JP3203200U - 脚運動器 - Google Patents

脚運動器 Download PDF

Info

Publication number
JP3203200U
JP3203200U JP2016000013U JP2016000013U JP3203200U JP 3203200 U JP3203200 U JP 3203200U JP 2016000013 U JP2016000013 U JP 2016000013U JP 2016000013 U JP2016000013 U JP 2016000013U JP 3203200 U JP3203200 U JP 3203200U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft portion
horizontal member
fitting
leg exerciser
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016000013U
Other languages
English (en)
Inventor
勲 河合
勲 河合
Original Assignee
株式会社旭東
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社旭東 filed Critical 株式会社旭東
Priority to JP2016000013U priority Critical patent/JP3203200U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3203200U publication Critical patent/JP3203200U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】さまざまな使用態様が得られる脚運動器を提供する。【解決手段】板状の土台部21と、土台部21の上で左右方向に離間配置された左右一対の支柱部22と、これら支柱部22間に横架される使用態様が異なる複数の横架部材13(13a,13b)を備える。横架部材13は、左右方向にのびる軸部31と、軸部31における支柱部22に対応する位置で支柱部22に対して着脱可能に嵌合する嵌合部32と、軸部31に回転可能に保持されたローラ33aまたはペダル33bである回転部材33を有する。横架部材13を支柱部22に対して向きを変えて取り付けて回転部材33の高さを変えたり、回転部材33が異なる横架部材13に交換したりして使用する。【選択図】図3

Description

この考案は、下肢、特に脚の運動をするのに好適な脚運動器に関し、より詳しくは、お年寄りなどが脚部の血行を促したり筋力を維持したり強化したりするような運動ができる脚運動器に関する。
前述のような脚運動器としては、古くは青竹踏みがある。また下記特許文献1の運動器のようにローラや、揺動する足踏み体(ペダル)を有するものがある。青竹踏みが起立姿勢で全体重をかけて使用するのに対して、ローラやペダルを有する運動器は座った姿勢でも寝た姿勢でも行えるので、たとえば使用者の体の状態に応じて使用できる利点がある。
しかし、構造の変更が利かないため、使用の態様はあまり多くない。
特開2007−98102号公報
そこで、この考案は、使用態様を広げることができるようすることを主な目的とする。
そのための手段は、板状の土台部と、該土台部の上で左右方向に離間配置された複数の支柱部と、これら支柱部間に横架された横架部材を備え、前記横架部材が左右方向にのびる軸部と、該軸部における前記支柱部に対応する位置で前記支柱部に対して着脱可能に嵌合する嵌合部と、前記軸部に回転可能に保持された回転部材を有する脚運動器である。前記「回転」とは「揺動」を含む意味である。
前記土台部の上面には足裏刺激用の構造を設けるとよい。前記回転部材はローラまたはペダルの少なくともいずれか一方を採用できる。支柱部に対して着脱可能な横架部材の有無や、有している回転部材の違いに基づく横架部材の選択などによって、所望の構造の脚運動器とすることができる。
この考案によれば、体の状態や好みに応じて構造を変更できるので、使用態様を広げることが可能である。
請求項2の考案のように、前記支柱部に対する前記軸部の高さが変更可能である場合には、状況に応じて軸部の高さを変更することで、使用態様を広げることが可能であり、体に合った良質の運動を促すことができる。
請求項3の考案のように、前記嵌合部の上下方向の長さが前記軸部の太さよりも長い縦長形状に形成され、該嵌合部が前記支柱部に対して上下反転しても嵌合可能であるとともに、前記軸部が前記嵌合部の上下方向のいずれか一方に偏った位置に形成された場合には、支柱部に対する嵌合部の嵌合向きを上下入れ替えるだけで軸部の高さを2段階に変更できる。このため使用態様を広げる組み替えが非常に簡単である。しかも、嵌合部は縦長形状であるので、嵌合時の安定性がよく、不測に外れたりして運動に支障をきたすようなことを回避できる。
