JPH0744970B2 - 玉揚送装置 - Google Patents

玉揚送装置

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JPH0744970B2
JPH0744970B2 JP2112136A JP11213690A JPH0744970B2 JP H0744970 B2 JPH0744970 B2 JP H0744970B2 JP 2112136 A JP2112136 A JP 2112136A JP 11213690 A JP11213690 A JP 11213690A JP H0744970 B2 JPH0744970 B2 JP H0744970B2
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sliding
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正博 竹内
芳生 若菜
誠 田結
英勝 竹内
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株式会社竹屋
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ島台の回収径路によって回収された
玉を各遊技機に分配する分配径路に搬送ベルトによって
揚送する玉揚送装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、駆動モータによって回転される搬送ベルトによっ
て、パチンコ島台の回収径路で回収された玉を研磨しな
がらパチンコ島台に設置される複数の遊技機に再度分配
する分配径路に揚送する玉揚送装置が提供されていた。
このような玉揚送装置においては、駆動モータに連結さ
れると共に搬送ベルトを張設する駆動ローラや、あるい
は搬送ベルトを張設する一部のテンションローラが両持
支持されていた。
【発明が解決しようとする課題】
このため、搬送ベルトを交換しようとする場合に、駆動
ローラやテンションローラを支持する一方側の部品を取
り外したり、あるいは長尺状の搬送ベルトを両持支持さ
れているローラに通した後に無端状に連結する等の作業
を行わなければならず、非常に手間を要していた。 本発明は、上記した不都合に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、搬送ベルトの交換が極めて簡単に
行える玉揚送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明においては、 パチンコ島台の回収径路によって回収された玉を各遊技
機に分配する分配径路に搬送ベルトによって揚送する玉
揚送装置において、 該玉揚送装置は、少なくとも前記搬送ベルトの上下方向
の回転移動を案内する案内支柱と、該案内支柱の上下に
回転自在に軸支され且つ前記搬送ベルトを張設するロー
ラと、から構成され、 前記案内支柱の上方部分を上下方向に摺動する摺動支柱
で構成すると共に該摺動支柱を上方に付勢する付勢部材
を前記案内支柱との間に差し渡し、 前記ローラを片持支持して他側を開放し、その開放側か
ら前記付勢部材による付勢力を解除した状態で前記揚送
ベルトを装着可能としたことを特徴とするものである。
【作用】
無端状に構成された搬送ベルトを、摺動支柱を上方に付
勢するバネの付勢力を解除した状態で開放側から案内支
柱の上下に設けられるローラに嵌込むだけで簡単に装着
でき、また、取り外す場合も、摺動支柱を上方に付勢す
る付勢部材の付勢力を解除した状態で搬送ベルトを開放
側に向って引き抜くだけでよい。
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説
明する。 まず、第13図を参照して実施例に係る玉揚送装置10が内
蔵されるパチンコ島台2の構成について説明する。第13
図は、パチンコ島台2が設置されるパチンコ遊技場1の
全体を示す斜視図である。図において、パチンコ遊技場
1には、複数列のパチンコ島台2が平行状に設置され
る。パチンコ島台2には、多数のパチンコ機3が背向列
設されていると共に、その内部にパチンコ機3で使用す
る玉を循環する各種の機構が内蔵されている。すなわ
ち、第13図の手前側のパチンコ島台2において示される
ように、各パチンコ機3で使用された玉は、回収径路4
を介してパチンコ島台2の中央に集められ、その中央部
に設置された本実施例の要部を構成する玉揚送装置10に
よって磨きながら揚送される。揚送された玉は、パチン
コ島台2の端部に向けて下り傾斜して設けられる分配径
