JPH0430820A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0430820A
JPH0430820A JP13682490A JP13682490A JPH0430820A JP H0430820 A JPH0430820 A JP H0430820A JP 13682490 A JP13682490 A JP 13682490A JP 13682490 A JP13682490 A JP 13682490A JP H0430820 A JPH0430820 A JP H0430820A
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JP
Japan
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electric blower
dust collection
temperature
fan
temperature sensor
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Pending
Application number
JP13682490A
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English (en)
Inventor
Hidenori Hirano
英紀 平野
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0430820A publication Critical patent/JPH0430820A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、集塵室内に吸込まれたダニなとの害虫類を電
動送風機からの熱せられた排気風を利用して死滅させる
電気掃除機に係わり、とくに、過熱を防止するための感
温センサーに関する。、(従来の技術) 従来、たとえば特公昭64−7774号公報、特開昭6
3−22[1825号公報あるいは特開平1−9742
55公報などに記載されているように、掃除機本体の集
塵室内に捕捉された塵埃中のダニなとを死滅させるため
に、電動送風機からの熱せられた排気1+i 4集塵室
へ還流させて、これら電動送風機と集塵室とを巡る循環
気流を生しさせることにより、この集塵室内の温度を約
50℃以上にまで上昇させる電気掃除機が知られている
そのために、前記特公昭64−7774号公報および特
開昭63−220825号公報に記載の電気掃除機では
、掃除機本体の集塵室に臨む吸込口に一端部か接続され
るホースの他端部を、掃除機本体の後面部に形成され電
動送風機の排気側に連通する排気口に着脱自在に接続可
能とした構造を採っている。
一方、前記特開平1−17425号公報に記載の電気掃
除機では、掃除機本体内に電動送風機の排気側を吸込口
に連通させる排気還流風路を設けた構造を採っており、
吸込口をシャッターにより外側から閉塞した状態で、電
動送風機からの排気風を排気還流風路を介して集塵室に
還流させるようにしている。
ところで、この種の電気掃除機においては、過度の温度
上昇による掃除機本体の変形や電動送風機の焼損などを
防止するために、たとえば、感温センサーにより、前記
循環気流の温度が所定値を越えたとき、電動送風機の運
転を停止させるようにしている。
そして、従来の電気掃除機においては、たとえば、掃除
機本体における電動送風機が収納された電動送風機室内
でかつ電動送風機の排気側に感温センサーを配設した構
造を採っている。この構造では、感温センサーがとくに
電動送風機の温度を感知することになる。
ところで、電動送風機からの排気風をホースあるいは掃
除機本体内の排気還流風路と吸込口とを介して集塵室に
還流させるとき、すなわち温風循環時、電動送風機室、
ホースの接続部あるいは排気還流風路、吸込口、吸込口
を閉塞しているシャッターなどの各部品において若干の
空気漏れが発生する。この空気漏れにより、集塵室内に
排気風が至るまでに、その温度はある程度低下してしま
う。そのため、電動送風機室内で電動送風機の排気側に
感温センサーを配設した前記従来の構造では、電動送風
機の排気側の温度が十分に上昇しても、集塵室内の温度
がダニなどを死滅させるのに十分に上昇する前に電動送
風機が停止してしまうおそれがある。
また、掃除機本体の吸込口にホースおよび延長管を介し
て吸込口体を接続して掃除を行なう通常の使用状態でも
