JP2000219476A - 一人玉掛け吊り具 - Google Patents

一人玉掛け吊り具

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JP2000219476A
JP2000219476A JP11020306A JP2030699A JP2000219476A JP 2000219476 A JP2000219476 A JP 2000219476A JP 11020306 A JP11020306 A JP 11020306A JP 2030699 A JP2030699 A JP 2030699A JP 2000219476 A JP2000219476 A JP 2000219476A
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slinging
load
sling
cable
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JP11020306A
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Hiroshi Tsurushima
博 鶴島
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Nippon Steel Transportation Co Ltd
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Nippon Steel Transportation Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一人の玉掛け工でも吊荷の重量バランスがと
れる正しい位置に玉掛けできる一人玉掛け吊り具を提供
する。 【解決手段】 クレーンフック11に掛止部材12を介
して吊り下げ可能な水平吊り基材13と、両端部がクレ
ーンフック11に掛止可能で、中央部がU字状に曲げら
れて吊荷14に玉掛けされる吊り索部15となった一対
の玉掛け索16と、水平吊り基材13の両側に配設され
て、各玉掛け索16の吊り索部15を弾性保持する一対
の弾持手段19とを備え、玉掛け時に、吊り索部15を
吊荷14に掛けることにより、玉掛け索16が弾持手段
19の付勢力により引き上げられて、吊荷14に掛けら
れた吊り索部15を、吊荷14の玉掛け位置に保持させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一人玉掛け吊り具
に係り、更に詳しくは、鋼索を用いて、一人の玉掛け工
でも吊荷の重量バランスがとれる正しい位置に玉掛けで
きる一人玉掛け吊り具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製鉄所の圧延工場には、圧延ス
ラブを所定厚さのストリップに圧延する圧延機が配備さ
れている。圧延機には、多数本の圧延ロールが組み込ま
れており、これらの圧延ロールは、圧延を繰り返すうち
に、ロール表面に疵がついたり磨耗したりして、製品品
質を低下させている。そこで、これを解消するために、
圧延ロールは、一定期間使用した後、圧延機から取り外
されて、研削工程に送られている。ここで、圧延ロール
のロール表面が研削装置により研削されている。研削作
業に伴う圧延ロールの搬送には、通常、天井クレーンに
よる吊下搬送が採用されており、この吊下搬送の開始時
には、必ず圧延ロールの玉掛け作業が行なわれている。
【0003】図8に示すように、従来、圧延ロール10
0の玉掛け作業には、圧延ロール100の両側に配置さ
れる2人の玉掛け工101、102が携わるのが一般的
である。すなわち、クレーンオペレータ106のリモコ
ン107の操作により、天井クレーンのクレーンフック
103を下降させて、2本のワイヤーロープ104、1
05を圧延ロール100の上方に配置し(図8(a)参
照)、次いで二人の玉掛け工101、102が、各ワイ
ヤーロープ104、105を左右に引っ張り(図8
(b)参照)、各ワイヤーロープ104、105の下端
部付近を、ワイヤーロープ104、105の端部が圧延
ロール100に接触しないように広げ(図8(c)参
照)、その後、各玉掛け工101、102がワイヤーロ
