JPH0741762U - 磁気ディスク装置用ステップパルス生成回路 - Google Patents

磁気ディスク装置用ステップパルス生成回路

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JPH0741762U
JPH0741762U JP065267U JP6526793U JPH0741762U JP H0741762 U JPH0741762 U JP H0741762U JP 065267 U JP065267 U JP 065267U JP 6526793 U JP6526793 U JP 6526793U JP H0741762 U JPH0741762 U JP H0741762U
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time
circuit
generation circuit
internal
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直記 菅田
裕司 露口
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors of the kind having motors rotating step by step
    • H02P8/04Arrangements for starting
    • H02P8/10Shaping pulses for starting; Boosting current during starting
    • HELECTRICITY
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    • H02P8/14Arrangements for controlling speed or speed and torque
    • H02P8/18Shaping of pulses, e.g. to reduce torque ripple

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は磁気ディスク装置用ステップパルス
生成回路に関し、基準クロック発生回路の停止による消
費電力の削減と、正常な復帰とを目的とする。 【構成】 計数回路12、TIN1 発生回路13、TIN2
発生回路14、及び内部ステップパルス選択回路17に
より、内部ステップパルスを生成する。オア回路24
は、励磁ステップパルスを出力する。計数回路12、T
W 発生回路15、及び制御信号生成回路16により、所
定時間以上外部ステップパルスが供給されないとき基準
クロック発生回路11を停止させ、外部ステップパルス
を供給されたときに基準クロック発生回路11を起動さ
せる。外部ステップパルスの周期をT OUT とし、内部ス
テップパルスの内部ステップ時間をTINとし、許容でき
る最小の内部ステップ時間をTIMINとしたとき、基準ク
ロック発生回路11の起動時間TONを、TON≦TOUT
IN−TIMINとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気ディスク装置用ステップパルス生成回路に係り、特に、磁気ヘッ ドを移動させるステッピングモータを制御するための磁気ディスク装置用ステッ プパルス生成回路関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置では、ステッピングモータを制御するために、ステップパル ス生成回路を設けている。ステップパルス生成回路では、装置外部から供給され る外部ステップパルスを基にして、ステッピングモータの回転制御に使用する励 磁ステップパルスを生成する。この励磁ステップパルスを用いて、モータ制御回 路にてステッピングモータの各相の励磁パルスが生成されて、ステッピングモー タに供給される。
【0003】 励磁ステップパルスは、ステップパルス生成回路内の基準クロック発生回路で 生成される基準クロックを基にして、励磁ステップパルスの時間間隔(ステップ 時間)が決められている。この励磁ステップパルスの時間間隔が、各ステップに おけるステッピングモータの励磁時間に相当する。
【0004】 磁気ディスク装置では、消費電力を削減するため、パワーセーブモードを設け ているものがある。パワーセーブモードを設けた磁気ディスク装置では、装置外 部から命令が所定時間供給されない場合には、パワーセーブモードに入り、不要 な部分の動作を停止させて、消費電力を削減している。このパワーセーブモード では、装置外部からの外部ステップパルスが供給されないため、ステップパルス 生成回路も励磁ステップパルスの生成動作を停止する。
【0005】 従来のステップパルス生成回路では、パワーセーブモードでも、基準クロック 発生回路は動作させたままであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記ステップパルス生成回路で用いている基準クロック発生回路は、発振動作 時の消費電力が比較的大きく、パワーセーブモードでは、発振を停止させること が望ましい。
