JPH0249165Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249165Y2 JPH0249165Y2 JP14673584U JP14673584U JPH0249165Y2 JP H0249165 Y2 JPH0249165 Y2 JP H0249165Y2 JP 14673584 U JP14673584 U JP 14673584U JP 14673584 U JP14673584 U JP 14673584U JP H0249165 Y2 JPH0249165 Y2 JP H0249165Y2
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- JP
- Japan
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- finisher
- coating film
- colored
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- transparent
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- Expired
Links
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、車輌用フイニツシヤの改良に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
一般に、ウインカーランプ，ブレーキランプ等
のコンビネーシヨンランプに隣接しもしくはこれ
を被包する車輌用フイニツシヤとしては上下また
は左右が表面側から黄色，赤色を呈するよう色分
けしたものが取付けられている。
のコンビネーシヨンランプに隣接しもしくはこれ
を被包する車輌用フイニツシヤとしては上下また
は左右が表面側から黄色，赤色を呈するよう色分
けしたものが取付けられている。
従来、この車輌用フイニツシヤはアクリル樹脂
やポリカーボネート樹脂の如き着色透明樹脂で各
色分け部分a1，a2を個々に分割成形し、その各構
成部分a1，a2を互いに溶接することにより形成さ
れている（第５，６図参照）。
やポリカーボネート樹脂の如き着色透明樹脂で各
色分け部分a1，a2を個々に分割成形し、その各構
成部分a1，a2を互いに溶接することにより形成さ
れている（第５，６図参照）。
考案が解決しようとする問題点
然し、このフイニツシヤでは各構成部分a1，a2
を個々に金型で成形するためコスト高を招くばか
りでなく、各構成部分を接合する際に溶接個所に
段差が生ずる虞れがあり、また接合不足等で走行
中に溶接個所が亀裂してしまうこともある。
を個々に金型で成形するためコスト高を招くばか
りでなく、各構成部分を接合する際に溶接個所に
段差が生ずる虞れがあり、また接合不足等で走行
中に溶接個所が亀裂してしまうこともある。
問題点を解決するための手段
本考案に係る車輌用フイニツシヤにおいては、
フイニツシヤ本体の着色区分けする全体を無色透
明の合成樹脂で一体に成形し、その裏面側に各着
色区分けする有色透明な塗膜を形成すると共に、
その各塗膜の輪郭線が少なくとも隣接する個所に
相応してフイニツシヤ本体の表面側に各輪郭線を
透視不能に被覆する異色の着色塗膜を形成するこ
とにより構成されている。
フイニツシヤ本体の着色区分けする全体を無色透
明の合成樹脂で一体に成形し、その裏面側に各着
色区分けする有色透明な塗膜を形成すると共に、
その各塗膜の輪郭線が少なくとも隣接する個所に
相応してフイニツシヤ本体の表面側に各輪郭線を
透視不能に被覆する異色の着色塗膜を形成するこ
とにより構成されている。
作 用
この車輌用フイニツシヤではフイニツシヤ本体
が全体的に一体成形されているところから色分け
区分個所に段差や亀裂が生じないばかりでなく、
各着色塗膜の輪郭線が透視不能な別の異色の着色
塗膜で被覆されているため目切り線を美麗に形成
できることにより表面性を損なうことがない。
が全体的に一体成形されているところから色分け
区分個所に段差や亀裂が生じないばかりでなく、
各着色塗膜の輪郭線が透視不能な別の異色の着色
塗膜で被覆されているため目切り線を美麗に形成
できることにより表面性を損なうことがない。
実施例
以下、第１〜４図を参照して説明すれば、次の
通りである。
通りである。
この車輌用フイニツシヤは、黄，赤の如く色分
けされる部分b1，b2を含めてフイニツシヤ本体１
の全体が無色透明の合成樹脂で一体に成形されて
いる（第１，２図参照）。その裏面は、多数の山
部を形成した所謂レンズカツトと称される形状に
形成され、その上に各色彩を呈する染料を混入し
た着色透明な塗料で塗膜２，３が区分けして形成
されている。これら塗膜２，３は上下で色分けす
るときには上を黄色にまたは下を赤色にし、或い
は左右で色分けするときには左を黄にして右を赤
にするように成形されている。また、その少なく
とも塗膜２，３の輪郭線が隣接する個所に相応し
ては、フイニツシヤ本体１の表面側に黒色の如く
裏面の塗膜２，３を透視不能にする別色の塗膜４
が形成されている。この塗膜４は輪郭線が相隣接
する個所以外の輪郭線を覆うよう必要に応じて形
成することができ、また、輪郭線を区画する凹部
５，６をフイニツシヤ本体１の表面側に設ける
（第１，３図参照）ことにより凹部５，６の底辺
に沿つて塗膜４の輪郭線を形成すると美麗に仕上
げることができる。
けされる部分b1，b2を含めてフイニツシヤ本体１
の全体が無色透明の合成樹脂で一体に成形されて
いる（第１，２図参照）。その裏面は、多数の山
部を形成した所謂レンズカツトと称される形状に
形成され、その上に各色彩を呈する染料を混入し
た着色透明な塗料で塗膜２，３が区分けして形成
されている。これら塗膜２，３は上下で色分けす
るときには上を黄色にまたは下を赤色にし、或い
は左右で色分けするときには左を黄にして右を赤
にするように成形されている。また、その少なく
とも塗膜２，３の輪郭線が隣接する個所に相応し
