JPH0746256Y2 - 健康器 - Google Patents
健康器Info
- Publication number
- JPH0746256Y2 JPH0746256Y2 JP1991108278U JP10827891U JPH0746256Y2 JP H0746256 Y2 JPH0746256 Y2 JP H0746256Y2 JP 1991108278 U JP1991108278 U JP 1991108278U JP 10827891 U JP10827891 U JP 10827891U JP H0746256 Y2 JPH0746256 Y2 JP H0746256Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- diameter
- pressing
- rollers
- cover
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転体の外周に設けた
多数のローラを足の裏等の足部各所に当ててマッサージ
をするのに適する健康器に関する。
多数のローラを足の裏等の足部各所に当ててマッサージ
をするのに適する健康器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマッサージ器としては、筒状の回
転ローラ本体の外周に多数の押圧用ローラを軸支し、使
用の際にはローラ本体を回転して各ローラをマッサージ
ポイントに当てて身体各部のマッサージを行うように構
成したものが周知である。
転ローラ本体の外周に多数の押圧用ローラを軸支し、使
用の際にはローラ本体を回転して各ローラをマッサージ
ポイントに当てて身体各部のマッサージを行うように構
成したものが周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、近時、足の
裏等をマッサージすることにより身体の血行を促進する
健康法が注目されているが、上記した従来のマッサージ
器は首、肩、腰等を主体とする身体各部のマッサージに
適するものであり、従ってマッサージ感が概して緩やか
になるように作られており、特有のマッサージポイント
を持つ足部に対しては十分なマッサージ効果が得られな
いという欠点があった。
裏等をマッサージすることにより身体の血行を促進する
健康法が注目されているが、上記した従来のマッサージ
器は首、肩、腰等を主体とする身体各部のマッサージに
適するものであり、従ってマッサージ感が概して緩やか
になるように作られており、特有のマッサージポイント
を持つ足部に対しては十分なマッサージ効果が得られな
いという欠点があった。
【0004】本考案は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ローラ本体の外周に設けた多数のローラを足
部特有のマッサージポイントに対してより効果的な押圧
力をもって当てるように改善された健康器を提供するこ
とを目的とする。
たもので、ローラ本体の外周に設けた多数のローラを足
部特有のマッサージポイントに対してより効果的な押圧
力をもって当てるように改善された健康器を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本考案の健康器は、胴部の両側に支持部を張出し
て略コ字状に一体成形した枠体の対向せる前記支持部間
に電動モータと減速機構とを内装した筒状のローラ本体
を回動自在に設けると共に、前記ローラ本体の外周を軸
方向に二分して成る左右のローラの各両側外周に係止輪
を対向的に設け、前記左右の係止輪相互間に円周状に複
数のローラピンを架設し、前記ローラピンの夫々に複数
の押圧ローラを回動自在に設けた健康器において、外周
に突隆周部を一山形成した押圧ローラと二山形成した押
圧ローラとを交互に位置決めした状態で前記ローラピン
の夫々に配設し、且つ前記押圧ローラの夫々の外径は前
記ローラ本体の中央から大径、小径、最小径、中径の順
序で相違させて成り、前記枠体の胴部の上面には両足載
置部を設け、さらに前記ローラ本体と前記胴部との間に
横架材を上方に張り出して突設し、可撓性のカバーの一
方の辺部を前記横架材と前記胴部の隙間を通して前記胴
部の下方受部に固定すると共に、前記カバーの他方の辺
部を前記支持部間の下方に横設した底板受部に固定する
ことにより、前記カバーを前記横架材の張り出しによっ
て張設した状態で前記押圧ローラ群の外周に被包したの
である。
めに、本考案の健康器は、胴部の両側に支持部を張出し
て略コ字状に一体成形した枠体の対向せる前記支持部間
に電動モータと減速機構とを内装した筒状のローラ本体
を回動自在に設けると共に、前記ローラ本体の外周を軸
方向に二分して成る左右のローラの各両側外周に係止輪
を対向的に設け、前記左右の係止輪相互間に円周状に複
数のローラピンを架設し、前記ローラピンの夫々に複数
の押圧ローラを回動自在に設けた健康器において、外周
に突隆周部を一山形成した押圧ローラと二山形成した押
圧ローラとを交互に位置決めした状態で前記ローラピン
の夫々に配設し、且つ前記押圧ローラの夫々の外径は前
記ローラ本体の中央から大径、小径、最小径、中径の順
序で相違させて成り、前記枠体の胴部の上面には両足載
置部を設け、さらに前記ローラ本体と前記胴部との間に
横架材を上方に張り出して突設し、可撓性のカバーの一
方の辺部を前記横架材と前記胴部の隙間を通して前記胴
部の下方受部に固定すると共に、前記カバーの他方の辺
部を前記支持部間の下方に横設した底板受部に固定する
ことにより、前記カバーを前記横架材の張り出しによっ
て張設した状態で前記押圧ローラ群の外周に被包したの
である。
【0006】また、前記押圧ローラの各外径は前記ロー
ラ本体の中央から左右対称に大径、小径、最小径、中径
の順序で相違させた構成とてしてもよい。
ラ本体の中央から左右対称に大径、小径、最小径、中径
の順序で相違させた構成とてしてもよい。
【0007】さらに、前記押圧ローラの各外径は前記ロ
ーラ本体の中央から左右共通に大径、小径、最小径、中
径の順序で相違させた構成とてしてもよい。
ーラ本体の中央から左右共通に大径、小径、最小径、中
径の順序で相違させた構成とてしてもよい。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】上記のように構成した本考案の健康器は、筒状
のローラ本体1の外周に設けた多数の押圧ローラ3、3
…を足の裏等に当ててマッサージするのに用いるもので
ある。
のローラ本体1の外周に設けた多数の押圧ローラ3、3
…を足の裏等に当ててマッサージするのに用いるもので
ある。
【0013】そのため、枠体9の胴部7上面には両足1
4を載せる載置台8を形成し、ここに踵14aを載せて
足の裏14bをカバー13を介してローラ本体1外周の
押圧ローラ3、3…に当てるようにする。
4を載せる載置台8を形成し、ここに踵14aを載せて
足の裏14bをカバー13を介してローラ本体1外周の
押圧ローラ3、3…に当てるようにする。
【0014】そして、ローラ本体1の外周を軸方向に二
分してなる左右のローラ1a、1bの各両側外周に鍔状
に左右一対の係止輪6a、6bを設け、左右一対の係止
輪6a、6b間ごとにローラ本体1の軸方向に沿って多
数のローラピン4、4…を掛け渡し、各ローラピン4、
4…に対して多数の押圧ローラ3を夫々独立回動自在に
配設する。
分してなる左右のローラ1a、1bの各両側外周に鍔状
に左右一対の係止輪6a、6bを設け、左右一対の係止
輪6a、6b間ごとにローラ本体1の軸方向に沿って多
数のローラピン4、4…を掛け渡し、各ローラピン4、
4…に対して多数の押圧ローラ3を夫々独立回動自在に
配設する。
【0015】このような構成によると、各押圧ローラ3
をローラピン4ごとに1個ずつ配設したものに比べて構
成が簡単化し、かつ各押圧ローラ3の回動性は良好に維
持されて他の押圧ローラ3に影響されない独自の押圧動
作を持つことができる。
をローラピン4ごとに1個ずつ配設したものに比べて構
成が簡単化し、かつ各押圧ローラ3の回動性は良好に維
持されて他の押圧ローラ3に影響されない独自の押圧動
作を持つことができる。
【0016】本考案においては、このような押圧ローラ
の形状を各押圧ローラ3の外径及び配設位置との関係か
ら種々の形態に構成しても良い。
の形状を各押圧ローラ3の外径及び配設位置との関係か
ら種々の形態に構成しても良い。
