JPH0744492Y2 - 自動車のテールゲート構造 - Google Patents

自動車のテールゲート構造

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JPH0744492Y2
JPH0744492Y2 JP1988040347U JP4034788U JPH0744492Y2 JP H0744492 Y2 JPH0744492 Y2 JP H0744492Y2 JP 1988040347 U JP1988040347 U JP 1988040347U JP 4034788 U JP4034788 U JP 4034788U JP H0744492 Y2 JPH0744492 Y2 JP H0744492Y2
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JP
Japan
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tailgate
center seal
inner plate
outer plate
vehicle
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988040347U
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JPH01144225U (ja
Inventor
良明 植田
薫 梅沢
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車、特にハツチバック車のテールゲート
構造に関するものである。
[従来技術] ハッチバック車の中に第1図に示すように、車体1の後
部にテールゲート2がその下端部を中心として後方へ開
放自在に取付けられ、その上方に、ガラスハッチ3がヒ
ンジ4を中心に上方に開放自在に取付けるようにしたも
のがある。
このようなタイプのハッチバック車では、ガラスハッチ
3の閉扉時に、ハッチ下端31が当接するセンターシール
5がテールゲート2の上端部に装着されている。
このセンターシール5は、テールゲート2の中央部にお
いては、第1図のII-II線切断による第2図の縦断面図
から明らかなように、テールゲート2の外板21の上端部
に形成されたフランジ部23と内板22の上端部に形成され
たフランジ部24の接合部分に、中央凹み部51を嵌合させ
ることによりテールゲート2に装着され、膨出部53にガ
ラスハッチ3のハッチ下端31を当接させるようになって
いる。
また、54はセンターシール5の内部に埋設された補強板
である。
このように構成されたテールゲート2の中央部構造で
は、外方より雨水や洗車時の水が外板21の上面とそれに
接しているセンターシール5のリップ部55との間より侵
入したとしても、上方に伸延された前記フランジ部23に
よって堰止められ、車体内部までの侵入は防止される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、テールゲート5の両側部においては、テール
ゲートのロック装置が配設されるため、その配設スペー
スを確保するため、第1図のIII-III線切断による第3
図の縦断面図から明らかなように、内板22が外板21に対
してきわめて近接した状態で接合された構造となってい
る。
また、テールゲート2の外板21とガラスハッチ3の下端
部31との位置関係は略一定であり、更に車体1のテール
ゲート開口周縁に装着されているメインシールとの関係
から、センターシール5は上下方向に細長く伸延され、
上端リップ部53aにガラスハッチ3の下端部31が当接さ
れるようになり、中央リップ部55aがテールゲート2の
外板21の上部に載置され、下端リップ部56が内板22の側
面に接触するようになっている。
上述のように構成されたテールゲート2の両側部におい
ては、センターシール5の中央リップ部55aと外板21の
上端部21aとの間より外方から雨水や洗車時の水が侵入
し、更にセンターシール5の下端リップ部56と内板22と
の間を経て、車体内部に流下されるという不具合があっ
た。
また、実開昭57-47524号公報に提案されているシール構
造のように、車体の背面開口部の縁部に取付けたウエザ
ストリップに当接する上側開閉ドアの下縁部に設けられ
たウエザストリップの左右両側部に上下方向のシール部
を設けるようにしたものでは、前記両ウエザストリップ
の当接部のシール性は向上するものゝ、第3図に示した
テールゲート2のフランジ部の形成されていない上端部
位とセンターシール5との間からの水の侵入は、防止で
きないおそれがある。
本考案は、上述のような従来のテールゲート構造の問題
点を解消すべく案出したもので、ガラスハッチ下端を当
接するセンターシールを装着したテールゲートのフラン
ジ部の形成されていない上端部位における雨水や洗車時
の水の侵入を効果的に防止できるようにした自動車のテ
ールゲート構造を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案の自動車のテール
ゲート構造は、ガラスハッチ下端を当接するセンターシ
ールを装着したテールゲートの外板上端部と内板上端部
のフランジ部が形成されていない部位に間隙を設け、該
間隙に前記センターシールの下面に突出せしめた堰部を
嵌入してなるものである。
〔作用〕
上述のように構成された自動車のテールゲート構造にお
いては、雨水や洗車時の水が、センターシール5の下面
に設けられた堰部57に沿って、外板21と内板22との間に
流下され、そして、テールゲート2の底部に形成された
排出孔より外力へ排出されるので、堰部57及び内板22を
越えて、前記雨水や洗車時の水が車体内部に侵入される
ことがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
なお、前述の従来例と同一部品については同一符号を付
して説明する。
テールゲート2の両側部におけるテールゲートのロック
装置が配設され、内板22が外板21に対してきわめて近接
した状態で接合されるために、フランジ部が形成されな
い部位において、外板21の上端部21aの一部21bを下方に
折り曲げて、内板22の上端部22aとの間に間隙21cを設
け、その間隙21c内に、テールゲート2にに装着された
センターシール5の下面に凸状に突出せしめた堰部57を
嵌入したものである。
また、テールゲート2の前記テールゲートのロック装置
が配設されない中央部の外板21及び内板22の各上端部に
フランジ23、24が形成された部位においては、前記フラ
ンジ23、24を従来と同様に、センターシール5の中央凹
み部51内に嵌入することによって、センターシール5を
テールゲーテ2上端部に装着している。
上述のように構成された自動車のテールゲート構造にお
いては、第4図に示すように、雨水や洗車時の水が矢印
Wの如く、センターシール5の中央リップ部55aとテー
ルゲート2の外板21上面との間から侵入しても、センタ
ーシール5の下面に設けられた堰部57に沿って、外板21
と内板22との間に流下され、そしてテールゲート2の底
部に形成された排出孔より外方に排出されるので、堰部
57及び内板22を越えて、前記雨水や洗車時の水が車体内
部に侵入されることがない。
〔考案の効果〕
本考案の自動車のテールゲート構造は、ガラスハッチ下
端を当接するセンターシールを装着したテールゲートの
外板上端部と内板上端部のフランジ部が形成されていな
い部位に間隙を設け、該間隙に前記センターシールの下
面に突出せしめた堰部を嵌入してなるので、テールゲー
トのフランジ部の形成されていない上端部位におけるセ
ンターシール取付部からの雨水や洗車の水の侵入を効果
的に防止でき、信頼性のあるテールゲート構造を提供で
きる。
また、本考案の自動車のテールゲート構造は、上述のよ
うに、センターシールの形状変更のみによって初期の目
的を達成できるので、特に新たな部品の追加を要せず、
安価で、実施が容易な自動車のテールゲート構造を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はハッチバック車のテール部を示す斜視図、第2
図は第1図のII-II線切断縦断面図、第3図はIII-III線
切断縦断面図、第4図は第3図に相当する本考案の実施
例を示す縦断面図である。 1……車体 2……テールゲート 3……ガラスハッチ 5……センターシール 21……テールゲートの外板 21a……外板の上端部 21c……間隙 22a……内外の上端部 23,24……フランジ部 51……中央凹み部 55a……中央リップ部 57……堰部 W……雨水や洗車時の水の侵入方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスハッチ下端を当接するセンターシー
    ルを装着したテールゲートの外板上端部と内板上端部の
    フランジ部が形成されていない部位に間隙を設け、該間
    隙に前記センターシールの下面に突出せしめた堰部を嵌
    入してなる自動車のテールゲート構造。
JP1988040347U 1988-03-29 1988-03-29 自動車のテールゲート構造 Expired - Lifetime JPH0744492Y2 (ja)

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JPH01144225U JPH01144225U (ja) 1989-10-03
JPH0744492Y2 true JPH0744492Y2 (ja) 1995-10-11

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