JPH0452883Y2 - - Google Patents

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JPH0452883Y2
JPH0452883Y2 JP10449788U JP10449788U JPH0452883Y2 JP H0452883 Y2 JPH0452883 Y2 JP H0452883Y2 JP 10449788 U JP10449788 U JP 10449788U JP 10449788 U JP10449788 U JP 10449788U JP H0452883 Y2 JPH0452883 Y2 JP H0452883Y2
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clear
lens
red
lamp
light
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JP10449788U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、テールランプ、ストツプランプ、バ
ツクランプ、ターンシグナルランプ等が一つの灯
具として組み込まれた車両用コンビネーシヨンラ
ンプのレンズに関するものである。
【従来技術】
一般にこの種の灯具におけるレンズは、第9図
に示したように、一個のレンズaとして一連に形
成されている。このレンズにおいて、bはレツド
クリヤー(赤色透明)のテール&ストツプランプ
用のレンズ部、cはクリヤー(無色透明)のバツ
クランプ用のレンズ部、dはアンバー色のターン
シグナルランプ用のレンズ部、eは赤色のサイド
マーカーランプ用のレンズ部であり、これ等各レ
ンズ部は隣接状態に一体的に形成されているが、
夫々機能別にレンズ色が異なつている。
【考案が解決しようとする課題】 前記従来例のレンズは、各ランプ毎の発光色が
法的規制により定められているため、それに合わ
せた配色のレンズが隣接状態で夫々区切られたよ
うに構成されており、その構成によつて車体との
馴染みが薄い場合もあつて、車体のデザインが制
約を受けると云う大きな課題を有している。
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として
本考案は、クリヤー及びレツドクリヤーの2色の
材料を用いて成型し、これ等クリヤー及びレツド
クリヤーの2色が外観上ストライプ状に配設さ
れ、アンバー色及びクリヤー色の照明を必要とす
るランプ部分で且つ、前記レツドクリヤー部分に
対応してその裏面側に遮光処理を施したことを特
徴とする車両用コンビネーシヨンランプのレンズ
を提供するものである。
【実施例】
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説
明すると、1はコンビネーシヨンランプ等の灯具
の前面に取付けて使用されるレンズ全体を示すも
のであり、該レンズはテール&ストツプランプ部
2を略中心にして、両側にバツクランプ部3、タ
ーンシグナルランプ部4、及びサイドマーカーラ
ンプ部5が連続して一連に形成され、これら全体
においてクリヤー部6とレツドクリヤー部7とを
構成するために2色の材料で成型される。 即ち、第2〜5図に示した第1実施例におい
て、レンズ1の全体形状をクリヤー部6で形成
し、該クリヤー部に対してその前面側に所定の間
隔をもつてストライプ状にレツドクリヤー部7を
配設し一体的に成型するのである。このように形
成されたレンズ1は、前記各ランプ部の機能に対
応して夫々裏面側に所定の処理がなされる。 例えば、テール&ストツプランプ部2(第3
図)及びサイドマーカーランプ部5(第4図)に
おいては、略赤色発光であるため、無加工のまま
で使用し、テール&ストツプランプ部2において
はその内側にレツドフイルター8を配設し、サイ
ドマーカーランプ部5においてはその内側にPR
レンズ9を配設して使用する。そして、前記バツ
クランプ部3及びターンシグナルランプ部4(第
5図)は赤色発光でないため、赤色透過光を遮断
する必要があり、レンズ1の内側に前記ストライ
プ状のレツドクリヤー部7に対応してストライプ
状の不透明加工、即ち遮光処理10を施す。 この遮光処理10は、例えば不透明な塗料を塗
装するか、又はホツトスタンプ処理、若しくはア
ルミ蒸着処理をすることによつて行う。このよう
にレツドクリヤー部7に対応して遮光処理10を
施すことにより、クリヤー部6からのみ透過光が
無色のまま取り出されることになるが、ターンシ
グナルランプは法的規制によつてアンバー色の発
光が義務付けられているので、前記ターンシグナ
ルランプ部4の内側には、アンバー色フイルター
11を配設して使用する。尚、図中2aはテール
&ストツプランプ部2におけるRR部である。 前記第1実施例においては、レンズ1の前面に
ストライプ状のレツドクリヤー部7を配設し一体
的に成型したが、レンズ1の内側にストライプ状
のレツドクリヤー部7を配設することも本考案の
技術的思想に含まれるものである。その技術的思
想を第2実施例として第6〜8図に示す。同図に
おいて第6図は第3図に、第7図は第5図に夫々
対応し、第8図は第7図における一部拡大図であ
る。この等図において、6aはクリヤー部であ
り、7aはレツドクリヤー部である。そしてレン
ズ1の略全体形状をクリヤー6aで形成し、その
内側にレツドクリヤー部7aをストライプ状に配
設して一体的に成型するのである。そして、赤色
表示がなされるランプ部分には何等の処理を行わ
ずに使用し、クリヤー機能が要求されるランプ部
分には前記レツドクリヤー部7a夫々対応して遮
光処理10aが施される。このように形成するこ
とで、外観上は前記第1実施例と略同一に視認で
きるのである。尚、レツドクリヤー部7aがレン
ズ1の内側に突出した状態で形成されているが、
前記第1実施例と同様に、内側において埋設状態
に形成されても同じである。 前記構成を有する本考案のレンズにおいては、
クリヤー部6,6aに対してレツドクリヤー部
7,7aが所定の間隔を有するストライプ状に配
設されているため、無処理の部分においてはクリ
ヤーとレツドとが混色した状態で、全体的には赤
色発光し、遮光処理を施した部分においてはクリ
ヤー部からのみ透光するので、無色の発光をし、
必要があればその内側に例えばアンバー色等のカ
ラーフイルターを配設して、要求されている機能
に合わせることができるのである。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る車両用コン
ビネーシヨンランプのレンズは、クリヤー及びレ
ツドクリヤーの2色の材料を用いて成型し、これ
等クリヤー及びレツドクリヤーの2色が外観上ス
トライプ状に配設され、アンバー色及びクリヤー
色の照明を必要とするランプ部分で且つ、前記レ
ツドクリヤー部分に対応してその裏面に遮光処理
を施した構成にしたことによつて、レンズ全体と
しての外観上、アンバー色又はクリヤー色が表出
せず、レツドクリヤーとして一体的に視認される
ため、車体に取付けたときに灯具としての一体感
があり、車体のデザイン的な制約を受けないと云
う優れた効果を奏する。 又、テール&ストツプランプ部及びRR部にお
いて、ストライプ状にレツドクリヤー部も光が透
過するので光学的な無駄がないと云う優れた効果
も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用コンビネーシヨン
ランプのレンズを示す第1実施例の斜視図、第2
図は同レンズの一部を詳細に示した正面図、第3
図は第1図の−線に沿う一部拡大断面図、第
4図は第1図の−線に沿う一部拡大断面図、
第5図は第1図の−線に沿う一部拡大断面
図、第6図は第2実施例における第3図と対応す
る一部拡大断面図、第7図は同実施例における第
5図と対応する一部拡大断面図、第8図は第7図
ので示した部分の拡大図、第9図は従来例のレ
ンズの斜視図である。 1……レンズ、2……テール&ストツプランプ
部、3……バツクランプ部、4……ターンシグナ
ルランプ部、5……サイドマーカーランプ部、
6,6a……クリヤー部、7,7a……レツドク
リヤー部、8……レツドフイルター、9……RR
レンズ、10……遮光処理、11……アンバー色
フイルター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クリヤー及びレツドクリヤーの2色の材料を用
    いて成型し、これ等クリヤー及びレツドクリヤー
    の2色が外観上ストライプ状に配設され、アンバ
    ー色及びクリヤー色の照明を必要とするランプ部
    分で且つ、前記レツドクリヤー部分に対応してそ
    の裏面に遮光処理を施したことを特徴とする車両
    用コンビネーシヨンランプのレンズ。
JP10449788U 1988-08-05 1988-08-05 Expired JPH0452883Y2 (ja)

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JP10449788U JPH0452883Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JP10449788U JPH0452883Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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Publication Number Publication Date
JPH0225102U JPH0225102U (ja) 1990-02-19
JPH0452883Y2 true JPH0452883Y2 (ja) 1992-12-11

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