ープ104、105を握ったまま、各々ワイヤーロープ
104、105の広がっている下端部を圧延ロール10
0の両端部に遊挿し(図8(d)参照)、二人の玉掛け
工101、102がその状態を維持している間に、クレ
ーンオペレータ106が、リモコン107操作で天井ク
レーンのクレーンフック103を上昇させて、圧延ロー
ル100を吊り上げている(図8(e)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧延ロール
100の玉掛け作業において、最も重要なポイントは、
吊下搬送時に、圧延ロール100がバランスを崩して落
下しないように、左右のワイヤーロープ104、105
を、圧延ロール100の重心を考慮してそれぞれ掛止す
る点である。そのためには、前述したように、二人の玉
掛け工101、102が、圧延ロール100の重量バラ
ンスがとれた位置に、ワイヤーロープ104、105を
位置決めした状態で、圧延ロール100を吊り上げる必
要がある。
【0005】近年、製鉄所では、製品価格を低減させる
ために、作業者の人員削減が叫ばれている。その対象と
しては、玉掛け工も例外ではない。そこで、一人の玉掛
け工により圧延ロールの玉掛けができる方法が開発され
ている。例えば、一人の玉掛け工が、圧延ロールの一端
部に、クレーンフックに掛止された片方のワイヤーロー
プを掛止し、その後、圧延ロールの他端側に歩行移動し
て、圧延ロールの他端部に他方のワイヤーロープを掛止
し、それからリモコン操作により圧延ロールを吊り上げ
る方法である。しかしながら、このような方法では、圧
延ロールの吊り上げ開始時に、圧延ロールの両端部の玉
掛け位置がずれ易く、吊り状態における圧延ロールの重
量バランスが崩れ、引き上げ途中や吊下搬送の途中で、
圧延ロールが落下する虞れがあった。本発明はかかる事
情に鑑みなされたもので、一人の玉掛け工でも吊荷の重
量バランスがとれる正しい位置に玉掛けできる一人玉掛
け吊り具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の一人玉掛け吊り具は、クレーンフックに掛止部材
を介して吊り下げ可能な水平吊り基材と、両端部が前記
クレーンフックに掛止可能で、中央部がU字状に曲げら
れて吊荷に玉掛けされる吊り索部となった一対の玉掛け
索と、前記水平吊り基材の両側に配設されて、前記各玉
掛け索の吊り索部を弾性保持する一対の弾持手段とを備
え、玉掛け時に、前記吊り索部を前記吊荷に掛けること
により、前記玉掛け索が前記弾持手段の付勢力により引
き上げられて、前記吊荷に掛けられた吊り索部を、前記
吊荷の玉掛け位置に保持するようにした。ここでいう水
平吊り基材とは、比較的軽量で簡略構造の玉掛け索張出
梁や、比較的大重量で堅固な構造の水平吊下ビームを含
む。また、玉掛け索としては、クレーンフックに掛止可
能な鋼製の両端部索と、同じく鋼製の中央部の吊り索部
とをチェーンなどの中間部鎖索により連結させたもの
や、両端部索と吊り索部とを、索継手により直接連結さ
せたものなどが採用できる。さらに、弾持手段として
は、例えばエアクッション性のあるエアシリンダによ
り、吊り索部に連結された保持部材(例えばロッド、各
種索など)を上方付勢状態で引き上げるものや、このエ
アシリンダに代えて他の品種のシリンダやモータを採用
したものなど、装置的な手段をも含む。
【0007】請求項2記載の一人玉掛け吊り具は、クレ
ーンフックに掛止可能な掛止部材及び該掛止部材の旋回
手段を有する旋回掛止装置が設けられた水平吊り基材
と、それぞれ、両端部が該水平吊り基材の両端部の何れ
かに掛止可能で、中央部が、U字状に曲げられて吊荷に
玉掛けされる吊り索部になった一対の玉掛け索と、前記
水平吊り基材の両側に配設されて、前記各玉掛け索の吊
り索部を弾性保持する一対の弾持手段とを備え、玉掛け
時に、前記吊り索部を前記吊荷に掛けることにより、前
記玉掛け索が前記弾持手段の付勢力により引き上げられ
て、前記吊荷に掛けられた吊り索部を、前記吊荷の玉掛
け位置に保持するようにした。請求項3記載の一人玉掛
け吊り具は、請求項1又は2記載の一人玉掛け吊り具で
あって、前記弾持手段を、伸縮可能な弾性部材とした。
【0008】請求項4記載の一人玉掛け吊り具は、請求
項1又は2記載の一人玉掛け吊り具であって、前記弾持
