JPH06179394A - 船側梯子装置 - Google Patents

船側梯子装置

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Publication number
JPH06179394A
JPH06179394A JP33637792A JP33637792A JPH06179394A JP H06179394 A JPH06179394 A JP H06179394A JP 33637792 A JP33637792 A JP 33637792A JP 33637792 A JP33637792 A JP 33637792A JP H06179394 A JPH06179394 A JP H06179394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower landing
landing
ship
winch
side ladder
Prior art date
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Pending
Application number
JP33637792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yasuda
博志 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA TEKKO KK
Original Assignee
SANWA TEKKO KK
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Publication date
Application filed by SANWA TEKKO KK filed Critical SANWA TEKKO KK
Priority to JP33637792A priority Critical patent/JPH06179394A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物や負傷者を容易にかつ安全に運搬するこ
とができる船側梯子装置を提供する。 【構成】 下部踊場2 を支持しかつ船側梯子1 に設けら
れた左右一対のガイドレール10に沿って移動自在な移動
体11が取付けられている。移動体11は、左右一対のガイ
ド板12と、両ガイド板12間に渡し止められた横断面円形
の下部踊場支持棒13と、各ガイド板12に取付けられた4
つのローラとよりなる。下部踊場2 は移動体11に対して
角度調整できる。下部踊場昇降用ウインチ21が上部踊場
3 に設けられている。この船側梯子装置を使用して荷物
や負傷者を運搬する必要が生じたさいには、ウインチ21
の吊り索25のフックを下部踊場2 のアイプレートに引っ
掛け、ウインチ21を駆動させて下部踊場2 を水平状態で
昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船側梯子装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】船側梯子、下部踊場および上部踊場を備
えた船側梯子装置は、従来より知られている。そして、
荷物や負傷者を運搬するのに、ダビット等が使用できな
い場合には、この船側梯子装置を使用して、人力により
荷物や負傷者を運搬していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の船側梯子装
置では、荷物や負傷者を運搬する作業を人力により行う
ことは、作業者にとって負担が大きくかつ危険であると
いう問題があった。
【0004】この発明の目的は、荷物や負傷者を容易に
かつ安全に運搬することができる船側梯子装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による船側梯子
装置は、船側梯子、下部踊場および上部踊場を備えた船
側梯子装置において、下部踊場を支持しかつ船側梯子に
設けられガイドレールに沿って移動自在な移動体が設け
られ、下部踊場は移動体に角度調整可能に固定されうる
ようになされており、下部踊場昇降用ウインチが上部踊
場に設けられ、ウインチの吊り索の取付け部が下部踊場
に設けられていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】 この発明による船側梯子装置は、下部踊場を
支持しかつ船側梯子に設けられたガイドレールに沿って
移動自在な移動体が設けられ、下部踊場は移動体に角度
調整可能に固定されうるようになされており、下部踊場
昇降用ウインチが上部踊場に設けられ、ウインチの吊り
索の取付け部が下部踊場に設けられているものであるか
ら、この船側梯子装置を使用して荷物や負傷者を運搬す
る必要が生じたさいには、下部踊場を移動体に水平状態
となるように固定するとともに、下部踊場の吊り索取付
け部にウインチの吊り索を取付けた後、ウインチを巻取
り方向に回転させると、下部踊場を船側梯子に沿って水
平状態で上昇させることができる。また、ウインチを巻
戻し方向に回転させると、下部踊場を船側梯子に沿って
水平状態で下降させることができる。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を、以下図面を参照して説
明する。この明細書において、前後左右は、図1を基準
とし、同図の右を前、左を後といい、左右は前方に向か
っていうものとする。
【0008】図1から図7までは、この発明の船側梯子
装置において、下部踊場(2) を昇降させるときの状態を
示している。
【0009】船側梯子装置は、船(S) の側面に取付けら
れて人の乗降や荷物の積み卸しに使用されるもので、船
側梯子(1) と、船側梯子(1) に沿って移動自在となされ
た下部踊場(2) と、船側梯子(1) の上端に配置された旋
回自在の上部踊場(3) と、船側梯子(1) の下端部近くを
支持して船側梯子(1) の降下・巻上げを行うダビット
(4) と、ダビット(4) により水平状態に保持された船側
梯子(1) の振出し・格納を行うための上部踊場横行用レ
ール(5) およびダビット横行用レール(6) とを備えてい
る。
【0010】船側梯子(1) の左右両側の桁(7) の上端部
は、それぞれ上部踊場(3) 後端に固定された梯子取付け
用ブラケット(24)に揺動自在に取付けられており、ステ
ップ(8) にはラウンドステップが使用されている。
【0011】船側梯子(1) の左右両側の桁(7) には、複
数のガイドレール支持部材(9) が等間隔で設けられてお
り、これらのガイドレール支持部材(9) に、船側梯子
(1) の左右両側の桁(7) に沿ってのびる左右一対の横断
面円形のガイドレール(10)が支持されている。ガイドレ
ール(10)の形状は横断面円形に限らず、横断面方形やI
形であってももちろんよい。
【0012】ガイドレール(10)には、下部踊場(2) を支
持しかつガイドレール(10)に沿って移動自在な移動体(1
1)が取付けられている。移動体(11)は、左右一対のガイ
ド板(12)と、両ガイド板(12)間に渡し止められた横断面
円形の下部踊場支持棒(13)と、各ガイド板(12)の前側に
おいてガイドレール(10)を上下から挟む前側押さえロー
ラ(15)および前側ガイドローラ(14)と、各ガイド板(12)
の後側においてガイドレール(10)を上下から挟む後側ガ
イドローラ(16)および後側押さえローラ(17)とよりな
る。各ガイドローラ(14)(16)は各押さえローラ(15)(17)
に比べて径が大きく、かつ各ガイドローラ(14)(16)の外
周面にはガイドレール(10)に嵌め合わせられる円弧状の
溝が設けられている。
【0013】下部踊場支持棒(13)は下部踊場(2) の左右
側壁(2a)を貫通しており、その両端部(13a) の径が小さ
くなされてここにおねじが形成されている。そして、こ
の両端部(13a) がそれぞれナット(28)により左右ガイド
板(12)に固定されている。このようにして、下部踊場
(2) は、下部踊場支持棒(13)を回転軸として回転しうる
ように、左右ガイド板(12)に支持されている。
【0014】左右ガイド板(12)の前寄りには、下部踊場
支持棒(13)の回転軸を中心とする円弧に沿って等間隔で
配置された複数個の角度調整用孔(18)がそれぞれあけら
れており、左右ガイド板(12)の角度調整用孔(18)にそれ
ぞれ嵌め入れられたピン(19)が下部踊場(2) の左右両端
に設けられたブラケット(20)に受け止められることによ
り、下部踊場(2) が左右ガイド板(12)に固定されてい
る。複数個の角度調整用孔(18)のうち最適の孔(18)を選
択することにより、下部踊場(2) をほぼ水平にすること
ができる。
【0015】上部踊場(3) の手すり(29)の前端部に下部
踊場昇降用ウインチ(21)が取付けられており、これに吊
り索(25)が巻かれている。ウインチ(21)は手動式、電動
式のどちらでもよい。上部踊場(3) の前端中央および後
端中央に吊り索(25)案内用のロープ車(22)(23)が配置さ
れている。後端中央に配置されたロープ車(23)は、上部
踊場(3) に固定された梯子取付け用ブラケット(24)と同
心となるように取付けられており、船側梯子(1) の角度
を変化させる場合でも吊り索(25)には力がかかることが
ない。
【0016】下部踊場(2) の前端部の左右の中央には、
吊り索(25)の取付け部となるアイプレート(26)が設けら
れており、このアイプレート(26)に、吊り索(25)の後端
に固定されたフック(27)が引っ掛けられている。
【0017】この発明の船側梯子装置を使用して荷物や
負傷者を運搬する必要が生じたさいには、下部踊場(2)
を移動体(11)に水平状態となるように固定した後、ウイ
ンチ(21)を巻取り方向に回転させると、下部踊場(2) を
船側梯子(1) に沿って水平状態で上昇させることができ
る。また、ウインチ(21)により下部踊場(2) の自重を支
えながら、ウインチ(21)を巻戻し方向に回転させると、
下部踊場(2) を船側梯子(1) に沿って水平状態で下降さ
せることができる。
【0018】なお通常時には、下部踊場(2) を昇降させ
る必要はないので、吊り索(25)のフック(27)はアイプレ
ート(26)より外し、吊り索(25)はウインチ(21)に巻き取
っておき、下部踊場(2) は船側梯子(1) の下端部にスト
ッパー(図示略)で固定しておく。そして、船(S) への
人の乗降は歩いて行われ、このさい、ガイドレール(1
0)、移動体(11)および吊り索(25)が歩行の妨げになるこ
ともない。
【0019】
【発明の効果】この発明の船側梯子装置によると、この
船側梯子装置を使用して荷物や負傷者を運搬する必要が
生じたさいには、下部踊場を移動体に水平状態となるよ
うに固定した後、ウインチを巻取り方向に回転させる
と、下部踊場を船側梯子に沿って水平状態で上昇させる
ことができ、また、ウインチを巻戻し方向に回転させる
と、下部踊場を船側梯子に沿って水平状態で下降させる
ことができるので、荷物や負傷者を運搬する作業を人力
により行わなくてすみ、荷物や負傷者を運搬する作業を
容易にかつ安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による船側梯子装置の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】下部踊場部分の要部拡大側面図である。
【図4】図3のIV-IV 線に沿う矢視図である。
【図5】図3のV-V 線に沿う矢視図である。
【図6】上部踊場部分の要部拡大側面図である。
【図7】図6のVII-VII 線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(1) 船側梯子 (2) 下部踊場 (3) 上部踊場 (7) 桁 (10) ガイドレール (11) 移動体 (21) 下部踊場昇降用ウインチ (25) 吊り索 (26) アイプレート(吊り索の取付け部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船側梯子、下部踊場および上部踊場を備
    えた船側梯子装置において、下部踊場を支持しかつ船側
    梯子に設けられたガイドレールに沿って移動自在な移動
    体が設けられ、下部踊場は移動体に角度調整可能に固定
    されうるようになされており、下部踊場昇降用ウインチ
    が上部踊場に設けられ、ウインチの吊り索の取付け部が
    下部踊場に設けられていることを特徴とする船側梯子装
    置。
JP33637792A 1992-12-16 1992-12-16 船側梯子装置 Pending JPH06179394A (ja)

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JP33637792A JPH06179394A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 船側梯子装置

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JP33637792A JPH06179394A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 船側梯子装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100369787C (zh) * 2006-02-18 2008-02-20 王伟明 全液压驱动登船梯
KR101370061B1 (ko) * 2012-04-20 2014-03-06 삼성중공업 주식회사 승강위치 제어가 가능한 승하선 장치
KR101468554B1 (ko) * 2013-05-07 2014-12-03 현대중공업 주식회사 선박
KR20150129103A (ko) * 2014-05-08 2015-11-19 주식회사 반도산업개발 운반대차를 구비한 도교
CN105564598A (zh) * 2016-02-26 2016-05-11 江阴市黄山船舶配件有限公司 回转式码头梯
WO2019093697A1 (ko) * 2017-11-13 2019-05-16 주식회사 코리아오션텍 도선사용 현측사다리 고정장치
US11319032B2 (en) 2017-11-13 2022-05-03 Korea Ocean Tech Co., Ltd. Accommodation ladder fixing device for pilot

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JPS598595A (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二重反転プロペラ装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950912