JP3042943U - 納豆調整食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成人病予防に効果がありボケ予防にもよいと
といわれる食品に、なお数種の食品を加えて食べやす
く、取り扱いやすい便利な食品を提供することを目的と
する。 【解決手段】 納豆に炒胡麻の粉末と、ショウガと、カ
ラシ粉と、正油を加えて混和した後で低温の寒天液を加
えて、充分混和してなる納豆調整食品。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、納豆に数種の食品を加え取扱いやすい食べやすい納豆調整食品に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、納豆を食べるには容器の蓋を取り除き煉カラシと正油を加えて混和し、 ご飯の上に載せて食べるのが普通であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、本食品によれば納豆に数種の食品を加え、ねばり気を少くし納豆特有 のにおいを減少し、納豆以外の薬効成分をも取り入れ、また、ご飯に載せて食べ るだけでなく巻きずしにも利用でき、すり潰せばパンに塗るとか茹でた野菜にま ぜても食べられ、取扱いやすい多面的に利用できる、便利な納豆調整食品を提供 することを目的とする。

【０００４】

【考案を解決するための手段】

この考案が提供する納豆調整食品は、納豆に炒胡麻の粉末と、ショウガと、カ ラシ粉と、正油を加えて混和した後低温の寒天液を加えて充分混和し、冷却して なるものである。

【０００５】

【作用】

納豆に含まれるレシチンや発酵中に生ずるといわれる納豆キナ−ゼは、胡麻に 含まれるセサモ−ルやセサミンと共に成人病やボケの予防によいといわれている 。またショウガにも胡麻と共に納豆特有のにおいとねばりを減少する作用があり 、胃潰瘍予防の薬効成分もあるといわれている。納豆キナ−ゼの薬効成分を減ず ることがないように寒天液は低温にして混和する、本食品は、ご飯に載せて食べ るだけでなく取り扱いやすいので、巻きずしに使用して食べることもできる。 また、本食品をすり潰せばパンに塗ってもよく茹でた大根や里いもブロッコリ などに塗って食べるなど多面的に利用できて有効な食品である。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、この考案の実施の形態を実施例によって説明する。 実施例の納豆調整食品は、一食分の納豆にすり潰したショウガを大サジ一杯を 加えて混和し、次に炒胡麻の粉末を大サジ一杯と、カラシ粉小さじ５分の１杯と 、正油小さじ一杯を加えて混和し３０分ぐらい経過してから霧が峰寒天一本の三 分の一を水洗いしてからしぼり、小さくちぎり５０ｃｃの水を加えて煮溶かし、 ７０乃至６０度に冷却してから前記混和物と一緒にして充分混和し冷却後容器に 入れ蓋をして仕上げる。 使用法は、ご飯の上に載せて食べるだけでなく、巻きずしなどに簡単に包みこ むことができるので便利である。 納豆調整食品は、すり潰すことにより其のままパンに塗って食べたり、茹でた 里いもやブロッコリなどに塗って食べてもよく、好みによってパンの場合は砂糖 や蜂蜜を野菜の場合はソ−スなどを加えて使用してもよい。

【０００７】

【考案の効果】

この考案は、成人病予防やボケ予防によいといわれる、薬効成分の多い食品で 構成したので身体の調整上有効であり、なお次の効果を奏する。 （１）ご飯に載せて食べるだけでなく、巻きずしなどにも利用でき容易に入手で きるので多忙な時など便利である。 （２）従来のパン食では脂質や糖質に片寄り適当とはいえないが本品を利用すれ ばバランスのよい食事となる。 （３）携帯食にも利用できて便利であり、学校給食にも利用でき各方面で効果が 大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】納豆調整食品容器の側面図

【図２】納豆調整食品のすり潰した容器の側面図

【符号の説明】

１ 容器 ２ 納豆調整食品 ３ 蓋 ４ 取手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 納豆に炒胡麻の粉末と、ショガと、カ
   ラシ粉と、正油を加えて混和した後で低温の寒天液を加
   えて充分混和してなる納豆調整食品。