【0017】即ち、左右に二分されたローラ1a、1b
の各外周に内側から外側に向けて各押圧ローラ3を大
径、小径、最小径、中径の順に配設することにより、両
足14をカバー13を介して左右のローラ1a、1b上
に載せるだけで、大径の押圧ローラは土踏まずの側部に
当たり、小径の押圧ローラは土踏まずの傾斜部分に当た
り、最小径の押圧ローラは足の裏の中央隆起部に当た
り、中径のローラは外側の側部に当たり、このようにし
て各押圧ローラの配設位置における径の違いが足の裏の
形状に応じて当接してマッサージ効果を高めることがで
きる。
の各外周に内側から外側に向けて各押圧ローラ3を大
径、小径、最小径、中径の順に配設することにより、両
足14をカバー13を介して左右のローラ1a、1b上
に載せるだけで、大径の押圧ローラは土踏まずの側部に
当たり、小径の押圧ローラは土踏まずの傾斜部分に当た
り、最小径の押圧ローラは足の裏の中央隆起部に当た
り、中径のローラは外側の側部に当たり、このようにし
て各押圧ローラの配設位置における径の違いが足の裏の
形状に応じて当接してマッサージ効果を高めることがで
きる。
【0018】また、ローラ本体1の外周に突隆周部2を
一山形成した押圧ローラ(「一山ローラ3a」と称す
る)と二山形成した押圧ローラ(「二山ローラ3b」と
称する)を交互に違えて配設することにより、足部のマ
ッサージポイントに対して強弱の変化に富んだ押圧力を
及ぼすことができる。
一山形成した押圧ローラ(「一山ローラ3a」と称す
る)と二山形成した押圧ローラ(「二山ローラ3b」と
称する)を交互に違えて配設することにより、足部のマ
ッサージポイントに対して強弱の変化に富んだ押圧力を
及ぼすことができる。
【0019】さらに、左右夫々のローラ1a、1bの外
周に内側から外側に向けて押圧ローラ3を大径、小径、
最小径、中径の順にして一山押圧ローラ3aと二山押圧
ローラ3bを交互に違えて配設したことにより、各押圧
ローラ3の配設位置における径の違いが足の裏の形状に
応じて当たり、且つマッサージポイントに対して押圧の
強弱変化をつけてマッサージ効果を高めることができ
る。
周に内側から外側に向けて押圧ローラ3を大径、小径、
最小径、中径の順にして一山押圧ローラ3aと二山押圧
ローラ3bを交互に違えて配設したことにより、各押圧
ローラ3の配設位置における径の違いが足の裏の形状に
応じて当たり、且つマッサージポイントに対して押圧の
強弱変化をつけてマッサージ効果を高めることができ
る。
【0020】さらに、左右夫々のローラ1a、1bに配
設した同一径の押圧ローラ3を左右対称に配設すること
により、両足の夫々に対して均等な押圧力を及ぼすこと
ができ、マッサージ感を良好にすることができる。
設した同一径の押圧ローラ3を左右対称に配設すること
により、両足の夫々に対して均等な押圧力を及ぼすこと
ができ、マッサージ感を良好にすることができる。
【0021】さらにまた、左右夫々のローラ1a、1b
に押圧ローラ3を左右共通に配列することにより、一方
のローラ本体を作成しておけばこれを左右両方に適用で
き、製造コストの低減に有益となるものである。
に押圧ローラ3を左右共通に配列することにより、一方
のローラ本体を作成しておけばこれを左右両方に適用で
き、製造コストの低減に有益となるものである。
【0022】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0023】図1は、本考案の健康器の一実施例を示す
平面図である。図2は、図1の前方側面図である。図3
は、図1のA−A線断面図である。図4は、図1のB−
B線断面図である。図5は、図1の裏面図である。図6
は、本考案の枠体を示す斜視図である。図7は、図1に
示す健康器の使用状態を示す斜視図である。図8は、本
考案の健康器に係る多数の押圧ローラの形状、外形、及
び配設位置に関する一実施例を示す模式図である。
平面図である。図2は、図1の前方側面図である。図3
は、図1のA−A線断面図である。図4は、図1のB−
B線断面図である。図5は、図1の裏面図である。図6
は、本考案の枠体を示す斜視図である。図7は、図1に
示す健康器の使用状態を示す斜視図である。図8は、本
考案の健康器に係る多数の押圧ローラの形状、外形、及
び配設位置に関する一実施例を示す模式図である。
【0024】本考案の健康器において、枠体9は、図6
に示すように、胴部7の両側から支持部2a、2bを張
出して略コ字状に一体成形してなり、支持部2a、2b
間の下方には底板15が両支持部2a、2bと一体的に
横設されると共に、支持部2a、2bの各内縁には溝状
周部21a、21bを介してローラガード22a、22
bが底板15から立ち上げられた状態で胴部7側に傾斜
する曲形状に形成してある。これ等ローラガード22
a、22b間の裾部には胴部7に沿って間隙16aを開
けた状態で底板15から横架材16が立設され、横架材
16の上端はローラガード22a、22b外周の傾斜に
合わせた形状にしてある。
に示すように、胴部7の両側から支持部2a、2bを張
出して略コ字状に一体成形してなり、支持部2a、2b
間の下方には底板15が両支持部2a、2bと一体的に
横設されると共に、支持部2a、2bの各内縁には溝状
周部21a、21bを介してローラガード22a、22
bが底板15から立ち上げられた状態で胴部7側に傾斜
する曲形状に形成してある。これ等ローラガード22
a、22b間の裾部には胴部7に沿って間隙16aを開
けた状態で底板15から横架材16が立設され、横架材
16の上端はローラガード22a、22b外周の傾斜に
合わせた形状にしてある。
【0025】そして、胴部7上には両足を載せるための
載置部8が設けてあり、さらに載置部8上面には左右の
踵14aを当てるための二つの窪み8a、8aを並べて
形成してある(図7参照)。
載置部8が設けてあり、さらに載置部8上面には左右の
踵14aを当てるための二つの窪み8a、8aを並べて
形成してある(図7参照)。
【0026】このような枠体9は上記した各要素を含め
て一体成形により構成することができるが、横架材16
は、例えばパイプ材により支持部2a、2b間に横架し
たものとしてもよい。
て一体成形により構成することができるが、横架材16
は、例えばパイプ材により支持部2a、2b間に横架し
たものとしてもよい。
【0027】支持部2a、2b間には、図3に示すよう
に、軸受け5a、5bに収嵌された左右のローラシャフ
ト5、5を介して筒状のローラ本体1が回動自在に設け
てあり、ローラ本体1はその内部に設けた直流モータ1
0及び減速機構11等の駆動機構によりローラシャフト
5、5を中心に回転駆動する構造としてある。
に、軸受け5a、5bに収嵌された左右のローラシャフ
ト5、5を介して筒状のローラ本体1が回動自在に設け
てあり、ローラ本体1はその内部に設けた直流モータ1
0及び減速機構11等の駆動機構によりローラシャフト
5、5を中心に回転駆動する構造としてある。
【0028】ローラ本体1の外周は左右に二分されて右
ローラ1aと左ローラ1bとを形成してあり、これ等左
右のローラ1a、1bには夫々の両側外周に鍔状に一対
の係止輪6a、6bが形成され、これ等左右のローラ1
a、1bの各外周に対して係止輪6a、6b間の夫々に
多数のローラピン4、4…を掛け渡してある。ローラピ
ン4は、心棒4aと硬質チューブ4bよりなるが、各心
棒4aに対してローラ本体1の軸方向に後述する如く配
設した各押圧ローラ3、3を配し、各押圧ローラ3、3
間に硬質チューブ4bを被嵌することにより、各押圧ロ
ーラ3は軸方向に対しては定位置を保って独立的に回動
することができる。
ローラ1aと左ローラ1bとを形成してあり、これ等左
右のローラ1a、1bには夫々の両側外周に鍔状に一対
の係止輪6a、6bが形成され、これ等左右のローラ1
a、1bの各外周に対して係止輪6a、6b間の夫々に
多数のローラピン4、4…を掛け渡してある。ローラピ
ン4は、心棒4aと硬質チューブ4bよりなるが、各心
棒4aに対してローラ本体1の軸方向に後述する如く配
設した各押圧ローラ3、3を配し、各押圧ローラ3、3
間に硬質チューブ4bを被嵌することにより、各押圧ロ
ーラ3は軸方向に対しては定位置を保って独立的に回動
することができる。
【0029】そして、これ等押圧ローラ3、3…全体に
は、図4、7等に示すように、布製等の可撓性カバー1
3が、その一方の辺部13aを横架材16と胴部7との
間隙16aを通して該胴部7の下方受部7aに固定し、
他方の辺部13bを支持部2a、2b間の下方に設けら
れた底板15の受部15aに固定することにより、ロー
ラ本体1の外周を被包すべく掛け渡されている。
は、図4、7等に示すように、布製等の可撓性カバー1
3が、その一方の辺部13aを横架材16と胴部7との
間隙16aを通して該胴部7の下方受部7aに固定し、
他方の辺部13bを支持部2a、2b間の下方に設けら
れた底板15の受部15aに固定することにより、ロー
ラ本体1の外周を被包すべく掛け渡されている。
【0030】即ち、上記のカバー13は、図5に示すよ
うに、辺部13a、13bの夫々の縁部を折返し、空隙
を開けて縫着し(図5中、点線で示す)、この空隙に長
尺の平板17a、17bを夫々挿通して各平板17a、
17bの両端に端部27a〜27dを露出する。そし
て、カバー13の両辺部13a、13bに挟まれた両縁
の折返し縫着部(図5中、点線で示す)に緊結線23
a、23bを挿通し、各緊結線23a、23bの各端部
を平板17a、17bの端部27a〜27dに設けた突
出片19a〜19bに夫々掛け結び、緊結線23a、2
3bの途中は支持部2a、2bの各内縁に設けた溝状周
部21a、21bに掛け渡して緊張状態に張る。次い
で、平板17a、17bの各端部27a〜27dを胴部
7の下方受部7aと底板15の受部15aに対してビス
18a〜18dで締め付ける。
うに、辺部13a、13bの夫々の縁部を折返し、空隙
を開けて縫着し(図5中、点線で示す)、この空隙に長
尺の平板17a、17bを夫々挿通して各平板17a、
17bの両端に端部27a〜27dを露出する。そし
て、カバー13の両辺部13a、13bに挟まれた両縁
の折返し縫着部(図5中、点線で示す)に緊結線23
a、23bを挿通し、各緊結線23a、23bの各端部
を平板17a、17bの端部27a〜27dに設けた突
出片19a〜19bに夫々掛け結び、緊結線23a、2
3bの途中は支持部2a、2bの各内縁に設けた溝状周
部21a、21bに掛け渡して緊張状態に張る。次い
で、平板17a、17bの各端部27a〜27dを胴部
7の下方受部7aと底板15の受部15aに対してビス
18a〜18dで締め付ける。
【0031】このような構成により、カバー13はロー
ラ本体1の外周を被包すると共に、横架材16により上
方に張られて弛み防止がなされ、また緊結線23a、2
3bが溝状周部21a、21bに掛け渡されたことによ
り使用時に無理な力が加わってもカバー13の脱落が防
止される。また、平板17a、17bを取り外しただけ
で緊結線23a、23bを突出片19a〜19bから簡
単に離脱でき、それによりカバー13の取り外しを容易
に行うことができる。
ラ本体1の外周を被包すると共に、横架材16により上
方に張られて弛み防止がなされ、また緊結線23a、2
3bが溝状周部21a、21bに掛け渡されたことによ
り使用時に無理な力が加わってもカバー13の脱落が防
止される。また、平板17a、17bを取り外しただけ
で緊結線23a、23bを突出片19a〜19bから簡
単に離脱でき、それによりカバー13の取り外しを容易
に行うことができる。
【0032】なお、枠体9の底蓋9bの底面四方にはゴ
ム製の緩衝材を付設した脚部12a〜12dが付設され
(図5参照)、支持部2a、2b側の裏面各端部に設け
た脚部12c、12dを胴部7側の脚部12a、12b
より高く形成することにより、枠体9をローラ本体1側
が高くなる傾斜状にし、椅子等に腰掛ける等の楽な姿勢
で窪み8a、8bに踵14aを夫々載せたとき、足の裏
14bがローラ本体1側に対して踏ん張りが効くように
してある。
ム製の緩衝材を付設した脚部12a〜12dが付設され
(図5参照)、支持部2a、2b側の裏面各端部に設け
た脚部12c、12dを胴部7側の脚部12a、12b
より高く形成することにより、枠体9をローラ本体1側
が高くなる傾斜状にし、椅子等に腰掛ける等の楽な姿勢
で窪み8a、8bに踵14aを夫々載せたとき、足の裏
14bがローラ本体1側に対して踏ん張りが効くように
してある。
【0033】また、一方の支持部2aの上面にはローラ
本体1の正、逆転、中立を司るスイッチ及び回転速度限
定用のダイヤルを備えたスイッチ板31とこれ等の状態
を夫々検知するための表示板32が設けてある。
本体1の正、逆転、中立を司るスイッチ及び回転速度限
定用のダイヤルを備えたスイッチ板31とこれ等の状態
を夫々検知するための表示板32が設けてある。
【0034】ここで、本考案による押圧ローラ3、3…
の形状、外径、配設位置の好ましい実施例を、ローラピ
ン4を省略した状態で模式的に示せば、図8の如きもの
となる。
の形状、外径、配設位置の好ましい実施例を、ローラピ
ン4を省略した状態で模式的に示せば、図8の如きもの
となる。
【0035】即ち、筒状のローラ本体1を左右両端の係
止輪6a、6bで長さ方向に二分してなる左ローラ1a
と右ローラ1bの夫々の外周に、突隆周部2を一山形成
した一山ローラ3aと二山形成した二山ローラ3bを交
互に配設した状態で、内側から外側に向けて大径押圧ロ
ーラ3a1、3b1 、小径押圧ローラ3a2、3b2 、最小
径押圧ローラ3a3、3b3 、中径押圧ローラ3a4、3b
4 の順に配設する。ただし、押圧ローラ3外周の突隆周
部2は二山のみならず、所望のマッサージ効果に応じて
三山以上としても良い。
止輪6a、6bで長さ方向に二分してなる左ローラ1a
と右ローラ1bの夫々の外周に、突隆周部2を一山形成
した一山ローラ3aと二山形成した二山ローラ3bを交
互に配設した状態で、内側から外側に向けて大径押圧ロ
ーラ3a1、3b1 、小径押圧ローラ3a2、3b2 、最小
径押圧ローラ3a3、3b3 、中径押圧ローラ3a4、3b
4 の順に配設する。ただし、押圧ローラ3外周の突隆周
部2は二山のみならず、所望のマッサージ効果に応じて
三山以上としても良い。
【0036】このような押圧ローラ3の形状、外径、配
設位置の変化により、両足をカバー13を介して左右の
ローラ1a、1b上に夫々載せるだけで、大径押圧ロー
ラ3a1、3b1 は土踏まずの側部に当たり、小径押圧ロ
ーラ3a2、3b2 は土踏まずの傾斜部分に当たり、最小
径押圧ローラ3a3、3b3 は足の裏の中央隆起部に当た
り、中径押圧ローラ3a4、3b4 は外側の側部に当た
り、このようにして各押圧ローラの配設位置における径
の違いが足の裏の形状に応じて当たることにより的確な
マッサージ効果を得ることができ、かつ同一列の周部に
配設された押圧ローラ3であっても一山ローラ3aと二
山ローラ3bとが同一部位のマッサージポイントに対し
て押圧面の広狭変化をもって押圧するため、押圧力に微
妙な強弱変化がつけられ、優れたマッサージ効果を発揮
するものである。
設位置の変化により、両足をカバー13を介して左右の
ローラ1a、1b上に夫々載せるだけで、大径押圧ロー
ラ3a1、3b1 は土踏まずの側部に当たり、小径押圧ロ
ーラ3a2、3b2 は土踏まずの傾斜部分に当たり、最小
径押圧ローラ3a3、3b3 は足の裏の中央隆起部に当た
り、中径押圧ローラ3a4、3b4 は外側の側部に当た
り、このようにして各押圧ローラの配設位置における径
の違いが足の裏の形状に応じて当たることにより的確な
マッサージ効果を得ることができ、かつ同一列の周部に
配設された押圧ローラ3であっても一山ローラ3aと二
山ローラ3bとが同一部位のマッサージポイントに対し
て押圧面の広狭変化をもって押圧するため、押圧力に微
妙な強弱変化がつけられ、優れたマッサージ効果を発揮
するものである。
【0037】また、本考案において、ローラ本体1を形
成するにあたり、押圧ローラ3、3…を左右のローラ1
a、1bに対して夫々左右対称に配設した構成とするこ
とにより、左右の夫々の足に対して均等な押圧力を及ぼ
すことができ、左右の足に対してバランスの良いマッサ
ージ感を得ることができる。
成するにあたり、押圧ローラ3、3…を左右のローラ1
a、1bに対して夫々左右対称に配設した構成とするこ
とにより、左右の夫々の足に対して均等な押圧力を及ぼ
すことができ、左右の足に対してバランスの良いマッサ
ージ感を得ることができる。
【0038】さらに、夫々のローラ1a、1bに押圧ロ
ーラ3を左右共通に配列することにより、一方のローラ
を作成しておけばこれを左右両方のローラ1a、1bに
適用でき、製造コストの低減に有益となるものである。
ーラ3を左右共通に配列することにより、一方のローラ
を作成しておけばこれを左右両方のローラ1a、1bに
適用でき、製造コストの低減に有益となるものである。
【0039】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の健康器
は、足部をマッサージするのに好適するもので、使用の
際は椅子に腰掛ける等の楽な姿勢を取って両足を載置部
8上に載せ、足の裏等をカバー13を介してローラ本体
1外周に当てておくだけで、ローラ本体1の回転駆動に
伴って、各押圧ローラ3の単一又は数条の突隆周部2が
足部特有のマッサージポイントに対して集中的に押圧し
て効果的にマッサージすることができる。
は、足部をマッサージするのに好適するもので、使用の
際は椅子に腰掛ける等の楽な姿勢を取って両足を載置部
8上に載せ、足の裏等をカバー13を介してローラ本体
1外周に当てておくだけで、ローラ本体1の回転駆動に
伴って、各押圧ローラ3の単一又は数条の突隆周部2が
足部特有のマッサージポイントに対して集中的に押圧し
て効果的にマッサージすることができる。
【0040】特に本考案においては、各押圧ローラ3の
支持軸4がローラ本体1を左右に二分した各ローラ1
a、1bに夫々掛け渡された構成とされたため、各押圧
ローラ3をローラピン4ごとに1個ずつ配設したものに
比べて構成が簡単化し、且つ夫々の押圧ローラ3の回動
性は良好に維持されて他の押圧ローラ3に影響されない
独自の押圧動作を持つことができる。
支持軸4がローラ本体1を左右に二分した各ローラ1
a、1bに夫々掛け渡された構成とされたため、各押圧
ローラ3をローラピン4ごとに1個ずつ配設したものに
比べて構成が簡単化し、且つ夫々の押圧ローラ3の回動
性は良好に維持されて他の押圧ローラ3に影響されない
独自の押圧動作を持つことができる。
【0041】また、左右のローラ1a、1bにの夫々に
押圧ローラ3を左右共通に配列すると、一方のローラを
作成しておけばこれを左右両方のローラ1a、1bに適
用でき、製造コストの低減に有益となるものである。
押圧ローラ3を左右共通に配列すると、一方のローラを
作成しておけばこれを左右両方のローラ1a、1bに適
用でき、製造コストの低減に有益となるものである。
【図1】図1は、本考案の健康器の一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】図2は、図1の前方側面図である。
【図3】図3は、図1のA−A線断面図である。
【図4】図4は、図1のB−B線断面図である。
【図5】図5は、図5に底蓋を取り付けた状態を示す裏
面図である。
面図である。
【図6】図6は、本考案の枠体を示す斜視図である。
【図7】図7は、図1に示す健康器の使用状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】図8は、本考案の健康器に係る多数の押圧ロー
ラの形状、外形、及び配設位置に関する一実施例を示す
模式図である。
ラの形状、外形、及び配設位置に関する一実施例を示す
模式図である。
1…ローラ本体、1a…左ローラ、1b…右ローラ、2
a、2b…支持部、3…押圧ローラ、4…ローラピン、
5…ローラシャフト、6a、6b…支持輪、7…胴部、
8…両足載置部、9…枠体、13…カバー。
a、2b…支持部、3…押圧ローラ、4…ローラピン、
5…ローラシャフト、6a、6b…支持輪、7…胴部、
8…両足載置部、9…枠体、13…カバー。
Claims (3)
- 【請求項1】胴部(7)の両側に支持部(2a,2b)
を張出して略コ字状に一体成形した枠体(9)の対向せ
る前記支持部(2a,2b)間に電動モータ(10)と
減速機構(11)とを内装した筒状のローラ本体(1)
を回動自在に設けると共に、前記ローラ本体(1)の外
周を軸方向に二分して成る左右のローラ(1a、1b)
の各両側外周に係止輪(6a,6b)を対向的に設け、
前記左右の係止輪(6a,6b)相互間に円周状に複数
のローラピン(4)を架設し、前記ローラピン(4)の
夫々に複数の押圧ローラ(3)を回動自在に設けた健康
器において、外周に突隆周部(2)を一山形成した押圧
ローラ(3a)と二山形成した押圧ローラ(3b)とを
交互に位置決めした状態で前記ローラピン(4)の夫々
に配設し、且つ前記押圧ローラ(3a,3b)の夫々の
外径は前記ローラ本体(1)の中央から大径、小径、最
小径、中径の順序で相違させて成り、前記枠体(9)の
胴部(7)の上面には両足の載置部(8)を設け、さら
に前記ローラ本体(1)と前記胴部(7)との間に横架
材(16)を上方に張り出して突設し、可撓性のカバー
(13)の一方の辺部(13a)を前記横架材(16)
と前記胴部(7)の隙間を通して前記胴部(7)の下方
の受部(15a)に固定すると共に、前記カバー(1
3)の他方の辺部(13b)を前記支持部(2a,2
b)間の下方に横設した底板(15)の受部(15a)
に固定することにより、前記カバー(13)を前記横架
材(16)の張り出しによって張設した状態で前記押圧
ローラ(3)群の外周に被包したことを特徴とする健康
器。 - 【請求項2】前記押圧ローラ(3)の各外径は前記ロー
ラ本体(1)の中央から左右対称に大径、小径、最小
径、中径の順序で相違させて成ることを特徴とする請求
項1記載の健康器。 - 【請求項3】前記押圧ローラ(3)の各外径は前記ロー
ラ本体(1)の中央から左右共通に大径、小径、最小
径、中径の順序で相違させて成ることを特徴とする請求
項1記載の健康器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108278U JPH0746256Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 健康器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108278U JPH0746256Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 健康器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548932U JPH0548932U (ja) | 1993-06-29 |
JPH0746256Y2 true JPH0746256Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=14480596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991108278U Expired - Lifetime JPH0746256Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 健康器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746256Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010082064A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Sanyo Electric Co Ltd | マッサージユニット及び該ユニットを有する椅子型マッサージ機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6430178U (ja) * | 1987-08-14 | 1989-02-23 | ||
JPH0215490U (ja) * | 1988-07-09 | 1990-01-31 | ||
JPH0410819Y2 (ja) * | 1989-02-20 | 1992-03-17 | ||
JPH076898Y2 (ja) * | 1989-05-17 | 1995-02-22 | 株式会社的場電機製作所 | 美容健康器 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP1991108278U patent/JPH0746256Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548932U (ja) | 1993-06-29 |
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