JPH0655200B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH0655200B2 JPH0655200B2 JP63312583A JP31258388A JPH0655200B2 JP H0655200 B2 JPH0655200 B2 JP H0655200B2 JP 63312583 A JP63312583 A JP 63312583A JP 31258388 A JP31258388 A JP 31258388A JP H0655200 B2 JPH0655200 B2 JP H0655200B2
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- collection chamber
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は集塵室に捕捉されたダニ等の有害微生物を殺傷
する機構を有した電気掃除機に関する。
する機構を有した電気掃除機に関する。
(ロ)従来の技術 部屋の掃除により塵埃と共に集塵室に捕捉されたダニ等
の有害微生物を殺傷するために、電動送風機の排気流を
集塵室に循環させて集塵室内を加熱するようにした電気
掃除機は、特開昭62-127026号公報に示されている。と
ころが、この従来技術においては、集塵室の吸込口に連
結した吸込ホースを電動送風機の排気側に形成した排気
流出口に接続することにより、電動送風機の排気流を集
塵室内に循環する循環路を吸込ホースで形成しており、
排気流は長い吸込ホースを介して循環するから集塵室内
の加熱効率が悪くなると共に、熱による吸込ホースの劣
化を生じる欠点がある。
の有害微生物を殺傷するために、電動送風機の排気流を
集塵室に循環させて集塵室内を加熱するようにした電気
掃除機は、特開昭62-127026号公報に示されている。と
ころが、この従来技術においては、集塵室の吸込口に連
結した吸込ホースを電動送風機の排気側に形成した排気
流出口に接続することにより、電動送風機の排気流を集
塵室内に循環する循環路を吸込ホースで形成しており、
排気流は長い吸込ホースを介して循環するから集塵室内
の加熱効率が悪くなると共に、熱による吸込ホースの劣
化を生じる欠点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は簡単な構成により電動送風機の排気流を掃除機
本体内で集塵室に循環させて掃除機本体のみで有害微生
物を殺傷して駆除するようにした電気掃除機を得ること
を目的としている。
本体内で集塵室に循環させて掃除機本体のみで有害微生
物を殺傷して駆除するようにした電気掃除機を得ること
を目的としている。
さらに本発明は前記集塵室内の温度が過昇しないように
すると共に電動送風機の温度が過昇しないようにし、以
て安全性の向上を計った電気掃除機を得ることを目的と
している。
すると共に電動送風機の温度が過昇しないようにし、以
て安全性の向上を計った電気掃除機を得ることを目的と
している。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の電気掃除機は、掃除機本体内に、吸込口部を有
する集塵室と、該集塵室に吸気側を連通させた電動送風
機と、該電動送風機の排気流を前記集塵室に循環して集
塵室内を有害微生物を殺傷することができる所定温度に
加熱する循環通路とを備え、前記電動送風機に付設し
て、集塵室内が前記所定温度に加熱されるのに対応する
一定温度に電動送風機が達した際に電動送風機を停止す
る温度スイッチ手段を設けたことを特徴とする。
する集塵室と、該集塵室に吸気側を連通させた電動送風
機と、該電動送風機の排気流を前記集塵室に循環して集
塵室内を有害微生物を殺傷することができる所定温度に
加熱する循環通路とを備え、前記電動送風機に付設し
て、集塵室内が前記所定温度に加熱されるのに対応する
一定温度に電動送風機が達した際に電動送風機を停止す
る温度スイッチ手段を設けたことを特徴とする。
また、掃除機本体内に、吸込口部を有する集塵室と、該
集塵室に吸気側を連通させた電動送風機と、該電動送風
機の排気流を前記集塵室に循環して集塵室内を有害微生
物を殺傷することができる所定温度に加熱する循環通路
とを備え、前記循環路内の電動送風機上方で且つ電動送
風機より下流側に、集塵室内が前記所定温度に加熱され
るのに対応する一定温度に電動送風機の排気流が達した
