JPH074783B2 - 産業ロボットのハンド装置 - Google Patents

産業ロボットのハンド装置

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JPH074783B2
JPH074783B2 JP63032321A JP3232188A JPH074783B2 JP H074783 B2 JPH074783 B2 JP H074783B2 JP 63032321 A JP63032321 A JP 63032321A JP 3232188 A JP3232188 A JP 3232188A JP H074783 B2 JPH074783 B2 JP H074783B2
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JP
Japan
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hand
work
industrial robot
lathe
support body
Prior art date
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JP63032321A
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JPH01210287A (ja
Inventor
重男 勝
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は産業ロボツトのハンド装置,特に2つのハン
ドの一方から他方へワークを持ち替えるための構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
第5図,第6図により例えば実公昭58−21665号公報に
記述されたワークをハンドから台上に置きハンドを反転
してワークを把み直す従来のダブルハンドによる典形的
な作業工程を説明する。
図中,(1)は詳細は後述するが産業ロボツトの作動部
の先端軸,(2)は先端軸(1)の端面に締結された支
持体,(3)は後述するワークの大径部と小径部にそれ
ぞれ対応する2段爪(3a)を備え,支持体(2)の基部
寄り設けられた第1ハンド,(4)は支持体(2)の先
端寄りに第1ハンド(3)とは離れ設けられて2段爪
(3a)と同様な2段爪(4a)を有する第2ハンド,
(5)はワークで,大径部(5a)及び小径部(5b)が形
成され,(51)はワーク(5)の第1工程削り面,(5
2)はワーク(5)の第2工程削り面である。
従来の産業ロボツトのハンド装置は上記のように構成さ
れ,次に述べるようにワーク(5)が加工される。すな
わち産業ロボツトが動作して先端軸(1)が所定位置へ
移動し,素材コンベヤ(図示しない)上で,ワーク
(5)素材の小径部(5b)を第1ハンド(3)により把
持し,第1旋盤(図示しない)の第1工程加工済のワー
ク(5)の小径部(5b)を第2ハンド(4)によつて把
持して第1旋盤から外す,そして第1ハンド(3)で把
持したワーク(5)素材の大径部を第1旋盤に装着す
る。次いで,第2ハンド(4)に把持している第1工程
加工済みのワーク(5)を別の反転台(図示しない)に
置き反転させた後,第1ハンド(3)によつて大径部
(5a)を把持して,そのワーク(5)の小径部(5b)を
第2旋盤(図示しない)に装着して大径部(5a)が第2
工程加工される。ついで第2ハンド(4)によつて大径
部(5a)を把持し第2工程加工済のワーク(5)を第2
旋盤から完成コンベヤ(図示しない)に移動して,再び
第1ハンド(3)によつて他のワーク(5)素材コンベ
ヤから把持し,また第2ハンド(4)によつて第1旋盤
から第1工程加工済の他のワーク(5)を外す作業が行
なわれる。
このようにして第1,第2ハンド(3)(4)により多数
のワーク(5)の第1工程,第2工程の加工が繰返えさ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の産業ロボツトのハンド装置では第1
工程加工済のワーク(5)を第2工程加工に移すとき
に,別に設けられた反転台によりワーク(5)を反転さ
せるか,又は別に設けられた持ち換え台(図示しない)
上で第1,第2ハンド(3)(4)の回転動作によつてワ
ーク(5)を反転させる動作が必要となり,動作のサイ
クルタイムが長くなることによつて低下する作業能率を
向上させるという課題があつた。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもの
で,ワークを第1工程から第2工程へ移すときの反転の
ための所要時間を短縮して高い作業能率を得ることがで
きる産業ロボツトのハンド装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかわる産業ロボツトのハンド装置は,腕体
の所定位置に設けられた第1ハンドと,変位可能に設け
られて持ち換え時に第1ハンドの把持位置に対応した位
置に変位する第2ハンドとによつて構成されたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては,第1ハンドに把持されたワークを
持ち換えるときに第2ハンドを第1ハンドの把持位置に
対応した位置に移動し,ワークが第1ハンドから直接第
2ハンドによつて把持されることにより持ち換え動作が
行なわれる。
〔実施例〕
以下,第1図〜第5図によつてこの発明の一実施例を説
明する。
図中,第5図,第6図と同符号は相当部分を示し,
(2)は作動部の先端軸(1)の端面に基部が締結され
先端軸(1)から離れる方向へ突出した腕体、(3)は
腕体の突出端寄りに設けられて爪(3a)を有する第1ハ
ンド,(6)は腕体(2)の基部に設けられ減速モータ
を主体に構成された回動駆動機構,(7)は一端が回動
駆動機構(6)に連結された腕状の支持体,(4)は支
持体(7)の回動端寄りに設けられて爪(4a)を有する
第2ハンド,(8)は先端軸(1)を有する産業ロボツ
トで,昇降軸(8a),第1軸(8b),第2軸(8c),第
3軸(8d),第3軸(8d)に連結されて先端軸(1)を
支持した支持腕(8e)が設けられている。(9)は端部
が産業ロボツト(8)近くで設けられた素材コンベヤ,
(10)は素材コンベヤと平行に設けられた完成コンベ
ヤ,(11)は素材コンベヤ(9)側に設置された第1工
程加工用の第1旋盤で,(11a)は第1旋盤のチヤツ
ク,(12)は完成コンベヤ(10)側に設置された第2工
程加工用の第2旋盤で,(12a)は第2旋盤のチヤツク
である。
上記のように構成された産業ロボツト装置においては,
腕体(2)に対し常時は支持体(7)が第1図に示すよ
うに90゜程度開いた状態に保持されて第1ハンド(3)
と第2ハンド(4)は互いに離れた位置(第1の位置)
に配置される。そしてワーク(5)を第1工程から第2
工程へ移すときには次に述べるように第1ハンド
(3),第2ハンド(4)等が動作する。すなわち,第
1旋盤(11)のチヤツク(11a)で大径部(5a)が把持
されて第1工程加工されたワーク(5)の小径部(5b)
が第1ハンド(3)の爪(3a)によつて把持されてチヤ
ツク(11a)の把持が解放されて第4図(a)に示す状
態となる。ついで回動駆動機構(6)が付勢されて支持
体(7)が回動して腕体(2)に接近して第1ハンド
(3)と第2ハンド(4)の両者の把持中心軸線が同一
線上となる位置(第2の位置)に配置されて第4図
(b)に示す状態となる。そして第4(b)の状態で第
2ハンド(4)の爪(4a)によつてワーク(5)の大径
部(5a)が把持され,その後第1ハンド(3)の爪(3
a)による小径部(5b)の把持が解除されて持ち換えが
終了する。このように持ち換え動作が第1ハンド(3)
から第2ハンド(4)へ反転台等を介することなく直接
的に行なわれるため作業時間の無駄がなくサイクルタイ
ムを短縮することができる。ついで,ワーク(5)の大
径部(5a)を把持した第2ハンド(4)は再び回動駆動
機構(6)が付勢されることによる支持体(7)の回動
により第1ハンド(3)から離れた位置に配置される。
そして第1図に示す腕体(2)と支持体(7)が開いた
状態で産業ロボツト(8)が動作して,ワーク(5)の
小径部(5b)が第2旋盤(12)のチヤツク(12a)に挿
入されて把持されるが,このときに第1ハンド(3)は
第2ハンド(4)から離れた位置に配置されるので第1
ハンド(3)が第2旋盤(12)のチヤツク(12a)に接
触することがないので不具合なくワーク(5)小径部
(5b)を挿入把持することができる。そしてワーク
(5)大径部(5a)が第2旋盤(12)によつて第2工程
加工が施される。このように2つのハンドの一方から他
方へ直接にワーク(5)を持ち換えることができ,ワー
クを旋盤に着脱するときには他方のハンドが離れて配置
されるので,チヤツク等に接触する不具合がなく短いサ
イクルタイムで容易に第1,第2工程の加工作業を遂行す
ることができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり,腕体の所定位置に設け
られた第1ハンドと,変位可能に設けられてワークの持
ち換え時には第1ハンドの把持位置に対応した位置に変
位する第2ハンドとによつてハンド装置を構成し,第1
ハンドからワークを直接第2ハンドに持ち換えるように
したものである。これによつてワークの持ち換えのため
の別の反転台等の設備を省略することができ,また加工
機械に対するワーク着脱時には他のハンドが加工機械に
接触する不具合がなく,少ない費用で,また短いサイク
ルタイムで容易に第1工程,第2工程の加工作業を遂行
する産業ロボツトのハンド装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による産業ロボツトのハンド装置の一
実施例を示す概念正面図,第2図は第1図のハンド装置
を有する産業ロボツトによる加工装置の概念正面図,第
3図は第2図の平面図,第4図は第1図のハンド装置の
動作を説明する図で第4図(a)は第1図の第2ハンド
の底面対応図,第4図(b)は第1,第2ハンドが相互に
接近した状態を示す第4図(a)相当図,第5図はハン
ド装置によつて処理されるワークの側面図,第6図は従
来の産業ロボツトのハンド装置を示す第1図相当図であ
る。 図において,(1)は先端軸,(2)は腕体,(3)は
第1ハンド、(4)は第2ハンド,(6)は回動駆動機
構,(7)は支持体である。 なお、図中同一部分または相当部分は同一符号により示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボット作動部の先端軸に基部が固定され
    た腕体と、上記腕体の突出端寄りに固定された第1ハン
    ドと、上記腕体の基部に回動駆動機構を介して枢持され
    た腕状の支持体と、上記支持体の回動端寄りに固定さ
    れ、上記回動駆動機構の動作による上記支持体の回動に
    よって変位し、上記第1ハンドから離れた第1の位置と
    上記第1ハンドの把持位置に対応した第2の位置とに配
    置される第2ハンドとを備えたことを特徴とする産業ロ
    ボットのハンド装置。
JP63032321A 1988-02-15 1988-02-15 産業ロボットのハンド装置 Expired - Lifetime JPH074783B2 (ja)

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DE3204180A1 (de) * 1982-02-06 1983-08-11 Hartmann & Lämmle GmbH & Co KG, 7255 Rutesheim "industrieroboter"

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