JP3378855B2 - 自動車の乗客保護手段の制御用に設けられた回路装置のテスト用の装置及び方法 - Google Patents

自動車の乗客保護手段の制御用に設けられた回路装置のテスト用の装置及び方法

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    • G01R31/005Testing of electric installations on transport means
    • G01R31/006Testing of electric installations on transport means on road vehicles, e.g. automobiles or trucks
    • G01R31/007Testing of electric installations on transport means on road vehicles, e.g. automobiles or trucks using microprocessors or computers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、自動車の乗客保護手段の制御用
に設けられた回路装置のテスト用の装置及び方法に関す
る。
【0002】自動車の乗客保護手段の制御用に設けられ
た回路装置は公知であり(ヨーロッパ特許出願公開第0
684163号公報)、該装置では、エネルギ蓄電コン
デンサは、第1の制御可能な電力段、乗客保護手段の点
弧エレメント及び別の制御可能な電力段からなる直列回
路に対して並列に設けられている。エアバッグ又はシー
トベルトテンショナーの形式の乗客保護手段は、制御可
能な両電力段が導電接続されている場合にだけ点弧され
る。電力段の機能を検査するために、制御回路によって
両電力段の一方が検査の目的で接続され、それと同時
に、他方の電力段は遮断状態のままであり、その結果、
点弧エレメントは点弧されない。それぞれ1つの電流セ
ンサが、各電力段に配属されている。所定の検査ルーチ
ンの間検出された電流から、検査すべき電力段の機能動
作について推定することができる。
【0003】制御可能な2つの電力段と1つの点弧エレ
メントとからなる、そのような直列回路は、殊に制御可
能な電力段の個数のために、この回路を集積回路として
構成する際には大きな面積を必要とし、従って、製造す
るのにコスト高で高価である。
【0004】世界知的所有権機関特許第93/1789
3号からは、自動車の乗客保護手段の制御用の回路装置
が公知であり、この装置では、エネルギ蓄積器が点弧エ
レメントと制御可能な唯一の電力段との直列回路に並列
に設けられている。エアバッグ又はシートベルトテンシ
ョナーの形式の乗客保護手段は、制御可能な電力スイッ
チが導電接続された場合に点弧される。そのような回路
装置では、制御可能な電力段の機能動作が検査可能では
ない。つまり、エネルギ蓄積コンデンサが、各制御時に
検査の目的で点弧エレメントを介して放電されるからで
ある。その結果、乗客保護手段が不所望にも作動してし
まうからである。
【0005】本発明の課題は、公知装置の欠点を回避
し、殊に、構成素子数は僅かであるにも拘わらず高い信
頼度の機能検査を行うことができる乗客保護手段用の回
路装置のテスト用装置及び方法を提供することにある。
【0006】本発明の課題の装置に該当する部分は、特
許請求の範囲1によって解決される。
【0007】本発明の課題の方法に該当する部分は、特
許請求の範囲10によって解決される。
【0008】本発明の有利な実施例は、特許請求の範囲
1及び特許請求の範囲10に従属する従属請求項の要件
によって特徴を示されている。
【0009】本発明、その実施例及びその利点につい
て、図示の実施例を用いて詳細に説明する。
【0010】図1には、本発明の装置の回路図が示され
ている。電流源の形式でのエネルギ源5は、テスト電流
LADEを、一方ではエネルギ蓄積コンデンサ1、並
びに、他方では点弧エレメント2と制御可能な電力段3
とからなる直列回路を含む並列回路に給電する。端子K
L1及びKL2は、エネルギ源5と接続された回路点を
示す。評価装置4は、制御信号STを介して電力段3を
制御し、並びに、点弧エレメント2と電力段3との接続
点Vから検査電圧UPRUEF(この場合には、アース
電位(端子KL2)に関しての電位)を検出する。更
に、評価装置4は、エラー信号fをその出力側に供給す
る。
【0011】前述の並列回路は、エネルギ蓄積コンデン
サ1と前述の直列回路2,3に対して並列に設けられた
別の直列回路を有している。この直列回路は、評価装置
4の別の制御信号STXによって作動可能である。
