JPH074192B2 - 容器と蓋ごとつまんで食べる納豆 - Google Patents

容器と蓋ごとつまんで食べる納豆

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JPH074192B2
JPH074192B2 JP2336425A JP33642590A JPH074192B2 JP H074192 B2 JPH074192 B2 JP H074192B2 JP 2336425 A JP2336425 A JP 2336425A JP 33642590 A JP33642590 A JP 33642590A JP H074192 B2 JPH074192 B2 JP H074192B2
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JP
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natto
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container
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茂 戸上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、糯米の粉、小麦粉等
を混合練り上げて焼き型で型押成形した箱形状容器とこ
の箱形状容器に詰められた納豆及びこの納豆上に設けた
蓋とで構成したことを特徴とする容器と蓋ごとつまんで
食べる納豆に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、納豆は、パック詰めになっていて
おかず用に出来ていたので、そのままつまんで、おつま
み、おやつとして食べるようにはなっていなかった。箸
と茶わんを使って、かけ納豆として熱いご飯に納豆をか
けて食べていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】納豆は、ご飯にかけて
箸と茶わんを使って食べていたので食事時しか食べられ
ず時間と場所に制限があった。納豆は、糸を引いてくち
びるを汚して納豆の臭いが付き易く、納豆をご飯にかけ
て食べるとそれだけで満腹になり、その他のおかず類を
余り食べなくなるという従来の食べ方であった。近頃
は、麺類やパン食が増えてご飯食を三食欠かさずに食べ
る家庭は、少なくなって来ている傾向にある。また、最
近の子供達は、チョコレート、スナック菓子、ジュース
類を飲食し過ぎて、食事だけではカルシウムの摂取が困
難で不足しているのが現状である。
【0004】 納豆は、ネバネバした食品であるけれども、高タンパク
高繊維低脂肪で消化吸収がよく、ビタミン豊富で栄養価
高く健康によい食品であるから誰れでも手軽につまんで
食べ易い納豆製品として、消費拡大を図る必要性があ
る。 そこで本発明は、以上の欠点を解決して野菜と海藻と乳
製品及び発酵大豆製品を同時に、そのままつまんで食べ
られる栄養価の高いおつまみ、おやつに最適の食べ物を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】糯米の粉、小麦粉、調味
料及び砂糖を混合撹拌して食塩水を加えてかきまぜ練り
上げたものを、ひと口で食べる大きさの、上部外周縁を
凸状に、上部内側周りをカギ状段差に焼き型で型押成形
した箱形状容器と、煮た小粒大豆を納豆菌で発酵させて
得た納豆に(a)きざみネギ(b)すりごま(c)バタ
ー味噌(d)おかか(e)マヨネーズを適宜添加してか
らませた、該箱形状容器に詰められた納豆及び該納豆上
に設けた箱形状容器に嵌合した乾海苔の蓋、スライスチ
ーズの蓋、青しその葉の蓋とより成る容器と蓋ごとつま
んで食べる納豆である。
【0006】
【作用】(A) 本発明の容器と蓋ごとつまんで食べる
納豆は、四角形の箱形状容器(1)のカギ状段差に合わ
せた嵌合した蓋をしたので、蓋材の嵌合性がよく、出荷
にあたり製品性をよくしているはたらきがある。 (B) 本発明のつまんで食べる納豆は、上部外周縁を
凸状に形成した箱形状容器に納豆を詰めたので、製造の
際、はさみ上げるとき、引っかかりよく作用し、食べる
時は、つまみ易く作用する。 (C) この納豆食べ物は、ひと口で食べる大きさであ
り、一度で口の中に入るから食いちぎるのと異なり、納
豆は糸を引くことなく詰められた納豆や薬味の内容物を
落ちこぼさずに食べ易く作用する。 (D) 本発明の容器と蓋ごとつまんで食べる納豆は、
生菌効果のはたらきをする。容器自体が、そのまま食べ
られるものであるから詰められた納豆に対して加熱して
いないので、酵素を活性のまま食べることができる。 酵素というのは、健康な細胞を合成するために不可欠の
物質であって納豆には、強い生命力をもった納豆菌とい
う生きた菌を食することによって、病気を予防したり健
康を活性化しようとする生菌効果がある。
【0007】 納豆について説明すると、納豆は高タンパク低脂肪の抗
成人病食品である。納豆に含まれている不飽和脂肪酸が
コレステロールを洗い流して血管を若返らせる作用をし
て、納豆の食物繊維は、整腸快便を保障し大腸ガンの予
防に役立つ。納豆は、頭脳のはたらきを向上させるレシ
チンやグルタミン酸を含んだ、成長を促進したり、アル
コールの分解をはやめる作用をするビタミンB2が非常に
多く含まれた、消化吸収のよい、ほかの食べたものの消
化も助けるすぐれたアルカリ性食品である。納豆を酒肴
にするとアルコール分解促進作用により悪評しないので
ビールのつまみとして最適である。
【0008】 蓋材について説明すると海苔は、ビタミンやミネラルが
豊富で常食すると美肌、美髪によいといわれ、低カロリ
ーでコレステロールを低下させる物質が含まれている。
青しその葉は、強い殺菌力と防腐力をもっており、ビタ
ミンAは非常に多くビタミンB、ビタミンCも多く含ま
れている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (イ) 容器.糯米の粉、小麦粉、調味料及び砂糖を混
合撹拌して食塩水を加えてかきまぜ練り上げたものを、
ひと口で食べる大きさの、上部外周縁を凸状(2)に、
上部内側周りをカギ状段差(3)に焼き型で型押成形し
た箱形状容器(1)。 (ロ) 納豆.煮た小粒大豆を納豆菌で発酵させて得た
納豆に(a)きざみネギ(5)(b)すりごま(c)バ
ター味噌(d)おかか(e)マヨネーズを適宜添加して
からませ、該箱形状容器(1)に詰められた納豆
(4)。 (ハ) 蓋.該納豆上に設けた箱形状容器に嵌合した乾
海苔の蓋(6)スライスチーズの蓋(7)及び青しその
葉の蓋(8)。 このような箱形状容器(1)と詰められた納豆(4)及
び納豆上に設けた嵌合した蓋(6)、(7)、(8)と
よりなる容器と蓋ごとつまんで食べる納豆の実施例であ
る。 この箱形状容器を生産するには、焼き型の型押成形機の
凹型から 型を抜いて、上部外周縁を凸状に成し、上部内側周りを
カギ状段差(3)の型押成形した、ひと口で食べる大き
さの、そのまま食べ得る焼き上げた箱形状容器を生産す
る。 この容器に用いる蓋は、蓋材を箱形状容器の上部内側周
りカギ状段差(3)に合わせて裁断して得た乾海苔で成
る嵌合する蓋(6)、スライイスチーズで成る嵌合する
蓋(7)、及び青しその葉で成る嵌合する蓋(8)であ
る。
【00010】 蓋の蓋材は、箱形状容器の内側が四角形だから上部内側
周りのカギ状段差(3)に合わせて四角形に裁断して設
ける。四角形という形は、辺を共通して直線で裁断する
ので、蓋材の切りクズ、ムダを生じないから蓋材を最有
効使用できる。従って、箱形状容器の蓋は、製品をコス
ト的に有利に、規格均一に生産することができる。この
ことは、箱形状容器の上部内側周りが三角形、菱形の場
合でも同様にコスト的に有利である。また、角すい形状
容器でも用いる蓋の蓋材を最有効使用できる。箱形状容
器の蓋は、納豆上に設けて、カギ状段差に合わせて裁断
したものであるから嵌合性がよく、製品性を向上する。
【00011】 ビタミンやミネラルを豊富に含む海苔、乳製品であるス
ライスチーズ、ビタミン類を多く含んだ青しその葉の蓋
材で箱形状容器のフタをしたことは、これらを納豆と共
につまんで食べて摂取できるから本発明の容器と蓋ごと
つまんで食べる納豆を栄養価の高いおつまみ食品に仕立
てている。また、箱形状容器の上部外周縁を凸状(2)
にしたことは、引っかかるのではさみ上げ易く、つまみ
易い。
【00012】
【発明の効果】本発明の容器と蓋ごとつまんで食べる納
豆は、次に記載する効果を生ずる。 (1) 箱形状容器の蓋は、蓋材を最有効使用して製品
をコスト的に有利に、規格均一に生産できるという効果
がある。 (2) 蓋は、表面外蓋であるので材質を直接見えるか
ら購買者は、好に応じて海苔、スライスチーズ及び青し
そと商品を選んで買うことができるという効果がある。 (3) 自動機で製造する場合、容器の上部外周縁の凸
状に引っかかりよく、はさみ上げ易いから生産効率を向
上できるという効果がある。 (4) 海苔、スライスチーズ及び青しその葉を納豆と
共につまんで食べることができるという栄養価の高いお
つまみ食品に成るという効果がある。 (5) 本発明の容器と蓋ごとつまんで食べる納豆は、
ひと口で一度に口の中に入る納豆食べものだから、手軽
につまんで食べ易いという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の容器と蓋ごとつまんで食べる納豆の
箱形状容器の斜視図である。
【図2】 本発明の上部内側周りカギ状段差に嵌合した
スライスチーズの蓋をした状態を示す箱形状容器の斜視
図である。
【図3】 詰められた納豆ときざみネギを示す箱形状容
器の斜視図である。
【図4】 本発明の上部内側周りカギ状段差に嵌合した
乾海苔の蓋をした状態を示す箱形状容器の斜視図であ
る。
【図5】 本発明の上部内側周りカギ状段差に嵌合した
青しその葉の蓋をした状態を示す箱形状容器の斜視図で
ある。
【図6】 箱形状容器のA−A線断面図である。
【図7】 納豆ときざみネギを詰めた、スライスチーズ
の蓋をした箱形状容器である本発明の容器と蓋ごとつま
んで食べる納豆のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1箱形状容器 2上部外周縁凸状 3上部内側周りカギ状段差 4詰められた納豆 5きざみネギ 6箱形状容器に嵌合した、乾海苔の蓋 7箱形状容器に嵌合した、スライスチーズの蓋 8箱形状容器に嵌合した、青しその葉の蓋 9側 10底

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糯米の粉、小麦粉、調味料及び砂糖を混合
    撹拌して食塩水を加えてかきまぜ練り上げたものを、ひ
    と口で食べる大きさの、上部外周縁を凸状(2)に、上
    部内側周りをカギ状段差(3)に焼き型で型押成形した
    箱形状容器(1)と、煮た小粒大豆を納豆菌で発酵させ
    て得た納豆と(a)きざみネギ(5)、(b)すりご
    ま、(c)バター味噌(d)おかか、(e)マヨネーズ
    とを適宜添加して混ぜた、該箱形状容器(1)に詰めら
    れた納豆(4)と、該納豆上に設けた箱形状容器に嵌合
    した乾海苔の蓋(6)スライスチーズの蓋(7)又は青
    しその葉の蓋(8)とからなる容器と蓋ごとつまんで食
    べる納豆。
JP2336425A 1990-11-29 1990-11-29 容器と蓋ごとつまんで食べる納豆 Expired - Lifetime JPH074192B2 (ja)

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JPH04200366A JPH04200366A (ja) 1992-07-21
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JP2003070438A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Akihiro Fujimura 粘着性大豆製品の非付着型食品の製法及びその製品

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JPS55162951A (en) * 1979-06-05 1980-12-18 Ugo Shokuhin Kogyo Kk Edible container for fermented soybean and preparation of fermented soybean with it

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