手段が、前記水平吊り基材の両側に配設されて、前記玉
掛け索の吊り索部の保持部材を常時一定の力で引き上げ
る、渦巻きばねとテーパードラムとの組み合わせ又は定
荷重ばねを利用した定荷重巻き取り装置とした。
【0009】請求項5記載の一人玉掛け吊り具は、クレ
ーンフックに掛止可能な掛止部がそれぞれ先端部に設け
られた両端部索と、吊荷に掛けられる中央部の吊り索部
と、各前記両端部索及び前記吊り索部間に配設された一
対の弛み付け部と、該各弛み付け部の両端を互いに付勢
状態で引き寄せる一対の引き寄せ手段とを備え、玉掛け
時には、前記クレーンフックに前記両掛止部が掛止され
た玉掛け索の吊り索部を、前記引き寄せ手段の付勢力に
抗して引っ張りながら、前記弛み付け部の弛みを所定量
だけ伸ばした状態で前記吊荷に掛けることで、前記吊り
索部を、前記引き寄せ手段により引き上げて、前記吊荷
の玉掛け位置に保持するようにした。ここでいう引き寄
せ手段には、例えば弛み付け部の両端を連結した部材
を、各種シリンダやモータなどを用いて、メカニカルに
引き寄せるものをも含む。請求項6記載の一人玉掛け吊
り具は、請求項5記載の一人玉掛け吊り具であって、前
記引き寄せ手段を伸縮可能な弾性部材とした。請求項7
記載の一人玉掛け吊り具は、請求項5記載の一人玉掛け
吊り具であって、前記引き寄せ手段が、前記玉掛け索の
吊り索部の保持部材を常時一定の力で引き上げる、渦巻
きばねとテーパードラムとの組み合わせ又は定荷重ばね
を利用した定荷重巻き取り装置とした。
【0010】請求項1〜4記載の一人玉掛け吊り具にお
いて、玉掛け時には、一人の玉掛け工が、クレーンフッ
ク又は水平吊り基材に下がった玉掛け索の吊り索部のう
ちの一方を、弾持手段の付勢力に抗しながら引っ張っ
て、吊荷の一側に引っ掛ける。その後、吊り索部から手
を離すと、水平吊り基材に一端側が連結された弾持手段
の付勢力により、吊荷に引っ掛けられた一方の吊り索部
が引き上げられるので、例えば他方の玉掛け索の玉掛け
作業に移る際に、玉掛け工の身体が一方の吊り索部に触
れたり、吊荷に何かが衝突するなど、吊り索部に若干の
外力が加わっても、吊り索部はその引っ掛け位置から位
置ずれし難い。なお、その後、玉掛け工は吊荷の反対側
に回り、同様の作業を行なって、他方の玉掛け索の吊り
索部を吊荷の他側に引っ掛け、クレーンフックを上昇さ
せる。
【0011】特に、請求項2記載の一人玉掛け吊り具に
おいては、玉掛け時に両玉掛け索と吊荷との間に回転方
向の位置ずれがあった場合、クレーンフックに掛止され
た掛止部材を水平吊り基材と共に、旋回掛止装置の旋回
手段によりその位置ずれ分だけ回動させれば、両玉掛け
索の吊り索部を、吊荷の両側の正確な玉掛け位置に配置
できる。なお、この操作は、吊下搬送後の荷下ろし時
に、吊荷を正確な荷下ろし位置に載置する場合にも行な
える。また、請求項3記載の一人玉掛け吊り具において
は、玉掛け時に玉掛け索の吊り索部を、伸縮可能な弾性
部材を引き伸ばしながら引っ張って吊荷に引っ掛け、そ
れから手を離すと、弾持部材の付勢力により、吊荷に引
っ掛けられた吊り索部が引き上げられて、位置が固定さ
れる。請求項4記載の一人玉掛け吊り具において、弾持
手段が、水平吊り基材の両側に配設されて、玉掛け索の
吊り索部の保持部材を常時一定の力で引き上げる、渦巻
きばねとテーパードラムとの組み合わせ、又は定荷重ば
ねを利用した定荷重巻き取り装置であるので、保持部材
の導出長さに係わりなく、略同じ力で導出でき、吊り索
部の引っ掛け作業がし易い。それから、吊り索部を吊荷
に引っ掛けて手を離すと、定荷重巻き取り装置の渦巻き
ばね又は定荷重ばねの付勢力により、吊荷に引っ掛けら
れた吊り索部がトルク一定で引き上げられるので、搬送
後の吊荷からの吊り索部の取り外し作業がし易くなる。
【0012】請求項5〜7記載の一人玉掛け吊り具にお
いて、玉掛け時には、2本の玉掛け索のそれぞれの両端
部索の掛止部をクレーンフックに掛止した後、一人の玉
掛け工が、クレーンフックに下がった一方の玉掛け索の
吊り索部を、引き寄せ手段の付勢力に抗しながら、弛み
付け部の弛みを所定量だけ伸ばした状態で吊荷に掛け
る。これにより、玉掛け索の吊り索部は、引き寄せ手段
により引き上げられるので、例えば吊り索部に何らかの
外力が加わっても、吊り索部はその引っ掛け位置から位
置ずれし難い。その後、玉掛け工は吊荷の反対側に回
