JPH074331B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH074331B2
JPH074331B2 JP1203075A JP20307589A JPH074331B2 JP H074331 B2 JPH074331 B2 JP H074331B2 JP 1203075 A JP1203075 A JP 1203075A JP 20307589 A JP20307589 A JP 20307589A JP H074331 B2 JPH074331 B2 JP H074331B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は電動送風機の排気流を利用して集塵室内に捕捉
されたダニ等の有害微生物を殺傷するようにした電気掃
除機に関する。
(ロ) 従来の技術 部屋の掃除により塵埃と共に好い込んだダニ等の有害微
生物は、通常は集塵室内のフィルターでろかされて電気
掃除機外に排出されることはないが、集塵室内で繁殖す
るおそれがあり、これを防止するためにも殺傷する必要
がある。そして前記有害微生物は約50℃の熱風を当てる
と殺傷できることが知られており、有害微生物を殺傷す
るために、電動送風機の排気流を集塵室に循環して集塵
室内を加熱するようにした電気掃除機が知られている
(特公昭64−7774号公報参照)。
しかし乍ら、この従来技術によれば、掃除機本体に接続
された吸込ホースの先端を電動送風機の排気側に接続す
ることにより電動送風機の排気流を集塵室内に循環する
循環通路を形成しているので、循環通路が長くなって加
熱効率が悪くなり、また掃除機本体だけでは有害微生物
を殺傷できない欠点がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は簡単な構成の掃除機本体により電動送風機の排
気流を集塵室に循環させて集塵室を加熱効率良く加熱
し、有害微生物を効率良く殺傷すると共に、この排気流
の循環用の通路を掃除機本体にコンパクトにまとめるこ
とにより外形形状を大きくすることがないようにした電
気掃除機を得ることを目的としている。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の第1の手段は、吸込口部を有する集塵室及び集
塵室に連通し電動送風機を収納する収納室を有する本体
ケースと、前記集塵室の閉口を閉塞自在に閉塞する集塵
蓋と、前記吸込口部を閉塞する閉塞手段と、前記吸込口
部の閉塞状態で、吸込口部と収納室の電動送風機排気側
とを連通する通路とを備え、前記通路を介して電動送風
機の排気を集塵室に循環させ、集塵室内をダニ等の有害
微生物を殺傷させる温度に加熱する電気掃除機におい
て、前記通路は、通路を構成する構成部品に一体的に形
成した掛止鍔片を集塵室の閉口縁に係止して、少なくと
もその一部を本体ケース外側に支持すると共に、前記通
路の外側面を弾性材料製のバンパー体にて被い、前記バ
ンパー体に、集塵蓋閉塞時集塵蓋周縁が当接するシール
片を形成したことを特徴とする。
本発明の第2の手段は、吸込口部を有する集塵室及び集
塵室に連通し電動送風機を収納する収納室を有する本体
ケースと、前記集塵室の閉口を開閉自在に閉塞する集塵
蓋と、前記吸込口部を閉塞する閉塞手段と、前記吸込口
部の閉塞状態で、吸込口部と収納室の電動送風機排気側
とを連通する通路とを備え、前記通路を介して電動送風
機の排気を集塵室に循環させ、集塵室内をダニ等の有害
微生物を殺傷させる温度に加熱する電気掃除機におい
て、前記通路は、集塵室開口縁に、少なくともその一部
を本体ケース側面から外方に向かって一体に膨出形成さ
れた略U字状の溝部内に形成し、該溝部の外側面を弾性
材料製のバンパー体にて被うと共に、前記バンパー体
に、集塵蓋閉塞時集塵蓋周縁が当接するシール片を形成
したことを特徴とする。
本発明の第3の手段は、吸込口部を有する集塵室及び集
塵室に連通し電動送風機を収納する収納室を有する本体
ケースと、前記収納室の閉口を開閉自在に閉塞する集塵
室と、前記本体ケース側面に配設される弾性材料製のバ