【0012】本発明の核心的技術思想は、放電されたエ
ネルギ蓄積コンデンサにより、電力段3が閉じることが
できることを検査することができるという点にある。そ
の際、エネルギ源5から給電されるテスト電流I
LADEは、当該電流が点弧エレメント2に給電された
際に、この点弧エレメント2が、このテスト電流I
LADEで点弧されないように調量される。つまり、エ
ネルギ蓄積コンデンサ1が極めて短時間内にその点弧電
圧Ucに充電することができるような高いレベルにテス
ト電流が達しないようにされる。電力段3が遮断状態か
ら導通状態に移行する時点で、それと同時に殆ど放電さ
れるエネルギ蓄積コンデンサ1に評価装置4の制御信号
STが供給される際、続いて、エネルギ源5によって給
電されたテスト電流ILADEが点弧エレメント2及び
電力段3を流れる。検査電圧UPRUEFがほぼ一定で
ある場合(その際、検査電圧UPRUEFは、この電圧
が接続点Vとアース電位KL2との電位差として、従っ
て、電力トランジスタ3のコレクタ−エミッタ電圧と理
解される場合には、ほぼアース電位に等しい)、電力段
3は、遮断状態から導通状態に切換えられ、従って、機
能上正常ことが分かる。しかし、検査電圧UPRUEF
が基準乃至アース電位KL2よりもかなり大きな値に上
昇すると、制御可能な電力段3は、遮断状態から導通状
態に移行することができず、従って、破損する。その
際、エネルギ蓄積コンデンサ1がテスト電流によって充
電されるので、検査電圧UPRUEFが上昇してしま
う。殊に、検査電圧UPRUEFが固定の電圧値又は固
定の上昇度を超過すると、制御回路4は、電力段3が機
能上正常でないということを示すのに、エラー信号fを
供給する。
【0013】制御可能な電力段3が開閉可能であること
が確認された場合、更に、点弧エレメント2の電圧降下
を測定することによって、点弧プライマ抵抗(Zuen
dpillenwiderstand)及び/又はエネ
ルギ源5によって給電されたテスト電流Iを検査する
ことができる。従って、エネルギ源5及び点弧エレメン
ト2の機能が正常かどうかについて推論することができ
る。
【0014】このように、制御可能な電力段3が閉じる
ことができるかどうか検査した後、電力段3が遮断状態
から導通状態に移行することができるかどうか検査され
る。相応の制御信号STは、評価装置4によって供給さ
れる。電力段3が開くことができ、従って、機能が正常
である場合、エネルギ源5によって給電されたテスト電
流ILADEが全て、エネルギ蓄積コンデンサ1用の充
電電流として作用し、これにより、点弧電圧Uに充電
され、これにより、衝突が検知された場合に遅延して点
弧される。従って、殊に、接続点Vの電位もかなり上昇
する。評価装置4は、検査電圧UPRUEFを、エネル
ギ蓄積コンデンサ1の充電中か、又は、固定の時間後に
検査し、丁度その時間後、エネルギ蓄積コンデンサ1
は、その点弧電圧Uに充電される。電力段3が開かれ
ない場合、テスト電流ILADEは、更に点弧エレメン
ト2及び電力段3を流れる。即ち、その際、検査電圧U
PRUEFは、ほぼ端子KL2のアース電位に相応し、
時間により変化しない。しかし、電力段3が開かれる
と、検査電圧UPRUEFは、端子KL2のアース電位
よりもかなり大きな所定電圧値に上昇する。つまり、評
価装置4が、電力段3を開くために制御信号STを送出
した後に、検査電圧UPRUEFが最小電圧上昇度を超
過したことを検出すると、電力段3は、開くことができ
るものとすることができる。択一選択的に、制御可能な
スイッチ3を開くために制御信号STを送出した後最小
時間後に、検査電圧UPRUEFが最小電圧値を超過す
るかどうかについて検査することができる。検査電圧U
PRUEFが最小電圧値を超過する場合、この場合に
も、電力段3は、開くことができる、即ち、機能が正常
であるものとすることができる。しかし、検査信号が最
小電圧上昇度乃至最小電圧値に達しない場合には、電力
段3は、機能上正常でないということであり、つまり、
電力段3は、閉じられた状態から開かれた状態に移行す
ることができない。この場合には、評価装置4は、エラ
ー信号fを供給する。電力段3が開くことができるかど
うかの検査と同時に、エネルギ蓄積コンデンサ1及び電
流源5の機能が正常であるかどうかについても一緒に検
査される。
【0015】本発明の装置及び本発明の方法の主要な利
点は、制御可能な電力段3を唯一つだけ、エアバッグ、
シートベルトテンショナー等の乗客保護手段用の点弧回
路に使用する代わりに、同じ電力段3を、当該の電力段
が開いたり閉じたりすることができるかどうかテストす
ることができ、その際、電力段3に直列に接続された点
弧エレメント2を点弧させる必要はない。使用される構
成素子の個数を最小にすることができる。つまり、制御
すべき個別点弧エレメントに応じて、制御可能な電力ス
イッチを1つしか必要としない。
【0016】エネルギ源5は、例えば、調整されたテス
ト電流ILADEを給電する電流源である。択一選択的
に、電圧源を使用してもよいが、但し、同様に殆ど負荷
に依存しないように調整されていて、従って、殊に制限
されたテスト電流ILADEを給電することができるた
めには、比較的高い内部抵抗を有する必要がある。例え
ば、テスト電流ILADEが、電力段3が開かれた状態
で、極めて大きな時定数のエネルギ蓄積コンデンサ1を
充電する場合、エネルギ蓄積コンデンサ1の充電のため
に、つまり、電力段3が閉じることができるかどうかテ
ストした後、テスト電流は、比較的高い値をとることが
できるようになる。点弧エレメント2は、乗客保護手段
に配属されており、その際、点弧エレメントの点弧に反
応して、例えば、ガスが放出されて、エアバッグ又は少
なくともエアバッグの一部分を充填するようにされてい
る。制御可能な電力段は、有利には、制御可能な電力ト
ランジスタであり、この電力トランジスタは、点弧エレ
メント2を点弧するために必要な点弧電流をエネルギ蓄
積コンデンサ1から取り出すように構成されている。評
価装置4は、評価ルーチンを実行するのみならず、制御
ルーチンも実行し、有利にはマイクプロセッサである
が、アナログ回路又はその他の測定及び/又は制御及び
/又は評価装置として構成してもよい。評価装置4をエ
ネルギ源に対して相関して装置構成する際、制御可能な
電力段3及び点弧エレメント2を相互に交換して装置構
成してもよく、その結果、図1によると、例えば、点弧
エレメント2がアース電位KL2に接続される。同様
に、検査電圧UPRUEFは、エネルギ源5の第2の端
子KL2をアース電位にするのみならず、第1の端子K
L1をアース電位にしてもよいことは当然である。極性
及び最小閾値に関して検査電圧UPRUEFを評価する
際に、相応に適合させる必要がある。
【0017】電力段3を閉じることができるかどうか検
査する前に、有利には、エネルギ蓄積コンデンサ1が少
なくとも、点力段3が閉じられた際に、エネルギ蓄積コ
ンデンサ1の残留電荷が点弧エレメント2を点弧しない
程度迄放電されるかどうか検査される。そのために、有
利には、コンデンサ電圧Ucが評価装置4によって監視
される。コンデンサ電圧Ucが最小閾値よりも小さい場
合、エネルギ蓄積コンデンサ1は殆ど放電される。この
検査後、前述の方法が開始される。エネルギ蓄積コンデ
ンサ1が所要最小量に放電されない場合、例えば、制御
可能なスイッチ7を閉じる制御回路4の相応の制御信号
STXによって前述の方法が開始する前に、エネルギ蓄
積コンデンサ1が抵抗6を介して放電され、後続ステッ
プで、電力段3が制御信号STによって遮断状態から導
電状態に移行し、それに続いて、検査電圧UPRUEF
が測定されて処理される前に放電されてしまう。有利に
は、エネルギ蓄積コンデンサ1の放電が制御された後、
電力段3が閉じることができるかどうかの機能検査の前
に、もう一度、エネルギ蓄積コンデンサ1の充電状態が
検査される。
【0018】電力段3が開かれている充電過程中、例え
ば、固定の測定時点電圧上昇度又は電圧値を評価するこ
とにより、エネルギ蓄積コンデンサ1の点弧電圧Uc又
は検査電圧UPRUEFを評価することによって、更
に、エネルギ蓄積コンデンサ1の容量を推定することが
できる。その際、コンデンサ1の容量Cは、式du/d
t=ILADE/Cから得られ、その際、du/dt
は、コンデンサ1の充電中の電圧変化である。
【0019】本発明の検査方法の終了後、電力段3が制
御回路4によって閉じられると、点弧電圧Uに充電さ
れたエネルギ蓄積コンデンサにより、点弧エレメント2
が点弧される。そのために、評価装置4は、殊に適切な
センサ装置によって検出された、車両の衝突信号を処理
し、衝突が、乗客保護手段を作動するのに十分な強度の
衝突のであると見なされた場合に初めて、相応の制御信
号STを供給して、点弧エレメント2が作動される。
【0020】図2と図1との相違点は、実質的に、端子
KL2及び端子KL1乃至エネルギ源5に、高オーム減
結合抵抗8が接続されている点にある。この減結合抵抗
8の作用は、点弧エレメント2の接続端子が、給電電位
に対して短絡した際に、どんな場合にも、エネルギ蓄積
コンデンサ1に蓄積されたエネルギが、点弧に必要な点
弧電流に達する程、点弧エレメント2を介して送出され
ないようにすることである。
【0021】回路装置は、車両内に、空間的に種々異な
ったやり方で設けることができる。つまり、例えば、図
2によると、点弧エレメント2以外の回路装置全体を、
有利には車両の中央部に一緒に設けた制御装置内に収容
することができる。点弧エレメント2は、点弧線路を介
して制御装置と接続されている。択一選択的に、図2に
示されている回路装置全体を乗客保護手段の空間的近傍
に設けるとよい。その際、減結合抵抗8には、エネルギ
供給用の線路が取り付けられ、この線路は、例えば、車
両搭載電源網に直接接続されているか、又は、乗客保護
用の中央の制御装置に接続されている。殊に、そのよう
に回路装置を分散配置構成すると、情報をデータの形式
で結合抵抗8に接続された線路を介して伝達することが
できる。そのような情報は、例えば、点弧エレメント2
の点弧用の点弧命令、診断命令又は診断結果又は初期化
情報を含む。データ流が取り出されて、制御回路4に供
給され、制御回路は、コーディングされた情報を解読
し、場合によっては、電力段3を開いたり、又は、閉じ
たりする。接続線路は、殊にバスとして構成されてお
り、このバスには、前述の複数の回路装置が減結合抵抗
8を介して接続されている。この減結合抵抗8は、例え
ば、点弧エレメントの点弧の結果、回路装置が短絡した
際に、バス全体が短絡されるのではなく、別の回路装置
の点弧は不可能であるように作用する。
【0022】図3には、本発明の方法の実施例が示され
ている。ステップS1では、本発明の検査ルーチンが、
図1又は図2の回路装置の電力スイッチ3の機能動作を
検査するために開始される。その際、ステップS2で
は、エネルギ蓄積コンデンサ1が少なくともかなりの量
放電されているかどうか検査される。エネルギ蓄積コン
デンサ1が相当放電されている場合、ステップS4が続
き、エネルギ蓄積コンデンサ1が放電されていない場
合、ステップS3で、ほぼ完全に放電される。ステップ
S4では、検査電圧UPRUEFが検査される前に(ス
テップ42)、先ず、電力段3が遮断状態から導電状態
に移行する(ステップS41)。ステップS5では、検
査電圧UPRUEFが最小電圧値を超過するかどうか検
査される。その際、検査電圧UPRUEFが最小電圧値
を超過しない場合、ステップS6で、エラー信号fが形
成される。つまり、電力段は、明らかに導電接続できな
いからである。しかし、検査電圧UPRUEFが最小電
圧値を下回った場合、後続のステップS7で、先ず、電
力段3が制御されて開けられる(ステップS71)。そ
れに続いて、検査電圧が別の閾値(場合によってはステ
ップS5で得られた最小閾値に等しい)と比較される前
に固定時間Tの間待機される。検査電圧U
PRUEFが、この閾値を超過すると、ステップS10
で、回路装置の通常の機能動作で、乗客保護手段の制御
が続行される。検査電圧UPRUEFが、この閾値を超
過しない場合、ステップS9で、エラー信号f(光学信
号又は音響信号)が発生される。つまり、電力段3は、
導電状態から非導電状態に移行することはできないこと
が明らかであるからである。
【0023】図3の検査方法は、回路装置の通常作動状
態の間、つまり、車両エンジンの点火がスイッチオンさ
れた際に実行することができ、その際、どんな場合で
も、ステップS3は、エネルギ蓄積コンデンサの放電の
ために必要である。前述の方法が、制御装置の作動開始
時、つまり、車両エンジンの点火によって車両が始動し
た際に実行されると、エネルギ蓄積コンデンサは、通常
のように放電状態になる。 [図面の簡単な説明]
【図1】第1の本発明の装置の回路図
【図2】本発明の別の装置の回路図
【図3】図1又は図2の装置の電力段の機能動作の検査
用の本発明の方法の流れ図
フロントページの続き (72)発明者 クリスティアン ツェルガー ドイツ連邦共和国 レーゲンスブルク デヒベットナーシュトラーセ 23アー (56)参考文献 特開 平6−305393(JP,A) 特開 平8−188113(JP,A) 特開 平9−30363(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の乗客保護手段の制御用に設けら
    れた回路装置のテスト用の装置において、 −回路装置はエネルギ蓄積コンデンサ(1)を有してお
    り、該エネルギ蓄積コンデンサ(1)は、点弧エレメン
    ト(2)と制御可能な電力段(3)との直列回路に並列
    に設けられており、 −前記並列回路は、テスト電流(ILADE)を供給す
    るエネルギ源(5)により給電され、 −前記エネルギ蓄積コンデンサ(1)が少なくとも、点
    弧エレメントを作動するのに不充分な電流が流れる程度
    に放電されていて、前記電力段(3)が導電接続されて
    いる場合、前記点弧エレメント(2)と制御可能な電力
    段(3)との直列回路内で降下している検査電圧(U
    PRUEF)が評価装置(4)によって検出されて評価
    されるようにしたことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 検査電圧(UPRUEF)は、点弧エレ
    メント(2)と電力段(3)との接続点(V)と、エネ
    ルギ源(KL1,KL2)の一方の端子との間で取り出
    される請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 評価装置(4)は、エネルギ蓄積コンデ
    ンサ(1)での電圧降下(Uc)を用いて、当該のエネ
    ルギ蓄積コンデンサ(1)が少なくとも、点弧エレメン
    トを作動するのに不充分な電流が流れる程度に放電され
    ているかどうか検査し、前記エネルギ蓄積コンデンサ
    (1)が少なくとも、点弧エレメントを作動するのに不
    充分な電流が流れる程度に放電されていることが確認さ
    れて初めて、電力段(3)は前記評価装置(4)によっ
    て検査の目的で導電接続される請求項1又は2記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 エネルギ源(1)から給電されたテスト
    電流(ILADE)は、点弧エレメント(2)の点弧に
    必要な点弧電流(IZUEND)よりも小さい請求項1
    〜3迄の何れか1記載の装置。
  5. 【請求項5】 評価装置(4)による、前記検査電圧
    (UPRUEF)が基準-乃至アース電位よりも大きな
    値に上昇するかどうかの評価に依存して、電力段(3)
    の機能が正常でないということを示すエラー信号(f)
    が発生される請求項1〜4迄の何れか1記載の装置。
  6. 【請求項6】 電力段(3)は、当該電力段(3)の導
    電切換後、検査の目的で遮断状態にスイッチングされ、
    それに続いて、検査電圧(UPRUEF)が評価装置
    (4)によって検出されて、前記検査電圧(U
    PRUEF)が基準-乃至アース電位よりも大きな値に
    上昇するかどうか評価される請求項1〜5迄の何れか1
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 検査電圧(UPRUEF)は、電力段
    (3)が遮断状態にスイッチングしてから固定の時間
    (T)後に検出されて評価される請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 電力段(3)が遮断状態にスイッチング
    した後検出された検査電圧(UPRUEF)に依存し
    て、エラー信号(f)が発生される請求項6又は7記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 並列回路(1,2,3)に直列に、少な
    くとも1つの減結合抵抗(8)が設けられている請求項
    1〜8迄の何れか1記載の装置。
  10. 【請求項10】 自動車の乗客保護手段の制御用に設け
    られた回路装置のテスト用の方法であって、その際、前
    記回路装置は、エネルギ蓄積コンデンサ(1)と、点弧
    エレメント(2)と制御可能な電力段(3)の直列回路
    との並列回路を有しており、その際、前記並列回路は、
    テスト電流(ILADE)を供給するエネルギ源(5)
    によって給電され、 −前記エネルギ蓄積コンデンサ(1)が、少なくとも、
    点弧エレメントを作動するのに不充分な電流が流れる程
    度に放電されている場合、前記電力段(3)を導電接続
    し、 −前記電力段(3)が導電接続された後、前記点弧エレ
    メント(2)と制御可能な電力段(3)の直列回路内に
    降下した検査電圧を検出して評価することを特徴とする
    方法。
  11. 【請求項11】 電力段(3)は、当該電力段(3)の
    導電スイッチング後、遮断状態にスイッチングされ、該
    電力段(3)のスイッチングに続いて、検査電圧(U
    PRUEF)を検出して、前記検査電圧
    (UPRUEF)が基準-乃至アース電位よりも大きな
    値に上昇するかどうか評価する請求項10記載の方法。
JP2000505027A 1997-07-29 1998-07-17 自動車の乗客保護手段の制御用に設けられた回路装置のテスト用の装置及び方法 Expired - Fee Related JP3378855B2 (ja)

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