JPS5831713Y2 - 表示体の透光板取付構造 - Google Patents
表示体の透光板取付構造Info
- Publication number
- JPS5831713Y2 JPS5831713Y2 JP7427078U JP7427078U JPS5831713Y2 JP S5831713 Y2 JPS5831713 Y2 JP S5831713Y2 JP 7427078 U JP7427078 U JP 7427078U JP 7427078 U JP7427078 U JP 7427078U JP S5831713 Y2 JPS5831713 Y2 JP S5831713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- transparent
- transmitting
- display
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、複数個の表示灯を並設して内蔵した表示体
の透光板取付構造に関する。
の透光板取付構造に関する。
この種の表示体は、通常メータパネル等に装着され、表
示灯の点滅状態により、その表示灯と接続している装置
の作動状態を知るものである。
示灯の点滅状態により、その表示灯と接続している装置
の作動状態を知るものである。
以下、自動車のメータパネルに装着した表示体を例に採
り説明するがこれに限られるものではない。
り説明するがこれに限られるものではない。
第1図に、自動車のメータパネルに装着した従来の表示
体の構造を示す。
体の構造を示す。
メータパネル1には、複数個の透窓2が縦方向に並設さ
れ、各透窓2ごとに隔壁3で区画した区画室5をもつ表
示体ケース6が一体に形成されている。
れ、各透窓2ごとに隔壁3で区画した区画室5をもつ表
示体ケース6が一体に形成されている。
各区画室5の裏側開口部には、表示灯7を内蔵した投光
筒8がその先端を若干挿入して装着されている。
筒8がその先端を若干挿入して装着されている。
このとき、各透窓2には、半透明又は透明の合成樹脂製
の透光板9が、図示のように熱かしめにより固着されて
いた。
の透光板9が、図示のように熱かしめにより固着されて
いた。
この熱かしめは熟練を要し、作業工数の増大につながり
、また熱板の透光板への付着等により透光板が製品不良
となりやすかった。
、また熱板の透光板への付着等により透光板が製品不良
となりやすかった。
また、溶着強度が一定でないため、透光板が衝撃により
溶着強度の弱い個所が離脱することがあった。
溶着強度の弱い個所が離脱することがあった。
さらに、透光板に表示マーク等をホットスタンプ等によ
り刻印するのに小さな透光板の一つ一つに刻印をしなけ
ればならず、所要数まとめて一度に刻印することはでき
ず、透光板全体として高コストとなった。
り刻印するのに小さな透光板の一つ一つに刻印をしなけ
ればならず、所要数まとめて一度に刻印することはでき
ず、透光板全体として高コストとなった。
これらの不具合を解消するために、本願考案者は、先に
、実願昭52−147656号(実公昭57−3763
3号公報)で、第2図に示すような、表示体ケース6と
表示体ケース6に嵌着する透光板部材10を考案して出
願した。
、実願昭52−147656号(実公昭57−3763
3号公報)で、第2図に示すような、表示体ケース6と
表示体ケース6に嵌着する透光板部材10を考案して出
願した。
すなわち、透光板部材10は、透明又は半透明の合成樹
脂材で一体成形され、前記表示体ケース6に、側壁10
a及び上面の透光部10bが、表示体ケース6の内側
面及び透窓2の裏面にそれぞれ密着して嵌着可能となっ
ている。
脂材で一体成形され、前記表示体ケース6に、側壁10
a及び上面の透光部10bが、表示体ケース6の内側
面及び透窓2の裏面にそれぞれ密着して嵌着可能となっ
ている。
また、透光板部材10の上部及び両側には、表示体ケー
ス6の各隔壁3と密嵌可能にスリット11が複数個形成
されている。
ス6の各隔壁3と密嵌可能にスリット11が複数個形成
されている。
この透光板部材10は前記不具合を解消するが、各透光
部10 bが一体であるため透光部が単色表示の場合は
、成形、組付、運搬等取扱いに至便であるが、透光部に
異色表示を要求される個所に適用できなかった。
部10 bが一体であるため透光部が単色表示の場合は
、成形、組付、運搬等取扱いに至便であるが、透光部に
異色表示を要求される個所に適用できなかった。
特に計器板等各種操作の表示板においては、操作内容の
誤認防止の安全対策上から、或はデザイン上の美感を向
上させる面から透光部の多色化が一方において行なわれ
ている。
誤認防止の安全対策上から、或はデザイン上の美感を向
上させる面から透光部の多色化が一方において行なわれ
ている。
上記透光板部材10は、透光部10 bの異色化ないし
多色化に対しては十分対応できなかった。
多色化に対しては十分対応できなかった。
この考案は、上記にかんがみて、透光板の表示体への取
付工数が大幅に削減でき、また、各透光板の取付強度も
十分に衝撃に耐え、さらに、複数個の透光板に同時に表
示マーク等を刻印することができ、しかも、透光部の多
色化に十分対応できる表示体の透光板取付構造を提供す
ることを目的とする。
付工数が大幅に削減でき、また、各透光板の取付強度も
十分に衝撃に耐え、さらに、複数個の透光板に同時に表
示マーク等を刻印することができ、しかも、透光部の多
色化に十分対応できる表示体の透光板取付構造を提供す
ることを目的とする。
この考案の要旨は、表示体ケースに各透光部を一体にし
た透光板部材を、側壁及び各透光部が表示体ケースの内
側壁及び各透窓の裏面に密着可能に嵌着する取付構造で
あって、透光板本体と異色透光部とを別体に成形し、該
透光部を透光板本体に嵌着して透光板部材を一体化して
、透光板部材を表示体ケースに取り付ける表示体の透光
板取付構造にある。
た透光板部材を、側壁及び各透光部が表示体ケースの内
側壁及び各透窓の裏面に密着可能に嵌着する取付構造で
あって、透光板本体と異色透光部とを別体に成形し、該
透光部を透光板本体に嵌着して透光板部材を一体化して
、透光板部材を表示体ケースに取り付ける表示体の透光
板取付構造にある。
以下、この考案の実施例を図例に基づいて説明する。
第2図で示すように、表示体ケース6は、従来と同様で
あって、裏側が開口された縦長の箱状体が隔壁3で縦方
向に分割されて複数個の区画室5をもち、表側は各区画
室5ごとに透窓2が形成されている。
あって、裏側が開口された縦長の箱状体が隔壁3で縦方
向に分割されて複数個の区画室5をもち、表側は各区画
室5ごとに透窓2が形成されている。
なお、隔壁3の裏側両端には切り欠き3aが形威されて
いる。
いる。
第3図で示すように、透光板部材13は、透光板本体1
4と異色透光部15とからなり透明又は半透明の合成樹
脂材(例えばアクリル系樹脂、ビニル系樹脂)で成形さ
れている。
4と異色透光部15とからなり透明又は半透明の合成樹
脂材(例えばアクリル系樹脂、ビニル系樹脂)で成形さ
れている。
透光板本体14は、異色とする透光部の個所が開口され
、側壁14a及び上面の透光部14bが、表示体ケース
6の内側面及び透窓2の裏面にそれぞれ密着して嵌着可
能となっている。
、側壁14a及び上面の透光部14bが、表示体ケース
6の内側面及び透窓2の裏面にそれぞれ密着して嵌着可
能となっている。
また、透光板本体14の上部及び両側には、表示体ケー
ス6の各隔壁3と密嵌可能にスリット16が形威されて
いる。
ス6の各隔壁3と密嵌可能にスリット16が形威されて
いる。
このとき、透光板本体14と異色透光部15とは別体に
成形し、この異色透光部15を透光板本体14に弾性嵌
着して一体化する。
成形し、この異色透光部15を透光板本体14に弾性嵌
着して一体化する。
この弾性嵌着の構造は種々考えられるが、図例では、透
光板本体14の両側壁14aの上端部に嵌着孔17が形
成され、異色透光部15は両側に嵌着孔17に嵌着可能
な嵌着爪18が形成されている。
光板本体14の両側壁14aの上端部に嵌着孔17が形
成され、異色透光部15は両側に嵌着孔17に嵌着可能
な嵌着爪18が形成されている。
また、第5図には、嵌着爪18Aが嵌着孔17Aに外側
から嵌着する例を示す。
から嵌着する例を示す。
次に、この考案の構造の組付方法を説明する。
別体に成形され、所要の着色成形材料で成形された異色
透光部15を、透光部が形威されていない開口部の側壁
14aの上端部に下側内部より弾性的に嵌着し異色透光
部15を透光板本体14に一体化し透光板部材13とす
る。
透光部15を、透光部が形威されていない開口部の側壁
14aの上端部に下側内部より弾性的に嵌着し異色透光
部15を透光板本体14に一体化し透光板部材13とす
る。
このとき、異色透光部15の幅lが、透光板本体14の
嵌合幅りより広いため、嵌着後、透光部材13の透光板
本体14からの脱落はない。
嵌合幅りより広いため、嵌着後、透光部材13の透光板
本体14からの脱落はない。
また、嵌着の際、透光板本体14の側壁14 aにはス
リット16が形威されているため、透光板本体14の側
壁14aが外側へたわみ容易に嵌着できる。
リット16が形威されているため、透光板本体14の側
壁14aが外側へたわみ容易に嵌着できる。
こうして、異色透光部15が一体化された透光板部材1
3にホットスタンプ等で複数個所の透光部に表示マーク
等を同時刻印した後、従来と同様にして、表示体ケース
6の裏側から嵌着する。
3にホットスタンプ等で複数個所の透光部に表示マーク
等を同時刻印した後、従来と同様にして、表示体ケース
6の裏側から嵌着する。
そうすると、透光板本体14の両側壁14 a及び透光
部14b、15は表示体ケース6の内側面及び透窓2の
内面にそれぞれ密着して、また、各隔壁3とスリット1
1が光を遮断するように嵌着されるので、各表示灯7の
光が他の透光部14b、15へ漏れたりすることがなく
、また異色透光部15において、透光板本体14の色の
影響もほとんどうけることがない。
部14b、15は表示体ケース6の内側面及び透窓2の
内面にそれぞれ密着して、また、各隔壁3とスリット1
1が光を遮断するように嵌着されるので、各表示灯7の
光が他の透光部14b、15へ漏れたりすることがなく
、また異色透光部15において、透光板本体14の色の
影響もほとんどうけることがない。
なお、上記実施例では、異色透光部のみ別体成形し嵌着
構造としたが、全ての透光部を嵌着構造とし、各種異色
の透光部を準備するようにすれば、種々の多色化に対応
できる。
構造としたが、全ての透光部を嵌着構造とし、各種異色
の透光部を準備するようにすれば、種々の多色化に対応
できる。
また、嵌着構造として弾性嵌着を例に採ったが、両側壁
に溝を形威し、該溝へ透光板部材を一方から挿入するレ
ール方式等の嵌着も考えられる。
に溝を形威し、該溝へ透光板部材を一方から挿入するレ
ール方式等の嵌着も考えられる。
この考案の表示体の透光板の取付構造は、上記のような
構成なので、透光板の表示体への取付工数が大幅に削減
でき、また、各透光板の取付強度も十分衝撃に耐え、さ
らに、複数個の透光板に同時に表示マーク等を刻印する
ことができ、しかも透光部の多色化に十分対応すること
ができる等の効果を奏する。
構成なので、透光板の表示体への取付工数が大幅に削減
でき、また、各透光板の取付強度も十分衝撃に耐え、さ
らに、複数個の透光板に同時に表示マーク等を刻印する
ことができ、しかも透光部の多色化に十分対応すること
ができる等の効果を奏する。
第1図は従来の透光板取付構造の一例を示す断面図、第
2図は別の透光板取付構造の一例を示す分解斜視図、第
3図はこの考案の透光板の一例を示す分解斜視図、第4
図は異色透光部を透光板本体に嵌着した状態を示す断面
図、第5図は同じく別の実施例を示す断面図である。 2・・・・・・透窓、3・・・・・・隔壁、5・・・・
・・区画室、6・・・・・・表示体ケース、13・・・
・・・透光板部材、14・・・・・・透光板本体、14
a・・・・・・側壁、14b・・・・・・透光部、1
5・・・・・・異色透光部。
2図は別の透光板取付構造の一例を示す分解斜視図、第
3図はこの考案の透光板の一例を示す分解斜視図、第4
図は異色透光部を透光板本体に嵌着した状態を示す断面
図、第5図は同じく別の実施例を示す断面図である。 2・・・・・・透窓、3・・・・・・隔壁、5・・・・
・・区画室、6・・・・・・表示体ケース、13・・・
・・・透光板部材、14・・・・・・透光板本体、14
a・・・・・・側壁、14b・・・・・・透光部、1
5・・・・・・異色透光部。
Claims (1)
- 裏側が開口された箱状体が隔壁3で分割されて複数個の
区画室5をもち、表側が各区画室5ごとに透窓2が形成
された表示体ケース6に、各透光部を一体化した透光板
部材13を、側壁14a及び各透光部14b、15が前
記表示体ケース6の内側壁及び各透窓2の裏面に密着し
て嵌着する取付構造であって、前記透光板部材13が透
光板本体14と異色透光部15とに別体成形され、該異
色透光部15を透光板本体14に嵌着して一体化した透
光板部材13が表示体ケース6に取り付けらた構成の表
示体の透光板取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7427078U JPS5831713Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 表示体の透光板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7427078U JPS5831713Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 表示体の透光板取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54175739U JPS54175739U (ja) | 1979-12-12 |
JPS5831713Y2 true JPS5831713Y2 (ja) | 1983-07-14 |
Family
ID=28987652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7427078U Expired JPS5831713Y2 (ja) | 1978-05-31 | 1978-05-31 | 表示体の透光板取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831713Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-31 JP JP7427078U patent/JPS5831713Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54175739U (ja) | 1979-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH02201802A (ja) | 自動車用信号灯 | |
JPS5831713Y2 (ja) | 表示体の透光板取付構造 | |
JPH0721028Y2 (ja) | 自動車用スピーカ装置 | |
KR200143852Y1 (ko) | 선루프 장착홈의 정밀도 측정구 | |
JPS631368Y2 (ja) | ||
CN215322252U (zh) | 可替换原车装饰板的炫彩灯光图案显示装置 | |
CN220742671U (zh) | 一种集成式交互尾门 | |
JPH0446785Y2 (ja) | ||
JPS6110787U (ja) | パチンコ機のランプ表示装置 | |
CN217994312U (zh) | 探测器安装组件及车辆 | |
JPH0748425Y2 (ja) | 自動車用装飾板 | |
JPS5914282Y2 (ja) | 照明装置におけるレンズの固定装置 | |
JPH0354276Y2 (ja) | ||
JPH0313063Y2 (ja) | ||
JPH076026Y2 (ja) | 車体開口縁部の縁飾り | |
JPH0240815U (ja) | ||
JP2553837Y2 (ja) | 自動車用灯具のレンズ | |
JP2554793Y2 (ja) | 表示装置 | |
JPS5922644Y2 (ja) | 車輛用灯具 | |
CA2115790A1 (en) | Translucent parts of vehicle lights | |
JPH036931Y2 (ja) | ||
JPH0118410Y2 (ja) | ||
JPS6135467Y2 (ja) | ||
JPH0349050Y2 (ja) | ||
JPS6141913Y2 (ja) |