
また、任意時間tにおけるコンデンサの電圧をV
c(t)、コンデンサに充電を行わせる充電電源(例え
ばバッテリ)の電圧をVs(t)、コンデンサとともに時
定数回路を構成する充電抵抗をRとした場合、コンデン
サの充電電流ic(t)は、 で表される。よって(1)、(2)式より、 またこの電荷量Qは、時間t1におけるコンデンサの電圧
をV1、時間t2におけるコンデンサの電圧をV2、コンデン
サの静電容量をCとした時、 Q=C・(V2-V1) ……(4) と表される。よって(3)、(4)式より、 充電抵抗Rは定数であるから、(5)式右辺の第2項と
第3項との積算が、あらかじめ定められた定数より小さ
いか否かでコンデンサの静電容量の低下を判定すること
ができる。
c(t)、コンデンサに充電を行わせる充電電源(例え
ばバッテリ)の電圧をVs(t)、コンデンサとともに時
定数回路を構成する充電抵抗をRとした場合、コンデン
サの充電電流ic(t)は、 で表される。よって(1)、(2)式より、 またこの電荷量Qは、時間t1におけるコンデンサの電圧
をV1、時間t2におけるコンデンサの電圧をV2、コンデン
サの静電容量をCとした時、 Q=C・(V2-V1) ……(4) と表される。よって(3)、(4)式より、 充電抵抗Rは定数であるから、(5)式右辺の第2項と
第3項との積算が、あらかじめ定められた定数より小さ
いか否かでコンデンサの静電容量の低下を判定すること
ができる。
次に上述したような式を用いてコンデンサの静電容量の
低下を判定すると、従来問題となっていた、車両の電源
電圧を変動による影響がなぜ取り除かれるのかを説明す
る。
低下を判定すると、従来問題となっていた、車両の電源
電圧を変動による影響がなぜ取り除かれるのかを説明す
る。
第4図は、コンデンサおよび充電電源の電圧変化を示す
タイムチャートである。第4図中の斜線部で示されるよ
うに、時間t1、時間t2、充電電圧Vs(t)の波形、およ
びコンデンサの電圧をVc(t)の波形で囲まれた面積
は、上述した(5)式右辺の第3項の積分値を表してい
る。
タイムチャートである。第4図中の斜線部で示されるよ
うに、時間t1、時間t2、充電電圧Vs(t)の波形、およ
びコンデンサの電圧をVc(t)の波形で囲まれた面積
は、上述した(5)式右辺の第3項の積分値を表してい
る。
このように積分を行って、その積分値によりコンデンサ
の静電容量の異常判定を行うと、充電電圧Vs(t)の変
動による影響を受けた場合、コンデンサの電圧をV
c(t)も変動するものの、囲まれた面積(第4図の斜
線部の面積)は、コンデンサが正常であるかぎりほぼ一
定である。故に、電源電圧の変動による影響が取り除か
れ、コンデンサの静電容量の異常判定を高精度に行うこ
とができる。
の静電容量の異常判定を行うと、充電電圧Vs(t)の変
動による影響を受けた場合、コンデンサの電圧をV
c(t)も変動するものの、囲まれた面積(第4図の斜
線部の面積)は、コンデンサが正常であるかぎりほぼ一
定である。故に、電源電圧の変動による影響が取り除か
れ、コンデンサの静電容量の異常判定を高精度に行うこ
とができる。
次に、上述した考え方に基づいて、マイクロコンピュー
タ2のバックアップコンデンサ14の静電容量の異常判定
がどのようにして行われるかを、第2図のマイクロコン
ピュータ2の静電容量の異常判定に関する作動を示すフ
ローチャート、および第1図の本発明装置の一実施例を
示す構成図に基づいて説明する。
タ2のバックアップコンデンサ14の静電容量の異常判定
がどのようにして行われるかを、第2図のマイクロコン
ピュータ2の静電容量の異常判定に関する作動を示すフ
ローチャート、および第1図の本発明装置の一実施例を
示す構成図に基づいて説明する。
判定処理がスタートすると、ステップ100でバックアッ
プコンデンサ14の電圧Vcが所定電圧V1以上であるか否か
の判定を行っている。ここでバックアップコンデンサ14
の電圧Vcは、接続点7における電圧を検出することによ
り得ている。
プコンデンサ14の電圧Vcが所定電圧V1以上であるか否か
の判定を行っている。ここでバックアップコンデンサ14
の電圧Vcは、接続点7における電圧を検出することによ
り得ている。
そして、所定電圧V1より小さければ、ステップ100の判
定を繰り返し行い、所定電圧V1以上になったなら、ステ
ップ101aへ進む。
定を繰り返し行い、所定電圧V1以上になったなら、ステ
ップ101aへ進む。
この所定電圧V1の設定により、異常判定の開始時期を任
意に遅らせることができる。
意に遅らせることができる。
ステップ101aでは、その時の充電電圧、即ちバッテリ10
0の電圧Vsと、バックアップコンデンサ14の電圧Vcとの
電圧差Dを算出している。なお、バッテリ10の電圧Vsは
接続点6における電圧を、バックアップコンデンサ14の
電圧Vcは接続点7における電圧を検出することにより得
ている。そして電圧差Dを算出した後、ステップ101bへ
進む。
0の電圧Vsと、バックアップコンデンサ14の電圧Vcとの
電圧差Dを算出している。なお、バッテリ10の電圧Vsは
接続点6における電圧を、バックアップコンデンサ14の
電圧Vcは接続点7における電圧を検出することにより得
ている。そして電圧差Dを算出した後、ステップ101bへ
進む。
ステップ101bでは、ステップ101aで算出した電圧差Dを
演算レジスタの値SUMとして、ステップ102へ進む。なお
この演算レジスタの値SUMは、初期状態では0であるも
のとする。
演算レジスタの値SUMとして、ステップ102へ進む。なお
この演算レジスタの値SUMは、初期状態では0であるも
のとする。
ステップ102では、充電を始めてから現在までの時間t2
と、ステップ100で所定電圧V1に達した時間t1との差
が、所定時間C1に達しているか否かを判定している。
と、ステップ100で所定電圧V1に達した時間t1との差
が、所定時間C1に達しているか否かを判定している。
所定時間C1に達していないならば、ステップ101aへ戻っ
て、バッテリ10の電圧Vsとバックアップコンデンサ14の
電圧Vcとの電圧差Dを算出してステップ101bへ進み、ス
テップ101bにて、前回の演算レジスタの値SUMに今回算
出した電圧差Dを加えたものを、今回の演算レジスタの
値SUMとして、再びステップ102へ進む。そして所定時間
C1に達するまでステップ101a、ステップ101bおよびステ
ップ102の処理を繰り返し行い、所定時間C1に達したな
らば、ステップ103へ進む。
て、バッテリ10の電圧Vsとバックアップコンデンサ14の
電圧Vcとの電圧差Dを算出してステップ101bへ進み、ス
テップ101bにて、前回の演算レジスタの値SUMに今回算
出した電圧差Dを加えたものを、今回の演算レジスタの
値SUMとして、再びステップ102へ進む。そして所定時間
C1に達するまでステップ101a、ステップ101bおよびステ
ップ102の処理を繰り返し行い、所定時間C1に達したな
らば、ステップ103へ進む。
ステップ101a、ステップ101bおよびステップ102の処理
により、上述した式(5)式右辺の第3項、即ち時間t1
から時間t2における積分と同等の演算を行っている。
により、上述した式(5)式右辺の第3項、即ち時間t1
から時間t2における積分と同等の演算を行っている。
ステップ103では、所定時間C1に達した時の時間t2にお
けるバックアップコンデンサ14の電圧V2と、上述した所
定電圧V1との電圧差を求める。そして所定時間C1に達し
た時の演算レジスタの値SUMをこの電圧差で除算した値
を求め、その値を判定値datとして、ステップ104へ進
む。
けるバックアップコンデンサ14の電圧V2と、上述した所
定電圧V1との電圧差を求める。そして所定時間C1に達し
た時の演算レジスタの値SUMをこの電圧差で除算した値
を求め、その値を判定値datとして、ステップ104へ進
む。
この判定値datは、まさに上述した(5)式右辺の第2
項と第3項との積算値に相当している。
項と第3項との積算値に相当している。
ステップ104では、ステップ103で得た判定値datが所定
値C2より大きいか否かを判定している。
値C2より大きいか否かを判定している。
その判定の結果、判定値datが所定値C2より大きいなら
ば、静電容量の異常判定を終了し、所定値C2以下なら
ば、ステップ105へ進んでインジケータランプ12を点灯
させて静電容量の異常判定を終了する。
ば、静電容量の異常判定を終了し、所定値C2以下なら
ば、ステップ105へ進んでインジケータランプ12を点灯
させて静電容量の異常判定を終了する。
次にマイクロコンピュータ2の全体の作動を、第3図の
マイクロコンピュータ2の全体の作動を示すフローチャ
ートおよび第1図の本発明装置の一実施例を示す構成図
を用いて説明する。なおブロック1000は、上述した第2
図のマイクロコンピュータ2の静電容量の異常判定に関
する作動を示すフローチャートと同じであるので、ここ
での説明は省略する。
マイクロコンピュータ2の全体の作動を示すフローチャ
ートおよび第1図の本発明装置の一実施例を示す構成図
を用いて説明する。なおブロック1000は、上述した第2
図のマイクロコンピュータ2の静電容量の異常判定に関
する作動を示すフローチャートと同じであるので、ここ
での説明は省略する。
イグニッションスイッチ11がオンされ、ブロック1000に
てバックアップコンデンサ14の静電容量の異常判定が終
了すると、ステップ200とステップ201で構成されたブロ
ック2000へと進む。
てバックアップコンデンサ14の静電容量の異常判定が終
了すると、ステップ200とステップ201で構成されたブロ
ック2000へと進む。
ブロック2000は、加速度検出スイッチ3の故障検出部で
ある。ここで、接続点19の電圧をV+、接続点20の電圧を
V-とすると、ステップ200では、接続点19の電圧V+およ
び接続点20の電圧V-が所定電圧Hより大きいか否かを判
定している。
ある。ここで、接続点19の電圧をV+、接続点20の電圧を
V-とすると、ステップ200では、接続点19の電圧V+およ
び接続点20の電圧V-が所定電圧Hより大きいか否かを判
定している。
所定電圧Hは、加速度検出スイッチ3および加速度検出
スイッチ4がオフの時、抵抗8および抵抗9の各抵抗値
により設定される電圧より高い値に設定している。
スイッチ4がオフの時、抵抗8および抵抗9の各抵抗値
により設定される電圧より高い値に設定している。
そして接続点19の電圧V+および接続点20の電圧V-がこの
所定電圧Hより大きい場合は、加速度検出スイッチ3が
オンとなっていることを示している。なぜなら加速度検
出スイッチ3がオンであると、バッテリ10による電源供
給は、抵抗値の高い抵抗8よりも抵抗値の低い加速度検
出スイッチ3を流れるので、接続点19および接続点20の
電圧は引き上げられるからである。
所定電圧Hより大きい場合は、加速度検出スイッチ3が
オンとなっていることを示している。なぜなら加速度検
出スイッチ3がオンであると、バッテリ10による電源供
給は、抵抗値の高い抵抗8よりも抵抗値の低い加速度検
出スイッチ3を流れるので、接続点19および接続点20の
電圧は引き上げられるからである。
接続点19の電圧V+および接続点20の電圧V-が、この所定
電圧Hより小さいならば、ブロック3000へ進み、所定電
圧Hより大きいならば、ステップ201へ進んでインジケ
ータランプ12を点灯させ、故障を報知する。
電圧Hより小さいならば、ブロック3000へ進み、所定電
圧Hより大きいならば、ステップ201へ進んでインジケ
ータランプ12を点灯させ、故障を報知する。
ブロック2000で、加速度検出スイッチ3の故障検出が終
了すると、ステップ300とステップ301で構成されたブロ
ック3000へと進む。
了すると、ステップ300とステップ301で構成されたブロ
ック3000へと進む。
ブロック3000は、加速度検出スイッチ4の故障検出部で
ある。ここでは、接続点19の電圧V+および接続点20の電
圧V-が所定電圧Lより小さいか否かを判定している。
ある。ここでは、接続点19の電圧V+および接続点20の電
圧V-が所定電圧Lより小さいか否かを判定している。
所定電圧Lは、加速度検出スイッチ3および加速度検出
スイッチ4がオフの時、抵抗8および抵抗9の各抵抗値
により設定される電圧より低い値に設定している。
スイッチ4がオフの時、抵抗8および抵抗9の各抵抗値
により設定される電圧より低い値に設定している。
そして接続点19の電圧V+および接続点20の電圧V-がこの
所定電圧Lより小さい場合は、加速度検出スイッチ4が
オンとなっていることを示している。なぜなら加速度検
出スイッチ4がオンであると、バッテリ10による電源供
給は、抵抗値の高い抵抗8よりも抵抗値の低い加速度検
出スイッチ4を流れるので、接続点19および接続点20の
電圧は引き下げられるからである。
所定電圧Lより小さい場合は、加速度検出スイッチ4が
オンとなっていることを示している。なぜなら加速度検
出スイッチ4がオンであると、バッテリ10による電源供
給は、抵抗値の高い抵抗8よりも抵抗値の低い加速度検
出スイッチ4を流れるので、接続点19および接続点20の
電圧は引き下げられるからである。
接続点19の電圧V+および接続点20の電圧V-が、この所定
電圧Lより大きいならば、ブロック4000へ進み、所定電
圧Lより大きいならば、ステップ301へ進んでインジケ
ータランプ12を点灯させ、故障を報知する。
電圧Lより大きいならば、ブロック4000へ進み、所定電
圧Lより大きいならば、ステップ301へ進んでインジケ
ータランプ12を点灯させ、故障を報知する。
ブロック3000で加速度検出スイッチ4の故障検出が終了
すると、ステップ400とステップ401で構成されたブロッ
ク4000へと進む。
すると、ステップ400とステップ401で構成されたブロッ
ク4000へと進む。
ブロック4000は、スキブ5のオープン故障検出部であ
る。ここでは、接続点19の電圧V+が上述した所定電圧H
より大きく、かつ接続点20の電圧V-が所定電圧Lより小
さいか否かを判定している。
る。ここでは、接続点19の電圧V+が上述した所定電圧H
より大きく、かつ接続点20の電圧V-が所定電圧Lより小
さいか否かを判定している。
スキブ5の抵抗値は、通常、数Ω程度であるから、接続
点19および接続点20の電圧は、抵抗8および抵抗9によ
り設定される電圧の中間程度となっている。
点19および接続点20の電圧は、抵抗8および抵抗9によ
り設定される電圧の中間程度となっている。
しかし、スキブ5がオープン故障となり、その抵抗値が
数百Ω以上になると、接続点19の電圧は中間電圧より引
き上げられ、また接続点20の電圧は中間電圧より引き下
げられる。
数百Ω以上になると、接続点19の電圧は中間電圧より引
き上げられ、また接続点20の電圧は中間電圧より引き下
げられる。
故に、接続点19の電圧V+が上述した所定電圧Hより大き
く、かつ接続点20の電圧V-が所定電圧Lより小さいか否
かを判定することによって、スキブ5のオープン故障を
検出することができる。
く、かつ接続点20の電圧V-が所定電圧Lより小さいか否
かを判定することによって、スキブ5のオープン故障を
検出することができる。
接続点19の電圧V+が上述した所定電圧Hより大きく、か
つ接続点20の電圧V-が所定電圧Lより小さいと判定され
ると、ステップ401へ進んでインジケータランプ12を点
灯させ、故障を報知する。しかし、否と判定されると、
ステップ200へ戻って再びブロック2000、ブロック3000
およびブロック4000の各故障検出処理を行う。
つ接続点20の電圧V-が所定電圧Lより小さいと判定され
ると、ステップ401へ進んでインジケータランプ12を点
灯させ、故障を報知する。しかし、否と判定されると、
ステップ200へ戻って再びブロック2000、ブロック3000
およびブロック4000の各故障検出処理を行う。
上述した説明からわかるように、バックアップコンデン
サ14の静電容量の異常判定は、イグニッションスイッチ
11がオンされて、バッテリ10が投入された時にのみ行わ
れている。一方ブロック2000、ブロック3000およびブロ
ック4000の各故障検出処理は、イジニッションスイッチ
11がオンされている間、常に行われている。
サ14の静電容量の異常判定は、イグニッションスイッチ
11がオンされて、バッテリ10が投入された時にのみ行わ
れている。一方ブロック2000、ブロック3000およびブロ
ック4000の各故障検出処理は、イジニッションスイッチ
11がオンされている間、常に行われている。
以上説明した本実施例によると、たとえバッテリ10の電
圧が変動して、バックアップコンデンサ14の電圧が変動
しても、この電圧差の時間積分値を用いてバックアップ
コンデンサ14の静電容量の異常判定を行うことにより、
バッテリ10の変動の影響を受けることなく、バックアッ
プコンデンサ14の静電容量の異常をより高精度に判定す
ることができる。
圧が変動して、バックアップコンデンサ14の電圧が変動
しても、この電圧差の時間積分値を用いてバックアップ
コンデンサ14の静電容量の異常判定を行うことにより、
バッテリ10の変動の影響を受けることなく、バックアッ
プコンデンサ14の静電容量の異常をより高精度に判定す
ることができる。
これにより、作動装置18への電源供給が遮断された時、
作動装置18を起動できる電荷量をバックアップコンデン
サ14が有しているか否かの判定を高精度に行うことがで
きるので、バッテリ10からの電源供給が遮断された状態
においても、エアバッグ装置1を確実に作動できる。
作動装置18を起動できる電荷量をバックアップコンデン
サ14が有しているか否かの判定を高精度に行うことがで
きるので、バッテリ10からの電源供給が遮断された状態
においても、エアバッグ装置1を確実に作動できる。
また、上述したような簡素な構成にて、バックアップコ
ンデンサ14の異常を判定することができるので、特別な
素子を使用した時定数回路を新たに設けることなく、高
精度にバックアップコンデンサ14の静電容量の異常判定
を行うことができる。
ンデンサ14の異常を判定することができるので、特別な
素子を使用した時定数回路を新たに設けることなく、高
精度にバックアップコンデンサ14の静電容量の異常判定
を行うことができる。
次に他の実施例について説明する。
上述した実施例では、補助電源手段としてバックアップ
コンデンサ10および充電抵抗13より成る時定数回路17を
示したが、充電電池等を用いても良い。そして加速度検
出スイッチ3および加速度検出スイッチ4として、半導
体加速度センサを用いても良い。
コンデンサ10および充電抵抗13より成る時定数回路17を
示したが、充電電池等を用いても良い。そして加速度検
出スイッチ3および加速度検出スイッチ4として、半導
体加速度センサを用いても良い。
また、第2図のマイクロコンピュータ2の静電容量の異
常判定に関する作動を示すフローチャートでは、ステッ
プ102で示されているように積分区間を一定時間とした
が、第5図のフローチャートのステップ502で示される
ように、所定電圧V1から所定電圧V2になるまでの区間で
積分を行ってもよい。
常判定に関する作動を示すフローチャートでは、ステッ
プ102で示されているように積分区間を一定時間とした
が、第5図のフローチャートのステップ502で示される
ように、所定電圧V1から所定電圧V2になるまでの区間で
積分を行ってもよい。
すると上述した(5)式右辺の第2項のV2-V1は一定で
あるので、ステップ103で行った除算を行う必要がなく
なり、ステップ504の判定では、演算レジスタの値SUMが
所定定数C3より大きいか否かを判定することになる。
あるので、ステップ103で行った除算を行う必要がなく
なり、ステップ504の判定では、演算レジスタの値SUMが
所定定数C3より大きいか否かを判定することになる。
また本発明は、アナログ回路を用いて構成することも可
能である。その一例を第6図に示す。なお第6図の図番
号で、第1図の図番号と同番号である部分については、
第1図の図番号と均等部分であることを示している。
能である。その一例を第6図に示す。なお第6図の図番
号で、第1図の図番号と同番号である部分については、
第1図の図番号と均等部分であることを示している。
第6図は本発明装置をアナログ回路にて構成した場合の
一実施例を示す回路図である。なお、他の実施例で述べ
た所定電圧V1から所定電圧V2になるまでの区間で積分を
行う方法が採用されている。
一実施例を示す回路図である。なお、他の実施例で述べ
た所定電圧V1から所定電圧V2になるまでの区間で積分を
行う方法が採用されている。
第6図において、差動増幅器2aによって、充電抵抗13の
両端部の電圧差、即ちバックアップコンデンサ14とバッ
テリ10との電圧差に比例する出力を得て、この出力に対
して積分回路2bにより積分を行う。
両端部の電圧差、即ちバックアップコンデンサ14とバッ
テリ10との電圧差に比例する出力を得て、この出力に対
して積分回路2bにより積分を行う。
但しこの積分は、コンパレータ2eが出力を止め、それに
よりトランジスタ23がオフしてから開始する構成となっ
ている。即ち、バックアップコンデンサ14の電圧が、設
定された抵抗22と抵抗21との間に印加される電圧(上述
した所定電圧V1に相当するもの)を越えた時、コンパレ
ータ2eが出力を止める構成になっているので、このコン
パレータ2eおよびトランジスタ23がステップ100(第2
図)の役割を果たしている。
よりトランジスタ23がオフしてから開始する構成となっ
ている。即ち、バックアップコンデンサ14の電圧が、設
定された抵抗22と抵抗21との間に印加される電圧(上述
した所定電圧V1に相当するもの)を越えた時、コンパレ
ータ2eが出力を止める構成になっているので、このコン
パレータ2eおよびトランジスタ23がステップ100(第2
図)の役割を果たしている。
コンパレータ2fは、バックアップコンデンサ14の電圧
が、設定された抵抗22と抵抗24との間に印加される電圧
(上述した所定電圧V2に相当するもの)を越えた時、故
障状態ラッチ回路2dに出力を行う。
が、設定された抵抗22と抵抗24との間に印加される電圧
(上述した所定電圧V2に相当するもの)を越えた時、故
障状態ラッチ回路2dに出力を行う。
それにより、コンパレータ2fが出力を行った時点のコン
パレータ2cにより行われた積分結果の大小比較を、故障
状態ラッチ回路2dにてラッチして、静電容量の低下検出
を実施している。
パレータ2cにより行われた積分結果の大小比較を、故障
状態ラッチ回路2dにてラッチして、静電容量の低下検出
を実施している。
ここで、第6図の実施例に示したコンパレータ2g、2h
は、加速度検出スイッチ3、加速度検出スイッチ4の故
障等を検出する回路である。
は、加速度検出スイッチ3、加速度検出スイッチ4の故
障等を検出する回路である。
この故障検出回路の結果と上述した静電容量の低下判定
の結果とは、OR回路2iに出力され、各結果で故障が発生
している時には、インジケータランプ12を点灯できるよ
うにしている。
の結果とは、OR回路2iに出力され、各結果で故障が発生
している時には、インジケータランプ12を点灯できるよ
うにしている。
第1図は本発明装置の一実施例を示す構成図、第2図は
上記一実施例に用いられるマイクロコンピュータの静電
容量の異常判定に関する作動を示すフローチャート、第
3図は上記一実施例に用いられるマイクロコンピュータ
の全体の作動を示すフローチャート、第4図は上記一実
施例の説明に用いられるコンデンサおよび充電電源の電
圧変化を示すタイムチャート、第5図はマイクロコンピ
ュータの静電容量の異常判定に関する作動を示す他の実
施例に基づくフローチャート、第6図は本発明装置をア
ナログ回路にて構成した場合の更にその他の実施例に基
づく回路図である。 2……マイクロコンピュータ(判定手段),10……バッ
テリ(電源),14……バックアップコンデンサ(補助電
源),18……作動装置。
上記一実施例に用いられるマイクロコンピュータの静電
容量の異常判定に関する作動を示すフローチャート、第
3図は上記一実施例に用いられるマイクロコンピュータ
の全体の作動を示すフローチャート、第4図は上記一実
施例の説明に用いられるコンデンサおよび充電電源の電
圧変化を示すタイムチャート、第5図はマイクロコンピ
ュータの静電容量の異常判定に関する作動を示す他の実
施例に基づくフローチャート、第6図は本発明装置をア
ナログ回路にて構成した場合の更にその他の実施例に基
づく回路図である。 2……マイクロコンピュータ(判定手段),10……バッ
テリ(電源),14……バックアップコンデンサ(補助電
源),18……作動装置。
Claims (2)
- 【請求項1】電源と、 乗員保護作動を行うタイミングを検出し、このタイミン
グ検出時に前記電源よりの電源供給を受けて乗員保護作
動を行う作動装置と、 前記電源により充電され、かつ前記作動装置への前記電
源の供給が遮断された時、放電して前記作動装置にバッ
クアップ電源を供給する補助電源手段と、 この補助電源手段が充電する際の前記補助電源手段の充
電電圧と前記電源の電圧とを検出し、前記電源の電圧変
動による影響を除去した前記充電電圧の変化状態にて前
記補助電源手段の充電能力を求め、この充電能力に基づ
いて前記補助電源手段の異常を判定する判定手段と を備えることを特徴とするバックアップ電源の故障検出
機能を備えた乗員保護装置の故障検出装置。 - 【請求項2】前記判定手段は、前記充電電圧と前記電源
の電圧との電圧差を算出する手段を備え、前記電圧差を
所定期間にわたって加算した加算値を前記補助電源手段
の充電能力とし、前記加算値に基づいて前記補助電源手
段の異常を判定することを特徴とする請求項1記載の乗
員保護装置の故障検出装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10013190A JPH0748934B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 乗員保護装置の故障検出装置 |
US07/684,767 US5187382A (en) | 1990-04-16 | 1991-04-15 | Apparatus for detecting the existence of an abnormality in a vehicle operator protection system |
EP19910303377 EP0453236B1 (en) | 1990-04-16 | 1991-04-16 | Apparatus for detecting the existence of an abnormality in a vehicle operator protection system |
DE91303377T DE69100137T2 (de) | 1990-04-16 | 1991-04-16 | Einrichtung zum Erfassen des Vorhandenseins einer Ungewöhnlichkeit in einem Fahrzeuginsassen-Schutzsystem. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10013190A JPH0748934B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 乗員保護装置の故障検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04227A JPH04227A (ja) | 1992-01-06 |
JPH0748934B2 true JPH0748934B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=14265764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10013190A Expired - Lifetime JPH0748934B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 乗員保護装置の故障検出装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5187382A (ja) |
EP (1) | EP0453236B1 (ja) |
JP (1) | JPH0748934B2 (ja) |
DE (1) | DE69100137T2 (ja) |
Families Citing this family (65)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2654576B2 (ja) * | 1991-04-02 | 1997-09-17 | 株式会社デンソー | 車両用乗員保護システムのための起動装置 |
US5506775A (en) * | 1993-05-20 | 1996-04-09 | Kansei Corporation | Power source circuit for an occupant protecting device of motor vehicles |
JP2730853B2 (ja) * | 1993-10-15 | 1998-03-25 | 富士通テン株式会社 | エアバッグ電子制御装置 |
US5420790A (en) * | 1994-03-10 | 1995-05-30 | Delco Electronics Corporation | Energy reserve circuit for supplemental inflatable restraint |
JPH0924792A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Nippondenso Co Ltd | 車両用乗員保護システム |
JP3301903B2 (ja) * | 1995-10-30 | 2002-07-15 | ボッシュ エレクトロニクス株式会社 | 車両用乗員保護装置におけるエネルギーリザーバ保護装置 |
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