JPH067523Y2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPH067523Y2 JPH067523Y2 JP932489U JP932489U JPH067523Y2 JP H067523 Y2 JPH067523 Y2 JP H067523Y2 JP 932489 U JP932489 U JP 932489U JP 932489 U JP932489 U JP 932489U JP H067523 Y2 JPH067523 Y2 JP H067523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- lens
- color
- red
- lenses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、前面のレンズが複数の色違いレンズを接合
してなるコンビネーションランプのような車両用灯具に
関する。
してなるコンビネーションランプのような車両用灯具に
関する。
《従来の技術》 例えば、テールストップランプとバックアップランプと
が組合わされた車両用灯具の場合、テールストップラン
プとしては赤色のレンズが使用され、バックアップラン
プとしては白色のレンズが使用される。赤色レンズと白
色レンズとは、互いに独立してハウジングに組み込まれ
る場合と、予め一体に接合されてハウジングに組み込ま
れる場合がある。いずれの場合にも、赤色レンズと白色
レンズとの間は遮光する必要があるので、レンズの接合
部をハウジングに設けた遮光壁で覆う必要がある。
が組合わされた車両用灯具の場合、テールストップラン
プとしては赤色のレンズが使用され、バックアップラン
プとしては白色のレンズが使用される。赤色レンズと白
色レンズとは、互いに独立してハウジングに組み込まれ
る場合と、予め一体に接合されてハウジングに組み込ま
れる場合がある。いずれの場合にも、赤色レンズと白色
レンズとの間は遮光する必要があるので、レンズの接合
部をハウジングに設けた遮光壁で覆う必要がある。
《考案が解決しようとする課題》 赤色レンズと白色レンズが予め一体に接合されている場
合、赤色レンズと白色レンズの境界が一本の線で連続す
るのでデザインは斬新なものとなるが、その裏側に遮光
壁が透けて見える問題点がある。また近年においては車
体のデザイン的な要請からコンビネーションランプにお
いても一色のレンズに統一したい場合がある。このよう
な要請に答えるためには、現在の技術では構成が複雑に
なってコスト高になる問題点がある。
合、赤色レンズと白色レンズの境界が一本の線で連続す
るのでデザインは斬新なものとなるが、その裏側に遮光
壁が透けて見える問題点がある。また近年においては車
体のデザイン的な要請からコンビネーションランプにお
いても一色のレンズに統一したい場合がある。このよう
な要請に答えるためには、現在の技術では構成が複雑に
なってコスト高になる問題点がある。
そこでこの考案の目的は、簡単な構成で色違いのレンズ
の接合部を隠すことができるとともに、レンズの色を統
一させることのできる改良された車両用灯具を提供する
ことにある。
の接合部を隠すことができるとともに、レンズの色を統
一させることのできる改良された車両用灯具を提供する
ことにある。
《課題を解決するための手段》 この考案による車両用灯具は、色違いのレンズの一方を
他方の色違いレンズとの接合部を含めて、他方の色違い
レンズと同色でかつ複数の透光窓部を設けたシートで覆
ったことを特徴とする。
他方の色違いレンズとの接合部を含めて、他方の色違い
レンズと同色でかつ複数の透光窓部を設けたシートで覆
ったことを特徴とする。
《作用》 非点灯時には一方のレンズに貼着されたシートによって
他方のレンズと同色に視認され、点灯時には透光窓部か
ら一方のレンズの色の灯火が発光される。
他方のレンズと同色に視認され、点灯時には透光窓部か
ら一方のレンズの色の灯火が発光される。
《実施例》 第１図および第２図には、この考案の一実施例が示され
ている。この灯具はテールストップランプとバックアッ
プランプとを組み合わせたコンビネーションランプで、
灯具の前面形状を形成するテールストップランプ用赤色
レンズ１の中にバックアップランプ用白色レンズ２が島
状に予め一体に接合されている。赤色レンズ１の周縁に
は脚部３が形成され、この脚部３は、ハウジング４の周
縁に形成された溝部５内に挿入されてシール剤であるホ
ットメルト６により接合されている。ハウジング４は、
その中央部の仕切壁７，８によって、バックアップラン
プ用灯室９とテールストップランプ用灯室１０とに画成
され、各灯室９，１０内にはランプバルブ１１，１２が
配設されている。そしてバックアップランプ用白色レン
ズ２の表面には赤色レンズ１と同色で複数の横縞状の透
光窓部１３を有するシート１４が、赤色レンズ１との接
合部まで覆うように貼設されている。このシート１５の
貼設は、図示のようにシート１４の厚さに相当する分だ
けレンズ２および１の表面に窪みを設けて、この窪み内
にシート１４を貼設することにより、シート１４の表面
と赤色レンズ１との表面が同一になるようにするとよ
い。このシート１４は、赤色不透明材料を使用して透光
窓部１３を打ち抜くか、または無色透明材料に透光窓部
１３を除いて赤色遮光印刷または塗装を施して形成され
る。
ている。この灯具はテールストップランプとバックアッ
プランプとを組み合わせたコンビネーションランプで、
灯具の前面形状を形成するテールストップランプ用赤色
レンズ１の中にバックアップランプ用白色レンズ２が島
状に予め一体に接合されている。赤色レンズ１の周縁に
は脚部３が形成され、この脚部３は、ハウジング４の周
縁に形成された溝部５内に挿入されてシール剤であるホ
ットメルト６により接合されている。ハウジング４は、
その中央部の仕切壁７，８によって、バックアップラン
プ用灯室９とテールストップランプ用灯室１０とに画成
され、各灯室９，１０内にはランプバルブ１１，１２が
配設されている。そしてバックアップランプ用白色レン
ズ２の表面には赤色レンズ１と同色で複数の横縞状の透
光窓部１３を有するシート１４が、赤色レンズ１との接
合部まで覆うように貼設されている。このシート１５の
貼設は、図示のようにシート１４の厚さに相当する分だ
けレンズ２および１の表面に窪みを設けて、この窪み内
にシート１４を貼設することにより、シート１４の表面
と赤色レンズ１との表面が同一になるようにするとよ
い。このシート１４は、赤色不透明材料を使用して透光
窓部１３を打ち抜くか、または無色透明材料に透光窓部
１３を除いて赤色遮光印刷または塗装を施して形成され
る。
このようなコンビネーションランプは、非点灯時に前面
から見ると、白色レンズ２の表面に貼られた赤色シート
１４のために、透光窓部１３を除いて全体が赤色に見
え、透光窓部１３に白色模様を備えた赤色の一つの灯具
のように見える。そして点灯時には、透光窓部１３の白
色レンズ２がランプバルブ１１からの光を受けて白色に
光り、シート１４の他の部分は光らない。他方のランプ
バルブ１２が点灯している場合には、ランプバルブ１２
からその光によって赤色レンズ１が赤色に発光する。こ
のようにして、全体は赤色の一つの灯具であるかのよう
であるが、灯具点灯時には、それぞれ赤色のテールスト
ップランプとして、また白色のバックアップランプとし
て機能する。
から見ると、白色レンズ２の表面に貼られた赤色シート
１４のために、透光窓部１３を除いて全体が赤色に見
え、透光窓部１３に白色模様を備えた赤色の一つの灯具
のように見える。そして点灯時には、透光窓部１３の白
色レンズ２がランプバルブ１１からの光を受けて白色に
光り、シート１４の他の部分は光らない。他方のランプ
バルブ１２が点灯している場合には、ランプバルブ１２
からその光によって赤色レンズ１が赤色に発光する。こ
のようにして、全体は赤色の一つの灯具であるかのよう
であるが、灯具点灯時には、それぞれ赤色のテールスト
ップランプとして、また白色のバックアップランプとし
て機能する。
上記実施例では、テールストップランプとバックアップ
ランプの組み合わせであるが、この考案は、テールスト
ップランプとターンシグナルランプ、またはターンシグ
ナルランプとクリアランスランプ、またはリフレックス
リフレクター等の種類の組み合わせが可能である。
ランプの組み合わせであるが、この考案は、テールスト
ップランプとターンシグナルランプ、またはターンシグ
ナルランプとクリアランスランプ、またはリフレックス
リフレクター等の種類の組み合わせが可能である。
また、色違いのレンズの組み合わせだけでなく、レンズ
と車体との組み合わせも可能である。例えば、レンズの
表面を複数の透光窓部を有する車体色と同色のシートで
覆う。
と車体との組み合わせも可能である。例えば、レンズの
表面を複数の透光窓部を有する車体色と同色のシートで
覆う。
また、この考案におけるシート１４は、その投光窓部の
大きさ、形状、数等を種々に変更することができる、透
光窓部の大きさは、配光規格上許される限度において小
さくすることができ、こうすることにより、より一色に
近い灯具を実現することができる。また、第３図に示す
ように、横縞状の透光窓部１３を中央部から上下両側に
向けて徐々に幅狭にしたり、第４図に示すように、網点
状の透光窓部１３を中央部から左右両側に向けて徐々に
小径することにより、このシート１４に奥行き感や立体
感を持たせることができる。
大きさ、形状、数等を種々に変更することができる、透
光窓部の大きさは、配光規格上許される限度において小
さくすることができ、こうすることにより、より一色に
近い灯具を実現することができる。また、第３図に示す
ように、横縞状の透光窓部１３を中央部から上下両側に
向けて徐々に幅狭にしたり、第４図に示すように、網点
状の透光窓部１３を中央部から左右両側に向けて徐々に
小径することにより、このシート１４に奥行き感や立体
感を持たせることができる。
《考案の効果》 以上のように、この考案による車両用灯具は、前面のレ
ンズが複数の色違いレンズを接合してなる車両用灯具に
おいて、色違いレンズの一方を他方の色違いレンズとの
接合部を含めて、複数の透光窓部を有して他方の色違い
レンズと同色のシートで覆ったので、色違いレンズの接
合部を隠すことができるとともに、レンズ色を他方のレ
ンズ色に統一することができ、しかもこれらを簡単な構
成で安価にできる効果がある。
ンズが複数の色違いレンズを接合してなる車両用灯具に
おいて、色違いレンズの一方を他方の色違いレンズとの
接合部を含めて、複数の透光窓部を有して他方の色違い
レンズと同色のシートで覆ったので、色違いレンズの接
合部を隠すことができるとともに、レンズ色を他方のレ
ンズ色に統一することができ、しかもこれらを簡単な構
成で安価にできる効果がある。
第１図は、この考案の一実施例を示す車両用灯具の正面
図、第２図は、第１図のII−II線断面図、第３図および
第４図は、この考案におけるシートの変形例を示す正面
図である。 １……赤色レンズ、２……白色レンズ、３……脚部、４
……ハウジング、５……溝部、６……ホットメルト、
７，８……仕切壁、９，１０……灯室、１１，１２……
ランプバルブ、１３……透光窓部、１４……シート。
図、第２図は、第１図のII−II線断面図、第３図および
第４図は、この考案におけるシートの変形例を示す正面
図である。 １……赤色レンズ、２……白色レンズ、３……脚部、４
……ハウジング、５……溝部、６……ホットメルト、
７，８……仕切壁、９，１０……灯室、１１，１２……
ランプバルブ、１３……透光窓部、１４……シート。
Claims (1)
- 【請求項１】前面のレンズが複数の色違いのレンズを接
合してなる車両用灯具において、前記色違いレンズの一
方を他方の色違いレンズとの接合部を含めて他方の色違
いレンズと同色の色のシートで覆うとともに、前記シー
トには複数の透光窓部が設けられていることを特徴とす
る車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP932489U JPH067523Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP932489U JPH067523Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02101404U JPH02101404U (ja) | 1990-08-13 |
| JPH067523Y2 true JPH067523Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31215972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP932489U Expired - Lifetime JPH067523Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067523Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP932489U patent/JPH067523Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02101404U (ja) | 1990-08-13 |
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