請求項4の考案のように、前記回転部材が、前記軸部が通る貫通穴を有したローラ、または前記軸部が通る貫通穴と前記軸部の長手方向と交差する方向に長い板状部を有したペダルである場合には、前述のように使用態様を広げることが可能である上に、ローラとペダルを並べた場合と比べて、使用者の脚の開き度合いを無理に変えたりせずとも自然な姿勢で使用することができる。このため、体に合った良質の運動を促せる。
請求項5の考案のように、前記回転部材が、前記軸部の長手方向で左右独立して回転可能に配設された場合には、両脚をそれぞれ交互に、または単独で動かすことができるので、前述のように使用態様を広げることが可能である上に、状況に対応して良好な運動が可能である。
請求項6の考案のように、前記回転部材が前記軸部を通す貫通穴を有したローラである前記横架部材と、前記回転部材が前記軸部を通す貫通穴と前記軸部の長手方向と交差する方向に長い板状部を有したペダルである前記横架部材を備えた場合には、ローラを有する横架部材と、ペダルを有する横架部材のうち所望のものを使用することができ、使用態様を格段に広げることが可能である。
請求項7の考案のように、前記土台部の上面に、足裏刺激用の複数の突起が形成された構成では、回転部材を利用した運動のほか、横架部材を外すことで突起が足裏を刺激する青竹踏みのような運動ができ、使用態様を更に広げることが可能である。
請求項8の考案のように、前記土台部の上面に、土踏まず刺激用の隆起部が形成された構成では、回転部材を利用した運動のほか、横架部材を外すことで隆起部が土踏まずを刺激する青竹踏みのような運動ができ、使用態様を更に広げることが可能である。
請求項9の考案のように、前記横架部材に複数本の前記軸部が平行に配設された構成では、回転部材が前後方向に複数備えられることになり、特に回転部材がローラの場合により良好なマッサージが行える。このため、前述のように使用態様を広げられる上にマッサージ効果を高いものとすることができる。
請求項10の考案のように、前記横架部材を複数備えるとともに、前記横架部材の前記嵌合部が嵌合する嵌合凹部が、前記軸部と交差する方向に複数形成された構成では、横架部材が前後方向に複数備えられることになり、横架部材の回転部材が特にローラの場合に、より良好なマッサージが行える。必要に応じて前後の横架部材の高さを変えることも可能にすることができ、使用態様を更に広げられる。
ローラ使用態様の側面図。 ローラ使用態様の使用状態の側面図。 作用説明図。 ローラ使用態様の脚運動器の平面図。 本体部材の片側断面正面図。 回転部材がローラである横架材の部分断面正面図。 ペダル使用態様の脚運動器の平面図。 回転部材がペダルである横架材の部分断面正面図。 ペダルの平面図。 ペダルの使用状態を示す平面図。 ペダル運動時の使用状態を示す断面図。 青竹踏み使用態様の脚運動器の平面図。 青竹踏み運動時の使用状態を示す断面図。 他の例に係る横架部材の側面図。 他の例に係る脚運動器の側面図。
この考案を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に、脚運動器11の一使用態様の側面図を示す。この使用態様の脚運動器11は図2に示したように、仰向けに寝た姿勢で両脚を乗せ、両脚を交互に伸ばしたり縮めたりしてふくらはぎ部分をマッサージするのに好適である。下肢の血流をよくして下肢静脈瘤やむくみの予防などに利用できる。着座姿勢で足裏をマッサージするのに使用することもできる。
これらのような使用が可能な脚運動器11は、図3に示したように、一部の部材を取り付けたり取り付けなかったり、入れ替えたり、取り付け方を替えたりすることによって構造を変えることができ、使用態様を広げることができるものである。一部の部材とは、本体部材12の上部に着脱可能に取り付けられる横架部材13である。
脚運動器11は、本体部材12と横架部材13を有し、本体部材12は、板状の土台部21と、土台部21の上で左右方向に離間配置された複数の支柱部22を有する。土台部21は、図4に示したように平面視で左右方向に長い長方形の板状であり、上面における長手方向の両端部に支柱部22が取り付けられている。
土台部21の上面における2個の支柱部22の間の部位には、図4、図5に示したように、複数の突起23と、平面視略楕円形状の隆起部24が形成されている。突起23は足裏刺激用のもので、直径10mm以下、たとえば7mm程度の半球状に形成されている。ごろた石のように直径10mmよりも大きく、形状が不揃いの突起23であってもよい。隆起部24は土踏まず刺激用のもので、上面の略中央に形成されており、中央ほど高く丘のように盛り上がっている。隆起部24の大きさは、両足を乗せたときに両足の土踏まず部にあたる大きさである。この隆起部24の上面にも前述の突起23は形成されている。