り、同様の作業で、他方の玉掛け索の吊り索部を、位置
ずれしないように吊荷の他側に引っ掛けて、クレーンフ
ックを上昇させる。特に、請求項6記載の一人玉掛け吊
り具においては、玉掛け時に玉掛け索の吊り索部を、引
き寄せ手段の伸縮可能な弾性部材を引き伸ばして、弛み
付け部の弛みを所定量だけ伸ばした状態で吊荷に掛け、
それから手を離すと、弾持部材の付勢力により、弛み付
け部の弛みを戻すように縮んで、吊荷に引っ掛けられた
吊り索部が引き上げられ、位置が固定される。
【0013】請求項7記載の一人玉掛け吊り具におい
て、引き寄せ手段を、玉掛け索の吊り索部の保持部材を
常時一定の力で引き上げる、渦巻きばねとテーパードラ
ムとの組み合わせ又は定荷重ばねを利用した定荷重巻き
取り装置としたので、玉掛け時には、玉掛け索の吊り索
部を、保持部材を導出させながら吊荷に引っ掛ける。こ
の際、保持部材は、定荷重巻き取り装置の渦巻きばね又
は定荷重ばねの付勢力に抗して定荷重巻き取り装置より
引っ張り出されるので、保持部材の導出長さに係わりな
く、略同じ力で導出でき、玉掛け索の引っ掛け作業がし
易い。それから、玉掛け索を吊荷に引っ掛けて手を離す
と、定荷重巻き取り装置の渦巻きばね又は定荷重ばねの
付勢力により、吊荷に引っ掛けられた吊り索部がトルク
一定で引き上げられるので、搬送後の吊荷からの玉掛け
索の取り外し作業がし易くなる。
【0014】
【発明の効果】請求項1〜4記載の一人玉掛け吊り具に
おいては、クレーンフック又は水平吊り基材の両側に下
がった各玉掛け索の下部を、弾持手段により付勢状態で
引き上げられる吊り索部としたので、玉掛け時に、吊り
索部を吊荷に引っ掛けると、この吊り索部が、弾持手段
の付勢力により引っ張られて、吊荷の玉掛け位置に保持
され、これにより一人の玉掛け工でも、吊荷の重量バラ
ンスがとれる正しい位置に玉掛けできる。特に、請求項
2記載の一人玉掛け吊り具においては、水平吊り基材の
上部に、クレーンフックに掛止される旋回掛止装置を設
けたので、玉掛け時の吊荷及び玉掛け索間や、荷下ろし
時の吊荷及び荷下ろし位置間に、回転方向の位置ずれが
あった場合、水平吊り基材を旋回装置によりその位置ず
れ分だけ旋回させれば、両玉掛け索の吊り索部を、吊荷
の両側の正確な玉掛け位置に配置できる。請求項3記載
の一人玉掛け吊り具においては、弾持手段を伸縮可能な
弾性部材としたので、低コストで本発明の効果を有する
一人玉掛け吊り具を提供できる。請求項4記載の一人玉
掛け吊り具においては、弾持手段として、玉掛け索の吊
り索部の保持部材を常時一定の力で引き上げる、渦巻き
ばねとテーパードラムとの組み合わせ又は定荷重ばねを
利用した定荷重巻き取り装置を採用したので、玉掛け時
に、保持部材の導出長さに係わりなく、略同じ力で定荷
重巻き取り装置から導出でき、吊り索部の引っ掛け作業
や、搬送後の吊荷からの吊り索部の取り外し作業を容易
にできる。
【0015】請求項5〜7記載の一人玉掛け吊り具にお
いては、掛止部付きの両端部索と、吊荷に掛止される中
央部の吊り索部の両端に、クレーンフックへの掛止部付
きの両端部索を弛み付け部を介して連結し、また各弛み
付け部の両端をそれぞれ引き寄せ手段により付勢状態で
引き寄せるようにしたので、玉掛け時において、吊荷に
掛けられた吊り索部は、引き寄せ手段により常時引き上
げられ、この吊り索部が、引き寄せ手段の付勢力により
引っ張られて、吊荷の玉掛け位置に保持され、これによ
り一人の玉掛け工でも、吊荷の重量バランスがとれる正
しい位置に玉掛けできる。請求項6記載の一人玉掛け吊
り具においては、引き寄せ手段を伸縮可能な弾性部材と
したので、低コストで本発明の効果を有する一人玉掛け
吊り具を提供できる。請求項7記載の一人玉掛け吊り具
においては、引き寄せ手段として、玉掛け索の吊り索部
の保持部材を常時一定の力で引き上げる、渦巻きばねと
テーパードラムとの組み合わせ又は定荷重ばねを利用し
た定荷重巻き取り装置を採用したので、保持部材の導出
長さに係わりなく、略同じ力で導出でき、吊り索部の引
っ掛け作業や、搬送後の吊荷からの吊り索部の取り外し
作業を容易にできる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係る一人玉掛け吊り具の使用状態を示す正面
図、図2は同側面図、図3(a)は吊荷の真上の所定高
