JPH0741284A - 巻取の横転装置 - Google Patents
巻取の横転装置Info
- Publication number
- JPH0741284A JPH0741284A JP20376993A JP20376993A JPH0741284A JP H0741284 A JPH0741284 A JP H0741284A JP 20376993 A JP20376993 A JP 20376993A JP 20376993 A JP20376993 A JP 20376993A JP H0741284 A JPH0741284 A JP H0741284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- winding
- hoists
- chains
- suspended
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人手によらずしかも巻取に損傷を与えること
なく横転操作を行えるようにする。 【構成】 エアーチャック2を備えた棒部材3とこれに
この字を形成するように取り付けられたL型部材4とで
吊上げユニット1を構成し、ホイスト7,8によりチェ
ーン9,10を介してL型部材4の両端を吊り下げる。
床Fの上に立てた状態にある巻取Rの中空心棒に棒部材
3を挿入してエアーチャック2により把持し、ホイスト
7,8によりチャック9,10を巻き取って巻取Rを持
ち上げた後、この宙吊り状態で巻取Rを横向きとし、そ
のまま床Fの上まで下降させて横転状態にする。
なく横転操作を行えるようにする。 【構成】 エアーチャック2を備えた棒部材3とこれに
この字を形成するように取り付けられたL型部材4とで
吊上げユニット1を構成し、ホイスト7,8によりチェ
ーン9,10を介してL型部材4の両端を吊り下げる。
床Fの上に立てた状態にある巻取Rの中空心棒に棒部材
3を挿入してエアーチャック2により把持し、ホイスト
7,8によりチャック9,10を巻き取って巻取Rを持
ち上げた後、この宙吊り状態で巻取Rを横向きとし、そ
のまま床Fの上まで下降させて横転状態にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量のある紙、フィル
ム等の巻取を取り扱うために使用される巻取の横転装置
に関するものである。
ム等の巻取を取り扱うために使用される巻取の横転装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷機にて使用する紙やフィル
ムなどの巻取は床に立てた状態で保管されており、使用
時に際してこれを作業者が手作業で横向きに倒し、所定
の場所まで転がして移動するようになっている。或いは
最近では、横向きにした状態で巻取心棒の両側をチャッ
クで挟んで自動的に搬送することも行われている。
ムなどの巻取は床に立てた状態で保管されており、使用
時に際してこれを作業者が手作業で横向きに倒し、所定
の場所まで転がして移動するようになっている。或いは
最近では、横向きにした状態で巻取心棒の両側をチャッ
クで挟んで自動的に搬送することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き巻取はかなりの重量があるため、従来のように横転
操作を手作業で行うのは容易ではない上に危険性を伴う
ものであった。また、横転時に巻取紙の端部が損傷して
しまい、使用できない部分が発生するという問題点もあ
った。
如き巻取はかなりの重量があるため、従来のように横転
操作を手作業で行うのは容易ではない上に危険性を伴う
ものであった。また、横転時に巻取紙の端部が損傷して
しまい、使用できない部分が発生するという問題点もあ
った。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、人手によらず
しかも巻取に損傷を与えることなく横転操作を行える巻
取の横転装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、人手によらず
しかも巻取に損傷を与えることなく横転操作を行える巻
取の横転装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る巻取の横転装置は、巻取の中空心棒を
内側から把持するエアーチャックを外周に備えた棒部材
及びこの棒部材にコの字を形成するように取り付けられ
たL型部材からなる吊上げユニットと、この吊上げユニ
ットにおけるL型部材の両端を吊り下げる一対のチェー
ンをそれぞれ巻き取り或いは巻き出す一対のホイストと
を備え、各ホイストが水平面内の少なくとも同じ1方向
に移動可能な状態で配設されていることを要旨とする。
め、本発明に係る巻取の横転装置は、巻取の中空心棒を
内側から把持するエアーチャックを外周に備えた棒部材
及びこの棒部材にコの字を形成するように取り付けられ
たL型部材からなる吊上げユニットと、この吊上げユニ
ットにおけるL型部材の両端を吊り下げる一対のチェー
ンをそれぞれ巻き取り或いは巻き出す一対のホイストと
を備え、各ホイストが水平面内の少なくとも同じ1方向
に移動可能な状態で配設されていることを要旨とする。
【0006】
【作用】上述の構成からなる巻取の横転装置では、立て
た状態にある巻取の中空心棒に棒部材を挿入してエアー
チャックにより把持した状態とし、ホイストによりチェ
ーンを巻き上げて吊上げユニットとともに巻取を吊り上
げることにより宙吊りとした後、各チェーンの長さを調
節するようにホイストを駆動させることにより巻取を横
向きとし、そのまま下降させることにより横転させるこ
とができる。
た状態にある巻取の中空心棒に棒部材を挿入してエアー
チャックにより把持した状態とし、ホイストによりチェ
ーンを巻き上げて吊上げユニットとともに巻取を吊り上
げることにより宙吊りとした後、各チェーンの長さを調
節するようにホイストを駆動させることにより巻取を横
向きとし、そのまま下降させることにより横転させるこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例としての巻取の横
転装置を示す正面図、図2は右側面図である。
転装置を示す正面図、図2は右側面図である。
【0009】これらの図において、1は吊上げユニット
であり、エアーチャック2を外周に備えた棒部材3とこ
の棒部材3にコの字を形成するように取り付けられたL
型部材4からなる。L型部材4にはその両端に係止金具
5,6が外向きに取り付けられており、L型部材1はこ
れら係止金具5,6の部分で吊り下げられるようになっ
ている。7,8はそれぞれチェーン9,10を巻き取り
或いは巻き出す公知の電動ホイストであり、チェーン
9,10の先端に取り付けたフック11,12を前記係
止金具5,6に引っ掛けることによりL型部材1を吊り
下げている。そして、ホイスト7,8はそれぞれガーダ
ー13,14に沿ってそれぞれ移動可能な状態でガーダ
ー13,14に吊り下げられており、ガーダー13,1
4はランウェイレール15,16に直交する方向に移動
可能な状態でランウェイレール15,16に吊り下げら
れている。
であり、エアーチャック2を外周に備えた棒部材3とこ
の棒部材3にコの字を形成するように取り付けられたL
型部材4からなる。L型部材4にはその両端に係止金具
5,6が外向きに取り付けられており、L型部材1はこ
れら係止金具5,6の部分で吊り下げられるようになっ
ている。7,8はそれぞれチェーン9,10を巻き取り
或いは巻き出す公知の電動ホイストであり、チェーン
9,10の先端に取り付けたフック11,12を前記係
止金具5,6に引っ掛けることによりL型部材1を吊り
下げている。そして、ホイスト7,8はそれぞれガーダ
ー13,14に沿ってそれぞれ移動可能な状態でガーダ
ー13,14に吊り下げられており、ガーダー13,1
4はランウェイレール15,16に直交する方向に移動
可能な状態でランウェイレール15,16に吊り下げら
れている。
【0010】上記のホイスト7,8はペンダントスイッ
チ17を操作して各チェーン9,10の上下動を個別に
制御される。また、ペンダントスイッチ17の操作によ
り両ホイスト7,8のガーダー13,14に沿った移動
と、ガーダー13,14のランウェイレール15,16
に直交する方向の移動を制御することができるようにな
っている。
チ17を操作して各チェーン9,10の上下動を個別に
制御される。また、ペンダントスイッチ17の操作によ
り両ホイスト7,8のガーダー13,14に沿った移動
と、ガーダー13,14のランウェイレール15,16
に直交する方向の移動を制御することができるようにな
っている。
【0011】次に、上記構成の横転装置の使用方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0012】まず、ホイスト7,8によりチェーン9,
10の長さを制御して図1に示す如く吊上げユニット1
をその棒部材3が上下方向を向くようにする。そして、
この姿勢のまま吊上げユニット1を下げ、床Fの上に立
てた状態にある巻取Rの中空心棒に棒部材3を挿入し、
エアーチャック2により巻取Rを把持した状態する。次
に、ホイスト7,8によりチェーン9,10を巻き上げ
て巻取Rを図3のAに示す如く吊上げて宙吊り状態にす
る。その後、ホイスト8によりチェーン10を巻き上げ
るとともにホイスト7によりチェーン9を巻き戻すこと
により巻取RをBからCのように横向きとする。このよ
うに横向きとした後、ホイスト7,8によりチェーン
9,10を巻き戻して巻取Rを床Fの上まで下げる。次
いで、エアーチャック2を解除して棒部材3を中空心棒
から抜き取ることで巻取Rから吊上げユニット1を取り
外す。以上の操作により巻取Rは横転された状態とな
る。
10の長さを制御して図1に示す如く吊上げユニット1
をその棒部材3が上下方向を向くようにする。そして、
この姿勢のまま吊上げユニット1を下げ、床Fの上に立
てた状態にある巻取Rの中空心棒に棒部材3を挿入し、
エアーチャック2により巻取Rを把持した状態する。次
に、ホイスト7,8によりチェーン9,10を巻き上げ
て巻取Rを図3のAに示す如く吊上げて宙吊り状態にす
る。その後、ホイスト8によりチェーン10を巻き上げ
るとともにホイスト7によりチェーン9を巻き戻すこと
により巻取RをBからCのように横向きとする。このよ
うに横向きとした後、ホイスト7,8によりチェーン
9,10を巻き戻して巻取Rを床Fの上まで下げる。次
いで、エアーチャック2を解除して棒部材3を中空心棒
から抜き取ることで巻取Rから吊上げユニット1を取り
外す。以上の操作により巻取Rは横転された状態とな
る。
【0013】なお、ホイスト7,8は、ガーダー13,
14に吊り下げられ、さらにガーダー13,14はラン
ウェイレール15,16に吊り下げられており、水平面
内での移動が可能であるので、巻取Rを吊り上げた後の
操作はホイスト7,8が移動可能な範囲での適宜の場所
で行うことができる。
14に吊り下げられ、さらにガーダー13,14はラン
ウェイレール15,16に吊り下げられており、水平面
内での移動が可能であるので、巻取Rを吊り上げた後の
操作はホイスト7,8が移動可能な範囲での適宜の場所
で行うことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の巻取の横
転装置によれば、吊上げユニットの棒部材を巻取の中空
心棒に挿入してエアーチャックにより把持して巻取を吊
り上げることにより宙吊り状態とし、この宙吊り状態で
巻取を横向きとしてそのまま下降させて横転させること
ができるので、人手によらずしかも巻取に損傷を与える
ことなく横転操作を行うことができる。
転装置によれば、吊上げユニットの棒部材を巻取の中空
心棒に挿入してエアーチャックにより把持して巻取を吊
り上げることにより宙吊り状態とし、この宙吊り状態で
巻取を横向きとしてそのまま下降させて横転させること
ができるので、人手によらずしかも巻取に損傷を与える
ことなく横転操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての巻取の横転装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】同じく右側面図である。
【図3】横転装置の使用方法の説明図である。
1 吊上げユニット 2 エアーチャック 3 棒部材 4 L型部材 7,8 ホイスト 9,10 チェーン R 巻取
Claims (1)
- 【請求項1】 巻取の中空心棒を内側から把持するエア
ーチャックを外周に備えた棒部材及びこの棒部材にコの
字を形成するように取り付けられたL型部材からなる吊
上げユニットと、この吊上げユニットにおけるL型部材
の両端を吊り下げる一対のチェーンをそれぞれ巻き取り
或いは巻き出す一対のホイストとを備え、各ホイストが
水平面内の少なくとも同じ1方向に移動可能な状態で配
設されていることを特徴とする巻取の横転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20376993A JPH0741284A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 巻取の横転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20376993A JPH0741284A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 巻取の横転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741284A true JPH0741284A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16479514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20376993A Pending JPH0741284A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 巻取の横転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741284A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105800232A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-07-27 | 安徽信邦塑业有限公司 | 一种短距离板材运输装置 |
CN107720538A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-23 | 中冶赛迪装备有限公司 | 智能立体仓库吊具锁紧装置 |
JP2020502011A (ja) * | 2016-12-21 | 2020-01-23 | リビップ ホールディングス ピーティーワイ リミテッド | ケーブルスプール持上げおよび反転バーとその使用方法 |
CN115448146A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-12-09 | 中铁城建集团第二工程有限公司 | 一种钢柱吊运装置及吊运方法 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP20376993A patent/JPH0741284A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105800232A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-07-27 | 安徽信邦塑业有限公司 | 一种短距离板材运输装置 |
JP2020502011A (ja) * | 2016-12-21 | 2020-01-23 | リビップ ホールディングス ピーティーワイ リミテッド | ケーブルスプール持上げおよび反転バーとその使用方法 |
CN107720538A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-23 | 中冶赛迪装备有限公司 | 智能立体仓库吊具锁紧装置 |
CN107720538B (zh) * | 2017-11-07 | 2023-11-28 | 中冶赛迪装备有限公司 | 智能立体仓库吊具锁紧装置 |
CN115448146A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-12-09 | 中铁城建集团第二工程有限公司 | 一种钢柱吊运装置及吊运方法 |
CN115448146B (zh) * | 2022-09-02 | 2023-09-01 | 中铁城建集团第二工程有限公司 | 一种钢柱吊运装置及吊运方法 |
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