支柱部22は全体として板状であり、土台部21の長手方向の両辺に沿って長い平面視形状である。具体的には、支柱部22は図1、図3に示したように上方ほど収束して幅狭になる側面視等脚台形状である。このような支柱部22の上部に、上面から上下方向の中間部まで真っ直ぐに凹む嵌合凹部25が形成されている。嵌合凹部25は、幅よりも上下方向の長さの方が長い縦長形状である。嵌合凹部25の入り口の両側には円弧面25aが形成され、嵌合凹部25aの底は半円弧面25bが形成されている。また、支柱部22における嵌合凹部25を挟む位置にある外側の2個の傾斜面22aの上部には、茸形状の係合突起26が形成されている。
図5は本体部材12の片側断面正面図であり、この図に示すように、支柱部22の嵌合凹部25における前述の半円弧面25bとこの半円弧面25bに連なる上下方向にのびる垂直面25cは、荷重を支え得る適宜の幅に形成されている。図5中、27は支柱部22を固定するためのボルト(図示せず)の頭部に被せた化粧部材であり、28は化粧部材27を有したボルトに螺合するナット(図示せず)に対応して設けられたベースクッションである。
本体部材12に取り付けられる横架部材13は、本体部材12の支柱部22間に横架されるものであって、図1、図3、図6に示したように、一対の支柱部22が対峙する方向、つまり土台部21の長手方向である左右方向にのびる軸部31と、軸部31における支柱部22に対応する位置、つまり両端部で支柱部22の嵌合凹部25に対して着脱可能に嵌合する嵌合部32と、軸部31に回転可能に保持された回転部材33を有する。
横架部材13には、図3に示したように、回転部材33の形状が異なる2種類の横架部材13a,13bがある。
まず、図1、図2、図4、図6に示したように回転部材33がローラ33aである横架部材13aについて説明する。
軸部31は、金属製の1本のパイプで構成されている。軸部31の断面形状は円形である。
軸部31を保持する嵌合部32は、上下方向の長さが軸部31の太さよりも長い縦長形状に形成され、支柱部22の嵌合凹部25に嵌合する側面視長円形をなすブロック状である。長円形をなす嵌合部32の両側面には、全周にわたって外周に張りだす突出縁部34が形成されている。両側面の突出縁部34間の間隔は、支柱部22の嵌合凹部25部分の厚さに嵌合対応する。図6に示したように嵌合部32は、それぞれ突出縁部34を有する2個の部材、つまり内側嵌合部担体32aと外側嵌合部担体32bを左右に組み合わせて構成される。軸部31は端部を内側嵌合部担体32aに挿通したのち、その端をかしめて抜け止めされる。
嵌合部32は、前述のように側面視長円形をなしており、嵌合凹部25の底は半円弧面25bを有するので、嵌合部32は支柱部22の嵌合凹部25に対して上下反転しても嵌合可能である。これは、支柱部22に対する軸部31の高さを変更可能にするためであり、嵌合部32の長さ、具体的には長円形の2個の円弧の中心点間の長さは、変更しようとする高さに応じて設定される。
側面視長円形の嵌合部32に対して軸部31は、嵌合部32の上下方向のいずれか一方に偏った位置に固定されている。具体的には軸部31は、長円形の2個の円弧の中心点のうちの一方の中心点に対応する位置に中心を有するように固定される。
軸部31に保持される回転部材33としてのローラ33aは、軸部が通る貫通穴35を有したものであり、軸部31の長さの半分弱の長さである2本の主ローラ36と、これらの間に位置して長さの短い1個の中間ローラ37を有する。主ローラ36は、軸部31の太さに比して大径に形成され、長手方向の中間部ほどくびれている。中間ローラ37は、主ローラ36の大径の部位と同じ太さであり、外周面の全周に半球状をなす複数の凸部37aを周方向に沿って一列に備えている。2本の主ローラ36は軸部31の長手方向で左右独立して回転可能に配設されており、主ローラ36も中間ローラ37もそれぞれ独立して回転可能である。
ローラ33aは長さの短い形状(幅狭形状)、たとえば短筒状や球形状のものとして複数備え、これらのローラ33aをそれぞれ独立して回転可能に保持してもよい。
つぎに、図7、図8に示したように回転部材33がペダル33bである横架部材13bについて説明する。
ペダル33bは、軸部31が通る貫通穴35と、軸部31の長手方向と交差する方向に長い板状部38を有し、軸部31の長手方向で左右独立して回転可能に一対備えられる。板状部38は略長方形であり、上面には足裏がのる左右非対称形状の凹面38aを有する。板状部38のうち土踏まずに対応する位置には、軸部31の上半分に嵌合対応する断面半円弧形に隆起した半円弧隆起部39が左右方向に直線状に形成されている。板状部38における左右両側面であって半円弧隆起部39に対応する位置に、垂下片41が形成され、これらの垂下片41に、軸部31が貫通する前述の貫通穴35が形成されている。貫通穴35に軸部31を通すと、この軸部31の上側を半円隆起部39が覆うことになる。