【0007】 図4は、従来のステップパルス生成回路で用いている基準クロック発生回路を 基に、動作の停止ができるように構成した一例の回路図を示す。基準クロック発 生回路は、ナンド回路51、抵抗R53、水晶発振子56、コンデンサC54,C55 、インバータ回路52からなる。基準クロックは、出力端子72から出力される 。なお、常時動作させればよい場合は、制御端子71を無くして、ナンド回路5 1の代わりにインバータ回路を用いる。
【0008】 パワーセーブモードでは、制御端子71の信号がローレベル(Lレベル)とな り、発振が停止する。制御端子71の信号がLレベルからハイレベル(Hレベル )になると、起動されて発振が開始する。
【0009】 しかし、図4の回路では、起動されて発振が定常状態になるまでの起動時間が 長いため、パワーセーブモードからの復帰時に、外部ステップパルスの周期によ っては、正常な時間間隔の励磁ステップパルスが得られず、ステッピングモータ を正しく制御ができなくなるという問題がある。
【0010】 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、パワーセーブモードで基準クロ ック発生回路を停止させて消費電力を削減でき、かつ、起動時に、正常に復帰で きる磁気ディスク装置用ステップパルス生成回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、基準クロックを生成する基準クロック発生回路と、上記基準クロッ クを用いて外部ステップパルスと所定の内部ステップ時間だけ位相のずれた内部 ステップパルスを生成する内部ステップパルス生成手段とを有し、上記外部ステ ップパルス及び上記内部ステップパルスを基に、上記外部ステップパルスの1ス テップ毎に2ステップの励磁ステップパルスを生成する磁気ディスク装置用ステ ップパルス生成回路において、 所定時間以上上記外部ステップパルスが供給されないときに上記基準クロック 発生回路を停止させ、上記外部ステップパルスを供給されたときに上記基準クロ ック発生回路を起動させる起動/停止制御手段を設け、 上記外部ステップパルスの周期をTOUT とし、上記内部ステップパルスの内部 ステップ時間をTINとし、許容できる最小の内部ステップ時間をTIMINとしたと き、上記基準クロック発生回路の起動時間TONを、TON≦TOUT −TIN−TIMIN とした構成とする。
【0012】
【作用】
本考案では、所定時間以上外部ステップパルスが供給されないときに基準クロ ック発生回路を停止させ、上記外部ステップパルスを供給されたときに上記基準 クロック発生回路を起動させる。かつ、上記外部ステップパルスの周期をTOUT とし、内部ステップパルスの内部ステップ時間をTINとし、許容できる最小の内 部ステップ時間をTIMINとしたとき、上記基準クロック発生回路の起動時間TON を、TON≦TOUT −TIN−TIMINとしている。
【0013】 このため、所定時間以上外部ステップパルスが供給されないときに基準クロッ ク発生回路を停止させて消費電力を削減し、かつ、基準クロック発生回路の起動 時には、ステッピングモータが正常に動作できる励磁テップパルスを生成するこ とを可能とする。
【0014】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の磁気ディスク装置用ステップパルス生成回路の構成 図を示す。基準クロック発生回路11は一定周波数の基準クロックを生成する。 計数回路12は、基準クロックを1/Nに分周する分周回路28と、分周された 基準クロックを計数するカウンタ29からなる。内部ステップパルス生成手段は 、計数回路12、第1の内部ステップパルス生成回路であるTIN1 発生回路13 、第2の内部ステップパルス生成回路であるTIN2 発生回路14、及び内部ステ ップパルス選択回路17からなる。
【0015】 内部ステップパルス選択回路17は、フリップフロップ31、インバータ回路 32、アンド回路33,34、オア回路35から構成される。
【0016】 起動/停止制御手段は、計数回路12、TW 発生回路15、及び制御信号生成 回路16からなる。制御信号生成回路16は、フリップフロップ27、インバー タ回路25,26から構成される。
【0017】 端子61には、負論理のドライブセレクト信号(磁気ディスク装置の選択信号 )が供給され、端子62には、Lレベルの外部ステップパルスが供給される。ド ライブセレクト信号がLレベルのとき、インバータ回路21,22、アンド回路 23からなるゲート回路により、Hレベルの外部ステップパルスが、信号aとし て、アンド回路23から出力される。
【0018】 また、端子65からは、励磁ステップパルスが出力される。端子66からは 、Hレベルのときに真であるパワーセーブ解除信号が出力される。この励磁ステ ップパルスとパワーセーブ解除信号は、ステッピングモータ制御回路に供給され る。
【0019】 図2は、基準クロック発生回路11の一例の回路図を示す。基準クロック発生 回路11は、ナンド回路41〜43、インバータ回路44、抵抗R45、コンデン サC46、C47、水晶発振子48から構成される。基準クロック発生回路11は、 制御端子63がHレベルのときに、発振動作を行い、出力端子64から基準クロ ックを出力する。制御端子63がLレベルのときには発振を停止する。
【0020】 基準クロックの周波数としては、例えば、4MHzとする。この場合、例えば 、分周回路28を128分周する分周回路として、周波数31.25kHzの信 号をカウンタ29に供給する。
【0021】 以下に、図1の回路の動作の詳細について説明する。図3は、図1のステップ パルス生成回路の各部の信号a〜iのタイムチャートを示す。ここでは、ドライ ブセレクト信号がLレベルで、ステップパルス生成回路が搭載された磁気ディス ク装置が選択されているものとする。
【0022】 図3(A)に示すように、外部ステップパルス(信号a)の最小周期(即ち、 外部ステップ時間)をTOUT とする。外部ステップ時間TOUT の一般的な値とし ては、例えば3msである。磁気ディスク装置では、外部ステップパルスの1ス テップに対して、ステッピングモータを一定角度駆動して、磁気ヘッドを1トラ ック移動する。実際には、磁気ディスクに対して、より正確に磁気ヘッドを位置 決めするために、外部ステップパルスの1ステップ毎に2ステップの励磁ステッ プパルスを生成して、この励磁ステップパルスを用いて、外部ステップパルスの 1ステップに対してステッピングモータを2ステップ駆動している。
【0023】 また、ステッピングモータを静止状態から駆動させる場合には、連続して動作 中の場合に比べて、大きな駆動トルクを発生させる必要がある。駆動トルクを大 きくするには、強い励磁を行うか、1ステップの励磁時間を長くする。実際には 静止状態から駆動させる、最初のステップにおける初期励磁時間を長くしている 。
【0024】 TIN1 発生回路13は、定常動作中の内部ステップ時間(即ち、励磁時間)T IN1 を決めている。また、TIN2 発生回路14は、駆動開始時の最初のステップ における内部ステップ時間(即ち、初期励磁時間)TIN2 を決めている。
【0025】 外部ステップパルスが到来していないときは、図3(B)に示すパワーセーブ 解除信号(信号b)がLレベルで、制御端子63にパワーセーブ解除信号を供給 される基準クロック発生回路11は停止している。時刻t0 で外部ステップパル スが到来すると、制御信号生成回路16のフリップフロップ27がセットされて 、パワーセーブ解除信号がHレベル(パワーセーブ解除状態)となり、基準クロ ック発生回路11は起動される。基準クロック発生回路11が出力する基準クロ ック(図3(I)信号i)は、起動された時点t0 から一定の起動時間TONかか って、時刻t1 で定常状態となる。
【0026】 計数回路12のカウンタ29は、外部ステップパルスの到来時点でリセットさ れた後、分周回路28の出力信号を計数する。基準クロック発生回路11が起動 された直後では、基準クロック発生回路11が起動を完了した時点t1 から、分 周回路28の出力信号を計数する。カウンタ29の計数値は、TIN1 発生回路1 3、TIN2 発生回路14、TW 発生回路15に供給される。
【0027】 TIN1 発生回路13は、時間TIN1 に対応する基準値を持っている。図3(C )の信号cに示すように、カウンタ29が計数を開始してから第1の内部ステッ プ時間TIN1 経過した時点でカウンタ29の計数値がこの基準値に達して、TIN 1 発生回路13は、Hレベルで一定パルス幅の内部ステップパルス(第1の内部 ステップパルス)を生成する。
【0028】 TIN2 発生回路14は、時間TIN2 に対応する基準値を持っている。図3(D )の信号dに示すように、カウンタ29が計数を開始してから第2の内部ステッ プ時間TIN2 経過した時点でカウンタ29の計数値がこの基準値に達して、TIN 2 発生回路14は、Hレベルで一定パルス幅の内部ステップパルス(第2の内部 ステップパルス)を生成する。
【0029】 例えば、外部ステップ時間TOUT が3msのとき、通常の励磁時間を決める第 1の内部ステップ時間TIN1 を1.6msとし、初期励磁時間を決める第2の内 部ステップ時間TIN2 を2.0msとする。
【0030】 上記第1の内部ステップパルス、第2の内部ステップパルスは、夫々、内部ス テップパルス選択回路17のアンド回路33、34の一方の入力端子に供給され る。
【0031】 内部ステップパルス選択回路17のフリップフロップ31は、パワーセーブモ ードでパワーセーブ解除信号がLレベルのときにリセットされており、Q出力端 子の信号fがLレベル(図3(F)参照)で、Q出力端子と逆論理のQ*出力端 子の信号jがHレベルとなっている。このため、パワーセーブモードが解除され た最初の外部ステップでは、アンド回路33,34、オア回路35により、第2 の内部ステップパルスが選択されて、内部ステップパルス(図3(G)の信号g )として出力される。
【0032】 パワーセーブモードの解除後、最初の内部ステップパルスの立ち下がりで、イ ンバータ32を介して、フリップフロップ31にクロックが供給されて、フリッ プフロップ31はセットされる。これにより、信号fがHレベルとなり、信号j がLレベルとなる。このため、パワーセーブモードが解除された後、2番目以降 の外部ステップでは、第1の内部ステップパルスが選択されて、内部ステップパ ルスとして出力される。
【0033】 内部ステップパルスは、パワーセーブモード解除後の2番目以降の外部ステッ プパルスに対しては、時間TIN1 だけ位相がずれており、パワーセーブモード解 除後の1番目の外部ステップパルスに対しては、起動時間TON+時間TIN2 だけ 位相がずれている。
【0034】 内部ステップパルスと外部ステップパルスの論理和がオア回路24でとられて 、励磁ステップパルスとして出力される(図3(H)の信号h)。
【0035】 TW 発生回路15は、一定時間TW の間、外部ステップパルスが供給されない ときに、パワーセーブ解除信号をLレベルとして、パワーセーブモードに移行さ せるための回路である。TW 発生回路15は、時間TW に対応する基準値を持っ ている。時間TW は、外部ステップパルスのステップ時間TOUT の数倍に設定し てある。例えば、外部ステップ時間TOUT が3msに対して、TW を15msに 設定する。
【0036】 図3(E)の信号eに示すように、カウンタ29が計数を開始して時間TW 経 過した時点t11で、カウンタ29の計数値がTW 発生回路15の基準値に達して 、TW 発生回路15は、Hレベルで一定パルス幅のパワーセーブ信号を生成する 。このパワーセーブ信号は、制御信号生成回路16のインバータ回路26を介し てフリップフロップ27のリセット端子に供給される。これにより、フリップフ ロップ27がリセットされて、パワーセーブ解除信号がLレベルとなり、パワー セーブモードに入る。パワーセーブ解除信号がLレベルとなった時点t11で、基 準クロック発生回路11の制御端子63がLレベルとなり、基準クロック発生回 路11は発振を停止する。
【0037】 この後、時刻t21では、再び外部ステップパルスが到来して、パワーセーブモ ードが解除されて前記と同様に、動作を開始する。
【0038】 図3(H)に示すように、外部ステップパルスの1ステップ(外部ステップ時 間TOUT )に励磁ステップパルスの2ステップが対応している。パワーセーブモ ード解除後の2番目以降の外部ステップに対しては、時間TIN1 のステップと、 これに続く時間TIS1 =TOUT −TIN1 のステップとが対応する。
【0039】 パワーセーブモード解除後の1番目の外部ステップに対しては、起動時間TON +時間TIN2 のステップと、これに続く、時間TIS2 =TOUT −TIN2 −TONの ステップとが対応する。
【0040】 この励磁ステップパルスは、ステッピングモータ制御回路に供給される。ステ ッピングモータ制御回路では、励磁ステップパルスを用いて、各相の励磁パルス を生成して、ステッピングモータに供給し、ステッピングモータを駆動する。
【0041】 上記のように、パワーセーブモード解除後の2番目の内部ステップ時間TIS2 は、外部ステップ時間TOUT より、起動時間TONと第1の内部ステップ時間TIN 1 よりも長い第2の内部ステップ時間TIN2 を引いた残りの時間であるために、 最も短い内部ステップ時間となっている。
【0042】 ステッピングモータでは、正常に動作できる最小の内部ステップ時間TIMINが 決まっている。このため、上記内部ステップ時間TIS2 は、下記式を満たす必 要がある。
【0043】 TIS2 ≧TIMIN 式にTIS2 =TOUT −TIN2 −TONを代入すると、TIS2 =TOUT −TIN2 −TON≧TIMIN となり、下記式となる。
【0044】 TON≦TOUT −TIN2 −TIMIN 従って、パワーセーブモードから復帰した2番目の内部ステップでステッピン グモータが正常に動作するためには、上記式の条件が成立する必要がある。
【0045】 一般的な例として、外部ステップ時間TOUT =3ms、第2の内部ステップ時 間TIN2 =2.0ms、許容できる最小の内部ステップ時間TIMIN=0.5ms である場合、起動時間TON≦0.5msであることが必要である。図4の従来の 基準クロック発生回路では、起動時間TONが長く、上記例のTON≦0.5msの 条件を満たすことが困難であった。
【0046】 これに対して、図2の本考案における基準クロック発生回路11では、ナンド 回路41〜43を並列に設けているため、ナンド回路41〜43の出力端子から の電流供給能力が高く、起動時に、図4の従来回路より、速く定常状態に達する ことができ、起動時間TONを短くすることができる。上記一般的な例として、外 部ステップ時間TOUT =3ms、第2の内部ステップ時間TIN2 =2.0ms、 許容できる最小の内部ステップ時間TIMIN=0.5msである場合でも、起動時 間TON=0.3ms程度を容易に実現でき、式条件のTON≦0.5ms満足さ せることができる。
【0047】 従って、パワーセーブモードで基準クロック発生回路11の発振を停止してい ても、パワーセーブモードから復帰する際に、十分な内部ステップ時間TIS2 を 確保でき、ステッピングモータの誤動作を防止できる。
【0048】 上記のように、本実施例では、パワーセーブモードで基準クロック発生回路1 1を停止させて消費電力を削減でき、かつ、パワーセーブモードから復帰する際 には、ステッピングモータの正常動作ができる励磁ステップパルスを生成するこ とができる。
【0049】 なお、基準クロック発生回路11で、ゲート回路が従来回路より増えているが 、磁気ディスク装置が動作している時間と、パワーセーブモードで待機中の時間 との比を考えると、通常動作中の消費電力の幾分の増加は問題とならず、パワー セーブモードで発振を停止することにより、全体として、消費電力を削減するこ とができる。
【0050】
【考案の効果】
上述の如く、本考案によれば、所定時間以上外部ステップパルスが供給されな いときに基準クロック発生回路を停止させており、かつ、上記外部ステップパル スの周期をTOUT とし、内部ステップパルスの内部ステップ時間をTINとし、許 容できる最小の内部ステップ時間をTIMINとしたとき、上記基準クロック発生回 路の起動時間TONを、TON≦TOUT −TIN−TIMINとしているため、消費電力を 削減でき、かつ、上記基準クロック発生回路の起動時には、ステッピングモータ が正常に動作できる励磁テップパルスを生成することができる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の磁気ディスク装置用ステッ
プパルス生成回路の構成図である。
【図2】基準クロック発生回路の一例の回路図である。
【図3】図1のステップパルス生成回路の各部の信号の
タイムチャートである。
【図4】従来の基準クロック発生回路を基に、動作停止
ができるよう構成した一例の回路図である。
【符号の説明】
11 基準クロック発生回路 12 計数回路 13 TIN1 発生回路 14 TIN2 発生回路 15 TW 発生回路 16 制御信号生成回路 17 内部ステップパルス選択回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックを生成する基準クロック発
    生回路と、上記基準クロックを用いて外部ステップパル
    スと所定の内部ステップ時間だけ位相のずれた内部ステ
    ップパルスを生成する内部ステップパルス生成手段とを
    有し、上記外部ステップパルス及び上記内部ステップパ
    ルスを基に、上記外部ステップパルスの1ステップ毎に
    2ステップの励磁ステップパルスを生成する磁気ディス
    ク装置用ステップパルス生成回路において、 所定時間以上上記外部ステップパルスが供給されないと
    きに上記基準クロック発生回路を停止させ、上記外部ス
    テップパルスを供給されたときに上記基準クロック発生
    回路を起動させる起動/停止制御手段を設け、 上記外部ステップパルスの周期をTOUT とし、上記内部
    ステップパルスの内部ステップ時間をTINとし、許容で
    きる最小の内部ステップ時間をTIMINとしたとき、上記
    基準クロック発生回路の起動時間TONを、TON≦TOUT
    −TIN−TIMINとした磁気ディスク装置用ステップパル
    ス生成回路。
  2. 【請求項2】 前記内部ステップパルス生成手段は、 前記外部ステップパルスが供給された時点を基準として
    前記基準クロックを計数する計数回路と、 上記計数回路の計数値を基に、第1の内部ステップ時間
    だけ上記外部ステップパルスと位相のずれた第1の内部
    ステップパルスを生成する第1の内部ステップパルス生
    成回路と、 上記計数回路の計数値を基に、上記第1の内部ステップ
    時間よりも長い第2の内部ステップ時間だけ上記外部ス
    テップパルスと位相のずれた第2の内部ステップパルス
    を生成する第2の内部ステップパルス生成回路と、 上記基準クロック発生回路が起動された時点を基準とし
    て上記外部ステップパルスの2ステップ目以降では、上
    記第1の内部ステップパルスを選択して出力し、上記基
    準クロック発生回路が起動された時点を基準として上記
    外部ステップパルスの1ステップ目では、上記第2の内
    部ステップパルスを選択して出力する内部ステップパル
    ス選択回路とからなる請求項1記載の磁気ディスク装置
    用ステップパルス生成回路。
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