JPH03207324A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は電機掃除機、特に集塵室に捕捉された塵埃中
のダニ等の有害微生物を熱により殺虫する電気掃除機に
関するものである。

［従来の技術］ 第４図、第５図は例えば特開昭６２−１２７０２６号公
報に示された従来の電気掃除機を示す断面図であり図に
おいて、（１）は電気掃除機本体、（２）はこの電気掃
除機本体（１）内の後側に設けられた電動送風機、（３
）は電気掃除機本体（１）内の前側に形成された集塵室
、（４）はこの集塵室（４）内に取付けられた紙袋、（
５）は集匪室（３）と外気とを連通させるよう電気掃除
機本体（１）に開口した吸気口、（６）は一端を吸気口
（５）に接続され、他端をパイプ（７）に接続した東屋
用ホース、（８）はパイプ（７）に接続された床ブラシ
、（９）は電気掃除機本体（１）に後側に開口した排気
口、　（１０）はこの排気口（９）近傍に取付けられた
サーモスタットである。

次に動作について説明する。通常使用時は第３図に示す
ように、吸気口（５）に集塵用ホース（６）、パイプ（
７）、床ブラシ（８）を順次接続して、電動送風機（２
）を起動させることにより激しい吸気が床ブラシ（８）
より行われる。この床ブラシ（８）を清掃面上で摺動さ
せることにより、清掃面上の塵埃は吸引され、集塵室（
３）内に取付けられた紙袋（４）中に捕捉される。この
塵埃中にはダニ等の有害微生物が多量に含まれているこ
とは周知のとおりである。

次にこの塵埃中に含まれるダニ等の有害微生物を殺虫す
る為には集塵用ホース（６）とパイプ（７）との接続を
解除し、集塵用ホースを第２図に示すように排気口（９
）に接続し、吸気口（５）　と排気口（９）とを連通さ
せる。しかる後、電動送風機（２）を起動させれば、電
動送風機（２）の排気は集塵用ホース（６）を通って、
吸気口（５）に入り、集塵室（３）から再び電動送風機
（２）へと戻る循環風路（１１）が形成される。この循
環運転を数分間実施すると、循環風路（１１）内は、電
動送風機（２）の自己発熱により、その温度をしだいに
高めていく。そしてこの温度が所定温度に達したことを
サーモスタット（ｌＯ）が感知すると２回路を開き電動
送風機（２）を自動的に停止させる。この時１紙袋（４
）内の温度は５０℃以上に達しており、ダニ等の有害微
生物は熱に弱い為に約３程度で死滅する。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の電気掃除機は以上のように構成されているので、
ダニ退治のために電動送風機（２）を起動させるので、
騒音が有り、うるさいという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電動送風機を使用せず紙袋内のダニ等の有害
微生物の殺虫を確実にかつ素早く行うことを目的とする
。

［課題を解決するための手段１ この発明に係る電気掃除機は、掃除機本体、この掃除機
本体内に設けられた電動送風機及び集塵室、この集塵室
内の塵埃に触れるよう設けられた発熱体を備えたもので
ある。

［作用］ この発明においては９発熱体が、塵埃に直接触れるので
、塵埃の加熱・乾燥が効率よ（行われ。

塵埃中のダニ等の有害微生物の殺傷が確実にかつ、静か
に行われる。

［実施例］ 以下この発明の一実施例を第１図及び第２図について説
明する。第１図において、（１）〜（９）は上記従来の
電気掃除機とほぼ同一のものである。

（１２）は紙袋（４）を挿入した軟質袋状態でかつ通気
性の良好なるフィルタ、　（１３）はこのフィルタ（１
２）に織り込まれた電気ヒータ、　（１４）は集塵室（
３）の内壁に設けられた吸気口開口（１４ａ）と電気送
風機運通口（１４ｂ）とを開口させた反射板よりなる反
射ケースであり吸気口開口部（１４ａ）面は軸（１４ｃ
）により開閉自在となっている。

（１５）は吸気口（５）の周端下面側に形成されて。

紙袋（４）内に設けられた円筒状の筒体（１５ａ）の内
部に固着された発熱体であり、集塵用ホース（６）を内
挿させることによりこれをガイドしている。

次に動作について説明する。まず従来と同様に通常使用
を行い紙袋（４）内に塵埃を捕捉する。電動送風？１（
２）をＯＦＦして掃除を終了させた後。

電気ヒータ（１３）を発熱させると紙袋（４）の外周は
加熱され紙袋（４）内部に風圧によってへばり付いた塵
埃中のダニ等の有害微生物は死滅する。次に通常使用を
数十回行って１紙袋（４）内が満杯に近（なってくる。

そうなると上記の電気ヒータ（１３）による外周からの
加熱だけでは、吸気口（５）付近の塵埃を十分に加熱す
ることは困難になって（る。そこで発熱体（１５）を発
熱させることにより吸気口（５）付近の塵埃をも加熱し
て、塵埃中のダニ等の有害微生物を残らず死滅させる。

これにより紙袋（４）満杯時であっても塵埃を確実に加
熱してダニ等の有害微生物を死滅させることが出来る。

また吸気口（５）付近が熱により乾燥するのでダニ等が
近よらず吸気口（５）から外に逃げなくなるという効果
がある。

なお上記実施例では、満杯時において発熱体（１５）を
発熱させたが９紙袋（４）に塵埃が少ないときに加熱さ
せても塵埃の加熱をより促進させるので良い。また図示
しないダストインジケータの動作状態を電気的に検出す
るか、電動送風機（２）の負荷状態を電気的に検出する
等して紙袋（４）の満杯状態を判断し９発熱体（１５）
を掃除終了後９発熱させることを報知させてもよい。

また上記一実施例では発熱体（１５）を円筒状としたが
その形状はこの限りではない。

なお、電気ヒータ（１３）は紙袋（４）の形状に対応し
て接しているので紙袋（４）への熱の伝導性が良い。

また１反射板（１４）が電気ヒータ（１３）の熱を集塵
室（３）外へ放散させないようにするので熱効率がよく
なり、集塵室（３）内の温度を早期に高めることができ
る。

また上記実施例ではフィルタ（１２）を軟質袋状とした
が、耐熱性９通気性のある硬質箱状としてもよい。

また上記実施例では１発熱体（１５）を紙袋（４）に挿
入したが、第３図に示すように紙袋（４）の無いタイプ
の集塵室（３）に直接挿入してもよい。

［発明の効果］ 以上説明したとおり、この発明によれば１発熱体が塵埃
に直接触れるので塵埃の加熱・乾燥が効率よく行われ、
塵埃中のダニ等の有害微生物の殺傷が確実にかつ静かに
行われるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す断面図、第２図はそ
の要部断面図、第３図はこの発明の他の実施例を示す断
面図、第４図は従来の電気掃除機の断面図、第５図は従
来の電気掃除機の通常使用時の斜視図である。 図において、（１）は電気掃除機本体、（２）は電動送
風機、（３）は集塵室、　（１５）は発熱体である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 掃除機本体、この掃除機本体内に設けられた電動送風機
   及び集塵室、この集塵室内の塵埃に触れるよう設けられ
   た発熱体を備えたことを特徴とする電気掃除機。