際に電動送風機を停止する温度スイッチ手段を設けたこ
とを特徴とする。
集塵室に吸気側を連通させた電動送風機と、該電動送風
機の排気流を前記集塵室に循環して集塵室内を有害微生
物を殺傷することができる所定温度に加熱する循環通路
とを備え、前記循環路内の電動送風機上方で且つ電動送
風機より下流側に、集塵室内が前記所定温度に加熱され
るのに対応する一定温度に電動送風機の排気流が達した
際に電動送風機を停止する温度スイッチ手段を設けたこ
とを特徴とする。
(ホ)作用 上記構成により、集塵室に塵埃とともに捕捉された有害
微生物の駆除運転状態において、電動送風機の排気流が
循環路を介して集塵室に循環し、集塵室が加熱されて有
害微生物が殺傷される。そして、電動送風機の温度が一
定温度、即ち、集塵室内が有害微生物を殺傷することが
できる所定温度に加熱された際に電動送風機が達する温
度になったことを温度スイッチ手段が検出すると、温度
スイッチ手段電動送風機を停止し、運転を停止する。
微生物の駆除運転状態において、電動送風機の排気流が
循環路を介して集塵室に循環し、集塵室が加熱されて有
害微生物が殺傷される。そして、電動送風機の温度が一
定温度、即ち、集塵室内が有害微生物を殺傷することが
できる所定温度に加熱された際に電動送風機が達する温
度になったことを温度スイッチ手段が検出すると、温度
スイッチ手段電動送風機を停止し、運転を停止する。
掃除運転状態においては排気流は循環せず、排気流温度
は比較的低いが、例えば、吸込ホースの詰まり等で電動
送風機が異常過熱した状態においても、電動送風機が前
記一定温度に達すると、温度スイッチ手段が電動送風機
の異常過熱を検出して運転を停止させる。
は比較的低いが、例えば、吸込ホースの詰まり等で電動
送風機が異常過熱した状態においても、電動送風機が前
記一定温度に達すると、温度スイッチ手段が電動送風機
の異常過熱を検出して運転を停止させる。
また、温度スイッチ手段は循環路内の電動送風機上方で
且つ電動送風機より下流側に配設されているので、電動
送風機の排気流によって集塵室内の温度と電動送風機の
温度を検出して電動送風機の運転を停止させる。
且つ電動送風機より下流側に配設されているので、電動
送風機の排気流によって集塵室内の温度と電動送風機の
温度を検出して電動送風機の運転を停止させる。
(ヘ)実施例 以下、本発明電気掃除機の構成を、第1図〜第8図に基
いて説明する。
いて説明する。
(1)は掃除機本体(2)の本体ケースで、本体上ケース(1a)
と本体下ケース(1b)とからなり、前部には集塵蓋(3)で
開閉される上面開口の集塵室(4)を、後部には該集塵室
(4)に通気口(5)を介して連通すると共に後壁に排気口
(6)を穿設した送風機収納室(7)を夫々備えている。
と本体下ケース(1b)とからなり、前部には集塵蓋(3)で
開閉される上面開口の集塵室(4)を、後部には該集塵室
(4)に通気口(5)を介して連通すると共に後壁に排気口
(6)を穿設した送風機収納室(7)を夫々備えている。
(8)は前記送風機収納室(7)内に収納される電動送風機
で、前方のファンケース(8a)を環状緩衝体(9)を介して
前記本体上ケース(1a)の上側支持部(10)及び前記本体下
ケース(1b)の下側支持部(11)の間に挾持することによ
り、吸気側(12)と排気側(13)との間をシールし且つ前記
集塵室(4)に吸気側(12)を気密に連通して固定されてい
る。
で、前方のファンケース(8a)を環状緩衝体(9)を介して
前記本体上ケース(1a)の上側支持部(10)及び前記本体下
ケース(1b)の下側支持部(11)の間に挾持することによ
り、吸気側(12)と排気側(13)との間をシールし且つ前記
集塵室(4)に吸気側(12)を気密に連通して固定されてい
る。
(14)は前記集塵室(4)内に前記上面開口から挿脱自在に
収納される通気性と保形性を有した箱状フィルター、(1
5)は該箱状フィルター(14)内に挿脱自在に収納される紙
袋フィルターで、該紙袋フィルター(15)はダニ等の有害
微生物を通過しない通気性の紙袋から成っている。(16)
は前記紙袋フィルター(15)の口板(15a)の保持枠体で前
記箱状フィルター(14)の開口縁に載置される。また(17)
は前記通気口(5)を覆う吸気フィルター、(18)は前記排
気側(13)と排気口(6)の間に配設される排気フィルター
である。
収納される通気性と保形性を有した箱状フィルター、(1
5)は該箱状フィルター(14)内に挿脱自在に収納される紙
袋フィルターで、該紙袋フィルター(15)はダニ等の有害
微生物を通過しない通気性の紙袋から成っている。(16)
は前記紙袋フィルター(15)の口板(15a)の保持枠体で前
記箱状フィルター(14)の開口縁に載置される。また(17)
は前記通気口(5)を覆う吸気フィルター、(18)は前記排
気側(13)と排気口(6)の間に配設される排気フィルター
である。
さらに前記集塵蓋(3)は外カバー(19)と裏蓋(20)から中
空部(21)を形成され、後部を本体上ケース(1a)に枢支さ
れると共に、前部を前記本体下ケース(1b)に、クランプ
体(22)によって係止することにより前記集塵室(4)の上
面開口を閉塞する。
空部(21)を形成され、後部を本体上ケース(1a)に枢支さ
れると共に、前部を前記本体下ケース(1b)に、クランプ
体(22)によって係止することにより前記集塵室(4)の上
面開口を閉塞する。
(23)は前記集塵蓋(3)の中空部(21)に備えられ、吸込ホ
ースを回転自在に連結する吸込口部で、前記外カバー(1
9)に吸込口(24)を穿設すると共に、該吸込口(24)下方
に、前記裏板(20)と回転保持枠(25)との間にホース連結
用回転リング体(26)を回転自在に保持し、該回転保持枠
(25)を覆う保持枠カバー(27)を備えたホース接続部(28)
と、該ホース接続部(28)の上部を開閉自在に閉塞するス
ライド式のシャッター板(29)とから構成されている。前
記ホース接続部(28)において、第6図に示すように、前
記回転リング体(26)は回転リング上(30)と回転リング下
(31)とから構成され、回転リング下(31)の外周面には前
記裏蓋(20)の端子(32a)(32b)に接触される上下2段の制
御用スリップリング(33)(34)が巻回され、回転リング上
(30)には該スリップリング(33)(34)に電気的接続される
2本の接続端子(35a)(35b)を取り付けてあり、該接続端
子(35a)(35b)は前記回転リング(26)の内周面に臨んで吸
込ホースの把手部に備えた制御回路のリモコン端子(図
示せず)に接触する。さらに前記回転保持枠(25)の内周
面には2本の給電用スリップリング(36)(37)が同心的に
設けられる。また(38)(39)は前記回転リング上(30)と回
転リング下(31)の間に螺子止め挾持される略Y字状の給
電接続端子で、該接続端子(38)(39)の一端(38a)(39a)は
前記給電用スリップリング(36)(37)に接続すると共に他
端(38b)(39b)は前記回転リング上(30)の穴(40)(40)に位
置して吸込ホースの受電端子(図示せず)と接触し、吸
込ホース先端に取り付けた床用吸込具の回転ブラシ駆動
用電動機と、前記制御回路に電源を給電する。
ースを回転自在に連結する吸込口部で、前記外カバー(1
9)に吸込口(24)を穿設すると共に、該吸込口(24)下方
に、前記裏板(20)と回転保持枠(25)との間にホース連結
用回転リング体(26)を回転自在に保持し、該回転保持枠
(25)を覆う保持枠カバー(27)を備えたホース接続部(28)
と、該ホース接続部(28)の上部を開閉自在に閉塞するス
ライド式のシャッター板(29)とから構成されている。前
記ホース接続部(28)において、第6図に示すように、前
記回転リング体(26)は回転リング上(30)と回転リング下
(31)とから構成され、回転リング下(31)の外周面には前
記裏蓋(20)の端子(32a)(32b)に接触される上下2段の制
御用スリップリング(33)(34)が巻回され、回転リング上
(30)には該スリップリング(33)(34)に電気的接続される
2本の接続端子(35a)(35b)を取り付けてあり、該接続端
子(35a)(35b)は前記回転リング(26)の内周面に臨んで吸
込ホースの把手部に備えた制御回路のリモコン端子(図
示せず)に接触する。さらに前記回転保持枠(25)の内周
面には2本の給電用スリップリング(36)(37)が同心的に
設けられる。また(38)(39)は前記回転リング上(30)と回
転リング下(31)の間に螺子止め挾持される略Y字状の給
電接続端子で、該接続端子(38)(39)の一端(38a)(39a)は
前記給電用スリップリング(36)(37)に接続すると共に他
端(38b)(39b)は前記回転リング上(30)の穴(40)(40)に位
置して吸込ホースの受電端子(図示せず)と接触し、吸
込ホース先端に取り付けた床用吸込具の回転ブラシ駆動
用電動機と、前記制御回路に電源を給電する。