ては、フイニツシヤ本体１の表面側に黒色の如く
裏面の塗膜２，３を透視不能にする別色の塗膜４
が形成されている。この塗膜４は輪郭線が相隣接
する個所以外の輪郭線を覆うよう必要に応じて形
成することができ、また、輪郭線を区画する凹部
５，６をフイニツシヤ本体１の表面側に設ける
（第１，３図参照）ことにより凹部５，６の底辺
に沿つて塗膜４の輪郭線を形成すると美麗に仕上
げることができる。
なお、フイニツシヤ本体１の裏面側には全面に
または塗膜２，３にのみ重ねてアルミ粉末やマイ
カ粉末等を混入した透明塗料で塗膜７を形成する
（第３，４図参照）ことができ、この場合はアル
ミ粉末等が光反射性物質として作用することによ
りフイニツシヤ本体１の表面側より入光する光を
一部遮断して表面側に反射ししかも一部を透過さ
せる透明塗膜として形成できるようになり、コン
ビネーシヨンランプと隣接して反射するときには
表面側から見た両者の色調が一致して美観を良好
にする。この透明塗膜７は、フイニツシヤ本体１
をコンビネーシヨンランプと隣接して取付けない
ものにあつては光反射性物質の含有率を高めるこ
とにより外部からの光を全く遮断するようにも形
成することができる。
または塗膜２，３にのみ重ねてアルミ粉末やマイ
カ粉末等を混入した透明塗料で塗膜７を形成する
（第３，４図参照）ことができ、この場合はアル
ミ粉末等が光反射性物質として作用することによ
りフイニツシヤ本体１の表面側より入光する光を
一部遮断して表面側に反射ししかも一部を透過さ
せる透明塗膜として形成できるようになり、コン
ビネーシヨンランプと隣接して反射するときには
表面側から見た両者の色調が一致して美観を良好
にする。この透明塗膜７は、フイニツシヤ本体１
をコンビネーシヨンランプと隣接して取付けない
ものにあつては光反射性物質の含有率を高めるこ
とにより外部からの光を全く遮断するようにも形
成することができる。
このように構成する車輌用フイニツシヤでは、
各色分けされた区分内にウインカーランプ，ブレ
ーキランプを収容するようバンパーや車体に取付
け、各ランプの点火と共に黄色や赤色に発光する
ことができるようになる。
各色分けされた区分内にウインカーランプ，ブレ
ーキランプを収容するようバンパーや車体に取付
け、各ランプの点火と共に黄色や赤色に発光する
ことができるようになる。
なお、上述した実施例では黄色または赤色の異
色に区分けする場合で説明したが、これを同一色
で区分け着色する場合にも適用することができ
る。
色に区分けする場合で説明したが、これを同一色
で区分け着色する場合にも適用することができ
る。
考案の効果
以上の如く、本考案に係る車輌用フイニツシヤ
に依れば、美麗でしかも使用耐久性のあるフイニ
ツシヤを安価に得られるようになる。
に依れば、美麗でしかも使用耐久性のあるフイニ
ツシヤを安価に得られるようになる。
第１図は本考案に係る車輌用フイニツシヤの側
断面図、第２図は同フイニツシヤの正面図、第
３，４図は同一部拡大断面図、第５図は従来例に
係る車輌用フイニツシヤの斜視図、第６図は同フ
イニツシヤの横断面図である。 １……フイニツシヤ本体、２，３……有色透明
塗膜、４……異色の着色塗膜。
断面図、第２図は同フイニツシヤの正面図、第
３，４図は同一部拡大断面図、第５図は従来例に
係る車輌用フイニツシヤの斜視図、第６図は同フ
イニツシヤの横断面図である。 １……フイニツシヤ本体、２，３……有色透明
塗膜、４……異色の着色塗膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フイニツシヤ本体の着色区分けする全体を無
色透明の合成樹脂で一体に成形し、その裏面側
に各着色区分けする有色透明な塗膜を形成する
と共に、その各塗膜の輪郭線が少なくとも隣接
する個所に相応してフイニツシヤ本体の表面側
に各輪郭線を透視不能に被覆する異色の着色塗
膜を形成してなることを特徴とする車輌用フイ
ニツシヤ。 (2) 上記フイニツシヤ本体全裏面または裏面側の
各着色塗膜に重ねてアルミ粉末等の光反射性物
質を混入した透明塗膜が形成されているところ
の実用新案登録請求の範囲第１項記載の車輌用
フイニツシヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14673584U JPH0249165Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14673584U JPH0249165Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6161254U JPS6161254U (ja) | 1986-04-24 |
| JPH0249165Y2 true JPH0249165Y2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=30704971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14673584U Expired JPH0249165Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0249165Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6148524B2 (ja) * | 2013-04-17 | 2017-06-14 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具部品および車両用前照灯 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP14673584U patent/JPH0249165Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6161254U (ja) | 1986-04-24 |
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