ンパー体と、前記吸込口部を閉塞する閉塞手段と、前記
吸込口部の閉塞状態で、吸込口部と収納室の電動送風機
排気側とを連通する通路とを備え、前記通路を介して電
動送風機の排気を集塵室に循環させ、集塵室内をダニ等
の有害微生物を殺傷させる温度に加熱する電気掃除機に
おいて、前記バンパー体に、集塵蓋閉塞時集塵蓋周縁が
当接するシール片を形成すると共に、前記通路は、少な
くともその一部を、中空状に形成したバンパー体にて構
成したことを特徴とする。
(ホ) 作用 上記構成により、掃除時には、吸込口部に接続された吸
込ホースから塵埃と共にダニの有害微生物が集塵室内に
吸い込まれて貯溜される。
掃除終了後に吸込口部を閉塞手段により閉塞し、電動送
風機を作動させると、電動送風機の排気流がバンパー体
に被われた、あるいはバンパー体に備えられた通路を介
して集塵室に潤滑し、排気流の排気により集塵室内を有
害微生物の殺傷温度である50℃以上に上昇させて、集塵
室内の有害微生物を殺傷する。
この時、排気流の循環通路は本体ケースの側面外部に設
けたバンパー体の内部に形成しているから、通路が短く
なり、集塵室内の加熱効率が向上し、短時間で有害微生
物が殺傷される。
また、第1の手段によれば、通路を構成する構成部品は
一体的に形成した掛止鍔片を集塵室の開口縁に係止して
本体ケース外側に支持すると共に、通路を被うバンパー
体に集塵蓋周縁が当接するシール片を形成した構成であ
るから、バンパー体を共通使用することができると共
に、通路を本体ケースに容易に取付ることが可能とな
る。
第2の手段によれば、通路の少なくとも一部を、集塵室
の開口縁に本体ケース側面から外側に向かって一体に膨
出形成した略U字状の溝部内に形成し、この溝部の外側
面をバンパー体にて被うと共に、バンパー体に集塵蓋周
縁が当接するシール片を形成したから、バンパー体を共
通使用して排気循環用の通路を容易に構成することが可
能となると共に、強い衝撃を通路の弾性力により吸収す
ることができ、本体ケースの破損が防止される。
第3の手段によれば、本体ケースのバンパー体に集塵蓋
周縁が当接するシール片を形成すると共に、バンパー体
を中空状に形成して通路の少なくとも一部を形成したか
ら、バンパー体を共通使用して排気循環用の通路を容易
に構成することが可能となると共に、通路の弾性力によ
り強い衝撃も吸収することができ、本体ケースの破損が
防止される。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の電気掃除機を図面に示す実施例に基き説
明する。
(1)はキャニスター型の掃除機本体(2)の本体ケー
スで、本体上ケース(3)と本体下ケース(4)とから
なり、前部には上面開口(5)の集塵室(6)を有し、
後部には該集塵室(6)に連通すると共に後壁に排気口
(7)を穿設した送風機収納室(8)とコードリール装
置(9)を収納するコードリール収納室(10)とを並設
している。(11)は前記集塵室(6)の上面開口(5)
を開閉自在に覆う集塵蓋で、後部を前記本体上ケース
(3)前部に回動自在に枢支し、前部をクランプ体(図
示せず)により前記本体下ケース(4)に固定するよう
になっている。
(12)は前記送風機収納室(8)内に収納される電動送
風機で、ファンケース(12a)を循環緩衝体(13)を介
して前記本体上ケース(3)と本体下ケース(4)の間
に挟持することにより、吸気側(14)と排気側(15)と
をシールして固定されており、吸気側(14)は前記集塵
室(6)に、排気側(15)は前記排気口(7)に夫々連
通している。
(16)は前記本体下ケース(4)の前方側面に固定され
る前方覆い体で、吸込ホース(17)を着脱自在に挿入接
続すると共に前記集塵室(6)に連通する筒状の吸込口
部(18)を備えており、この吸込口部(18)の側面に循
環出口(19)が形成されている。従って該循環出口(1
9)は前記吸込口部(18)に吸込ホース(17)が挿入接
続しているときは閉塞され、挿入されていないときは開
放される。さらに(20)は前記吸込口部(18)のシール
パッキングである。
(21)は前記上面開口(5)から集塵室(8)内に収納