(41)は前記電動送風機(8)の排気流を集塵室(4)に循環す
るために掃除機本体(2)内に設けられた循環通路で、蓋
体側通路筒(42)と本体側通路筒(43)とから構成される。
そして前記蓋体側通路筒(42)は前記蓋体(3)の中空部(2
1)に配置された前記保持枠カバー(27)の側面に連らなっ
て一体成形された通路筒下部枠体(44)と該通路筒下部枠
体(44)の上面を閉塞する通路筒上部枠体(45)とから構成
され、前記保持枠カバー(27)の上部吸込筒(46)に形成し
た循環開口(47)を備えると共に蓋体側流入口(48)を有し
ている。そして前記循環出口(47)は吸込口部(23)に吸込
ホースが連結されているときは閉塞され、連結されてい
ないときは開放される。
るために掃除機本体(2)内に設けられた循環通路で、蓋
体側通路筒(42)と本体側通路筒(43)とから構成される。
そして前記蓋体側通路筒(42)は前記蓋体(3)の中空部(2
1)に配置された前記保持枠カバー(27)の側面に連らなっ
て一体成形された通路筒下部枠体(44)と該通路筒下部枠
体(44)の上面を閉塞する通路筒上部枠体(45)とから構成
され、前記保持枠カバー(27)の上部吸込筒(46)に形成し
た循環開口(47)を備えると共に蓋体側流入口(48)を有し
ている。そして前記循環出口(47)は吸込口部(23)に吸込
ホースが連結されているときは閉塞され、連結されてい
ないときは開放される。
また(49)は前記蓋体側流入口(48)に嵌合固定される蓋側
パッキングである。
パッキングである。
前記本体側通路筒(43)は本体上ケース(1a)の上面部に形
成された把手収納部(50)の下部に形成される。即ち、第
4図において、(51)は手持用U字型把手、(50)は該把手
(51)を前記集塵蓋(3)の回動軸(3a)と共に回動自在に収
納する把手収納部で、該収納部(50)を深溝にすることに
よって該収納部(50)の下部に凹溝部(52)を連通してお
り、電気送風機(8)真上部分の溝底壁(52a)に穿設した連
通孔(53)を介して電動送風機(8)排気側(13)と連通して
いる。(54)は前記把手収納部(50)と凹溝部(52)とを区画
する溝蓋で、前記溝底壁(52a)から突出形成されたリブ
(55)に螺子(56)止め固定されて凹溝部(52)とで本体側通
路筒(43)を形成するもので、該溝蓋(54)の集塵室(4)に
対向する前面部には前記蓋体側流入口(48)に蓋側パッキ
ング(49)を介して気密に連通する本体側流出口(57)があ
る。そして、前記本体側通路筒(43)は前記把手収納部(5
0)に連通して形成した凹溝部(52)を溝蓋(54)で覆って螺
子(56)止め固定するだけの簡単な組立作業で形成でき
る。
成された把手収納部(50)の下部に形成される。即ち、第
4図において、(51)は手持用U字型把手、(50)は該把手
(51)を前記集塵蓋(3)の回動軸(3a)と共に回動自在に収
納する把手収納部で、該収納部(50)を深溝にすることに
よって該収納部(50)の下部に凹溝部(52)を連通してお
り、電気送風機(8)真上部分の溝底壁(52a)に穿設した連
通孔(53)を介して電動送風機(8)排気側(13)と連通して
いる。(54)は前記把手収納部(50)と凹溝部(52)とを区画
する溝蓋で、前記溝底壁(52a)から突出形成されたリブ
(55)に螺子(56)止め固定されて凹溝部(52)とで本体側通
路筒(43)を形成するもので、該溝蓋(54)の集塵室(4)に
対向する前面部には前記蓋体側流入口(48)に蓋側パッキ
ング(49)を介して気密に連通する本体側流出口(57)があ
る。そして、前記本体側通路筒(43)は前記把手収納部(5
0)に連通して形成した凹溝部(52)を溝蓋(54)で覆って螺
子(56)止め固定するだけの簡単な組立作業で形成でき
る。
また前記本体上ケース(1a)の上面部にはダニスイッチボ
タン(58)、コードリールボタン(59)、覆蓋(60)で開閉さ
れる掃除用小物部品収納部(61)、制御回路基板(62)を収
納した電装品収納部(63)が形成される。
タン(58)、コードリールボタン(59)、覆蓋(60)で開閉さ
れる掃除用小物部品収納部(61)、制御回路基板(62)を収
納した電装品収納部(63)が形成される。
(64)は前記電動送風機(8)表面に取付金具(65)により螺
子止め固定された温度スイッチ手段としてのサーミスタ
素子で、このサーミスタ素子(64)は前記制御回路基板(6
2)に電気的接続され、前記集塵室(4)内の温度が排気流