さ位置に一人玉掛け吊り具を配置した状態を示す概略正
面図、図3(b)は一方の玉掛け索の吊り索部を引っ張
って吊荷の一側に掛ける途中の状態を示す概略正面図、
図3(c)は吊荷の一側に一方の玉掛け索の吊り索部を
掛けた状態を示す概略正面図、図3(d)は吊荷の他側
に他方の玉掛け索の吊り索部を掛けている状態を示す概
略正面図、図3(e)は玉掛けされた吊荷をリモコン操
作により吊り上げている状態を示す概略正面図、図4は
本発明の第2の実施の形態に係る一人玉掛け吊り具の使
用状態を示す正面図、図5は同側面図、図6は本発明の
第3の実施の形態に係る一人玉掛け吊り具の使用状態を
示す正面図、図7は同拡大斜視図である。
【0017】まず、図1〜3に基づいて、本発明の第1
の実施の形態に係る一人玉掛け吊り具10を説明する。
図1、2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係
る一人玉掛け吊り具10は、クレーンフック11に掛止
部材の一例であるワイヤロープ12を介して掛止される
水平吊り基材13と、クレーンフック11に上部が掛止
されて、下部が吊荷の一例である、2段重ねの圧延ロー
ル14の吊り索部15となった一対の玉掛け索16と、
水平吊り基材13の両側端に掛止金具17を介して配設
されて、各吊り索部15を垂下状態で保持する可撓性の
保持部材の一例である細ワイヤ18を有する一対の弾持
装置(弾持手段)19とを備えたものである。水平吊り
基材13は、比較的薄肉な長尺箱筒形の部材であり、両
側部の上面に一対のワイヤーロープ12の一端部がそれ
ぞれ掛止される一対の掛止リング20が形成され、また
両側部一帯の両側面に、水平吊り基材13の長さ方向に
沿って、平面視して横長コの字形の玉掛け索ガイド21
が配設されている。
【0018】玉掛け索16は、鋼製の両端部鋼索22と
中央部がU字状に曲げられた鋼製の吊り索部15とを、
チェーンである中間部鎖索23により連結させたもの
で、吊り索部15の両端間には、金属棒であるスペーサ
24が横架されている。このスペーサ24により、玉掛
け索16の吊り索部15の内側が拡大状態で保持され、
玉掛け工28(図3参照)は、圧延ロール14に吊り索
部15を引っ掛ける前に、吊り索部15を両手で広げて
おく必要がない。スペーサ24の中間部には掛止リング
24aが形成されており、掛止リング24aに弾持装置
19の細ワイヤ18の先端フック18aが掛止されてい
る。これにより、スペーサ24を片手で握って、楽に玉
掛け索16の吊り索部15を移動できる。
【0019】弾持装置19は、内蔵された渦巻きばね付
きのテーパードラムに細ワイヤ18が巻回されて細ワイ
ヤ18の引き出し力が一定のドラム型の定荷重巻き取り
装置(スプリングバランサー/遠藤工業(株))であ
り、円筒状の一側部内にテーパードラムを収納したテー
パーケーシング25の周側部に、掛止金具17に掛止さ
れるフック26が取付けられている。なお、弾持装置1
9に代えて、例えば一定の曲率で長尺の板ばねを曲げる
ことにより、ばねを直線に引き伸ばすときに生じる戻り
力を、引き出し長さに関係なく常時一定とした定荷重ば
ねを採用した定荷重巻き取り装置としたり、また吊り索
部15を垂下状態で弾性保持する伸縮可能な、ゴム帯又
はスプリングなどの弾性部材、その他、エアクッション
性のあるエアシリンダにより、吊り索部に連結された保
持部材(例えばロッド、各種索など)を上方付勢状態で
引き上げるものや、このエアシリンダに代わる、他の品
種のシリンダやモータを採用したものなどを採用しても
よい。このうち、弾持手段として弾性部材を採用すれ
ば、一人玉掛け吊り具10の低コスト化が図れる。図
1、2において、符号27は上下段の圧延ロール14の
両端部間に介在される木製のスペーサである。
【0020】続いて、本発明の第1の実施の形態に係る
一人玉掛け吊り具10の動作を説明する。図3に示すよ
うに、圧延ロール14の玉掛け時には、一人の玉掛け工
28がリモコン29を操作して、天井クレーンのクレー
ンフック11を下降させ、2本の玉掛け索16の吊り索
部15の下端を圧延ロール14の両端部の上方に配置す
る(図3(a)参照)。次いで、玉掛け工28は一方の
吊り索部15を握り、弾持装置19のテーパードラムか
ら、渦巻きばねの付勢力に抗して、細ワイヤ18を導出
させながら、玉掛け索16を圧延ロール14の一側方へ
と引っ張る(図3(b)参照)。
【0021】続いて、圧延ロール14の一端部に、握っ
ている吊り索部15を引っ掛け、それから吊り索部15
から手を離すと、弾持装置19の渦巻きばねの付勢力に
より、圧延ロール14の一端部に引っ掛けられた一方の
吊り索部15が引き上げられる。これにより、例えば玉
掛け工28の身体が触れたり、圧延ロール14に何かの
物体が衝突するなど、吊り索部15に若干の外力が加わ
っても、掛止された吊り索部15はその引っ掛け位置か
ら位置ずれし難い。また、細ワイヤ18は、渦巻きばね
の付勢力に抗して、テーパードラムより導出されるの
で、細ワイヤ18の導出長さに係わりなく、略同じ力で
テーパードラムから導出でき、吊り索部15の引っ掛け
作業や、圧延ロール14搬送後の吊り索部15の取り外
し作業がし易い。それから、玉掛け工28は、圧延ロー
ル14の反対側に移動する(図3(c)参照)。
【0022】次に、玉掛け工28は、図3(b)に示す
場合と同様に、圧延ロール14の他端部に、弾持装置1
9から細ワイヤ18を導出させながら、握っている吊り
索部15を引っ掛ける(図3(d)参照)。その後、吊
り索部15から手を離すことにより、圧延ロール14の
他端部に引っ掛けられた他方の吊り索部15が引き上げ
られる。そして、玉掛け工28は、リモコン29を操作
してクレーンフック11を上昇させ、圧延ロール14を
吊り上げる(図3(e)参照)。それから、吊り索部を
吊荷に引っ掛けて手を離すと、弾持手段の渦巻きばねの
付勢力により、吊荷に引っ掛けられた吊り索部がトルク
一定で引き上げられるので、搬送後の吊荷からの吊り索
部の取り外し作業がし易くなる。
【0023】次に、図4〜6に基づいて、本発明の第2
の実施の形態に係る一人玉掛け吊り具を説明する。図
4、5に示すように、第2の実施の形態に係る一人玉掛
け吊り具40は、水平吊り基材の一例である、比較的大
重量で堅固な水平吊下ビーム41の中央部上面に、クレ
ーンフック11に旋回可能に掛止される掛止部材42
と、掛止部材42の旋回手段の一例である旋回モータ4
3とを有する旋回掛止装置44を設けたものである。こ
れにより、玉掛け時に両玉掛け索51と、1本の長尺な
圧延ロール45又は短尺な圧延ロール46との間に回転
方向の位置ずれがあった場合、クレーンフック11に掛
止された掛止部材42を水平吊下ビーム41と共に、旋
回モータ43によりその位置ずれ分だけ回動させて、両
玉掛け索51の吊り索部52を、圧延ロール45又は4
6の両側の正確な玉掛け位置に配置できる。
【0024】この操作は、吊下搬送後の荷下ろし時に、
圧延ロール45、46を正確な荷下ろし位置に載置する
場合にも行なえる。なお、玉掛け索51は、両端部鋼索
53と吊り索部52とを、フック54及びリング55か
らなる索継手56により連結させたものであり、また第
1の実施の形態と同様に、弾持装置19に代えて、吊り
索部52を垂下状態で弾性保持する伸縮可能な、例えば
ゴム帯やスプリングなどの弾性部材といったその他の弾
持手段を採用してもよい。図4、5において、符号47
は水平吊下ビーム41の両端部に、ブラケット48を介
して垂設された玉掛け索51用の掛止フック、符号49
は旋回掛止装置44のケーシング、符号50は弾持装置
19の掛止フック、符号56aは端部鋼索53の各先端
部が接続されて、吊り索部52を掛止フック47に掛止
するリングである。
【0025】次に、図6、7に基づいて、本発明の第3
の実施の形態に係る一人玉掛け吊り具60を説明する。
図7に示すように、第3の実施の形態に係る一人玉掛け
吊り具60は、一対の玉掛け索70を有している。各玉
掛け索70は、鋼製の一対の両端部鋼索61と、U字状
に湾曲された1本の鋼索からなる中間部の吊り索部62
とを、弛み付け部となる一対の中間部鎖索23により連
結すると共に、各端部鋼索61の下端に設けられて、中
間部鎖索23の上端が連結された小径の連結環61a
と、吊り索部62の各上端に配設された小径の連結環6
2aとの間を、引き寄せ手段の一例である、伸縮可能
な、例えばゴム帯又はスプリングなどの引き寄せ弾性部
材63を用いて連結することにより、中間部鎖索23に
弛みを付けたものである。なお、各端部鋼索61の先端
には、クレーンフック11に掛止される環状の掛止部6
1bが設けられており、また引き寄せ弾性部材63に代
えて、例えば第1、2の実施の形態で用いた弾持装置1
9と同一構造の、図外の渦巻きばねとテーパードラムと
の組み合わせ又は定荷重ばねを利用した定荷重巻き取り
装置などを採用して、玉掛け索の吊り索部の保持部材を
常時一定の力で引き上げるようにしてもよい。
【0026】図6に示すように、第3の実施の形態の一
人玉掛け吊り具60を用いて玉掛け作業を行なう場合に
は、大径の掛止部61bを介して、クレーンフック11
に一対の玉掛け索70の各端部鋼索61を掛止し、図示
しない一人の玉掛け工が、クレーンフック11に下がっ
た一方の玉掛け索70の吊り索部62を、引き寄せ弾性
部材63をその付勢力に抗して引き伸ばしながら、弛み
付け部である中間部鎖索23を所定量だけ伸ばした状態
で2段重ねの圧延ロール14に引っ掛ける。これによ
り、玉掛け索70の吊り索部62は、引き寄せ弾性部材
63の付勢力により引き上げられるので、第1、2の実
施の形態と同様に、例えば吊り索部62に何らかの外力
が加わっても、吊り索部62はその引っ掛け位置から位
置ずれし難くなり、よって一人の玉掛け工でも圧延ロー
ル14の重量バランスがとれる正しい位置に玉掛けでき
る。
【0027】なお、その後、玉掛け工は圧延ロール14
の反対側に回り、同様の作業で、他方の玉掛け索70の
吊り索部62を、位置ずれしないように圧延ロール14
の他側に引っ掛けて、クレーンフック11を上昇させる
ものである。引き寄せ弾性部材63を用いる第3の実施
の形態用の玉掛け索70として、中間部鎖索23によ
り、両端部鋼索61と吊り索部62とを連結させたもの
を採用したので、玉掛けされる圧延ロール14が大重量
で、太い玉掛け索70を使用しなければならないときで
も、容易に撓む中間部鎖索23を弛み付け部として、無
理なく弛み付けができる。
【0028】以上、本発明の実施の形態を示したが、本
発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲での設計の変更などがあっても本
発明に含まれる。例えば、実施の形態では、吊荷として
圧延ロールを示したが、これに限定しなくても、その他
どのような形状、寸法、品種の吊荷でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る一人玉掛け吊
り具の使用状態を示す正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】(a)吊荷の真上の所定高さ位置に一人玉掛け
吊り具を配置した状態を示す概略正面図である。 (b)一方の玉掛け索の吊り索部を引っ張って吊荷の一
側に掛ける途中の状態を示す概略正面図である。 (c)吊荷の一側に一方の玉掛け索の吊り索部を掛けた
状態を示す概略正面図である。 (d)吊荷の他側に他方の玉掛け索の吊り索部を掛けて
いる状態を示す概略正面図である。 (e)玉掛けされた吊荷をリモコン操作により吊り上げ
ている状態を示す概略正面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る一人玉掛け吊
り具の使用状態を示す正面図である。
【図5】同側面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る一人玉掛け吊
り具の使用状態を示す正面図である。
【図7】同拡大斜視図である。
【図8】(a)従来手段の玉掛け吊り具における吊荷の
真上の所定高さ位置に玉掛け吊り具を配置した状態を示
す概略正面図である。 (b)同二人の玉掛け工がそれぞれの玉掛け索の吊り索
部を吊荷の両側に引っ張っている状態を示す概略正面図
である。 (c)同二人の玉掛け工が吊荷の両側方で玉掛け索の吊
り索部を広げている状態を示す概略正面図である。 (d)同二人の玉掛け工が吊荷の他側に他方の玉掛け索
の吊り索部を掛けている状態を示す概略正面図である。 (e)同玉掛けされた吊荷をリモコン操作により吊り上
げている状態を示す概略正面図である。
【符号の説明】
10:一人玉掛け吊り具、11:クレーンフック、1
2:ワイヤロープ、13:水平吊り基材、14:圧延ロ
ール、15:吊り索部、16:玉掛け索、17:掛止金
具、18:細ワイヤ、18a:先端フック、19:弾持
装置、20:掛止リング、21:玉掛け索ガイド、2
2:端部鋼索、23:中間部鎖索、24:スペーサ、2
4a:掛止リング、25:テーパーケーシング、26:
フック、27:スペーサ、28:玉掛け工、29:リモ
コン、40:一人玉掛け吊り具、41:水平吊下ビー
ム、42:掛止部材、43:旋回モータ、44:旋回掛
止装置、45:圧延ロール、46:圧延ロール、47:
掛止フック、48:ブラケット、49:ケーシング、5
0:掛止フック、51:玉掛け索、52:吊り索部、5
3:端部鋼索、54:フック、55:リング、56:索
継手、56a:リング、60:一人玉掛け吊り具、6
1:端部鋼索、61a:連結環、61b:掛止部、6
2:吊り索部、62a:連結環、63:引き寄せ弾性部
材、70:玉掛け索

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンフックに掛止部材を介して吊り
    下げ可能な水平吊り基材と、両端部が前記クレーンフッ
    クに掛止可能で、中央部がU字状に曲げられて吊荷に玉
    掛けされる吊り索部となった一対の玉掛け索と、前記水
    平吊り基材の両側に配設されて、前記各玉掛け索の吊り
    索部を弾性保持する一対の弾持手段とを備え、玉掛け時
    に、前記吊り索部を前記吊荷に掛けることにより、前記
    玉掛け索が前記弾持手段の付勢力により引き上げられ
    て、前記吊荷に掛けられた吊り索部が、前記吊荷の玉掛
    け位置に保持されることを特徴とする一人玉掛け吊り
    具。
  2. 【請求項2】 クレーンフックに掛止可能な掛止部材及
    び該掛止部材の旋回手段を有する旋回掛止装置が設けら
    れた水平吊り基材と、それぞれ、両端部が該水平吊り基
    材の両端部の何れかに掛止可能で、中央部が、U字状に
    曲げられて吊荷に玉掛けされる吊り索部になった一対の
    玉掛け索と、前記水平吊り基材の両側に配設されて、前
    記各玉掛け索の吊り索部を弾性保持する一対の弾持手段
    とを備え、玉掛け時に、前記吊り索部を前記吊荷に掛け
    ることにより、前記玉掛け索が前記弾持手段の付勢力に
    より引き上げられて、前記吊荷に掛けられた吊り索部
    が、前記吊荷の玉掛け位置に保持されることを特徴とす
    る一人玉掛け吊り具。
  3. 【請求項3】 前記弾持手段が、伸縮可能な弾性部材で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の一人玉掛け
    吊り具。
  4. 【請求項4】 前記弾持手段が、前記水平吊り基材の両
    側に配設されて、前記玉掛け索の吊り索部の保持部材を
    常時一定の力で引き上げる、渦巻きばねとテーパードラ
    ムとの組み合わせ又は定荷重ばねを利用した定荷重巻き
    取り装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    一人玉掛け吊り具。
  5. 【請求項5】 クレーンフックに掛止可能な掛止部がそ
    れぞれ先端部に設けられた両端部索と、吊荷に掛けられ
    る中央部の吊り索部と、各前記両端部索及び前記吊り索
    部間に配設された一対の弛み付け部と、該各弛み付け部
    の両端を互いに付勢状態で引き寄せる一対の引き寄せ手
    段とを備え、玉掛け時には、前記クレーンフックに前記
    両掛止部が掛止された玉掛け索の吊り索部を、前記引き
    寄せ手段の付勢力に抗して引っ張りながら、前記弛み付
    け部の弛みを所定量だけ伸ばした状態で前記吊荷に掛け
    ることで、前記吊り索部が、前記引き寄せ手段により引
    き上げられて、前記吊荷の玉掛け位置に保持されること
    を特徴とする一人玉掛け吊り具。
  6. 【請求項6】 前記引き寄せ手段が、伸縮可能な弾性部
    材であることを特徴とする請求項5記載の一人玉掛け吊
    り具。
  7. 【請求項7】 前記引き寄せ手段が、前記玉掛け索の吊
    り索部の保持部材を常時一定の力で引き上げる、渦巻き
    ばねとテーパードラムとの組み合わせ又は定荷重ばねを
    利用した定荷重巻き取り装置としたことを特徴とする請
    求項5記載の一人玉掛け吊り具。
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