される紙袋フィルターで、該紙袋フィルター(21)はダ
ニ等の有害微生物を通過しない通気性の紙袋からなって
おり、その口板(21a)を前記シールパッキング(20)
に密着することにより前記吸込口部(18)に連通して集
塵室(6)内に取り付けられる。
(22)は、前記本体下ケース(4)の上面開口(5)縁
に沿って、該上面開口(5)縁を含む前記本体下ケース
(4)側壁上部(4a)に前記前方覆い体(16)から前記
本体下ケース(4)の側面後部にわたって取り付けられ
る弾性合成樹脂製のバンパー体で、このバンパー体(2
2)は開口部が前記本体下ケース(4)の外側面に対向
するように形成され且つ本体下ケース(4)の側面外部
に配設された中空のコ字状型バンパー部(23)と、前記
上面開口(5)縁を含む側壁上部(4a)に係合する鍔部
(24)とから構成されており、また一方のバンパー体
(22)は前記本体下ケース(4)の送風機収納室(8)
側面部分に設けられた循環入口(25)を覆うように配設
されている。
(26)は、前記電動送風機(12)の排気流を集塵室
(6)に循環するために、前記バンパー体(22)のバン
パー部(23)で覆われて、該バンパー部(23)内に内蔵
され、前記吸込口部(16)と前記電動送風機(12)の排
気側(15)とを連絡する循環通路で、上側通路枠体(2
7)と下側通路枠体(28)とからなり、一端を前記循環
出口(19)に通路パッキング(29)を介して取り付けて
連通し、他端を前記循環入口(25)に開口して連通して
いる。上記上側通路枠体(27)には前記上面開口(5)
縁に掛け止める係止鍔片(27a)を適数個所に形成して
いる。
(30)はダニ等の有害微生物の殺傷のために、前記吸込
口部(18)にアタッチメント部材として着脱自在に装着
される栓体で、前記循環出口(19)に通路パッキング
(29)を介して連通される側部開口(31)を穿設した下
底開口の連通路(32)を有している。(33)は前記連通
路(32)の底部に、感温部(33a)を前記連通路(32)
に露出させて取り付けたバイメタル式温度感知スイッ
チ、(34)はリセットボタン、(35)はリセットボタン
(34)の付勢用スプリングである。そして前記温度感知
スイッチ(33)は前記リセットボタン(34)を押圧すれ
ばオンすると共に、前記連通路(32)内を通過する排気
流の温度が、ダニ等の有害微生物の殺傷温度である50℃
以上で、且つ掃除機本体を構成する合成樹脂に熱変形等
の悪影響を与えない温度である60℃の設定温度になった
ことを感温部(33a)が感知したときにオフする構成で
ある。さらに前記温度感知スイッチ(33)は前記栓体
(30)の前記吸込口部(18)への装着状態で、前記吸込
口部(18)に設けられたリモコン端子受(36)に電気的
接続される。
また第7図に示す電気回路図において、(37)は掃除機
本体(1)内に収納される電動送風機(12)の制御回路
部で、前記吸込ホース(17)の手元パイプに設けられた
手元操作部(38)あるいは前記温度感知スイッチ(33)
がリモコン端子受(36)を介して選択的に接続される。
そして掃除時には第3図に示す如く吸込ホース(17)を
吸込口部(18)に挿入接続するが、この状態で、前記循
環出口(19)が閉塞されるので電動送風機(12)の排気
流は集塵室(6)に循環せず、排気口(7)から排出さ
れ、従って吸込ホース(17)から塵埃と共に吸い込んだ
ダニ等の有害微生物は集塵室(6)の紙袋フィルター
(21)内に貯留される。
掃除終了後に前記有害微生物を殺傷するには、吸込ホー
ス(17)の代わりに第1図に示す如く栓体(30)を吸込
口部(18)に装着して吸込口部(18)を閉塞し、その後
リセットボタン(34)を押圧すると温度感知スイッチ
(33)がオンして電動送風機(12)が作動する。すると
集塵室(6)内が負圧になるので、電動送風機(12)の
排気流が循環通路(26)を介して集塵室(6)に循環
し、該排気流の排熱により前記集塵室(6)内の温度が
上昇して50℃以上になると紙袋フィルター(21)内の有
害微生物が殺傷され、その後感温部(33a)が60℃を検
知すると温度感知スイッチ(33)がオフして電動送風機