の循環により加熱されてダニ等の有害微生物が殺傷する
温度である50℃以上になったときに対応する電動送風機
(8)の温度である70℃になったときに電動送風機(8)を停
止する構成である。
子止め固定された温度スイッチ手段としてのサーミスタ
素子で、このサーミスタ素子(64)は前記制御回路基板(6
2)に電気的接続され、前記集塵室(4)内の温度が排気流
の循環により加熱されてダニ等の有害微生物が殺傷する
温度である50℃以上になったときに対応する電動送風機
(8)の温度である70℃になったときに電動送風機(8)を停
止する構成である。
また第8図には前記温度スイッチ手段の他の実施例とし
て、前記電動送風機(8)の上方部である循環通路(41)の
連通孔(53)近傍に配設され、前記ダニスイッチボタン(5
8)で直接オンされるバイメタル式サーモスイッチ(66)が
示されており、このサーモスイッチ(66)は前記集塵室
(4)内の温度が前記50℃以上になったときに対応する排
気流温度である60℃になったときに電動送風機(8)を停
止するようになっている。
て、前記電動送風機(8)の上方部である循環通路(41)の
連通孔(53)近傍に配設され、前記ダニスイッチボタン(5
8)で直接オンされるバイメタル式サーモスイッチ(66)が
示されており、このサーモスイッチ(66)は前記集塵室
(4)内の温度が前記50℃以上になったときに対応する排
気流温度である60℃になったときに電動送風機(8)を停
止するようになっている。
(67)は前記外カバー(19)の、前記吸込口部(23)の口縁に
対向する裏面に取り付けたリミットスイッチで、前記シ
ャッター板(29)が、ホース接続部(28)上部を閉塞したと
きにシャッター板(29)の先端部が当接して該リミットス
イッチ(67)をオンし、前記ダニスイッチボタン(58)の押
圧操作により電動送風機(8)に給電するものである。
対向する裏面に取り付けたリミットスイッチで、前記シ
ャッター板(29)が、ホース接続部(28)上部を閉塞したと
きにシャッター板(29)の先端部が当接して該リミットス
イッチ(67)をオンし、前記ダニスイッチボタン(58)の押
圧操作により電動送風機(8)に給電するものである。
そして掃除運転時にはシャッター板(29)を開いて吸込ホ
ースをホース接続部(28)に連結するが、この状態で前記
循環出口(47)は吸込ホースで閉塞されるので、電動送風
機(8)からの排気流は集塵室(4)に循環せず、排気口(6)
から排出され、従って吸込ホースから塵埃と共に吸い込
んだダニ等の有害微生物は集塵室(4)の紙袋フィルター
(15)内に貯留される。
ースをホース接続部(28)に連結するが、この状態で前記
循環出口(47)は吸込ホースで閉塞されるので、電動送風
機(8)からの排気流は集塵室(4)に循環せず、排気口(6)
から排出され、従って吸込ホースから塵埃と共に吸い込
んだダニ等の有害微生物は集塵室(4)の紙袋フィルター
(15)内に貯留される。
次に掃除終了後にダニ等の有害微生物の駆除運転をする
にはシャッター板(29)を閉塞する。するとリミットスイ
ッチ(67)がオンし、その後ダニスイッチボタン(58)を押
圧すると電動送風機(8)に給電され、電動送風機(8)が回
転する。このとき吸込口部(23)がシャッター板(29)で閉
塞されているので、集塵室(4)内は負圧になり電動送風
機(8)の排気流が循環通路(41)を介して集塵室(4)内に吸
引され、この繰り返しにより排気流が循環し、電動送風
機(8)の排熱により熱風となって集塵室(4)を50℃以上に
加熱し、紙袋フィルター(15)に貯留されたダニ等の有害
微生物を殺傷する。そして、第1の実施例においてはサ
ーミスタ素子(64)が70℃を検知すると、第2の実施例に
おいてはバイメタル式サーモスイッチ(66)が60℃を検知
すると、電動送風機(8)を停止するものである。そして
この駆除運転状態において電動送風機(8)が異常加熱し
ても、第1の実施例においては表面温度が70℃を越える
とサーミスタ素子(64)が直ちに検知して電動送風機(8)
を停止し、第2の実施例においては電動送風機(8)の排
気流温度を検知しやすい上方部にバイメタル式サーモス
イッチ(66)を配置することにより電動送風機(8)の排気
流温度が60℃を越えると電動送風機(8)を停止する。
にはシャッター板(29)を閉塞する。するとリミットスイ
ッチ(67)がオンし、その後ダニスイッチボタン(58)を押
圧すると電動送風機(8)に給電され、電動送風機(8)が回
転する。このとき吸込口部(23)がシャッター板(29)で閉
塞されているので、集塵室(4)内は負圧になり電動送風
機(8)の排気流が循環通路(41)を介して集塵室(4)内に吸
引され、この繰り返しにより排気流が循環し、電動送風
機(8)の排熱により熱風となって集塵室(4)を50℃以上に
加熱し、紙袋フィルター(15)に貯留されたダニ等の有害
微生物を殺傷する。そして、第1の実施例においてはサ
ーミスタ素子(64)が70℃を検知すると、第2の実施例に
おいてはバイメタル式サーモスイッチ(66)が60℃を検知
すると、電動送風機(8)を停止するものである。そして
この駆除運転状態において電動送風機(8)が異常加熱し
ても、第1の実施例においては表面温度が70℃を越える
とサーミスタ素子(64)が直ちに検知して電動送風機(8)
を停止し、第2の実施例においては電動送風機(8)の排
気流温度を検知しやすい上方部にバイメタル式サーモス
イッチ(66)を配置することにより電動送風機(8)の排気
流温度が60℃を越えると電動送風機(8)を停止する。
さらに通常の掃除運転状態においては排気流は循環しな
いので、排気流温度は低いが、例えば吸込ホースの詰ま
り等で電動送風機(8)が異常加熱した場合も上記と同様
に温度スイッチ手段であるサーミスタ素子(64)あるいは
バイメタル式サーモスイッチ(66)が検知して電動送風機
(8)を停止する。従って1つの温度スイッチ手段で駆除
運転状態における集塵室(4)内の温度の過昇を防止する
と共に電動送風機(8)自身の異常加熱を防止することが
できて安全性がより一層向上できる。
いので、排気流温度は低いが、例えば吸込ホースの詰ま
り等で電動送風機(8)が異常加熱した場合も上記と同様
に温度スイッチ手段であるサーミスタ素子(64)あるいは
バイメタル式サーモスイッチ(66)が検知して電動送風機
(8)を停止する。従って1つの温度スイッチ手段で駆除
運転状態における集塵室(4)内の温度の過昇を防止する
と共に電動送風機(8)自身の異常加熱を防止することが
できて安全性がより一層向上できる。
(ト)発明の効果 本発明は以上の如く、本発明によれば、集塵室内が有害
微生物を殺傷することができる所定温度に加熱されるの
に対応する一定温度に電動送風機が達した際に電動送風
機を停止させる温度スイッチ手段を設けたので、有害微
生物の駆除運転を自動的に停止することができ、有害微
生物を簡単且つ確実に駆除することができると共に、掃
除状態においても、電動送風機が一定温度に達した場合
には、温度スイッチ手段により電動機の運転を停止する
ことができ、有害微生物の駆除運転停止用の温度スイッ
チ手段を電動送風機の異常過熱検知に兼用することがで
き、安全性の向上を図ることができる。
微生物を殺傷することができる所定温度に加熱されるの
に対応する一定温度に電動送風機が達した際に電動送風
機を停止させる温度スイッチ手段を設けたので、有害微
生物の駆除運転を自動的に停止することができ、有害微
生物を簡単且つ確実に駆除することができると共に、掃
除状態においても、電動送風機が一定温度に達した場合
には、温度スイッチ手段により電動機の運転を停止する
ことができ、有害微生物の駆除運転停止用の温度スイッ
チ手段を電動送風機の異常過熱検知に兼用することがで
き、安全性の向上を図ることができる。
また、循環通路内の電動送風機上方で且つ電動送風機よ
り下流側に温度スイッチ手段を設けたので、温度が上昇
しやすい電動送風機上方の温度を検出して確実に有害微
生物の駆除運転を停止することができると共に、電動送
風機の異常過熱を検知することができ、安全性の向上を
図ることができる。
り下流側に温度スイッチ手段を設けたので、温度が上昇
しやすい電動送風機上方の温度を検出して確実に有害微
生物の駆除運転を停止することができると共に、電動送
風機の異常過熱を検知することができ、安全性の向上を
図ることができる。
図面は何れも本発明電気掃除機に関し、第1図は平面
図、第2図は側面図、第3図は中央縦断面図、第4図は
第1図A−A断面図、第5図は要部の分解斜視図、第6
図は吸込口部の分解斜視図、第7図は吸込口部の要部平
面図、第8図は他の実施例の第4図に対応する要部断面
図である。 (2)…掃除機本体、(4)…集塵室、(8)…電動送風機、(4
1)…循環通路、(50)…把手収納部、(52)…凹溝部、(54)
…溝蓋、(64)…サーミスタ素子、(66)…バイメタル式サ
ーモスイッチ。
図、第2図は側面図、第3図は中央縦断面図、第4図は
第1図A−A断面図、第5図は要部の分解斜視図、第6
図は吸込口部の分解斜視図、第7図は吸込口部の要部平
面図、第8図は他の実施例の第4図に対応する要部断面
図である。 (2)…掃除機本体、(4)…集塵室、(8)…電動送風機、(4
1)…循環通路、(50)…把手収納部、(52)…凹溝部、(54)
…溝蓋、(64)…サーミスタ素子、(66)…バイメタル式サ
ーモスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−127026(JP,A) 特開 昭61−2821(JP,A) 実開 昭56−136648(JP,U) 実開 昭51−71673(JP,U) 実開 昭51−105874(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】掃除機本体内に、吸込口部を有する集塵室
と、該集塵室に吸気側を連通させた電動送風機と、該電
動送風機の排気流を前記集塵室に循環して集塵室内を有
害微生物を殺傷することができる所定温度に加熱する循
環通路とを備え、前記電動送風機に付設して、集塵室内
が前記所定温度に加熱されるのに対応する一定温度に電
動送風機が達した際に電動送風機を停止する温度スイッ
チ手段を設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項2】掃除機本体内に、吸込口部を有する集塵室
と、該集塵室に吸気側を連通させた電動送風機と、該電
動送風機の排気流を前記集塵室に循環して集塵室内を有
害微生物を殺傷することができる所定温度に加熱する循
環通路とを備え、前記循環通路内の電動送風機上方で且
つ電動送風機より下流側に、集塵室内が前記所定温度に
加熱されるのに対応する一定温度に電動送風機の排気流
が達した際に電動送風機を停止する温度スイッチ手段を
設けたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63312583A JPH0655200B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63312583A JPH0655200B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02156917A JPH02156917A (ja) | 1990-06-15 |
JPH0655200B2 true JPH0655200B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=18030952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63312583A Expired - Fee Related JPH0655200B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655200B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0370529A (ja) * | 1989-08-11 | 1991-03-26 | Tokyo Electric Co Ltd | 電気掃除機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56136648U (ja) * | 1980-03-10 | 1981-10-16 | ||
JPS612821A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-08 | 関 和治 | 空気循環式電気掃除機 |
JPS62127026A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-09 | 東芝テック株式会社 | 電気掃除機の集塵室内の有害微生物殺傷方法および電気掃除機 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP63312583A patent/JPH0655200B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02156917A (ja) | 1990-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |