JPH0628094Y2 - 健康器の安全装置 - Google Patents

健康器の安全装置

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JPH0628094Y2
JPH0628094Y2 JP10594291U JP10594291U JPH0628094Y2 JP H0628094 Y2 JPH0628094 Y2 JP H0628094Y2 JP 10594291 U JP10594291 U JP 10594291U JP 10594291 U JP10594291 U JP 10594291U JP H0628094 Y2 JPH0628094 Y2 JP H0628094Y2
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JP
Japan
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roller
screw
electric motor
cover
limit switch
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JP10594291U
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JPH0548930U (ja
Inventor
俊夫 廣澤
Original Assignee
株式会社的場電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転体の外周に設けた
多数のローラをカバーを介して足の裏等の足部各所に当
ててマッサージをする健康器の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマッサージ器としては、筒状の回
転ローラ本体の外周に多数の押圧ローラを軸支し、使用
の際にはローラ本体を回転して各ローラをマッサージポ
イントに当てて身体各部のマッサージを行うように構成
したものが周知である。
【0003】このようなマッサージ器においては、回転
ローラ本体を布製等の可撓性カバーで被包することによ
って押圧ローラの露出をなくし、使用時における安全を
図ると同時に心地よいマッサージ感を得るようにしてあ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、カバーの取
替え及び取替え後にカバーを取外した際、誤ってスイッ
チをONにするようなことがあると、押圧ローラが露出
したまま回転し、手を挟み込む等の事態を招き危険であ
った。
【0005】本考案は、このようなことが生じないよう
に、可撓性カバーを取外した際に電動モータのスイッチ
が自動的に切断され、スイッチをONにしても電動モー
タが回転しないようにした健康器の安全装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本考案の健康器は、枠体9の両側に張出した支持部
2a、2b間に電動モータ10と減速機構11とを内装
したローラ本体1を回転駆動可能に軸設して該ローラ本
体1の外周に多数の押圧ローラ3、3…を配設すると共
に、前記押圧ローラ3、3…全体を包囲して前記ローラ
本体1を被包した布製等の可撓性カバー13の各端部を
前記枠体9の底蓋9bにビス18a〜18dで固着する
と共に、前記枠体9内の前記ビス18を螺入した先端位
置に前記電動モータ10と接続したリミットスイッチ2
0を設け、前記ビス18を締着けたときには前記リミッ
トスイッチ20が通電状態となり、前記ビス18の締着
けを緩めたときには前記リミットスイッチ20が切断状
態となるようにしたものである。
【0007】
【作用】上記構成において、ローラ本体1を被包したカ
バー13を取外すために、ビス18を緩めると、リミッ
トスイッチ20が電動モータ10への通電を断つように
作動する結果、電動モータ10のスイッチがONされて
も電動モータ10は作動しない。また、カバー13を装
着するためにリミットスイッチ20に対接したビス18
を締着けた時には通電状態となり、電動モータ10への
切断及び通電をカバー13の取り外しにより自動的に行
うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0009】図1は、本考案による健康器の底蓋を取外
した裏側内部を示す図である。図2は、本考案による健
康器の底蓋を取り付けた状態の裏側面図である。図3
は、本考案による健康器の全体平面図である。図4は、
本考案による健康器の前方正面図である。図5は、図3
のA−A線断面図である。図6は、図3のB−B線断面
図である。図7は、本考案の枠体を示す斜視図である。
図8は、図1に示す健康器の使用状態を示す斜視図であ
る。
【0010】本考案の健康器において、枠体9は、図7
に示すように、胴部7の両側から支持部2a、2bを張
出して略コ字状に一体形成され、支持部2a、2b間の
下方には底板15が両支持部2a、2bと一体的に横設
されると共に、支持部2a、2bの各内縁には溝状周部
21a、21bを介してローラガード22a、22bが
底板15から立ち上げられた状態で胴部7側に傾斜する
曲形状に形成してある。これ等ローラガード22a、2
2b間の裾部には胴部7に沿って間隙16aを開けた状
態で底板15から横架材16が立設してあり、横架材1
6の上端はローラガード22a、22b外周の傾斜形状
に合わせた形状にしてある。そして、胴部7上には両足
を載せるための載置部8が設けてあり、さらに載置部8
上面には左右の踵14aを当てるための二つの窪み8
a、8aを並べて形成してある(図8参照)。
【0011】支持部2a、2b間には、軸受け5a、5
bに収嵌されたローラシャフト5を介して筒状のローラ
本体1が回動自在に設けてあり、ローラ本体1はその内
部に設けた直流モータ10及び減速機構11等の駆動機
構によりローラシャフト5を中心に回転駆動する構造と
してある。
【0012】ローラ本体1の外周には、図1〜6に示す
ように、多数の押圧ローラ3、3…が配設されたローラ
ホルダー6に対して夫々一個ずつ独立的に回動自在にロ
ーラピン4を介してローラシャフト5を同方向に軸設し
てある。
【0013】押圧ローラ3、3…の配列は、例えば筒状
のローラ本体1を長さ方向に二分してなる左ローラ本体
1aと右ローラ本体1bの外周に、突隆周部2を一山形
成した一山ローラ3aと二山形成した二山ローラ3bを
交互に配設した状態で、左右のローラ本体1a、1bの
夫々に対して内側から外側に向けて大径、小径、最小
径、中径の順に配設する。
【0014】そして、これ等押圧ローラ3、3…全体に
は、布製等の可撓性カバー13が、その一方の辺部13
aを横架材16と胴部7との間隙16aを通して該胴部
7の下方受部7aに固定し、他方の辺部13bを支持部
2a、2b間の下方に設けられた底板15の受部15a