(12)を停止して終了するものである。
このとき、前記循環通路(26)は、本体下ケース(4)
の側面外部に設けたバンパー部(23)内部に形成してい
るから、排気流の循環用通路長が短くなり、集塵室
(6)内の加熱効率が良くなって掃除機本体(1)に栓
体(30)を装着するのみで、短時間で有害微生物を殺傷
できる。
さらに循環通路(26)はバンパー本体(22)内にコンパ
クトに納まっているので、掃除機本体(1)の外形形状
を大きくすることがなく、全体をコンパクトにまとめる
ことができると共に、バンパー体(22)が緩衝効果を発
揮するので部屋の壁面等に衝突しても壁面等を傷付ける
ことがない。
また、第8図〜第10図には本発明電気掃除機の他の実施
例を示しており、同図において、本体下ケース(4)の
上面開口(5)縁を含む本体下ケース(4)側壁上部
(a)の開口縁には上向きのU時型溝部(40)が、一端
を循環入口(25)に開口せしめ、且つ他端を循環出口
(19)に前記通路パッキング(29)を介して開口せしめ
るようにして形成されている。
そして前記バンパー体(22)の断面コ字型のバンパー部
(23)を前記U字型溝部(40)に被せ、且つ鍔部(24)
をU字型溝部(40)を構成する内側開口縁(41)に係合
することにより、前記バンパー部(23)で覆って、該バ
ンパ部(23)内に前記U字型溝部(40)で形成された循
環通路(42)を内蔵している。
さらに第11図〜第13図には本発明電気掃除機のさらに他
の実施例を示しており、同図において、バンパー体(5
0)は断面ロ字型バンパー部(51)と前記本体下ケース
(4)の上面開口(5)縁を含む本体下ケース(4)側
壁上部(4a)に掛け止める掛止鍔片(52)とから成って
おり、前記断面ロ字型バンパー部(51)の一端は前記吸
込口部(18)の循環出口(19)に連通すると共に他端は
接続筒(53)を介して前記循環入口(25)に連通してお
り、この構成により前記バンパー体(50)の断面ロ字型
バンパー部(51)及び接続筒(53)により前記吸込口部
(18)と前記排気側(15)とを連絡する循環通路(54)
を形成している。そして前記第8図〜第10図に示す循環
通路(42)も、第11図〜第13図に示す循環通路(54)
も、前記循環通路(26)と同じ作用効果を有している。
(ト) 発明の効果 以上の如く、本発明の請求項1の構成によれば、電動送
風機の排気流を通路により集塵室内に効率よく循環させ
て集塵室内の加熱効率を向上させることができ、集塵室
内に捕捉した有害微生物を短時間に殺傷することができ
る。また、通路をバンパー体内にコンパクトに収めるこ
とができ、掃除機本体をコンパクトにすることができる
と共に、バンパー体にて集塵蓋周縁をシールすることが
でき、バンパー体を共通使用して構造を簡素化すること
ができる。さらに、通路の構成部品に形成した掛止鍔片
によって本体ケース外側に支持するので、本体ケースへ
の通路の取付作業性を向上することができる等の効果を
奏する。
本発明の請求項2の構成によれば、電動送風機の排気流
を通路により集塵室内に効率よく循環させて集塵室内の
加熱効率を向上させることができ、集塵室内に捕捉した
有害微生物を短時間に殺傷することができる。また、通
路をバンパー体内にコンパクトに収めることができ、掃
除機本体をコンパクトにすることができると共に、バン
パー体にて集塵蓋周縁をシールすることができ、バンパ
ー体を共通使用して構造を簡素化することができる。さ
らに、通路の構成を簡素化することができると共に、通
路の弾性によって強い衝撃を吸収することができ、壁面
等の傷付けを確実に防止することができる等の効果を奏
する。
本発明の請求項3の構成によれば、電動送風機の排気流
を通路により集塵室内に効率良く循環させて集塵室内の
加熱効率を向上させることができ、集塵室内に捕捉した
有害微生物を短時間に殺傷することができる。また、通
路をバンパー体内にコンパクトに収めることができ、掃
除機本体をコンパクトにすることができると共に、バン
パー体により集塵蓋周縁をシールすることができ、バン
パー体を共通使用して、構造を簡素化することができ