左右のペダル33bは軸部31に対して、3個の円筒状のスペーサ42を介して保持される。1個のスペーサ42はペダル33b同士の間に、他の2個のスペーサ42は、ペダル33bと嵌合部32との間に配設される。
ペダル33bが挿嵌される軸部31は、図8に示したように、前述の嵌合部32と同じ構造の嵌合部32の内側面に、補助板43を介して取り付けられる。具体的には、嵌合部32の下端位置よりも下に軸部31が位置するように、嵌合部32の内側側面に嵌合部32よりも長さの長い補助板43が固定され、この補助板43の下端部に軸部31が固定されている。
ペダル33bについて付言すると、図9にも示したように、ペダル33bの凹面38aにおける足の第一趾と第二趾指の間に対応する部位には、足の大きさを考慮して適宜の範囲にわたって複数個の差し込み穴44を有している。この差し込み穴44には鼻緒部材45が必要に応じて取り付けられる。鼻緒部材45は、略円柱状で、水平方向の一方に張りだす張り出し部45aが上端に形成され、下端には、差し込み穴に着脱可能に差し込まれる差し込み軸45bが形成されている。
ペダル33bの板状部38における凹面38aより外側の部位に、前述の差し込み穴44と同じ大きさの保持穴46が形成されており、この保持穴46に非使用時の鼻緒部材45が保持される。
図10が鼻緒部材45の使用状態を示す平面図であり、この図に仮想線で示すように、鼻緒部材45が足の第1趾と第2趾の間を広げるので、外反母趾である使用者に好適に使用できる。外反母趾ではない使用者にとっても、足や脚の運動に際して鼻緒部材45が使用者の足が掴む動作を促し、運動に効果的である。
本体部材12に対する横架部材13の取り付けは、前述のように横架部材13の嵌合部32を本体部材12の嵌合凹部25に嵌合して行うが、この嵌合状態を保持するため、脚運動器11は固定部材としてのベルト48を備える。
ベルト48は可撓性を有する合成樹脂製で、略短冊形状である。ベルト48は、図1、図4に示したように、支柱部22の上部の幅と同じ幅に形成されている。このため嵌合部32の突出縁部34の間に収まることになる。ベルト48の長手方向の中間部における幅方向の一方には、略半円形状に突出する摘み部48aを有する。また、ベルト48の長手方向の両端部には切り溝48bが形成されている。これらの切り溝48bは支柱部材22の上部の傾斜面22aに形成された係合突起26に係合する部分であり、ベルト48は、切り溝48bと係合突起26が係合し合ったときに、嵌合部32を覆って支柱部22に密着して、嵌合部32が嵌合凹部25から分離しないように押さえ込める長さに設定されている。
以上のように構成された脚運動器11は、次のように使用される。
まず、ローラ33aを用いた運動を行う場合には、ローラ33aを有する横架部材13aを本体部12に取り付けて、前述のように仰向けに寝た姿勢や着座姿勢でローラ33aの上に脚や足を乗せて移動させる(図2参照)。
このとき、運動を行う場所や使用者の体格、運動を行う姿勢や部位などに応じて、横架部材13aの取り付け方を変えてローラ33aの高さを調節する。図1に実線で示したように軸部31が上になるように嵌合部32を嵌合凹部25に取り付けると、ローラ33aの高さは高く、軸部31が下になるように取り付けるとローラ33aの高さは低くなる。
ペダル33bを用いた運動を行う場合には、図11に示したように、軸部31が下になるように横架部材13bを本体部材に取り付ける。そして脚運動器11を足元に置いて、たとえば着座姿勢で足裏をペダル33bにのせてつま先を上げたり下ろしたりして、ペダル33bを揺動させる。
軸部31が上になるようにして横架部材13bを本体部材12に取り付けた場合には、ペダル33bの可動範囲を大きくできるので、仰向けに寝た姿勢でもペダル33bの揺動運動を行うようにすることができる。
ローラ33aやペダル33bを用いずに青竹踏みのような運動を行う場合には、図12に示したように、横架部材13を本体部材12から外した状態にして足元に置き、図13に示したように土台部21の上に起立し、足踏みをしたりする。体重がかかるたびに土台部21の上面の隆起部24と突起23が足裏を刺激する。
このように脚運動器11は一台で様々な使用態様を得ることができる。体の状態や好みなどに対応させることも可能である。このため体に不要な負担をかけない良質の運動を促せる。
軸部31に備える回転部材33がローラ33aまたはペダル33bの一方であるので、脚幅を無理に広げて運動するようなことは必要ない。またローラ33aやペダル33bは左右別々に回転するので、自然な動作で運動ができる。これらの点からも体に不要な負担をかけない運動が行える。
使用態様の変更は横架部材13を着脱したり、組み替えたりすることによって行われるが、横架部材13の嵌合部32は嵌合凹部25に対して嵌めたり外したりするだけでよいので、作業は至って簡単である。
そのうえ、横架部材13の嵌合部32の形状ゆえに、嵌合時の安定性がよく、不測に脱落したりすることはなく確実に運動を実行させることができる。
しかもその嵌合部32の形状を利用して、支柱部22に対する軸部31の高さを変更できるようにしているので、合理的であるうえに、使用態様の大幅な拡大が行える。
以下、その他の例について説明する。この説明において、先の構成と同一の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図14は他の例に係る横架部材13を示している。この図に示すように、複数本の軸部31が平行に配設された横架部材13としてもよい。具体的には嵌合部32を側面視T字型に形成して、第1画目に相当する横棒部位の両端に一対の軸部31を備える。また第2画目に相当する縦棒部位に、嵌合凹部25に対して嵌合する縦断面長円形状の縦長嵌合部32cを形成する。縦長嵌合部32cは上下対称形状であり、上下反転しても嵌合部25に嵌合可能なことは前述例と同じである。
このような横架部材13は前述と同じ構造の本体部材12に対して前述と同様にして取り付けることができる。この横架部材13を備えた脚運動器11では、回転部材33が前後方向に複数備えられることになり、図示例のように回転部材33がローラ33aの場合により良好なマッサージが行える。
図15は他の例に係る脚運動器11の側面図である。この図に示すように、横架部材13を複数備えるとともに、横架部材13の嵌合部32が嵌合する嵌合凹部25を、軸部31と交差する方向に複数形成することもできる。図示例では嵌合凹部25を3個形成している。
この脚運動器11によれば、横架部材13が前後方向に複数備えられることになる。嵌合凹部25を3個形成しているので、1個の横架部材13を用いる前述のような使用態様と、2個の横架部材13を同時に使用する使用態様を得られる。
このため、図示例のように横架部材13の回転部材33がローラ33aの場合に、より良好なマッサージが行える。図14に示した横架部材13を用いる場合と比べて、必要ならば前後の横架部材13の高さを変えることも可能であり、使用態様を更に広げられる。この場合に取り付けられる横架部材13の回転部材33はローラ33aのみではなく、ローラ33aを備えた横架部材13aとペダル33bを備えた横架部材13bの組み合わせであってもよい。
図示は省略するが、回転部材33は軸部31に対して着脱可能であってもよい。このように構成した場合には、軸部31のみ、または軸部31と土台部21を利用しての脚または足の運動を行うようにすることもできる。
また、前述のようなベルト48に代えて、固定部材として硬質の合成樹脂で形成され、一端が支柱部22に枢着され、他端が支柱部22の反対側に係脱可能な部材などを用いてもよい。
さらに横架部材13の嵌合部32は、支柱部22に対して上から嵌める構成ではなく、たとえば軸部31の長手方向の一端と下端をそれぞれ引っ掛けるように取り付けるものであってもよい。この場合には、軸部31の高さは、引っ掛ける位置の違いによって変更可能とすることができる。
支柱部22は、横架部材13の軸部31の長手方向の両端のみではなく、左右独立して回転する回転部材33の間にも設けてもよい。この場合には、たとえば軸部31の耐荷重を高めることができる。
11…脚運動器
12…本体部材
13…横架部材
13a…回転部材がローラである横架部材
13b…回転部材がペダルである横架部材
21…土台部
22…支柱部
23…突起
24…隆起部
31…軸部
32…嵌合部
33…回転部材
33a…ローラ
33b…ペダル
35…貫通穴
38…板状部

Claims (10)

  1. 板状の土台部と、該土台部の上で左右方向に離間配置された複数の支柱部と、これら支柱部間に横架された横架部材を備え、
    前記横架部材が左右方向にのびる軸部と、該軸部における前記支柱部に対応する位置で前記支柱部に対して着脱可能に嵌合する嵌合部と、前記軸部に回転可能に保持された回転部材を有する
    脚運動器。
  2. 前記支柱部に対する前記軸部の高さが変更可能である
    請求項1に記載の脚運動器。
  3. 前記嵌合部の上下方向の長さが前記軸部の太さよりも長い縦長形状に形成され、
    該嵌合部が前記支柱部に対して上下反転しても嵌合可能であるとともに、
    前記軸部が前記嵌合部の上下方向のいずれか一方に偏った位置に形成された
    請求項1または請求項2に記載の脚運動器。
  4. 前記回転部材が、前記軸部が通る貫通穴を有したローラ、または前記軸部が通る貫通穴と前記軸部の長手方向と交差する方向に長い板状部を有したペダルである
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の脚運動器。
  5. 前記回転部材が、前記軸部の長手方向で左右独立して回転可能に配設された