路5によって再度各パチンコ機3に景品玉として補給さ
れる。なお、パチンコ島台2の下部には、多量の玉(遊
技場で使用される全玉をパチンコ島台の数で割った数
量)を貯蔵する貯蔵タンク6が2つ配置され、前記回収
径路4を流下してきた玉、あるいは磨かれて揚送された
ものであって溢れて還流された玉を貯蔵するようになっ
ている。また、玉揚送装置10によって揚送された玉は、
パチンコ島台2の上部に設けられる上部タンク8に一旦
貯蔵され、その後前記分配径路5に流下させられるよう
になっている。更に、前記上部タンク8の間には、隣り
合うパチンコ島台2で使用される玉を均等化する均等装
置7が差し渡されている。 以上、玉揚送装置10が使用されるパチンコ島台2の構成
について説明したが、次に、本実施例の要部を構成する
玉揚送装置10の構成について説明する。まず、第1図な
いし第3図を参照して玉揚送装置10の全体の構成につい
て説明する。第1図は、玉揚送装置10の斜視図であり、
第2図は、搬送ベルト19の張設状態を緩めたときの玉揚
送装置10の斜視図であり、第3図は、搬送ベルト19を途
中まで取り外した状態を示す玉揚送装置10の斜視図であ
る。図において、玉揚送装置10は、下方に位置する正方
形状の支持板11によって全体が支持されるように構成さ
れている。すなわち、支持板11は、肉厚の厚い鋼製の平
板で構成され、その奥側に垂直状に支持枠12が溶接され
ている。支持枠12には、その上部に後述するモータプー
リ16を支持する軸支板13と、後述するテンションローラ
31を軸支するローラ取付片14とが手前側に突出するよう
に一体的に設けられている。そして、軸支板13にモータ
プーリ16が支軸15によって回転自在に軸支されたとき、
及びローラ取付片14にテンションローラ31が回転自在に
軸支されたときに、それらの支持状態は、片持支持とな
っており、手前側が開放した状態となっている。また、
モータプーリ16とテンションローラ31とは、ほぼ上下の
位置関係にあり、搬送ベルト19が装着されたときにモー
タプーリ16は、搬送ベルト19の内側に位置し、テンショ
ンローラ31は、搬送ベルト19の外側に位置するようにな
っている。なお、モータプーリ16は、図示しないが、そ
の内部にモータを含んだ構成を有しているため、比較的
大きな直径の円筒状ローラとして構成され、電源コード
40を通って電流が供給されると前記支軸15を中心にして
円筒状の外周が回転し、搬送ベルト19を回転移動させる
ようになっている。なお、玉揚送装置10の下方部の構成
については、後に詳述する。 また、前記軸支板13の側面部には、垂直状に案内支柱17
が溶接されている。この案内支柱17は、搬送ベルト19の
上下方向の回転移動を案内するもので、その上方部分が
上下方向に摺動する摺動支柱18となっている。そして、
案内支柱17及び摺動支柱18に搬送ベルト19が装着された
ときには、これらが搬送ベルト19の内側に位置するよう
になっている。すなわち、搬送ベルト19を手前側から自
由に装着できるようになっている。なお、案内支柱17と
摺動支柱18との構成については、後に詳述する。 搬送ベルト19は、上記したように下方をモータプーリ16
に差し渡し、上方を摺動支柱18の上端に設けられる後述
する上端ローラ22に差し渡すように無端ベルトとして構
成され、本実施例の場合には、革製のものが使用され
る。これは、長期間に亘る玉の揚送能力において優れて
いると共に、後述する研磨布29と協働して玉の表面の研
磨度を向上させる機能が大きいためである。しかし、パ
チンコ遊技場1の湿度や温度に大きく影響されて伸縮す
る欠点もある。そこで、本実施例においては、搬送ベル
ト19が天候により多少伸縮しても、その揚送能力及び玉
磨き能力が減少しないような工夫がされている。この点
については、後に詳述する。 玉揚送装置10は、上記した構成の他に前記案内支柱17及
び摺動支柱18と対面するように研磨布収納カバー20が配
置されている。図示の実施例では、案内支柱17及び摺動
支柱18の外側(以下、搬送ベルト19が上昇する側を外側
面といい、反対側の搬送ベルト19が下降する側を内側面
という)に対面して設けられ、その内側面に研磨布29が
敷設される。この研磨布29は、その玉磨き能力を発揮さ
せるために、比較的織り目の荒い布で構成されている。
また、図示しないが研磨布収納カバー20の内側面には、
揚送される玉の一部が落ち込む溝が複数列形成され、玉
を上下方向一列に整列させて揚送されるようになってい
る。なお、研磨布収納カバー20は、前記案内支柱17の奥
側側面に開閉自在に支持されていると共に、案内支柱17
の手前側側面に設けられた係止具30によって閉止位置に
保持されるようになっている。 玉揚送装置10の概要は、上記した通りであるが、玉揚送
装置10の上方部分と下方部分との詳細な構造について以
下説明する。まず、玉揚送装置10の上方部分の構成につ
いて第4A図ないし第7図を参照して説明する。第4A図及
び第5図は、玉揚送装置10の上方部分を構成する摺動支
柱18と案内支柱17との関係を示す前方斜視図であり、第
4A図は、摺動支柱18が上昇した位置であり、第5図は、
摺動支柱18が下降した位置である。第4B図は、第4A図の
A−A線で切断した断面図である。ただし、研磨布収納
カバー20は図示していない。また、第6図及び第7図
は、摺動支柱18と案内支柱17との関係を示す後方斜視図
であり、第6図は、摺動支柱18が上昇して搬送ベルト19
が装着された状態を示し、第7図は、摺動支柱18が下降
して搬送ベルト19が取り外された状態を示す。図におい
て、前記案内支柱17は、角筒状(ただし、摺動支柱18と
重合する部分は、内側面が開放している)に形成され、
その角筒部と重合するように断面ほぼ「コ」字状(外側
面が開放している)の摺動支柱18が設けられている。そ
して、摺動支柱18は、案内支柱17の外側両サイドに形成
された規制段部28によって下方への摺動を規制されてい
る。 前記案内支柱17の内部には、第4B図及び第7図に示すよ
うに複数のローラ21が上下方向に並んで支持され、その
ローラ21の一部が案内支柱17の外側面から外に突出して
搬送ベルト19を支持していると共にその回転を補助して
いる。また、摺動支柱18の上端にも搬送ベルト19が装着
される1つの上端ローラ22が上方に突出するように回転
自在に固定されている。そして、その上端ローラ22を被
覆するように出口カバー23が摺動支柱18に固着されてい
る。この出口カバー23は、その手前側が開放状に形成さ
れると共に、搬送ベルト19が反転して下方向に向う側に
は、揚送された玉を排出する出口23aが形成されてい
る。つまり、揚送ベルト19で揚送された玉は、その上端
部で出口カバー23に案内されて円弧状に移動し、出口23
aから前記した上部タンク8に導かれることになる。 また、摺動支柱18の内側面の下端中央には、棒状の第1
連結部材24の上端が固定連結部24aによって回動自在に
固定され、該第1連結部材24の下端が連結部24bによっ
て第2連結部材25の一端に連結されている。第2連結部
材25は、連結部24bより中央寄りに位置する軸支部25aで
案内支柱17の内側面に軸支され、その他端に係止ピン25
bが突設されている。そして、係止ピン25bには、付勢部
材として長尺状のテンションバネ26の上端が係止されて
いる。また、テンションバネ26の下端は、案内支柱17の
手前側側面に突設された下方係止ピン27に係脱できるよ
うになっている。しかして、第4A図に示すように、テン
ションバネ26の下端が下方係止ピン27に係止されたとき
には、第2連結部材25が軸支部25aを中心にして反時計
方向に回動し、第1連結部材24を上昇させるので、摺動
支柱18が案内支柱17に沿って上昇する。一方、第5図に
示すように、テンションバネ26の下端が下方係止ピン27
から取り外された場合には、摺動支柱18の自重により摺
動支柱18が下降して前記規制段部28で係止された状態と
なる。 上記したように摺動支柱18が案内支柱17に沿って上下動
するように構成されるが、これは、搬送ベルト19の着脱
を極めて容易に行うものである。すなわち、搬送ベルト
19を取り外す場合には、テンションバネ26の下端を下方
係止ピン27から外すことにより摺動支柱18が下降し、そ
れまで張設されていた搬送ベルト19が緩むことになる。
そして、緩んだ状態の搬送ベルト19が摺動支柱18及び案
内支柱17の内外面を囲むようになっていると共に、摺動
支柱18及び案内支柱17の手前側が開放されているので、
緩んだ状態での搬送ベルト19を手前側に引出すことによ
り搬送ベルト19の取り外しを極めて容易に行うことがで
きる。一方、取り外した搬送ベルト19に代えて新たな搬
送ベルト19を装着する場合には、摺動支柱18が下降した
状態で、まず搬送ベルト19を手前側の開放部から差し入
れてモータプーリ16と上端ローラ22との間に掛け渡し、
その後、テンションバネ26の下端を下方係止ピン27に係
止することにより、摺動支柱18が上昇して搬送ベルト19
を張設することができる。また、摺動支柱18がテンショ
ンバネ26の付勢力によって上昇維持されているため、例
えば、天候等の影響により搬送ベルト19が伸縮した場合
でも、搬送ベルト19の緊張力を常に保持することがで
き、揚送能力や玉磨き能力を減少させることがない。 次に、玉揚送装置10の下方部分の構成について第8図な
いし第12図を参照して説明する。第8図は、玉揚送装置
10の下方部分を構成するモータプーリ16付近の正面図で
あり、第9図は、モータプーリ16付近の前方から見た斜
視図であり、第10図は、モータプーリ16付近の搬送ベル
ト19を取り外す状態を示す斜視図であり、第11図は、モ
ータプーリ16付近の屈曲導入樋33を挿脱する状態を示す
斜視図であり、第12図は、モータプーリ16付近の背面か
ら見た斜視図である。図において、前記支持枠12の前面
には、前記回収径路4に接続される整列導入樋32が固着
されている。整列導入樋32は、回収径路4を流下してき
た玉を複数列に整列させる溝が形成されている。整列導
入樋32に連続するように屈曲導入樋33が設けられてい
る。この屈曲導入樋33は、前記モータプーリ16の下方に
位置し、整列導入樋32から流入する玉をモータプーリ16
によって回転される搬送ベルト19との間で挟持しながら
垂直状に設けられる前記案内支柱17まで移動させるもの
である。このため、屈曲導入樋33の内面は、第11図に示
すように整列導入樋32に形成された溝と同じ数の溝が形
成されている。また、この溝は、搬送される玉を搬送ベ
ルト19との間である程度の摩擦力で挟持するためにウレ
タン製の部材によって構成されている。このため、屈曲
導入樋33を長期間に亘って使用していると、摩耗して上
記した摩擦力が減少し、スムーズな玉の搬送ができなく
なる。 したがって、本実施例の場合には、屈曲導入樋33を交換
し易いように屈曲導入樋33がスライド板34上に固定され
るようになっている。すなわち、スライド板34は、前記
支持板11の固着された案内部材35a,35bの間に挿脱可能
に設けられる。そして、スライド板34の四隅には、支持
ピン36が植立され、その支持ピン36に調整バネ37を介し
て屈曲導入樋33が調整ネジ38で固着されている。この調
整ネジ38は、屈曲導入樋33の高さを調節するもので、こ
れによって搬送ベルト19と屈曲導入樋33との間の微妙な
間隔を調節して整列導入樋32からのスムーズな玉の導入
が可能となるようにしている。また、屈曲導入樋33を交
換する場合には、スライド板34を支持板11に固定する固
定ネジ39を緩めた後に手前側に引出し、調整ネジ38を緩
めて支持ピン36から屈曲導入樋33を取り外し、新たな屈
曲導入樋33を支持ピン36に載置して、再度調整ネジ38で
螺着し、その後、スライド板34を押し込んで固定ネジ39
で支持板11に固定すればよい。そして、固定ネジ39で固
定した後に調整ネジ38で搬送ベルト19と屈曲導入樋33と
の間隔を調節すればよい。 屈曲導入樋33は、上記のようにして支持板11上に設置さ
れるが、屈曲導入樋33が設置された状態で、第12図に示
すように屈曲導入樋33の末端と前記研磨布収納カバー20
の下端との間から研磨布収納カバー20に収納される研磨
布29が引出されるようになっている。そして、引出され
た研磨布29は、研磨布収納カバー20の裏面に設けられる
布止め具41によって止着される。しかして、研磨布29
は、ある期間使用すると汚れるので、比較的繁雑に交換
しなければならず、この場合には、布止め具41を緩めた
後に係止具30を解除して研磨布収納カバー20を開き、研
磨布29を引き抜いて新しい研磨布29を研磨布収納カバー
20の内面に沿って敷設し、その後、布止め具41で研磨布
29の下端を止着すればよい。なお、研磨布29を上方でロ
ール状に設け、汚れが付着した場合には、下方で巻き上
げて新たな研磨布29が研磨布収納カバー20内において搬
送ベルト19に対面するように構成しても良い。 また、上記したように、屈曲導入樋33が所定の位置に設
置された状態において、モータプーリ16と屈曲導入樋33
との間には、隙間が生じ、その隙間の手前側には、何等
の部品も位置しない開放状となっている。このため、搬
送ベルト19を装着する場合には、第10図に示すように、
搬送ベルト19の下端部分を手前側からモータプーリ16の
外周に沿うように屈曲導入樋33との隙間から挿入し、且
つモータプーリ16とテンションローラ31との間を横切る
ように挿入する。逆に、搬送ベルト19を取り外す場合に
は、前記したように摺動支柱18を下降して搬送ベルト19
の緊張力を緩めた状態で、搬送ベルト19を手前側に引出
すだけでよい。 以上、実施例に係る玉揚送装置10の構成について説明し
たが、本実施例によれば、搬送ベルト19の上下方向の回
転移動を案内する案内支柱17の上方部分を上下方向に摺
動する摺動支柱18で構成すると共に該摺動支柱を18上方
に付勢するテンションバネ26を案内支柱17との間に差し
渡し、しかも搬送ベルト19を張設するローラ、具体的に
は、モータプーリ16、テンションローラ31、及び上端ロ
ーラ22が片持支持されて、その支持側と反対側が開放状
に形成されているので、無端状に構成された搬送ベルト
19を開放側からそれらを張設するローラ16、31、22に嵌
込むだけで簡単に装着でき、また、取り外す場合も、張
設された搬送ベルト19を開放側に向って引き抜くだけで
よい。したがって、搬送ベルト19の交換作業を極めて簡
単に行うことができる。 なお、上記した実施例では、搬送ベルト19に回転力を付
与するものとして、モータが内蔵されたモータプーリ16
を例示したが、従来と同じように、通常のモータとVベ
ルトによって駆動されるプーリ(ローラ)であってもよ
い。この場合、そのプーリが片持支持されることは当然
であるが、プーリの回転軸とモータとのVベルトによる
連結は、例えば、支持枠12の奥側で連結させるようにす
れば良い。
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明に係
る玉揚送装置は、無端状に構成された搬送ベルトを、摺
動支柱を上方に付勢する付勢部材の付勢力を解除した状
態で開放側から案内支柱の上下に設けられるローラに嵌
込むだけで簡単に装着でき、また、取り外す場合も、摺
動支柱を上方に付勢する付勢部材の付勢力を解除した状
態で搬送ベルトを開放側に向って引き抜くだけでよく、
搬送ベルトの交換作業を極めて簡略化することができ
る。また、摺動支柱が付勢部材の付勢力によって上昇維
持されているため、天候等の影響により搬送ベルトが伸
縮した場合でも、搬送ベルトの緊張力を常に一定に保持
することができ、揚送能力や玉磨き能力を減少させるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る玉揚送装置の斜視図、第2図
は、搬送ベルトの張設状態を緩めたときの玉揚送装置の
斜視図、第3図は、搬送ベルトを途中まで取り外した状
態を示す玉揚送装置の斜視図、第4A図は、玉揚送装置の
上方部分を構成する摺動支柱と案内支柱との関係を示す
ものであって摺動支柱が上昇した位置での前方斜視図、
第5図は、同様に摺動支柱が下降した位置での前方斜視
図、第4B図は、第4A図のA−A線で切断した断面図、第
6図は、摺動支柱と案内支柱との関係を示すものであっ
て摺動支柱が上昇して搬送ベルトが装着された状態を示
す後方斜視図、第7図は、同様に摺動支柱が下降して搬
送ベルトが取り外された状態を示す後方斜視図、第8図
は、玉揚送装置の下方部分を構成するモータプーリ付近
の正面図、第9図は、モータプーリの前方から見た斜視
図、第10図は、モータプーリ付近の搬送ベルトを取り外
す状態を示す斜視図、第11図は、モータプーリ付近の屈
曲導入樋を挿脱する状態を示す斜視図、第12図は、モー
タプーリ付近の背面から見た斜視図、第13図は、実施例
に係る玉揚送装置が内蔵されるパチンコ島台が設置され
るパチンコ遊技場の全体を示す斜視図である。 2……パチンコ島台 3……パチンコ機 4……回収径路 5……分配径路 10……玉揚送装置 16……モータプーリ(張設ローラ) 17……案内支柱 18……摺動支柱 19……搬送ベルト 22……上端ローラ(張設ローラ) 26……テンションバネ 31……テンションローラ(張設ローラ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ島台の回収径路によって回収され
    た玉を各遊技機に分配する分配径路に搬送ベルトによっ
    て揚送する玉揚送装置において、 該玉揚送装置は、少なくとも前記搬送ベルトの上下方向
    の回転移動を案内する案内支柱と、該案内支柱の上下に
    回転自在に軸支され且つ前記搬送ベルトを張設するロー
    ラと、から構成され、 前記案内支柱の上方部分を上下方向に摺動する摺動支柱
    で構成すると共に該摺動支柱を上方に付勢する付勢部材
    を前記案内支柱との間に差し渡し、 前記ローラを片持支持して他側を開放し、その開放側か
    ら前記付勢部材による付勢力を解除した状態で前記揚送
    ベルトを装着可能としたことを特徴とする玉揚送装置。
JP2112136A 1990-04-27 1990-04-27 玉揚送装置 Expired - Lifetime JPH0744970B2 (ja)

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