る。さらに、通路の構成を簡素化することができると共
に、通路の弾性によって強い衝撃を吸収することがで
き、壁面等の傷付けを確実に防止することができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明電気掃除機の実施例に関し、第1図は横断
面図、第2図は斜視図、第3図は掃除状態の横断面図、
第4図は第1図A−A矢視部の要部断面図、第5図は第
1図B−B矢視部の要部断面図、第6図は第1図C−C
矢視部の要部断面図、第7図は電気回路図で、また、第
8図〜第10図は他の実施例で第8図は要部断面図、第9
図は第8図D−D矢視部の要部断面図、第10図は第8図
E−E矢視部の要部断面図であり、さらに第11図〜第13
図はさらに他の実施例で、第11図は要部横断面図、第12
図は第11図F−F矢視部の要部断面図、第13図は第11図
G−G矢視部の要部断面図である。 (1)……本体ケース、(2)……掃除機本体、(6)
……集塵室、(12)……電動送風機、(18)……吸込口
部、(22)、(50)……バンパー体、(26)、(42)、
(54)……循環通路(通路)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口部を有する集塵室及び集塵室に連通
    し電動送風機を収納する収納室を有する本体ケースと、
    前記集塵室の閉口を閉塞自在に閉塞する集塵蓋と、前記
    吸込口部を閉塞する閉塞手段と、前記吸込口部の閉塞状
    態で、吸込口部と収納室の電動送風機排気側とを連通す
    る通路とを備え、前記通路を介して電動送風機の排気を
    集塵室に循環させ、集塵室内をダニ等の有害微生物を殺
    傷させる温度に加熱する電気掃除機において、前記通路
    は、通路を構成する構成部品に一体的に形成した掛止鍔
    片を集塵室の閉口縁に係止して、少なくともその一部を
    本体ケース外側に支持すると共に、前記通路の外側面を
    弾性材料製のバンパー体にて被い、前記バンパーに、集
    塵蓋閉塞時集塵蓋周縁が当接するシール片を形成したこ
    とを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】吸込口部を有する集塵室及び集塵室に連通
    し電動送風機を収納する収納室を有する本体ケースと、
    前記集塵室の閉口を開閉自在に閉塞する集塵蓋と、前記
    吸込口部を閉塞する閉塞手段と、前記吸込口部の閉塞状
    態で、吸込口部と収納室の電動送風機排気側とを連通す
    る通路とを備え、前記通路を介して電動送風機の排気を
    集塵室に循環させ、集塵室内をダニ等の有害微生物を殺
    傷させる温度に加熱する電気掃除機において、前記通路
    は、集塵室開口縁に、少なくともその一部を本体ケース
    側面から外方に向かって一体に膨出形成された略U字状
    の溝部内に形成し、該溝部の外側面を弾性材料製のバン
    パー体にて被うと共に、前記バンパーに、集塵蓋閉塞時
    集塵蓋周縁が当接するシール片を形成したことを特徴と
    する電気掃除機。
  3. 【請求項3】吸込口部を有する集塵室及び集塵室に連通
    し電動送風機を収納する収納室を有する本体ケースと、
    前記収納室の開口を開閉自在に閉塞する集塵室と、前記
    本体ケース側面に配設される弾性材料製のバンパー体
    と、前記吸込口部を閉塞する閉塞手段と、前記吸込口部
    の閉塞状態で、吸込口部と収納室の電動送風機排気側と
    を連通する通路とを備え、前記通路を介して電動送風機
    の排気を集塵室に循環させ、集塵室内をダニ等の有害微
    生物を殺傷させる温度に加熱する電気掃除機において、
    前記バンパーに、集塵蓋閉塞時集塵蓋周縁が当接するシ
    ール片を形成すると共に、前記通路は、少なくともその
    一部を、中空状に形成したバンパー体にて構成したこと
    を特徴とする電気掃除機。
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