JPH0822262B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JPH0822262B2
JPH0822262B2 JP1262802A JP26280289A JPH0822262B2 JP H0822262 B2 JPH0822262 B2 JP H0822262B2 JP 1262802 A JP1262802 A JP 1262802A JP 26280289 A JP26280289 A JP 26280289A JP H0822262 B2 JPH0822262 B2 JP H0822262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric blower
dust collection
dust
collection chamber
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1262802A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03123521A (ja
Inventor
実 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tec Corp filed Critical Tec Corp
Priority to JP1262802A priority Critical patent/JPH0822262B2/ja
Publication of JPH03123521A publication Critical patent/JPH03123521A/ja
Publication of JPH0822262B2 publication Critical patent/JPH0822262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電動送風機による真空吸引方式の電気掃除
機に係わり、とくに、電動送風機からの熱せられた排気
風を集塵室に循環させてこの集塵室内のダニなどの有害
微生物を死滅させるものに関する。
(従来の技術) 従来、電動送風機からの排気風を利用した温風循環に
より集塵室内の有害微生物を死滅させる電気掃除機にお
いては、たとえば特公昭64−7774号公報に記載されてい
るように、掃除機本体の吸込口に一端部が接続される吸
塵用ホースの他端部が接続され得る排気口を掃除機本体
に形成した構造が採られており、電動送風機の排気風を
排気口からホースおよび吸込口を介して集塵室内へ還流
させるようにしている。また、特開平1−119220号公報
に記載されているように、電動送風機からの排気風を集
塵室内へ還流させる還流風路を掃除機本体内に形成した
構造も採られている。なお、これら従来の電気掃除機で
は、サーモスイッチの制御により、温風の温度が一定値
を超えたとき、電動送風機を自動的に停止させるように
している。
いずれにせよ、これら電気掃除機では、集塵室と電動
送風機とを巡る温風の循環路が閉鎖系をなしているた
め、電動送風機の電動機の温度上昇が速く、したがっ
て、安全のためには、早めに温風循環を停止させなけれ
ばならない。ところが、早めに温風循環を停止させる
と、集塵室内の塵埃の温度が十分に上昇しないうちに下
降に転じ、有害微生物を十分に死滅させられない。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、電動送風機の排気風を利用して集塵室
内のダニなどの有害微生物を殺傷する従来の電気掃除機
では、電動送風機の過度の温度上昇を防止するために、
この電動送風機を早めに停止させると、集塵室内の温度
が十分に上昇しないうちに下降に転じるため、有害微生
物を十分に死滅させることができない問題があった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもの
で、電動送風機からの排気風を利用した温風循環により
集塵室内の有害微生物を殺傷するとき、電動送風機など
を過度に温度上昇させることなく、有害微生物を十分に
死滅させることができる電気掃除機を提供することを目
的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、電動送風機室および集塵室を内部に有する
掃除機本体と、ファンおよびこのファンを回転駆動する
電動機からなり吸気側を前記集塵室に連通させて前記電
動送風機室に内蔵された電動送風機と、この電動送風機
の排気側を前記集塵室に連通させるホースあるいは掃除
機本体内の還流風路などの還流手段とを備えた電気掃除
機において、上記目的を達成するために、前記集塵室内
に、セラミックスなどからなる遠赤外線放射体を配設し
たものである。
さらに、遠赤外線放射体に、6角形孔、丸孔、4角形孔
などからなる多数の通気部を形成してもよい。
(作用) 本発明の電気掃除機では、集塵室内に貯溜した塵埃中
のダニなどの有害微生物を殺傷するとき、還流手段によ
り掃除機本体内の電動送風機の排気側と集塵室とを連通
させた状態で、電動送風機を駆動する。そうすると、電
動送風機からの加熱された排気風が還流手段を介して集
塵室へ還流され、電動送風機と集塵室とを巡る循環気流
が生じる。これによって、集塵室内の温度が上昇し、熱
により集塵室内の有害微生物が殺傷される。このとき、
集塵室内の遠赤外線放射体が、加熱された空気流から熱
エネルギーを吸収し、これを遠赤外線の形態で集塵室内
へ放出する。そして、遠赤外線が有機物体内部に浸透し
やすいことにより、低温でも有害微生物が効果的に殺傷
され、電動送風機の電動機が過度に温度上昇しないよう
にできる。さらに、この電動送風機を早めに停止させた
としても、熱エネルギーを蓄積した遠赤外線放射体から
放射され続ける遠赤外線により、集塵室内の塵埃が加熱
され続け、この塵埃中の有害微生物が確実に死滅させら
れる。
さらに、請求項2の電気掃除機では、遠赤外線放射体
にある多数の通気部内を加熱された空気流が通過するこ
とにより、遠赤外線放射体に熱エネルギーが効率よく吸
収される。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成を図面に
基づいて説明する。
第1図において、11は掃除機本体で、この掃除機本体
11は、本体ケース12と蓋体13とからなっている。そし
て、前記掃除機本体11内には、格子状の連通口16を有す
る隔壁17により、上方へ開放された集塵室18が前部に区
画形成されているとともに、この集塵室18の後方に電動
送風機室19が区画形成されている。
そして、前記集塵室18内には、この集塵室18内に枢着
されたホルダー21により主集塵フィルターである紙製の
集塵袋22が着脱自在に装着されている。また、前記隔壁
17の前面には、その連通口16を覆う補助集塵フィルター
23が着脱自在に装着されている。なお、これら集塵袋22
および補助集塵フィルター23は、前記集塵室18の上面開
口を介して着脱されるものである。
さらに、前記集塵室18内には遠赤外線放射体26が配設
されている。この遠赤外線放射体26は、たとえば前記補
助集塵フィルター23の前面に取付けられている。そし
て、前記遠赤外線放射体26は、たとえばジルコニウム系
セラミックスからなっており、第2図に詳しく示すよう
に、矩形平板状になっている。これとともに、前記遠赤
外線放射体26は、蜂嵩状になっており、前後方向へ抜け
る6角形孔からなる多数の通気部27を有している。
一方、前記電動送風機室19内には、電動送風機31が配
設されている。この電動送風機31は、ファン(図示しな
い)と、このファンを回転駆動する電動機32と、前記フ
ァンを内蔵したファンカバー33となどからなっている。
のファンカバー33の中央部には吸気口34が開口形成され
ている。一方、前記電動機32のフレームには排気口(図
示しない)が開口形成されている。そして、前記電動送
風機31は、前後部が前記電動送風機室24内に形成された
支持壁35,36にゴム製支持体37,38を介して支持されてい
る。前側の支持壁35およびゴム製支持体37は環状になっ
ており、これにより、前記電動送風機31の吸気口34が集
塵室18に前記連通口16を介して気密に連通されている。
なお、前記掃除機本体11の後部から、外部交流電源を駆
動電源とする前記電動機32への給電用の電源コード39が
導出されている。
さらに、前記掃除機本体11内には電動送風機室24の後
方に位置して排気室41が区画形成されており、この排気
室41には主排気フィルター42が装着されている。そし
て、前記掃除機本体11の本体ケース12の外側後面部に
は、前記排気フィルター42を介して前記電動送風機31の
排気口の連通する格子状の排気口43が開口形成されてい
る。なお、この排気口43は、補助排気フィルター44によ
り内側から覆われている。
前記蓋体13は、前記本体ケース12に後端部が枢着され
ており、前記集塵室18を上方から開閉自在に覆うもので
ある。なお、前記蓋体13を閉状態に保持するために、こ
の蓋体13の前面にクランプ46が枢着されており、一方、
前記本体ケース12の前部には、前記クランプ46が係脱自
在に係合される係止部47が形成されている。
そして、前記蓋体13の前部には、前記集塵室18に連通
するとともに上側外方へ開口したほぼ筒状の吸込口51が
形成されている。なお、この吸込口51の側面部にはコネ
クター部(図示しない)が設けられている。また、前記
蓋体13には、前記集塵室18を掃除機本体11外に連通させ
る前記吸込口51を外側から開閉自在に閉塞するシャッタ
ー52が前後摺動自在に支持されている。
また、前記掃除機本体11内の上部には、前記電動送風
機31の排気口に連通する位置から吸込口51に至る還流手
段としての還流風路56が構成されている。この還流風路
56は、前記本体ケース12の電動送風機室19内の前部に形
成された本体側ダクト57と、前記蓋体13内の後部に形成
された蓋体側ダクト58とからなっている。前記本体側ダ
クト57は、後端開口が前記電動送風機室19内に位置して
いるとともに、前端開口が前記隔壁17に開口している。
なお、この前端開口にはシールパッキング59が設けられ
ている。一方、前記蓋体側ダクト58は、後端開口が蓋体
13の後面に開口していてこの蓋体13の閉時に前記シール
パッキング59に気密に当接されるようになっているとと
もに、前端開口が前記吸込口51の後面側壁部に流出口60
として開口している。
また、前記吸込口51の上面前方に隣接して蓋体13に
は、常開型のシャッタースイッチ61が設けられている。
このシャッタースイッチ61は、上方へ突出しかつ上方へ
付勢された開閉子62を有しており、この開閉子62が下降
したときオンするものである。そして、この開閉子62
は、吸込口51を閉じた前記シャッター52により押圧され
て下降し、このシャッター52が開いて離れたとき上昇す
るものである。
また、前記本体側ダクト57の後端開口の後方近傍に位
置して本体ケース12の上面部には強制復帰型サーモスイ
ッチ66が取付けられている。このサーモスイッチ66は、
温度検知部67を下部に有しているとともに、操作ボタン
68を上部に有しており、温度検知部67により検知された
温度が50℃程度の所定温度を越えたときオフし、操作ボ
タン68の押圧操作によりオンするものである。なお、前
記温度検知部67は、前記電動送風機室19の上側内面にお
ける電動送風機31の排気側に連通する位置に配設されて
いる。
71は吸塵用ホースで、このホース71の一端部には、前
記吸込口51に着脱自在に差込み接続される接続管72が設
けられている。そして、図示していないが、この接続管
72には、前記吸込口51のコネクター部に電気的に接続さ
れるコネクター部が設けられている。また、図示してい
ないが、前記ホース71の他端部には、延長管を介して吸
込口体が着脱自在に接続される握り管が設けられてい
る。
前記両コネクター部は、掃除機本体11に設けられた電
動送風機31の制御回路を握り管に設けられた操作スイッ
チに電気的に接続するものであり、この操作スイッチの
オン時に前記電動送風機31が駆動されるようになってい
る。また、両コネクター部の非接続時には、前記シャッ
タースイッチ61およびサーモスイッチ66がともにオンし
たとき前記電動送風機11が駆動されるようになってい
る。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
通常の掃除時には、もちろん蓋体13を閉じておくが、
この状態では、蓋体側ダクト58の後端開口が本体側ダク
ト57の前端開口のシールパッキング59に圧接され、この
シールパッキング59を介して両ダクト57,58の内部が連
通されて、還流風路56が形成される。また、シャッター
52を後方へ摺動させて開き、開放された吸込口51にホー
ス71の接続管72を接続しておく。シャッター52を開いた
状態では、このシャッター52がシャッタースイッチ61の
開閉子62から離れて、このシャッタースイッチ61がオフ
する。また、吸込口51にホース71を接続した状態では、
その接続管72により蓋体側ダクト58の前端開口の流出口
60が気密に閉塞される。さらに、握り管に延長管を介し
て吸込口体を接続しておく。
そして、握り管の操作スイッチを操作してオンする
と、電動送風機31が運転する。すなわち、電動機32が駆
動され、この電動機32によりファンが回転される。これ
によって発生した負圧により、空気流が生じて、吸込口
体から空気とともに塵埃が吸引され、延長管およびホー
ス71を介して掃除機本体11の集塵室18に導かれて、集塵
袋22内に捕捉される。また、この集塵袋22により濾過さ
れた空気は、遠赤外線放射体26の通気部27、補助集塵フ
ィルター23、連通口16、電動送風機31の吸気口34、電動
送風機31内、この電動送風機31の排気口、電動送風機室
19、主排気フィルター42および補助排気フィルター44を
この記載順に順次通って、排気口43から掃除機本体11外
へ排気風として排出される。なお、空気流が電動送風機
31を通る際、その電動機32が冷却される。
このような通常の掃除時にあっては、流出口60が閉塞
されているため、電動送風機31の排気風は、集塵室18へ
還流されない。
また、集塵室18内の熱消毒を行なうときには、第1図
に示すように、蓋体13を閉じたまま、ホース71の接続管
72を吸込口51から抜いて外すとともに、シャッター52を
前方へ摺動させて、吸込口51を閉塞する。この状態で、
還流風路56により電動送風機31の排気口が集塵室18に連
通される。これとともに、シャッター52の前部がシャッ
タースイッチ61の開閉子62の上方から当接されて、この
開閉子62が下降し、シャッタースイッチ61がオンする。
ついで、サーモスイッチ66の頭部のボタン68を押して、
このサーモスイッチ66をオンすると、電動送風機31の運
転が始まる。
これによって、第1図に矢印で示すように、集塵室18
内の空気が電動送風機31に吸込まれて、電動送風機室19
内へ排出されるが、このとき、電動送風機31内を通る空
気流が駆動により発熱した電動機32を冷却する。こうし
て、電動機32の発した熱を奪うことにより、空気流の温
度が上昇する。そして、電動送風機31からの熱せられた
排気風は、ファンにより発生された負圧に引かれて、ほ
とんどが電動送風機室19から本体側ダクト57および蓋体
側ダクト58を通って、その流出口60から吸込口51内に送
り込まれ、この吸込口51から集塵室18の集塵袋22内へ還
流される。こうして、電動送風機31から集塵室18を通っ
て電動送風機31に戻る循環気流が生じ、この循環気流が
繰り返し電動送風機31を通ることによりさらに温度上昇
して、集塵室18内の温度は上昇していく。これによっ
て、集塵袋22内に貯溜した塵埃の温度が上昇し、この塵
埃中のダニなどの有害微生物が熱により殺傷される。
そして、電動送風機室19内の温度が上昇して、たとえ
ば50℃程度のある温度を越えると、サーモスイッチ66が
オフして、電動送風機31の運転が自動的に停止する。こ
れにより、過度の温度上昇が防止され、電動機32の焼
損、掃除機本体11の熱による変形などが防止される。
ところで、上述のように循環気流が生じているときす
なわち温風循環時、集塵袋22と電動送風機31との間に位
置している遠赤外線放射体26の多数の通気部27内を温風
が通過することにより、この温風から遠赤外線放射体26
が熱エネルギーを吸収して、蓄積する。そして、遠赤外
線放射体26は、熱エネルギーを遠赤外線に変換して放出
する。この遠赤外線が集塵室18内の塵埃に照射されるこ
とによっても、塵埃およびこの塵埃中の有害微生物が加
熱される。
そして、電動送風機31が停止して温風循環が停止した
後も、遠赤外線放射体26は、蓄積された熱エネルギーを
遠赤外線としてしばらく放出し続けるので、集塵室18内
の塵埃に対する加熱がさらに続く。したがって、電動機
32の過熱を防止するために、この電動機32を早めに停止
させたとしても、塵埃中の有害微生物の熱死が完全なも
のとなり、ダニなどの有害微生物が確実に死滅する。
また、このように電動送風機31を早めに停止させられ
ることは、省エネルギー上有利であり、電動送風機31の
寿命を延ばすためにも有利であるとともに、本体ケース
12などに熱による悪影響が及ぶことを防止する上でも有
利である。
さらに、遠赤外線(波長4〜400μm)は、有機物体
内部に浸透しやすい性質があり、そのため紙製の集塵袋
22を簡単に透過するとともに、有害微生物の体の中から
加熱するので、有害微生物の熱による殺傷が完全に確実
に行なわれる。また、40〜50℃程度の比較的低い温度で
発生する遠赤外線でも高い透過力をもっているが、この
ことによっても、温風循環時の温度を低めに抑えること
ができ、電気掃除機の使用上の安全性が向上するととも
に、その寿命は延びる。
また、遠赤外線放射体26に多数の通気部27があるの
で、これら通気部27内を加熱された空気が流れることに
より、遠赤外線放射体26に熱エネルギーが効率よく吸
収、蓄積される。したがって、遠赤外線の放射による加
熱効果が向上する。
なお、遠赤外線放射体26の材料は、セラミックスに限
るものではなく、普通の自然石などであってもよい。し
かし、焼結成形品であるセラミックスは、形状を任意に
自在に形成でき、製造性がよく、図示のような蜂嵩状に
することも容易である。
また、遠赤外線放射体26の多数の通気部27は、6角形
孔に限るものではなく、多数の幾何学的形状の孔、たと
えば、丸孔、3角形孔、4角形孔あるいは5角形孔など
が連続的に形成されているものであってもよい。しか
し、強度および風路断面積の上では、6角形孔が有利で
ある。さらに、遠赤外線放射体26は、通気性に富む多孔
質のものすなわちスポンジ状にしてもよい。
さらに、上記実施例では、掃除機本体11内に形成され
た還流風路56を電動送風機室19と集塵室18とを連通させ
る還流手段としたが、還流手段は、掃除機本体の吸込口
と排気口とに両端が各々接続されるホースなどであって
もよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の電気掃除機では、電動送風機の排気側を集
塵室に連通させる還流手段を備えたものにおいて、集塵
室内に遠赤外線放射体を配設したので、電動送風機から
の排気風を利用した温風循環により集塵室内のダニなど
の有害微生物を殺傷するとき、電動送風機の過熱を防止
するためにこの電動送風機を早めに停止させたとして
も、遠赤外線放射体から遠赤外線がその後も放射され続
けて、この遠赤外線により塵埃が加熱され続けることに
より、遠赤外線が有機物体内部に浸透しやすいこととあ
いまって、有害微生物を十分に死滅させることができ、
また、上述のように電動送風機を早めに停止させられる
ことにより、遠赤外線が有機物体内部に浸透しやすいた
めに温風循環の温度を低く抑えられることとあいまっ
て、エネルギーを経済的に使用できるとともに、電動送
風機などが熱による悪影響を受けることを防止でき、安
全である。
さらに、請求項2の電気掃除機では、遠赤外線放射体
に多数の通気部を形成したので、遠赤外線放射体に熱エ
ネルギーが効率よく吸収され、したがって遠赤外線によ
る加熱効果がより向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す断面図、
第2図は同上遠赤外線放射体の外観斜視図である。 11……掃除機本体、18……集塵室、19……電動送風機
室、26……遠赤外線放射体、27……通気部、31……電動
送風機、32……電動機、56……還流手段としての掃除機
本体内の還流風路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機室および集塵室を内部に有する
    掃除機本体と、ファンおよびこのファンを回転駆動する
    電動機からなり吸気側を前記集塵室に連通させて前記電
    動送風機室に内蔵された電動送風機と、この電動送風機
    の排気側を前記集塵室に連通させる還流手段とを備え、 前記集塵室内に、遠赤外線放射体を配設したことを特徴
    とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】遠赤外線放射体に、多数の通気部を形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
JP1262802A 1989-10-07 1989-10-07 電気掃除機 Expired - Fee Related JPH0822262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1262802A JPH0822262B2 (ja) 1989-10-07 1989-10-07 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1262802A JPH0822262B2 (ja) 1989-10-07 1989-10-07 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123521A JPH03123521A (ja) 1991-05-27
JPH0822262B2 true JPH0822262B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=17380813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1262802A Expired - Fee Related JPH0822262B2 (ja) 1989-10-07 1989-10-07 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0822262B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111166232B (zh) * 2018-11-13 2021-03-30 南京溧水高新创业投资管理有限公司 家用吸尘器红外分析系统

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6446426A (en) * 1987-08-17 1989-02-20 Ishikawajima Harima Heavy Ind Cleaner
JPH01223916A (ja) * 1988-03-02 1989-09-07 Tokyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JPH01131466U (ja) * 1988-03-03 1989-09-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03123521A (ja) 1991-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111271969B (zh) 床用烘干机
KR910001226B1 (ko) 전기청소기
JPS647774B2 (ja)
JPH0822262B2 (ja) 電気掃除機
JP2500939B2 (ja) 電気掃除機
JPH0346132B2 (ja)
JPH0370529A (ja) 電気掃除機
JPH0420611B2 (ja)
JP2521356B2 (ja) 電気掃除機
JPH03168112A (ja) 電気掃除機
JPH01119220A (ja) 電気掃除機
JPH03168113A (ja) 電気掃除機
JPH0453535B2 (ja)
JPH0638845U (ja) 電気掃除機
JPH0582207B2 (ja)
JPH0319774B2 (ja)
JPH0197426A (ja) 電気掃除機
JPH0455698B2 (ja)
JPH02289213A (ja) 電気掃除機
JPH04329916A (ja) 電気掃除機
JPH0655200B2 (ja) 電気掃除機
JPH03267033A (ja) 電気掃除機
JPH02246914A (ja) 電気掃除機
JPH0197425A (ja) 電気掃除機
JPH0898B2 (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees