JP2639945B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP2639945B2
JP2639945B2 JP62257816A JP25781687A JP2639945B2 JP 2639945 B2 JP2639945 B2 JP 2639945B2 JP 62257816 A JP62257816 A JP 62257816A JP 25781687 A JP25781687 A JP 25781687A JP 2639945 B2 JP2639945 B2 JP 2639945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric blower
main body
cleaner
plug
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62257816A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0199523A (ja
Inventor
伸二 麻中
拓也 森下
篤 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP62257816A priority Critical patent/JP2639945B2/ja
Priority to AU23517/88A priority patent/AU601133B2/en
Priority to US07/254,434 priority patent/US4852208A/en
Priority to CA000579618A priority patent/CA1303306C/en
Priority to KR1019880013191A priority patent/KR910001226B1/ko
Publication of JPH0199523A publication Critical patent/JPH0199523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2639945B2 publication Critical patent/JP2639945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は集塵室に吸い込んだダニ等の害虫を死滅させ
る機構を有した電気掃除機に関する。
(ロ) 従来の技術 部屋の掃除により塵埃と共に吸い込んだダニ等の害虫
は、通常は集塵室内のフィルターでろかされて電気掃除
機外に排出されることはないが、集塵室内で繁殖するお
それがあり、これを防止するためにも死滅させて完全に
駆除する必要がある。そしてダニ等の害虫は約50℃の熱
風を当てると死滅することが知られており、これを達成
するために第10図に示すような電気掃除機が知られてい
る。即ち、第10図に示す電気掃除機においては本体ケー
ス(50)の吸込口に差し込んだ吸込ホース(51)の先端
を本体ケース(50)の電動送風機(52)の排気流出口
(53)に接続し、電動送風機(52)の熱い排気流を前記
吸込ホース(51)を介して集塵ケース(54)に循環させ
て集塵ケース(54)内のダニ等の害虫を死滅させる構成
になっている。
ところが、この従来技術によれば、本体ケース(50)
の排気側に吸込ケース(51))の接続用に兼用される排
気流出口(53)が必要で、掃除機使用時に集中排気とな
るので排気音が大きくなり、さらにダニ等の害虫の駆除
時には長い吸込ホース(51)をセットする手間がいり、
また本体ケース(50)外に取り付けられた吸込ホース
(51)が屈曲したり垂れ下がったりして本体ケース(5
0)が不安定になり、また排気流は長い吸込ホース(5
1)を介して循環するので集塵ケース(54)の加熱効率
が悪くなって加熱時間が長くなる等の欠点がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は簡単な構造のアタッチメント部材を吸込ホー
スの代わりに吸込口部に装着することにより、電動送風
機の排気流を掃除機本体内で集塵室に循環させることが
できるようにし、以てダニ等の害虫を短時間で効率的に
且つ確実に死滅させて、駆除を完璧に行なえるようにし
た電気掃除機を得ることを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、掃除機本体と、該掃除機本体に設けられ吸
込口部を有する集塵室と、前記掃除機本体に設けられ電
動送風機を収納した送風機収納室と、前記掃除機本体に
設けられ電動送風機を制御する制御回路部と、前記掃除
機本体内に設けられ電動送風機の排気側と吸込口部とを
連通する通風路と、前記吸込口部に着脱自在に装着され
る栓体とを備え、前記栓体に、前記通風路と集塵室とを
連通する連通路と、前記通風路及び連通路を介して循環
する排気流の温度が所定温度に達したことを検出した際
に電動送風機を停止させる信号を、栓体に形成したスイ
ッチ端子を介して掃除機本体の制御回路部に出力する温
度感知スイッチとを設けたことを特徴とする。
(ホ) 作用 上記の構成により、掃除時には吸込口部に接続された
吸込ホースから塵埃やダニ等の害虫が集塵室内に吸い込
まれる。
掃除終了後に吸込口部から吸込ホースを取り除いて栓
体を吸込口部に装着し、リセットボタンの押圧により電
動送風機への給電をオンすると、電動送風機の排気流
は、吸込口の閉塞により集塵室内が負圧になるので、通
風路及び連通路を介して集塵室内に導かれ、従って排気
流が通風路及び連通路を介して循環されて電動送風機の
排熱により熱風となて集塵室内を加熱し、ダニ等の害虫
の死滅温度である50℃以上、例えば65℃に設定された設
定温度に排気流の温度が達したときに温度感知スイッチ
により電動送風機への給電がオフされて電動送風機が停
止し、この状態で集塵室内のダニ等の害虫は完全に駆除
される。
(ヘ) 実施例 以下、本発明電気掃除機の構成を、第1図〜第9図に
基いて説明する。
(1)は掃除機本体の本体ケースで、本体上ケース
(1a)と本体下ケース(1b)とからなり、前部には蓋体
(2)で開閉される上面開口(3)の集塵室(4)を、
後部には該集塵室(4)に連通すると共に後壁に排気口
(5)を穿設した送風機収納室(6)を夫々備えてい
る。
(7)は前記送風機収納室(6)内に収納される電動
送風機で、前方のファンケース(7a)を環状緩衝体
(8)を介して前記本体上ケース(1a)の上側支持リブ
(9)及び前記本体下ケース(1b)の下側支持リブ(1
0)の間に挾持することにより、吸気側(11)と排気側
(12)との間をシールして固定されている。
(13)は前記集塵室(4)内に前記上面開口(3)か
ら挿脱自在に収納される通気性と保形性を有した箱状フ
ィルター、(14)は該箱状フィルター(13)内に挿脱自
在に収納される紙袋フィルターで、該紙袋フィルター
(14)はダニ等の害虫を通過しない通気性の紙袋から成
っている。(15)は前記紙袋フィルター(14)の口板
(14a)の保持枠体、(16)はその口板(14a)係合用ク
ランプ体で、該保持枠体(15)は前記箱状フィルター
(13)の開口縁に載置される。
さらに前記蓋体(2)は外カバー(17)と裏蓋(18)
からなる二重壁構成で、後部を本体上ケース(1a)に常
開付勢用バネ(19)によって常に開方向に付勢された状
態で枢支されると共に、前部を前記本体下ケース(1b)
に設けたクランプ体(20)によって係止されることによ
り前記上面開口(3)を閉塞する。
(21)は前記蓋体(2)に備えられ、吸込ホース(2
2)を接続する吸込口部で、前記外カバー(17)に吸込
孔(23)を穿設すると共に、該孔(23)下方の前記外カ
バー(17)と裏蓋(18)との間に配設されたホース接続
筒(24)と該ホース接続筒(24)の上部を開閉自在に閉
塞するスライド式のシャッター板(25)とから構成され
ており、前記ホース接続筒(24)には前記吸込ホース
(22)の接続管(22a)を挿入接続したときに吸込ホー
ス(22)の曲がり管(図示せず)の電動送風機(7)遠
隔制御用の手元操作部(26)に接続されるリモコン端子
(27)(27)を電気的に接続するための一対のリモコン
端子受け部(28)(28)と前記接続管(22a)の挿入位
置決め用の凸所(29)を嵌め込む凹所(30)を備えてい
る。さらに(31)は前記口板(14a)に気密に圧接する
口板押圧パッキンである。
(32)は前記電動送風機(7)の排気流を集塵室
(4)に循環するために掃除機本体内に設けられた通風
路で、蓋体側通風路(33)と本体側通風路(34)とから
構成される。そして前記蓋体側通風路(33)は前記外カ
バー(17)と裏蓋(18)との間に配置され且つ一端に形
成した排気出口(35)を前記ホース接続筒(24)側部に
開設すると共に他端が前記本体ケース(1)への蓋体側
対向面から突出した排気流入口(36)となっている。そ
して前記排気出口(35)はホース接続筒(24)に吸込ホ
ース(22)の接続管(22a)が差し込まれているときは
閉塞され、該接続管(22a)が差し込まれていないとき
は開放される。
さらに前記本体側通風路(34)は前記本体ケース
(1)内に、前記電動送風機(7)排気側(12)から前
記上側支持リブ(9)を貫通して設けられており且つ前
記排気流入口(36)に対向する本体側対向面に排気流出
口(37)を開口している。また(38)は前記排気流入口
(36)に取り付けられたシールパッキンである。
(39)はダニ等の害虫駆除のために、前記吸込口部
(21)に前記接続管(22a)の代りのアタッチメント部
材として着脱自在に装着される栓体で、前記排気出口
(35)にパッキン(35a)を介して連通される側部開口
(40)を穿設した下底開口(41)の連通路(42)を有し
ている。(43)は前記連通路(42)の上底(42a)に、
感温部(43a)を前記連通路(42)内に露出させて取り
付けられた温度感知スイッチ、(44)は該温度感知スイ
ッチ(43)のリセットボタンで、このリセットボタン
(43)はスプリング(45)により前記栓(39)の上底部
の操作孔(46)から上方に突出するように付勢してあり
且つ押圧杆(44a)を前記スイッチ(43)の操作ボタン
(43b)に対向させてある。そして前記感知スイッチ(4
3)は前記リセットボタン(44)を押圧すればオンする
と共に、前記連通路(42)内を通過する排気流の温度
が、ダニ等の害虫の死滅温度である50℃以上で、且つ掃
除機本体を構成する合成樹脂に熱変形等の熱影響を与え
ない温度である65℃の設定温度になったことを感知部
(36a)が感知したときにオフする構成である。さらに
前記連通路(42)の外周壁には該連通路(42)の前記ホ
ース接続筒(24)への挿入時の挿入位置決め用凸部(4
7)と、前記温度感知スイッチ(43)に接続された一対
のスイッチ端子(48)(48)とを備え、前記凸部(47)
が前記ホース接続筒(24)の凹所(30)に嵌め込まれ、
前記スイッチ端子(48)(48)が前記リモコン端子受け
部(28)(28)に電気的接続される。
また第9図に示す電気回路図において、(49)は掃除
機本体内に収納される電動送風機(7)の制御回路部
で、前記手元操作部(26)あるいは前記温度感知スイッ
チ(43)が選択的に接続される。
そして掃除時には第5図に示す如くシャッター板(2
5)を開いて吸込ホース(22)の接続管(22a)をホース
接続筒(24)に挿入するが、この状態で前記蓋体側通風
路(33)の排気出口(35)は接続管(22a)で閉塞され
るので、電動送風機(7)からの排気流は集塵室(4)
に循環せず、排気口(5)から排出され、従って吸込ホ
ース(22)から塵埃と共に吸い込んだダニ等の害虫は集
塵室(4)の紙袋フィルター(14)内に貯留される。
次に掃除終了後にダニ等の害虫を駆除するには接続管
(22a)を抜き取ったホース接続筒(24)に、第1図に
示す如く栓体(39)の連通路(42)を挿入接続して該栓
体(39)を装着し、その後リセットボタン(44)を押圧
すると温度感知スイッチ(43)がオンして電動送風機
(7)に給電され、電動送風機(7)が回転する。する
と、集塵室(4)内は負圧になり電動送風機(7)の排
気流が本体側通風路(34)及び蓋体側通風路(33)と栓
体(39)の連通路(42)を介して集塵室(4)内に吸引
され、この繰り返しにより排気流が循環し、電動送風機
(7)の排熱により熱風となって集塵室(4)を加熱
し、50℃以上の排気流温度で紙袋フィルター(14)に貯
留されたダニ等の害虫を死滅させ、排気流温度が65℃に
なると温度感知スイッチ(43)がオフして電動送風機
(7)を停止して終了するものである。
(ト) 発明の効果 本発明の電気掃除機は以上の如く構成しており、特に
掃除機本体内に、電動送風機の排気流を集塵室に循環さ
せる通風路を備え、さらに集塵室の吸込口部にアタッチ
メント部材としての栓体を着脱自在に装着することによ
り該栓体の連通路を介して前記通風路を前記集塵室と連
通するように構成しているので、掃除機本体に栓体を装
着するだけで、集塵室に貯留したダニ等の害虫を簡単
に、手軽に駆除することができる。また集塵室と送風機
収納室とは掃除機本体内で通風路及び連通路を介して連
通するので、長い吸込ホースを使用する従来技術に比較
して短い距離で排気流を循環でき、短時間で効率的に集
塵室内を加熱してダニ等の害虫駆除を完璧に行なえ、さ
らに排気流の温度が過熱しないように温度感知スイッチ
で電動送風機を自動的に停止するので、掃除機本体が熱
変形等の熱影響を受けることなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明電気掃除機の実施例にに関し、
第1図は要部切欠正面図、第2図は斜視図、第3図は要
部切欠平面図、第4図は第1図の要部拡大断面図、第5
図は掃除状態の要部切欠平面図、第6図はシャッター板
を開いた状態の要部平面図、第7図は吸込ホースの要部
斜視図、第8図は栓体の下面斜視図、第9図は電気回路
図である。第10図は従来例の説明用断面図である。 (4)……集塵室、(6)……送風機収納室、(7)…
…電動送風機、(21)……吸込口部、(27)……通風
路、(39)……栓体、(42)……連通路、(43)……温
度感知スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−127026(JP,A) 特開 平1−49527(JP,A) 特開 平1−68219(JP,A) 特開 平1−97425(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機本体と、該掃除機本体に設けられ吸
    込口部を有する集塵室と、前記掃除機本体に設けられ電
    動送風機を収納した送風機収納室と、前記掃除機本体に
    設けられ電動送風機を制御する制御回路部と、前記掃除
    機本体内に設けられ電動送風機の排気側と吸込口部とを
    連通する通風路と、前記吸込口部に着脱自在に装着され
    る栓体とを備え、前記栓体に、前記通風路と集塵室とを
    連通する連通路と、前記通風路及び連通路を介して循環
    する排気流の温度が所定温度に達したことを検出した際
    に電動送風機を停止させる信号を、栓体に形成したスイ
    ッチ端子を介して掃除機本体の制御回路部に出力する温
    度感知スイッチとを設けたことを特徴とする電気掃除
    機。
JP62257816A 1987-10-08 1987-10-13 電気掃除機 Expired - Lifetime JP2639945B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62257816A JP2639945B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 電気掃除機
AU23517/88A AU601133B2 (en) 1987-10-08 1988-10-06 Vacuum cleaner
US07/254,434 US4852208A (en) 1987-10-08 1988-10-06 Vacuum cleaner
CA000579618A CA1303306C (en) 1987-10-08 1988-10-07 Vacuum cleaner
KR1019880013191A KR910001226B1 (ko) 1987-10-08 1988-10-08 전기청소기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62257816A JP2639945B2 (ja) 1987-10-13 1987-10-13 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0199523A JPH0199523A (ja) 1989-04-18
JP2639945B2 true JP2639945B2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=17311522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62257816A Expired - Lifetime JP2639945B2 (ja) 1987-10-08 1987-10-13 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2639945B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127026A (ja) * 1985-11-27 1987-06-09 東芝テック株式会社 電気掃除機の集塵室内の有害微生物殺傷方法および電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0199523A (ja) 1989-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910001226B1 (ko) 전기청소기
JP2639945B2 (ja) 電気掃除機
JPH0197424A (ja) 電気掃除機
JPH01119220A (ja) 電気掃除機
JPH0319774B2 (ja)
JPH074331B2 (ja) 電気掃除機
JPH0197426A (ja) 電気掃除機
JPH0197425A (ja) 電気掃除機
JPH0420611B2 (ja)
JPH02289213A (ja) 電気掃除機
JPH0453535B2 (ja)
JPH0455698B2 (ja)
JP2521356B2 (ja) 電気掃除機
JPH02246913A (ja) 電気掃除機
JPH01104230A (ja) 電気掃除機
JPH0582207B2 (ja)
JP2683434B2 (ja) 電気掃除機
JPH06245880A (ja) 電気掃除機
JPH0655200B2 (ja) 電気掃除機
JPH0640862B2 (ja) 電気掃除機
JPH06104096B2 (ja) 電気掃除機
JPH02246914A (ja) 電気掃除機
JPH04138121A (ja) 電気掃除機
JP2698684B2 (ja) 電気掃除機
JPH01121027A (ja) 電気掃除機