、電動送風機の排気側の温度は上昇する。とくに、吸込
口体の吸込開口部が被掃除面などにより塞がれていて、
電動送風機への通気量が少ないときには、この電動送風
機が十分に冷却されないため、その排気側の温度もより
高くなる。ところが、掃除後すぐに温風循環を行なった
とき、前述のように電動送風機室内で電動送風機の排気
側に感温センサーが配設されていると、この感温センサ
一部分がすでに温度上昇しているため、集塵室内の温度
が十分に上昇する前に電動送風機が停止してしまうおそ
れがある。
また、前記特開平1−97425号公報に記載の電気掃
除機では、掃除機本体内の排気還流風路中でかつ吸込口
近傍の位置に感温センサーを配設し、た構造を採ってい
る。しかし、この従来の構造でも、感温センサーよりも
下流側の吸込口とシャッターとの間からの空気漏れがあ
ることなどにより、同様に、集塵室内の温度を十分に上
昇させられないおそれがある。
一方、前記特開昭63−22(1825号公報に記載の
電気掃除機では、集塵室内に感温センサーを配設した構
造を採っており、この構造によれば、前述のような掃除
時における電動送風機の温度上昇および空気漏れの影響
を受けることはない。
ところで、集塵室内に貯溜した塵埃は適宜捨てる必要が
あり、したがって、集塵室は適宜開放できる構造になっ
ていなければならない。そのため、集塵室内に感温セン
サーを配設した前記従来の構造では、集塵室内に溜まっ
た塵埃を捨てるなどのために、集塵室を開放したときに
は、感温センサ一部分が露出することになる。充電部が
直接露出することは好ましくないので、集塵室内に感温
センサーを配設する場合、感温センサ一部分の充電部を
電気的に絶縁するためのカバーが必要となるが、このよ
うなカバーがあると、熱伝導性が低下して、感温センサ
ーの感度が低下し、温度の正確な感知が行なえなくなる
。その結果、ダニなどの害虫類を確実に死滅させられな
いことにもなる。
(発明が解決しようとする課題) 前述のように、電動送風機からの排気風を利用してダニ
などの害虫類を死滅させる従来の電気掃除機において、
過熱を防止するための感温センサーを電動送風機の排気
側に配設したものでは、掃除の直後に温風循環を行なっ
たようなとき、集塵室内の温度が十分に上がる前に電動
送風機が停止されてしまうおそれがあり、また、感温セ
ンサーを集塵室内に配設したものでも、感温センサーの
カバーが必要であるため、温度の正確な感知が行なえず
、害虫類を確実に死滅させられないおそれのある問題が
あった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、電動送風機からの排気風を集塵室に還流させるとき、
過熱防止のための感温センサーにより循環気流の温度を
確実かつ的確に感知することができ、集塵室内の温度を
十分かつ的確な温度にまで上げることができて、ダニな
どの害虫類を確実に死滅させることができる電気掃除機
を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、仕切壁により仕切られた集塵室および電動送
風機室を内部に区画形成するとともに前記集塵室に連通
ずる吸込口および前記電動送風機室に連通ずる排気口を
外面部に開口形成した掃除機本体と、吸気側を前記集塵
室に連通させかつ排気側を前記排気口に連通させて前記
電動送風機室に内蔵された電動送風機と、前記集塵室に
内蔵された集塵袋などの集塵フィルターと、前記電動送
風機の排気側を前記集塵室に連通させるホースあるいは
掃除機本体内の排気還流風路などの排気還流手段と、周
囲の温度を感知して感知した温度が所定値を越えたとき
前記電動送風機を停止させる感温センサーとを備えた電
気掃除機において、前記目的を達成するために、前記感
温センサーは、前記電動送風機室内で前記仕切壁と前記
電動送風機の吸気側との間に配設したものである。
(作用) 本発明の電気掃除機では、掃除時、電動送風機の運転に
より、たとえば掃除機本体の吸込口に接続されたホース
などから空気とともに吸込まわた塵埃が、集塵フィルタ
ーにより掃除機本体の集塵室内に捕捉され、一方、集塵
フィルターにより濾過された空気が、掃除機本体の電動
送風機室内を通って、排気口から掃除機本体外へ排出さ
れる。
また、集塵室内の塵埃中のダニなどの害虫類を死滅させ
るときには、排気還流手段により電動送風機の排気側を
集塵室に連通させた状態で、電動送風機を運転させる。
そうすると、電動送風機からの熱せられた排気風が排気
還流風路を介して集塵室内に還流され、電動送風機と集
