JPH0633603Y2 - 自動車用リアコンビネ−ションランプ - Google Patents
自動車用リアコンビネ−ションランプInfo
- Publication number
- JPH0633603Y2 JPH0633603Y2 JP1988027346U JP2734688U JPH0633603Y2 JP H0633603 Y2 JPH0633603 Y2 JP H0633603Y2 JP 1988027346 U JP1988027346 U JP 1988027346U JP 2734688 U JP2734688 U JP 2734688U JP H0633603 Y2 JPH0633603 Y2 JP H0633603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- rear combination
- front lens
- amber
- combination lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
本考案は、自動車の後部に取り付けて使用され、テール
ランプ、ストップランプ、サイドマーカランプ、及び方
向指示ランプ等が一緒に組み込まれたリアコンビネーシ
ョンランプに関するものである。
ランプ、ストップランプ、サイドマーカランプ、及び方
向指示ランプ等が一緒に組み込まれたリアコンビネーシ
ョンランプに関するものである。
【従来技術】 一般にこの種のリアコンビネーションランプは第４図に
示した構成のものが周知である。この周知の従来例にお
いて、ランプ灯体１は全体として車体側面にまで回込む
形状に形成され、テール及びストップ用のハウジング
２、方向指示ランプ用のハウジング３及びサイドマーカ
ランプ用のハウジング４が一連に形成され、各ハウジン
グの前面には、例えばハウジング２の前面には赤色の前
面レンズ５が、ハウジング３の前面にはアンバー色の前
面レンズ６が、ハウジング４の前面には赤色の前面レン
ズ７が夫々色分けして配設された構成になっている。
示した構成のものが周知である。この周知の従来例にお
いて、ランプ灯体１は全体として車体側面にまで回込む
形状に形成され、テール及びストップ用のハウジング
２、方向指示ランプ用のハウジング３及びサイドマーカ
ランプ用のハウジング４が一連に形成され、各ハウジン
グの前面には、例えばハウジング２の前面には赤色の前
面レンズ５が、ハウジング３の前面にはアンバー色の前
面レンズ６が、ハウジング４の前面には赤色の前面レン
ズ７が夫々色分けして配設された構成になっている。
前記従来例においては、各ランプの機能毎に前面レンズ
を色分けして構成しなければならず、その前面レンズの
成形において、例えば二色成形技術を用いたとしても、
成形性が困難であるばかりでなく、灯具を外部から見た
とき又は点灯したときに全体として一体感に欠けるとい
う課題を有している。
を色分けして構成しなければならず、その前面レンズの
成形において、例えば二色成形技術を用いたとしても、
成形性が困難であるばかりでなく、灯具を外部から見た
とき又は点灯したときに全体として一体感に欠けるとい
う課題を有している。
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案
は、ランプ灯体が車体側面まで回り込む形状に形成さ
れ、複数の光源を備えたリアコンビネーションランプに
おいて、ランプ灯体の前面レンズをアンバー色の発光波
長より長い発光波長を有する赤色にして一枚で形成し、
複数の光源の一部を前記アンバー色のLEDにしたことを
特徴とする自動車用リアコンビネーションランプを提供
するものであり、前記前面レンズを赤色で且つ境目のな
い一枚で形成することにより、成形性が良好であると共
に、灯具としての一体感が醸し出されるのである。
は、ランプ灯体が車体側面まで回り込む形状に形成さ
れ、複数の光源を備えたリアコンビネーションランプに
おいて、ランプ灯体の前面レンズをアンバー色の発光波
長より長い発光波長を有する赤色にして一枚で形成し、
複数の光源の一部を前記アンバー色のLEDにしたことを
特徴とする自動車用リアコンビネーションランプを提供
するものであり、前記前面レンズを赤色で且つ境目のな
い一枚で形成することにより、成形性が良好であると共
に、灯具としての一体感が醸し出されるのである。
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説明する
と、11はランプ灯体を構成するハウジングであり、該ハ
ウジングの前面にアンバー色の発光波長より長い発光波
長を有する赤色で且つ一枚もので形成した前面レンズ12
が配設される。この場合のランプ灯体も全体として、車
体の側面にまで回込む構成にし、テール、ストップ、方
向指示及びサイドマーカーランプ等の機能を有するリア
コンビネーションランプである。 前記ハウジング11には、テール及びストップランプ用の
白熱電球13が取り付けられると共に、ストップ及びサイ
ドマーカーランプ用としてLED14が取り付けられる。こ
の場合のLED14はアンバー色のものが用いられ、基板15
に対して植設状態に複数個が並設された状態で取り付け
られる。 特に、本考案においては、前面レンズ12を一枚のアンバ
ー色の発光波長より長い発光波長を有する赤色発色のレ
ンズを使用し、光源として白熱電球13と、アンバー色の
LED14とが配設される点に特徴が存するのである。 そして、前記赤色の前面レンズ12とアンバー色のLED14
との発光色の波長を見ると第３図に示した通りになる。
同図において、ａが赤色の前面レンズ12の波長であり、
ｂがアンバー色のLED14の波長である。これ等両波長の
重なり合っている部分ｃが、前記白熱電球13が点灯した
ときに、前面レンズ12を通して発光する光と略同色にな
るのである。従って、灯具の光源として、白熱電球13と
アンバー色のLED14を使用しても、その点灯時に両光源
から出る発光色が略同一になり、灯具全体として見たと
きに、略均一に光輝し一体感が醸し出されるのである。
と、11はランプ灯体を構成するハウジングであり、該ハ
ウジングの前面にアンバー色の発光波長より長い発光波
長を有する赤色で且つ一枚もので形成した前面レンズ12
が配設される。この場合のランプ灯体も全体として、車
体の側面にまで回込む構成にし、テール、ストップ、方
向指示及びサイドマーカーランプ等の機能を有するリア
コンビネーションランプである。 前記ハウジング11には、テール及びストップランプ用の
白熱電球13が取り付けられると共に、ストップ及びサイ
ドマーカーランプ用としてLED14が取り付けられる。こ
の場合のLED14はアンバー色のものが用いられ、基板15
に対して植設状態に複数個が並設された状態で取り付け
られる。 特に、本考案においては、前面レンズ12を一枚のアンバ
ー色の発光波長より長い発光波長を有する赤色発色のレ
ンズを使用し、光源として白熱電球13と、アンバー色の
LED14とが配設される点に特徴が存するのである。 そして、前記赤色の前面レンズ12とアンバー色のLED14
との発光色の波長を見ると第３図に示した通りになる。
同図において、ａが赤色の前面レンズ12の波長であり、
ｂがアンバー色のLED14の波長である。これ等両波長の
重なり合っている部分ｃが、前記白熱電球13が点灯した
ときに、前面レンズ12を通して発光する光と略同色にな
るのである。従って、灯具の光源として、白熱電球13と
アンバー色のLED14を使用しても、その点灯時に両光源
から出る発光色が略同一になり、灯具全体として見たと
きに、略均一に光輝し一体感が醸し出されるのである。
以上説明したように本考案に係る自動車用リアコンビネ
ーションランプは、ランプ灯体が車体側面まで回込む形
状に形成され、複数の光源を備えたリアコンビネーショ
ンランプにおいて、ランプ灯体の前面レンズをアンバー
色の発光波長より長い発光波長を有する赤色にして一枚
で形成し、複数の光源の一部をアンバー色のLEDにした
構成とすることにより、前面レンズが境目のない同一色
で形成されるため、その形成が容易であると共に、灯具
として多種類の機能が組み込まれているが、外見上にお
いて一体感が醸し出されるという優れた効果を奏する。 又、光源として白熱電球とアンバー色のLEDが使用され
ることになるが、両光源の点灯時においても発光色に違
和感がなく、ランプ全体を略均一に発光させることがで
きるという優れた効果も奏する。 更に、光源としてLEDを使用することで、耐振性に優れ
その使用寿命が著しく長くなるという優れた効果も奏す
る。
ーションランプは、ランプ灯体が車体側面まで回込む形
状に形成され、複数の光源を備えたリアコンビネーショ
ンランプにおいて、ランプ灯体の前面レンズをアンバー
色の発光波長より長い発光波長を有する赤色にして一枚
で形成し、複数の光源の一部をアンバー色のLEDにした
構成とすることにより、前面レンズが境目のない同一色
で形成されるため、その形成が容易であると共に、灯具
として多種類の機能が組み込まれているが、外見上にお
いて一体感が醸し出されるという優れた効果を奏する。 又、光源として白熱電球とアンバー色のLEDが使用され
ることになるが、両光源の点灯時においても発光色に違
和感がなく、ランプ全体を略均一に発光させることがで
きるという優れた効果も奏する。 更に、光源としてLEDを使用することで、耐振性に優れ
その使用寿命が著しく長くなるという優れた効果も奏す
る。
第１図は本考案に係るリアコンビネーションランプの要
部を分解して示した斜視図、第２図は同ランプの要部の
拡大断面図、第３図は同ランプに使用される白熱電球と
アンバー色のLEDの発光色の波長を示すグラフ、第４図
は従来例のリアコンビネーションランプの斜視図であ
る。 11……ハウジング、12……前面レンズ 13……白熱電球、14……アンバー色のLED 15……基板
部を分解して示した斜視図、第２図は同ランプの要部の
拡大断面図、第３図は同ランプに使用される白熱電球と
アンバー色のLEDの発光色の波長を示すグラフ、第４図
は従来例のリアコンビネーションランプの斜視図であ
る。 11……ハウジング、12……前面レンズ 13……白熱電球、14……アンバー色のLED 15……基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−88402（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−78003（ＪＰ，Ａ) 実願 昭59−123981号（実開 昭61− 38705号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ) 実願 昭59−40188号（実開 昭60− 152206号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ランプ灯体が車体側面まで回り込む形状に
形成され、複数の光源を備えたリアコンビネーションラ
ンプにおいて、ランプ灯体の前面レンズをアンバー色の
発光波長より長い発光波長を有する赤色にして一枚で形
成し、複数の光源の一部を前記アンバー色のLEDにした
ことを特徴とする自動車用リアコンビネーションラン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988027346U JPH0633603Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 自動車用リアコンビネ−ションランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988027346U JPH0633603Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 自動車用リアコンビネ−ションランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130205U JPH01130205U (ja) | 1989-09-05 |
| JPH0633603Y2 true JPH0633603Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31249757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988027346U Expired - Lifetime JPH0633603Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 自動車用リアコンビネ−ションランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633603Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6062272B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2017-01-18 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| JP6769449B2 (ja) | 2018-01-30 | 2020-10-14 | 日亜化学工業株式会社 | 照明装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138705U (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-11 | 株式会社小糸製作所 | 車輛用灯具 |
| JPS61153201U (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-22 |
-
1988
- 1988-03-01 JP JP1988027346U patent/JPH0633603Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01130205U (ja) | 1989-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4855877A (en) | Combination lamp assembly of monochromatic appearance capable of glowing in different colors | |
| US7303316B2 (en) | Car lamp structure | |
| JPH0128563Y2 (ja) | ||
| JPS61160328A (ja) | 自動車用リアスポイラ− | |
| JPH11176211A (ja) | 車両用灯具 | |
| JPH0633603Y2 (ja) | 自動車用リアコンビネ−ションランプ | |
| JP3508873B2 (ja) | リアコンビネーションランプ | |
| JPH0782767B2 (ja) | リアコンビネーションランプ | |
| JPH0590708U (ja) | 車両用装置 | |
| JPH0538484Y2 (ja) | ||
| JPH0157442B2 (ja) | ||
| JPH067523Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
| JPH061474Y2 (ja) | ドット式テールランプ構造 | |
| JPH0733287Y2 (ja) | 自動車用コンビネーションランプ | |
| JPS6321047Y2 (ja) | ||
| JPH0474803U (ja) | ||
| JPH0243043Y2 (ja) | ||
| JP2566637Y2 (ja) | 車輛用反射器 | |
| JPH0452883Y2 (ja) | ||
| JP2004241348A (ja) | 車両用リアコンビネーションランプ | |
| JPS6429049U (ja) | ||
| JPH0514405Y2 (ja) | ||
| JPH0316164Y2 (ja) | ||
| JPS5829843Y2 (ja) | 自動車用灯具 | |
| JPH0366105U (ja) |