JPH0748425Y2 - 自動車用装飾板 - Google Patents

自動車用装飾板

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JPH0748425Y2
JPH0748425Y2 JP1988076364U JP7636488U JPH0748425Y2 JP H0748425 Y2 JPH0748425 Y2 JP H0748425Y2 JP 1988076364 U JP1988076364 U JP 1988076364U JP 7636488 U JP7636488 U JP 7636488U JP H0748425 Y2 JPH0748425 Y2 JP H0748425Y2
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JP
Japan
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decorative plate
lamp
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plate
front lens
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JP1988076364U
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JPH01179052U (ja
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昌之 藁科
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、左右のテールランプ間の装飾パネルに使用さ
れる自動車用装飾板に関する。
〔従来技術〕
最近の自動車の左右のテールランプ間の装飾パネルに
は、樹脂成形品を使用しており、この樹脂形成品の裏面
にマークや文字類を表示するようになっている。第8図
は従来のこの種の装飾板の断面を示すもので、樹脂成形
品2の裏面に、マークや文字類の印刷層4が形成され、
さらにその上に成形品裏面全体にわたって塗膜層6が形
成された構造となっており、装飾板の表面に印刷層4が
鮮明に現出して、斬新で、かつ高級感が得られると言う
ものである。
〔考案の解決しようとする課題〕
しかし前記した従来の装飾板では、装飾板の表面に現出
する印刷層4は鮮明ではあるが、立体感に乏しく、高級
感が今一歩足らず、さらに高級感が希求されていた。
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は、装飾板の表面に文字などの表示部を立体的
に現出させることにより、従来よりも一層の高級感が得
られる自動車用装飾板を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係わる自動車用装
飾板においては、左右のテールランプ(40),(40)間
に設けられる所定のランプのランプボディ(10A),(1
0B)の前面開口部周縁がテールランプ(40),(40)に
近接する位置までプレート状に延出され、前記プレート
状延出部(10)の前面に組付け一体化され、前記ランプ
が車体に固定されることで左右のテールランプ(40),
(40)間に配設される自動車用装飾板(20)であって、
前記装飾板(20)は、ランプボディ(10A),(10B)の
前面開口部に配した前面レンズ(16A),(16B)と係合
して前面レンズ(16A),(16B)をランプボディ(10
A),(10B)に対し位置決め固定する前面レンズ係合用
の開口部(22A),(22B)の設けられた、テールランプ
(40),(40)の前面レンズと略同じ色を帯びたプレー
ト状の透明樹脂成形品により構成し、装飾板(20)の裏
面に、表示したいマークや文字などに対応する領域を突
出形成し、この突出部に所定の色のインキを印刷した着
色層(34)を形成し、前記突出部(30)を、着色層(3
4)が直接形成された表示部本体領域(32)と、前記表
示部本体領域(32)より一段低いが突出部非形成領域よ
り高く形成されて表示部本体領域(32)を縁取りする輪
郭部領域(31)とから構成するとともに、この突出部
(30)を除いた装飾板(20)の裏面全域に、テールラン
プ(40),(40)のレンズステップと同一形状のステッ
プ(42)を設けるようにしたものである。
〔作用〕
装飾板は、左右のテールランプ間に設けられる所定のラ
ンプのランプボディに一体化されており、ランプボディ
を車体に取り付けることで、装飾板の車体への取付を省
略できる。
ランプボディの前面開口部に配された前面レンズは、ラ
ンプボディのプレート状延出部に組付け一体化された装
飾板に設けられた前面レンズ係合用の開口部に係合する
ことで、ランプボディの前面開口部所定位置に位置決め
固定される。
印刷インキによる着色層は成形品裏面より突出した面に
形成されており、装飾板の表面には着色層が奥まって出
現し、表示部が立体的に見える。特に、着色層を縁取り
するように形成されている、着色層形成面より一段低い
輪郭部領域が、着色表示部周辺の明度差を段階的に変化
させる、所謂グラデーション作用を営み、着色表示部が
より立体的に見える。またテールランプのレンズの色と
略同じ装飾板の色は、左右のテールランプ間にあって自
動車後部全体を同一色に見せ、装飾板に設けられている
テールランプのレンズステップと同一のステップは、装
飾板の内部を隠すとともに、自動車の後部全体のステッ
プ模様を統一あるものにする。
〔実施例〕
第1図〜第6図は、本考案をバックアップランプの装飾
板として適用した実施例を示すもので、第1図は一部を
省略したバックアップランプの正面図、第2図はその水
平断面図、第3図はその縦断面図、第4図は装飾板の裏
面図、第5図はその要部縦断面図、第6図は装飾板の表
示部の正面図である。
これらの図において、符号10はランプボディ本体で、左
側ランプボディ10Aと右側ランプボディ10Bとが接続され
て一体化された構造となっている。ランプボディ10A(1
0B)の前面開口部周縁にはシール溝12A,13A(12B,13B)
が形成されている。
シール溝12A(12B)にはシェード14A(14B)が係合され
て、バルブ11A(11B)を取り囲む灯室が形成されてい
る。シェード14A(14B)の外周には、白色の合成樹脂製
前面レンズ16A(16B)が配されて、レンズ脚部17A(17
B)はシール溝13A(13B)にそれぞれ係合されている。
またランプボディ本体10の前面には、透明にして赤色を
帯びた合成樹脂成形品である装飾板20が装着されてい
る。即ち、左右のテールランプ40,40間に配設されるバ
ックアップランプのランプボディ10A,10Bの前面開口部
の周縁がテールランプ40に隣接する位置までプレート状
に延出され、このプレート状延出部であるランプボディ
本体10に装飾板20が組付け一体化されている。
装飾板20には、前面レンズ16A(16B)に対応する略矩形
状の開口部22A(22B)が形成されており、ランプボディ
10の外周縁に形成されたシール溝18(第3図参照)に装
飾板20の脚部21a,21bが係合されている。装飾板20の脚
部21a,21bには係合突起23が突出形成されており、一
方、シール溝18の外側壁のこの係合突起23に対応する部
位にも係合突起19(第3図参照)が形成されており、装
飾板20の脚部21a,21bをシール溝18に係合させると、係
合突起23,19が互いに係合して、装飾板20とランプボデ
ィ本体10とが機械的に締結されるようになっている。
またレンズ16A(16B)の脚部には、外フランジとして機
能する段差部15が周設されており、この段差部15に装飾
板の開口部22A,22Bを形成する周壁24A(24B)下端部を
当接させて、前面レンズ16A(16B)と装飾板20の位置決
めがされている。
装飾板20の裏面には、第5図符号30で示されるように、
所定の文字に対応する領域が突出形成されている。この
突出部30は、第4図に示されるように、文字の輪郭部領
域31が装飾板最下面部よりわずかに突出し、そして表示
部本体領域である文字本体領域32が輪郭部領域31よりさ
らに突出した構造となっており、文字本体領域32は、縦
方向一定ピッチのスリット33で分離された形状となって
いる。そして文字本体領域32の上端面には、黒色のイン
キが印刷された黒色着色層34が形成され、さらに装飾板
裏面全体に銀色塗料が塗装された光反射層36が形成され
ている。なお装飾板20の文字表示部を除いた裏面全域に
は、装飾板の両側にに位置するテールランプ40の前面レ
ンズに形成されている魚眼ステップと同一形状の魚眼ス
テップ42が形成されており、テールランプ40および装飾
板20全域が一体感をもって均一に見えるようになってい
る。
そして昼間では、装飾板20の表面に、第6図に示すよう
な黒色の横縞模様で表示された文字が立体的に現出し、
斬新な、かつ高級なイメージが得られる。符号32aは最
突出部である着色層34に対応する黒色領域で、輪郭部領
域31に対応する領域31aで縁取られ、さらにスリット33
に対応する領域33aで分離され、文字が横縞となって奥
まって見える。また夜間においては、バルブ11A(11B)
の光はシェード14A(14B)によって遮られ、装飾板20の
表示部に光が届かないので、装飾板20が内側から照明さ
れることはない。そして外から光が当たれば、昼間の状
態と同じように見える。
なお前記実施例では、スリット33を縦方向所定ピッチに
形成して黒色着色層34によって文字を横縞模様で表示す
るようにしているが、スリットを横方向所定ピッチで形
成して、黒色着色層によって文字を、第7図(b)に示
されるように、縦縞模様で表示するようにしてもよい。
またスリット33を形成しないで、文字本体領域を平坦な
形状として、ここに着色層を形成するようにしてもよ
く、このときは第7図(a)のように表示される。
また前記実施例では、突出部の表面に黒色着色層34を形
成し、さらに装飾板20の裏面全域に光反射層36を形成す
るようにしているが、黒色着色層34だけを形成するよう
にしても、着色した文字等が奥まった感じとなって立体
感が得られ、高級なイメージが得られることには変わり
ない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案に係る自動車用
装飾板は、左右のテールランプ間に設けられる所定のラ
ンプのランプボディに一体化されており、ランプを車体
に取り付けることで装飾板自体を直接車体に取付けなく
てもよく、それだけ取付け作業性がよい。
また装飾板に設けた前面レンズ係合用の開口部には、前
面レンズをランプボディの前面開口部所定位置に位置決
め固定するという働きがあるため、前面レンズとランプ
ボディ間に、前面レンズをランプボディに対し位置決め
したり固定したりする手段を別途設けなくてもよく、そ
れだけランプの構造も簡単となる。
また透明樹脂成形品である装飾板の裏面に、表示したい
マークや文字などに対応する領域を突出形成し、この突
出部に所定の色のインキを印刷した着色層を形成するよ
うにしたので、着色層によって表示される文字等が装飾
板の表面において奥まって、即ち立体的に現出し、斬新
にして従来よりも一層の高級感が得られる。特に着色層
を縁取りする着色層形成面より一段低い輪郭部領域によ
るグラデーション作用により、文字等の着色表示部の立
体感が強調されたのものとなっている。
また装飾板を含めた左右のテールランプ間領域全体がテ
ールランプの呈する色で統一され、かつテールランプの
レンズステップ模様で統一されるため、意匠的な統一に
よって自動車の後部全体に一体感が醸しだされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバックアップランプの正面図、第2図は第1図
に示す線II−IIに沿う断面図、第3図は第1図に示す線
III−IIIに沿う断面図、第4図は装飾板を裏面から見た
斜視図、第5図は第4図に示す線V−Vに沿う断面図、
第6図は装飾板に現出する表示部を示す正面図、第7図
(a),(b)は本考案の他の実施例の装飾板に現出す
る表示部を示す正面図、第8図は従来の装飾板の縦断面
図である。20…透明樹脂形成品である赤色を帯びた装飾
板、30…突出部、34…黒色インキが印刷された黒色着色
層、36…銀色塗装された光反射層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右のテールランプ間に設けられる所定の
    ランプのランプボディの前面開口部周縁がテールランプ
    に近接する位置までプレート状に延出され、前記プレー
    ト状延出部の前面に組付け一体化され、前記ランプが車
    体に固定されることで左右のテールランプ間に配設され
    る自動車用装飾板であって、前記装飾板は、ランプボデ
    ィの前面開口部に配された前面レンズと係合して前面レ
    ンズをランプボディに対し位置決め固定する前面レンズ
    係合用の開口部の設けられた、テールランプの前面レン
    ズと略同じ色を帯びたプレート状の透明樹脂成形品によ
    り構成され、装飾板の裏面には、表示したいマークや文
    字などに対応する領域が突出形成され、この突出部に所
    定の色のインキが印刷された着色層が形成された構造
    で、前記突出部は、着色層が直接形成された表示部本体
    領域と、前記表示部本体領域より一段低いが突出部非形
    成領域より高く形成されて表示部本体領域を縁取りする
    輪郭部領域とから構成されるとともに、この突出部を除
    いた装飾板の裏面全域に、テールランプのレンズステッ
    プと同一形状のステップが設けられたことを特徴とする
    自動車用装飾板。
JP1988076364U 1988-06-10 1988-06-10 自動車用装飾板 Expired - Lifetime JPH0748425Y2 (ja)

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JPH01179052U JPH01179052U (ja) 1989-12-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153642A (ja) * 1983-02-23 1984-09-01 Hashimoto Forming Co Ltd フイニツシヤ−の製造方法
JPS6136041A (ja) * 1984-07-30 1986-02-20 Toyoda Gosei Co Ltd 装飾体

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