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の脚運動器。
  6. 前記回転部材が前記軸部を通す貫通穴を有したローラである前記横架部材と、
    前記回転部材が前記軸部を通す貫通穴と前記軸部の長手方向と交差する方向に長い板状部を有したペダルである前記横架部材を備えた
    請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の脚運動器。
  7. 前記土台部の上面に、足裏刺激用の複数の突起が形成された
    請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の脚運動器。
  8. 前記土台部の上面に、土踏まず刺激用の隆起部が形成された
    請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の脚運動器。
  9. 前記横架部材に複数本の前記軸部が平行に配設された
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の脚運動器。
  10. 前記横架部材を複数備えるとともに、
    前記横架部材の前記嵌合部が嵌合する嵌合凹部が、前記軸部と交差する方向に複数形成された
    請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載の脚運動器。
JP2016000013U 2016-01-05 2016-01-05 脚運動器 Expired - Fee Related JP3203200U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016000013U JP3203200U (ja) 2016-01-05 2016-01-05 脚運動器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016000013U JP3203200U (ja) 2016-01-05 2016-01-05 脚運動器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3203200U true JP3203200U (ja) 2016-03-17

Family

ID=55523868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016000013U Expired - Fee Related JP3203200U (ja) 2016-01-05 2016-01-05 脚運動器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3203200U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5843119B2 (ja) ストレッチ器具
JP4338101B1 (ja) 下肢健康器具
KR100720391B1 (ko) 의자에 앉아서 하는 하체운동기구
KR20190020585A (ko) 헬스기구겸용 데스크체어
JP3203200U (ja) 脚運動器
KR20130134802A (ko) 다리운동 겸용 복부 운동기구
JP6612386B2 (ja) 健康器具
KR101410686B1 (ko) 복합운동기구
KR101935587B1 (ko) 교체 장착이 가능한 멀티 스트레칭 운동 장치
JP2011194051A (ja) 足の健康器具
KR100953501B1 (ko) 운동기구
JP2008264249A (ja) トレーニング板及びそのトレーニング板を備えたトレーニング器具
JP3130251U (ja) 足踏み健康歩行器
KR100736698B1 (ko) 체육 공원에 설치되는 허리 근육 신장기.
JP4787696B2 (ja) 足指運動装置
JP2004261405A (ja) 健康器具
KR101559703B1 (ko) 거꾸리 운동기
JP2006197960A (ja) 健康器具
JP6418693B2 (ja) 座位又は仰臥位で使用する運動器具
TW201130541A (en) Foot massaging exercise device
JP2019111292A (ja) マッサージ器具
CN212187662U (zh) 一种内科临床训练按摩装置
TW201818902A (zh) 拉筋按摩健身器
KR102531635B1 (ko) 고관절운동기구
JP2006325927A (ja) 足用健康器具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3203200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees