JPH06331669A - コンデンサの容量算出回路 - Google Patents

コンデンサの容量算出回路

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JPH06331669A
JPH06331669A JP12283493A JP12283493A JPH06331669A JP H06331669 A JPH06331669 A JP H06331669A JP 12283493 A JP12283493 A JP 12283493A JP 12283493 A JP12283493 A JP 12283493A JP H06331669 A JPH06331669 A JP H06331669A
Authority
JP
Japan
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capacitor
converter
capacity
backup capacitor
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP12283493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Saito
泰男 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Publication of JPH06331669A publication Critical patent/JPH06331669A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチのオン・オフ動作の繰り返しがあっ
ても確実にコンデンサの容量を測定でき、またDC/D
Cコンバータの出力電圧の立ち上がり時の不安定さによ
る誤差等の影響を受けない高精度のコンデンサの容量算
出回路を提供する。 【構成】 コンデンサの容量算出回路において、前記コ
ンデンサが充電開始されてから飽和電圧に達する前にD
C/DCコンバータの発振動作を所定時間一時的に停止
せしめ、その所定時間後に再度該DC/DCコンバータ
の発振動作を開始せしめる制御手段と、前記コンデンサ
に充電された電荷の放電路を形成する一定負荷とを備
え、前記制御手段が作動を停止している間、前記演算処
理回路は、前記コンデンサから前記一定負荷に放電され
る放電波形の基づいて前記コンデンサの容量を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に設けられ
るエアバックシステム等において、DC/DCコンバー
タにより充電されるバックアップコンデンサ等のコンデ
ンサの容量を算出するためのコンデンサの容量算出回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のエアバックシステムにおけ
るバックアップ用コンデンサの容量算出回路を示す回路
構成ブロック図である。図において、直流電源としての
バッテリ1の電圧はイグニションスイッチ2を介し逆流
防止用ダイオード8及び抵抗10を直列に通じてスクイ
ーブ回路(図示せず)に供給される。このスクイーブ回
路は、加速度等の衝撃によって閉ざされるスイッチ、エ
アバックを起動させるための火薬に点火する雷管等で構
成されている。
【0003】DC/DCコンバータ7で昇圧された電圧
は逆流防止用ダイオード9を介してスクイーブ回路に加
えられると共に、該逆流防止用ダイオード9、抵抗10
を介して演算処理回路13及びバックアップコンデンサ
11に供給され、バックアップコンデンサ11を初期充
電量ゼロから充電する。
【0004】なお、DC/DCコンバータ7は逆流防止
用ダイオード3、コイル4、スイッチングトランジスタ
6、発振回路5から構成され、発振回路5からのパルス
出力によってオン・オフ制御されるスイッチングトラン
ジスタ6のオン・オフに伴って入力電圧が昇圧される。
【0005】この状態において、車体が衝突すると、こ
れを図示されない加速度センサが検出し、かつ雷管に直
列接続されたスイッチが閉ざされることにより、バッテ
リ1からの電流がイグニションスイッチ2、逆流防止用
ダイオード8を直列に介して上記雷管に流される。これ
によって、火薬が点火され、その爆発力でエアバックが
膨張して運転者を保護する。
【0006】しかし仮に、バッテリ1の電圧が低下して
いたり、DC/DCコンバータ7が故障していた場合に
は、上記スイッチが閉ざされるとバックアップコンデン
サ11に充電された電荷が放電され、その放電電流がダ
イオード12を通じて上記雷管に流れて火薬が点火され
るようになされている。
【0007】このようにバックアップコンデンサ11は
バックアップ用の電源として用いられており、このバッ
クアップコンデンサ11の容量が規定値以上あるか否か
をチェックすることが極めて重要となっている。このチ
ェック方法としての従来のバックアップコンデンサ11
の容量の算出方法としては、例えば図4に示すように、
イグニションスイッチ2を0Nしてからのバックアップ
コンデンサ11の充電電圧を演算処理回路13で測定す
る。すなわち、充電電荷がゼロから基準電圧V1となる
まで時間t1を測定して、次に示す数1式によりバック
アップコンデンサ11の容量値を算出する。
【0008】
【数1】
【0009】その結果、算出された容量値が所定の範囲
内にあれば、バックアップコンデンサ11は正常と判断
され、範囲外であれば異常と判断され、警報信号Aが出
力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコンデンサの容量算出回路は、イグニションス
イッチ2のON直後のバックアップコンデンサの充電電
圧ゼロの状態からの充電電圧波形を測定するようにして
いるため、イグニションスイッチ2が、時刻t1までの
時間の間に短い間隔でON・OFF動作を繰り返された
場合には、バックアップコンデンサ11が充分に放電さ
れずに、ゼロになっていない状態から再び充電が開始さ
れる恐れがあった。このような場合には、バックアップ
コンデンサ11の容量は正確にチェックすることができ
なくなったり、あるいは常にチェックすることができな
くなるという問題点があった。
【0011】そこで、この発明は、上記のような問題点
に着目してなされたもので、イグニションスイッチのオ
ン・オフ動作の繰り返しがあっても確実にコンデンサの
容量を測定でき、またDC/DCコンバータの出力電圧
の立ち上がり時の不安定さによる誤差等の影響を受けな
い高精度のコンデンサの容量算出回路を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるコンデ
ンサの容量算出回路は、所定の周期でオン・オフ制御さ
れて発振動作を行うことによって入力電圧を昇圧するD
C/DCコンバータからの昇圧電圧で充電されるコンデ
ンサの容量を波形に基づいて演算処理回路が算出するコ
ンデンサの容量算出回路において、前記コンデンサが充
電開始されてから飽和電圧に達する前に前記DC/DC
コンバータの発振動作を所定時間一時的に停止せしめ、
その所定時間後に再度該DC/DCコンバータの発振動
作を開始せしめる制御手段と、前記コンデンサに充電さ
れた電荷の放電路を形成する一定負荷とを備え、前記制
御手段が作動を停止している間、前記演算処理回路は、
前記コンデンサから前記一定負荷に放電される放電波形
に基づいて前記コンデンサの容量を算出するものであ
る。
【0013】
【作用】この発明によれば、DC/DCコンバータが作
動開始してからバックアップコンデンサに充電を開始し
た所定時間後にコンデンサの充電電荷を一定負荷を介し
て所定時間放電せることによりコンデンサの容量算出を
確実、かつ精度よく行うようにした。
【0014】
【実施例】以下、この発明による実施例を図1に基づい
て説明する。なお、図1において、図3に示す従来例の
構成と同一のもの、または均等なものには同一符号を付
してその詳細説明は省略し、異なる部分についてのみ説
明する。
【0015】図1において、15は制御トランジスタ
で、そのコレクタ端子が発振回路5の出力側に接続さ
れ、またエミッタ端子が接地され、更にベース端子が演
算処理回路13に接続されている。そのために、イグニ
ションスイッチ2がオンされてから所定時間(図2にお
ける時刻t0)後に制御トランジスタ15がオン状態に
され、また時刻t2後にはオフ状態に切り換えられる。
【0016】16は所定の値に設定された抵抗(一定負
荷)で、前記ダイオード12とバックアップコンデンサ
11との直列回路に対して並列接続され、前記バックア
ップコンデンサ11の放電路を形成している。
【0017】次に、上記構成の作用説明を図2を参照し
ながら行う。即ち、イグニションスイッチ2がオンされ
ると、充電電荷ゼロのバックアップコンデンサ11に対
してダイオード8及び抵抗10を直列に介してバッテリ
1から充電が開始される一方で、飽和状態に達する前の
設定された所定時刻t0になると、演算処理回路13は
制御トランジスタ15に対してハレベル信号を供給し、
制御トランジスタ15をオンせしめる。それによって、
スイッチングトランジスタ6はオフ状態になり、DC/
DCコンバータ7は昇圧動作を停止し、バックアップコ
ンデンサ11の充電電荷は、ダイオード12を介して抵
抗16の放電路に供給されて放電される。
【0018】そして、設定された時刻t2になった時点
で、演算処理回路13は制御トランジスタ15に供給し
ていたハイレベル信号をローレベル信号に切り換え、制
御トランジスタ15をオフせしめ、DC/DCコンバー
タ7の昇圧動作を開始せしめる。
【0019】また、この時刻t0から時刻t2までの間
の時刻、例えばt1において演算処理回路13は得られ
た放電曲線の時定数を算出して、その算出結果が所定の
値か否かを判断して異常な場合には警報信号Aを出力す
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明よれば、
スイッチのオン・オフ動作の繰り返しがあっても確実に
コンデンサの容量を測定でき、またDC/DCコンバー
タの出力電圧の立ち上がり時の不安定さによる誤差等の
影響を受けない高精度のコンデンサの容量算出回路を提
供できるという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンデンサの容量算出回路の実施
例を説明するための回路構成ブロック図である。
【図2】図1の作用説明用のバックアップコンデンサ1
1の充電電圧波形図である。
【図3】従来例を示すコンデンサの容量算出回路の回路
構成ブロック図である。
【図4】図3の作用説明用のバックアップコンデンサ1
1の充電電圧波形図である。
【符号の説明】
5 発振回路 6 スイッチングトランジスタ 7 DC/DCコンバータ 11 バックアップコンデンサ 13 CPU(演算処理回路) 15 制御トランジスタ 16 負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期でオン・オフ制御されて発振
    動作を行うことによって入力電圧を昇圧するDC/DC
    コンバータ(7)からの昇圧電圧で充電されるコンデン
    サ(11)の容量を波形に基づいて演算処理回路が算出
    するコンデンサの容量算出回路において、前記コンデン
    サ(11)が充電開始されてから飽和電圧に達する前に
    前記DC/DCコンバータ(7)の発振動作を所定時間
    一時的に停止せしめ、その所定時間後に再度該DC/D
    Cコンバータ(7)の発振動作を開始せしめる制御手段
    と、前記コンデンサ(11)に充電された電荷の放電路
    を形成する一定負荷(16)とを備え、前記制御手段が
    作動を停止している間、前記演算処理回路は、前記コン
    デンサ(11)から前記一定負荷(16)に放電される
    放電波形に基づいて前記コンデンサ(11)の容量を算
    出することを特徴とするコンデンサの容量算出回路。
JP12283493A 1993-05-25 1993-05-25 コンデンサの容量算出回路 Pending JPH06331669A (ja)

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Cited By (5)

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