に固定することにより、ローラ本体1の外周を被包すべ
く掛け渡されている。
【0015】上記のカバー13は、図2及び図6に示す
ように、辺部13a、13bの夫々の縁部を折返し、空
隙を開けて縫着し、この空隙に長尺の平板17a、17
bを挿通して各平板17a、17bの両端に端部27a
〜27dを露出する。そして、カバー13の両辺部13
a、13bに挟まれた両縁に緊結線23a、23bを夫
々縫着して各緊結線23a、23bの各端部を平板17
a、17bの露出せる端部27a〜27dに設けた突出
片19a〜19bに夫々掛け結び、緊結線23a、23
bの途中は支持部2a、2bの各内縁に設けた溝状周部
21a、21bに掛け渡して緊張状態に張り、次いで平
板17a、17bの各端部27a〜27dを胴部7の下
方受部7aと底板15の受部15aに対してビス18a
〜18dで締着ける。
【0016】このような構成により、カバー13はロー
ラ本体1の外周を被包すると共に、横架材16により上
方に張られて弛み防止がなされ、また緊結線23a、2
3bが溝状周部21a、21bに掛け渡されたことによ
り使用時に無理な力が加わってもカバー13の脱落が防
止される。また、平板17a、17bを取外しただけで
緊結線23a、23bが突出片19a〜19bから簡単
に離脱してカバー13の取外しを容易に行うことができ
る。
【0017】さらに、図1に示すように、底蓋9bを取
外すと露出する枠体9の内部裏面において、上記した平
板17a、17bを固定するためのビス18a〜18d
の一個、例えばビス18aの螺入した際の先端位置に電
動モータ10に接続したリミットスイッチ20を設置
し、ビス18aを締着けたときにはリミットスイッチ2
0を作動することによりモータ10を通電状態にする
が、ビス18aを取外すとリミットスイッチ20が切れ
てモータ10が作動しないようにしておく。
【0018】このような構成により、カバー13を取外
す際にビス18を緩めると、リミットスイッチ20が電
動モータ10への通電を断つように作動する結果自動的
にモータ10の停止機能が働くこととなり、この状態で
電動モータ10のスイッチがONされても電動モータ1
0は作動しない。
【0019】なお、枠体9の底蓋9bの底面四方にはゴ
ム製の緩衝材を付設した脚部12a〜12dが付設され
(図2参照)、支持部2a、2b側の裏面各端部に設け
た脚部12c、12dを胴部7側の脚部12a、12b
より高く形成することにより、枠体9をローラ本体1側
が高くなる傾斜状にし、椅子等に腰掛ける等の楽な姿勢
で窪み8a、8bに踵14aを夫々載せたとき、足の裏
14bがローラ本体1側に対して踏ん張りが効くように
してある。
【0020】また、一方の支持部2aの上面にはローラ
本体1の正、逆転、中立を司るスイッチ及び回転速度限
定用のダイヤルを備えたスイッチ板31とこれ等の状態
を夫々検知するための表示板32が設けてある。また、
図1において、24はコードリール、25は電源コード
である。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の健康器の
安全装置によれば、ローラ本体1を被包したカバー13
を取外すために、ビス18を緩めると同時に、リミット
スイッチ20が電動モータ10への通電を断つように作
動する結果、この状態で電動モータ10のスイッチがO
Nされても電動モータ10は作動しない。
【0022】従って、電源スイッチの切り忘れやカバー
13の取外し後に誤って電源スイッチをONにするよう
なことがあっても、押圧ローラが露出したままで回転す
るような事態は起り得ず、安全なカバー13の取外しを
行うことができる。
【0023】また、このような安全装置によって、カバ
ー13を取り外したまま使用するという誤使用を防止す
ることができ使用者の安全対策に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案による健康器の底蓋を取外した
裏側内部を示す図である。
【図2】図2は、本考案による健康器の底蓋を取り付け
た状態の裏側面図である。
【図3】図3は、本考案による健康器の全体平面図であ
る。
【図4】図4は、本考案による健康器の前方正面図であ
る。
【図5】図5は、図3のA−A線断面図である。
【図6】図6は、図3のB−B線断面図である。
【図7】図7は、本考案の枠体を示す斜視図である。
【図8】図8は、図1に示す健康器の使用状態を示す斜
視図である。
【符合の説明】
1…ローラ本体、2a、2b…支持部、3…押圧ロー
ラ、4…ローラピン、5…ローラシャフト、6…ローラ
ホルダー、7…胴部、8…両足載置部、9…枠体、13
…カバー、20…リミットスイッチ、18a〜18d…
ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体9の両側に張出した支持部2a、2b
    間に電動モータ10と減速機構11とを内装したローラ
    本体1を回転駆動可能に軸設して該ローラ本体1の外周
    に多数の押圧ローラ3、3…を配設すると共に、前記押
    圧ローラ3、3…全体を包囲して前記ローラ本体1を被
    包した布製等の可撓性カバー13の各端部を前記枠体9
    の底蓋9bにビス18a〜18dで固着すると共に、前
    記枠体9内の前記ビス18を螺入した先端位置に前記電
    動モータ10と接続したリミットスイッチ20を設け、
    前記ビス18を締着けたときには前記リミットスイッチ
    20が通電状態となり、前記ビス18の締着けを緩めた
    ときには前記リミットスイッチ20が切断状態となるよ
    うにしたことを特徴とする健康器の安全装置。
JP10594291U 1991-11-29 1991-11-29 健康器の安全装置 Expired - Lifetime JPH0628094Y2 (ja)

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JP10594291U JPH0628094Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 健康器の安全装置

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JP10594291U JPH0628094Y2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 健康器の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPH0548930U JPH0548930U (ja) 1993-06-29
JPH0628094Y2 true JPH0628094Y2 (ja) 1994-08-03

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