塵室とを巡る循環気流が生じ、これにより、集塵室内の
温度が上昇して、集塵室内のダニなどが死滅される。こ
のとき、電動送風機室内で電動送風機の吸気側に配設さ
れている感温センサーがその周囲の温度を感知し、感知
した温度が所定値を越えたならば、電動送風機を停止さ
せる。これにより、必要以上の過度の温度上昇が防止さ
れ、電動送風機の焼損および掃除機本体の熱による変形
なとが防止される。
ところで、掃除時にも、電動送風機の排気側の温度は上
昇するが、電動送風機の吸気側にある感温センサ一部分
の温度は上昇しない。したがって、掃除後すぐに前述の
ような排気風の還流によるダニなどの殺傷を行なったと
しても、集塵室内の温度が十分に上昇した後で電動送風
機が停止することになる。また、排気風を還流させると
き、排気還流手段などにおける空気漏れのために、排気
風が集塵室に至るまでに温度低下したとしても、こうし
て低下した後の温度が感温センサーにより感知されるの
で、集塵室内の温度が十分に上昇した後で電動送風機が
停止することになる。さらに、集塵室内に貯溜した塵埃
を捨てるなとのために集塵室を開放したときにも、仕切
壁よりも電動送風機室側にある感温センサーは直接露出
しない。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成を図面に基
ついて説明する。
第1図において、11は掃除機本体で、この掃除機本体
11は、前側上部に開口部12を有する本体ケース13
と、この本体ケース13の開口部12を上方から開閉自
在に覆う蓋体14とからなっている。また、前記本体ケ
ース13は、下本体ケース部材15と、この下本体ケー
ス部材15の後部上側に固定された上本体ケース部材1
6とからなっている。
前記本体ケース13内には、格子状の連通口21を有す
る仕切壁22により、前記開口部12に臨む集塵室23
が前部に区画形成されているとともに、電動送風機室2
4が後部に区画形成されている。そして、前記集塵室2
3内には、その上部に集塵袋ホルダー25が枢着されて
いるとともに、この集塵袋ホルダー25により主集塵フ
ィルターとしての紙製の集塵袋26が着脱自在に保持さ
れている。また、前記集塵室23と電動送風機室24と
を仕切る仕切壁22の前側には、その連通口21を覆う
補助集塵フィルター27が取付けられている。
一方、前記電動送風機室24内には電動送風機31が収
納されている。この電動送風機31は、電動機32とこ
の電動機32により回転駆動される図示しないファンと
からなっており、このファンがファンカバー33により
覆われている。そして、このファンカバー33と電動機
32の後端部とがゴム製の保持部材34.35を介して
前記側本体ケース部材15゜16と一体のリブにより挟
持されている。そして、前記電動送風機31は、ファン
カバー33側の吸気側と排気側とが前側の環状の保持部
材34により気密に仕切られているが、吸気側が前記連
通口21を介して集塵室23に連通している。一方、前
記電動送風機31の排気側は、前記電動送風機室24に
臨んで本体ケース13の後側外面部に形成された排気口
37に連通されている。
また、前記本体ケース13の後側上部には、電動送風機
31の排気側に連通ずる排気還流手段としての本体側排
気還流風路38が側本体ケース部材15゜16の接合部
に形成されており、この本体側排気還流風路38の下流
側一端は、上本体ケース部材16の前面に流出口39と
して開口している。
前記蓋体14は、蓋カバー41とこの蓋カバー41の下
側すなわち裏側に固定的に取付けられた裏板42とによ
り外殻が構成されている。そして、たとえば前記蓋カバ
ー41の後端部が前記本体ケース13に支点部43を介
して上下回動自在に支持されている。また、前記蓋体1
4を閉じた状態に保持するために、その裏板42の前端
部に係止爪部44が形成されているとともに、この爪部
44が係脱自在に係合される係止受は部45が前記本体
ケース13の前端部に形成されている。なお、この本体
ケース13の開口部12の周縁部には、蓋体14が閉じ
たときその裏板42に圧接されるシールバッキング46
が取付けられている。
また、前記蓋カバー41と裏板42とには、互いに対向
する外側開口51と内側開口52とがそれぞれ形成され
ている。そして、これら両開口51.52間に位置して
、蓋体1゛4内には、下面を開口した箱状の回動体カバ
ー53が配設されている。この回動体カバー53は、蓋
カバー41と裏板42とにより挟まれて固定されている
が、前記外側開口51に若干離間して対向する中間開口
54を上面部に有している。
そして、前記回動体カバー53と裏板42とにより回動
体55が回動自在に挟持されている。この回動体55は
、その回動軸と同軸的なほぼ円筒形状の吸込口56を有
している。この吸込口56は、前記回動体カバー53の
中間開口54に対向しているとともに、前記集塵室23
に裏板42の内側開口52を介して連通している。なお
、この内側開口52の周縁部には吸込口パッキング57
が取付けられていて、この吸込口パッキング57に前記
吸込口56の下流側の下端周縁部が摺動自在に接触して
いる。
そして、前記吸込口56には、図示しない吸込用のホー
スの一端部に設けられた差込管が着脱自在に嵌合接続さ
れるようになっている。
さらに、前記蓋カバー41の裏面と回動体カバー53の
上面との間に、板状のシャッター58が前後方向へ摺動
自在に支持されている。このシャッター58は、前記蓋
カバー41の外側開口51を開閉自在に閉塞するととも
に、前記回動体55の吸込口56を上方から開閉自在に
覆うものである。
また、前記蓋体14内の後部には、前記回動体カバー5
3の下部から後方へ一体に延出形成された下ダクト部材
61と、この下ダクト部材61上に固定された上ダクト
部材62とにより排気還流手段としての蓋体側排気還流
風路63が形成されている。この蓋体側排気還流風路6
3は、前端が前記蓋カバー41の外側開口51と回動体
55の上面との間へ開口して吸込口56に連通した下流
側聞口65になっているとともに、後端が前記上本体ケ
ース部材11iに対向する蓋体14の後面に開口した上
流側開口65になっている。なお、この上流側開口65
には、蓋体14が閉じたとき前記本体側排気還流風路3
8の流出口39の周縁部に圧接される風路バッキング6
6が取付けられている。こうして、互いに連通された本
体側排気還流風路38と蓋体側排気還流風路63とによ
り、電動送風機31の排気側が集塵室23に連通される
ようになっている。
さらに、前記蓋体側排気還流風路63内には、この蓋体
側排気還流風路63を開閉するフラップ67が設けられ
ている。このフラップ67は、前記シャッター58が後
方へ摺動して閉じたときこのシャッター58に形成され
た図示しない突片により押圧されて開き、シャッター5
8が前方へ摺動して開いたとき自重により閉じるもので
ある。
また、前記電動送風機室24内でかつ電動送風機31の
吸気側には、周囲の温度を感知して感知した温度が約5
0℃程度の所定値を越えたとき前記電動送風機31を停
止させる感温センサー71が配設されている。より詳し
く説明すると、この感温センサー71は、前記仕切壁2
2と電動送風機31の前側のファンカバー33との間の
空間部241の上部に位置しており、前記電動送風機室
24内に配設された図示しない制御回路に信号線72を
介して接続されている。
つぎに、電気回路の構成の概略を第2図に基づいて説明
する。
外部の100V交流電源の両極間に、制御回路77が接
続されるとともに、前記電動送風機31の電動機32と
双方向性サイリスター78とが直列に接続される。そし
て、この双方向性サイリスター78のゲートにサーモス
タットスイッチなどからなる前記感温センサー71を介
して制御回路77が接続されている。この制御回路77
は、前記双方向性サイリスター78を位相制御すること
により、前記電動送風機31の入力を制御するものであ
り、図示していないが、前記掃除機本体11あるいは前
記ホースの他端部の握り管に設けられた操作スイッチか
らの入力に応じて、前記双方向性サイリスター78のト
リガーの位相角を変化させるものである。そして、前記
感温センサー71は、感知した温度が所定値以下ならば
オンし、この所定値以上ならばオフするものであるが、
前記接続関係から、感温センサー71がオンしたときに
は電動送風機31が運転可能になり、感温センサー71
がオフしたときには電動送風機31が必ず停止する。
つぎに、前記実施例の作用について説明する。
掃除にあたっては、シャッター58を前方へ摺動させて
開き、蓋体14の蓋カバー41の開放された外側開口5
1を介して、蓋体14内の回動体55の吸込口56にホ
ースの一端部の差込管を差し込んで接続する。このとき
、シャッター58が開くのに伴って、このシャッター5
8の突片がフラップ67から離れて、鎖線で示すように
、このフラップ67が自重により前下方へ回動して閉じ
る。また、図示していないが、ホースの他端部の握り管
には延長管を介して床ブラシなどの吸込口体を接続する
そして、電動送風機31を運転させると、集塵室23内
が負圧状態になり、これにより、塵埃が空気とともに外
部から吸込口体へ吸込まれ、延長管およびホースを介し
て、掃除機本体11の集塵室23内に導かれて、集塵袋
26内に捕捉される。一方、この集塵袋26により濾過
された空気は、補助集塵フィルター27、連通口21、
電動送風機室24内および電動送風機31内を通り、排
気口37から掃除機本体11外へ排出される。このとき
、フラップ67により蓋体側排気還流風路63が閉じら
れているので、排気風が吸込口56の方へ漏出すること
はない。なお、電動送風機31は、運転時に発熱するが
、その内部を通る空気により冷却される。
このような通常の使用状態にあっては、後でも詳述する
ように、電動送風機31の吸気側の感温センサー71の
周囲は、温度上昇せず、外気温を保つ。したがって、感
温センサー71がオフすることはない。
また、集塵室23の集塵袋26内に捕捉された塵埃中の
ダニなどの害虫類を死滅させるときには、吸込口56か
らホースの差込管を外すとともに、シャッター58を後
方へ摺動させて閉じ、蓋カバー41の外側開口51を閉
塞する。このようにシャッター58の閉じるのに伴って
、このシャッター58の突片がフラップ67を後方へ押
すことにより、実線で示すように、このフラップ67が
後上方へ回動して開く。これにより、電動送風機31の
排気側が排気還流風路38.63および吸込口56を介
して集塵室23に連通される。
この状態で、電動送風機31を運転させると、集塵室2
3内から電動送風機31へ空気が吸込まれ、この電動送
風機31からの排気風が、本体側排気還流風路38を通
り、上流側開口65およびバッキング66を介して蓋体
側排気還流風路63に導入され、さらに、この蓋体側排
気還流風路63から下流側聞口64を介してシャッター
58と回動体55との間へ流出し、この回動体55の吸
込口56から集塵室23の集塵袋26内へ還流される。
なお、第1図に矢印で、掃除時を含めた空気の流れを示
しである。そして、空気は、電動送風機31を通るとき
、この電動送風機31の電動機32が発生する熱を奪う
ことにより加熱されるが、前述のようにして電動送風機
31と集塵室23とを巡る循環風が生じることにより、
この集塵室23内の温度が上昇して、その集塵袋26内
のダニなどが熱により死滅される。
このとき、感温センサー71の周囲の温度が所定値たと
えば約50℃を越えると、この感温センサー71がオフ
し、電動送風機31が自動的に停止する。これにより、
必要以上の過度の温度上昇が防止され、電動送風機31
の焼損および掃除機本体11の熱による変形などが防止
される。
ところで、掃除時にも、電動送風機31の排気側の温度
は上昇するが、感温センサー71のある電動送風機31
の吸気側すなわち上流側の位置には新しい外気が次々に
供給される。これとともに、電動送風機31の電動機3
2からの放射熱もファンやファンカバー33などにより
遮られて、感温センサー71には直接達しない。そのた
め、この感温センサー71部分の温度は上昇しない。し
たがって、掃除後すぐに前述のような排気風の還流によ
るダニなどの殺傷を行なったとしても、集塵室23内と
くに集塵袋26内の温度が十分に上昇した後で電動送風
機31が停止することになる。
また、排気風の還流によるダニなどの殺傷時、電動送風
機室24や還流風路38.63を構成する各部品、ある
いは、吸込口56とシャッター58との間の部分などに
おいて、それぞれ若干の空気漏れが発生し、これにより
、排気風は、電動送風機31から集塵室23に至るまで
に若干温度低下する。しかし、このように排気風が冷却
されるにしても、低下した後の温度が感温センサー71
により感知されるので、前記空気漏れには関係なく、集
塵室23内の温度が十分に上昇した後で電動送風機31
が停止することになる。
こうして、集塵袋26内の温度は、その下流側に位置す
る感温センサー7】がオフする所定値まで確実に上昇す
る。したがって、ダニなどの害虫類を確実に死滅させる
ことができる。
ところで、集塵袋26内にある程度塵埃が貯溜したら、
集塵袋26の交換を行なう。そのためには、まず、係止
爪部44を係止受は部45から外し、蓋体14を上方へ
回動させて、集塵室23の開口部12を開放する。そし
て、古い集塵袋26を外して捨て、新しい集塵袋26を
装着した後、蓋体14を下方へ回動させて、開口部12
を閉塞する。
このように開口部12を開放した際には、集塵室23内
が露出することになるが、この集塵室23と電動送風機
室24との間の仕切壁22よりも電動送風機室24側に
ある感温センサー71は直接露出しない。
したがって、感温センサー71を絶縁カバーにより覆う
ような必要がない。その結果、感温センサー71への熱
伝導性がよくなるので、電動送風機31からの排気風を
集塵室23に還流させるとき、感温センサー71により
、循環気流の温度を確実かつ的確に感知できることにな
る。これにより、前述のように空気漏れや掃除時におけ
る電動送風機31の温度上昇の影響を受けないこととあ
いまって、集塵室23内の温度を十分かつ的確な温度に
まで上げることができるようになり、ダニなどの害虫類
を確実に死滅させることができる。
また、前記特開平1−97425号公報に記載の電気掃
除機のように、集塵室の開口部を開閉する蓋体に感温セ
ンサーを配設したものでは、電動送風機を内蔵した本体
ケース内に設けられている制御回路と感温センサーとの
間の信号線の配線が面倒であるが、本電気掃除機では、
本体ケース13内に感温センサー71を配設しているの
で、信号線72の配線が容易である。
さらに、前記特開昭63−220825号公報に記載の
電気掃除機のように、掃除機本体が集塵室用の第1ケー
スと電動送風機を内蔵した第2ケースとを着脱自在に結
合してなるもので、集塵室内に感温センサーを配設した
場合には、別体の第1ケースと第2ケースとの間に接離
自在の電気接点が必要になるが、本電気掃除機では、集
塵室23および電動送風機31が内部にともにある本体
ケース13内に感温センサー71を配設しているので、
前述のような電気接点は不要である。
なお、前記実施例では、掃除機本体11内に形成された
排気還流風路38.63を、電動送風機31の排気側を
集塵室23に連通させる排気還流手段としたが、還流手
段は、掃除機本体の吸込口と排気口とに両端が各々着脱
自在に接続されるホースなどであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電動送風機からの熱せられた排気風を
集塵室に還流させてダニなどの害虫類を死滅させる電気
掃除機において、感知した温度が所定値を越えたとき電
動送風機を停止させる感温センサーを、集塵室とは仕切
壁により仕切られた電動送風機室内で電動送風機の吸気
側に配設したので、排気風の還流時、排気還流手段など
で空気漏れがあって排気風の温度低下があったとしても
、低下後の温度が感知されること、また、掃除直後であ
っても、電動送風機の吸気側の温度は上昇していないこ
と、さらに、適宜開放される集塵室内に感温センサーを
配設した場合とは異なり、感温センサーを絶縁カバーに
より覆うような必要がなくて、感温センサーへの熱伝導
性を高められることにより、感温センサーによる温度感
知を確実かつ的確に行なうことができて、集塵室内の温
度を十分かつ的確な温度にまで上げることができ、した
がって、ダニなどの害虫類を確実に死滅させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す掃除機本
体の断面図、第2図は同上概略回路図である。 11・・掃除機本体、22・・仕切壁、23・・集塵室
、24・・電動送風機室、26・・主集塵フィルターと
しての集塵袋、27・・補助集塵フィルター31・・電
動送風機、37・・排気口、38・・排気還流手段とし
ての本体側排気還流風路、56・・吸込口、63・・排
気還流手段としての蓋体側排気還流風路、71・・感温
センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)仕切壁により仕切られた集塵室および電動送風機
    室を内部に区画形成するとともに前記集塵室に連通する
    吸込口および前記電動送風機室に連通する排気口を外面
    部に開口形成した掃除機本体と、吸気側を前記集塵室に
    連通させかつ排気側を前記排気口に連通させて前記電動
    送風機室に内蔵された電動送風機と、前記集塵室に内蔵
    された集塵フィルターと、前記電動送風機の排気側を前
    記集塵室に連通させる排気還流手段と、周囲の温度を感
    知して感知した温度が所定値を越えたとき前記電動送風
    機を停止させる感温センサーとを備え、 この感温センサーは、前記電動送風機室内で前記仕切壁
    と前記電動送風機の吸気側との間に配設したことを特徴
    とする電気掃除機。
JP13682490A 1990-05-25 1990-05-25 電気掃除機 Pending JPH0430820A (ja)

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