JPH0741234Y2 - 電話機用ドアホン接続回路 - Google Patents
電話機用ドアホン接続回路Info
- Publication number
- JPH0741234Y2 JPH0741234Y2 JP1986181349U JP18134986U JPH0741234Y2 JP H0741234 Y2 JPH0741234 Y2 JP H0741234Y2 JP 1986181349 U JP1986181349 U JP 1986181349U JP 18134986 U JP18134986 U JP 18134986U JP H0741234 Y2 JPH0741234 Y2 JP H0741234Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intercom
- telephone
- circuit
- connection
- doorphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は電話機をドアホンに接続するための電話機用ド
アホン接続回路に関するものである。
アホン接続回路に関するものである。
［背景技術］ 電話回線、電話機及びドアホンを接続するための端子を
持つ電話機用ドアホン接続回路に於いては、工事の時
に、例えばドアホン接続部に誤って電話回線を接続する
ことがある。通常公衆電話回線においては、呼出信号発
生時に100vを越える電圧が印加されているため、誤結線
があるとこの100V以上の電圧がこの接続回線内部の半導
体、有極性コンデンサ等の回路素子に印加されて破損す
る恐れがある。またこの時過大電圧に対する保護機能を
内蔵している回路素子であっても呼出信号の電圧が以上
に高いために不十分な場合がある。
持つ電話機用ドアホン接続回路に於いては、工事の時
に、例えばドアホン接続部に誤って電話回線を接続する
ことがある。通常公衆電話回線においては、呼出信号発
生時に100vを越える電圧が印加されているため、誤結線
があるとこの100V以上の電圧がこの接続回線内部の半導
体、有極性コンデンサ等の回路素子に印加されて破損す
る恐れがある。またこの時過大電圧に対する保護機能を
内蔵している回路素子であっても呼出信号の電圧が以上
に高いために不十分な場合がある。
［考案の目的］ 本考案は誤結線されても損傷しないような電話機用ドア
ホン接続回路を提供するにある。
ホン接続回路を提供するにある。
［考案の開示］ 本考案は電話回線、電話機、ドアホンを夫々接続する端
子を設け、切換手段により電話機をドアホン又は電話回
線に切換接続するとともにドアホンへ直流バイアス電圧
を端子を介して印加する電話機用ドアホン接続回路にお
いて、電話機用ドアホン接続回路のドアホンを接続する
端子に該端子側を入力端とする全波整流回路を接続し、
全波整流回路の出力端を電話機用ドアホン接続回路のド
アホン接続端子としたことを特徴とする。
子を設け、切換手段により電話機をドアホン又は電話回
線に切換接続するとともにドアホンへ直流バイアス電圧
を端子を介して印加する電話機用ドアホン接続回路にお
いて、電話機用ドアホン接続回路のドアホンを接続する
端子に該端子側を入力端とする全波整流回路を接続し、
全波整流回路の出力端を電話機用ドアホン接続回路のド
アホン接続端子としたことを特徴とする。
以下本考案を実施例により説明する。
実施例１ 第１図は本実施例の回路を示しており、電話機１を接続
する電話機接続端子2a,2bは、電話回線３を接続する回
線端子4a,4bと、ドアホン接続回路５の回路部とに切換
スイッチSWにより切換接続されるようになっている。
する電話機接続端子2a,2bは、電話回線３を接続する回
線端子4a,4bと、ドアホン接続回路５の回路部とに切換
スイッチSWにより切換接続されるようになっている。
ドアホン接続回路５の接続端子6a,6bには全波整流回路
７を介してドアホン８を接続するようになっている。正
極側のドアホン接続端子6aには電源Vccの正極が接続さ
れ、また切換スイッチSWの電話機１の正極側が切換接続
される端子ａにも電源Vccの正極側が接続されている。
そして電話機１側の信号はコンデンサC1、増幅回路9a、
コンデンサC2，C3を介して接続端子6a,6bへ出力され、
ドアホン８側の信号はコンデンサC3、増幅回路9b、コン
デンサC4，C1、切換スイッチSWを介して電話機接続端子
2a,2bへ出力される。
７を介してドアホン８を接続するようになっている。正
極側のドアホン接続端子6aには電源Vccの正極が接続さ
れ、また切換スイッチSWの電話機１の正極側が切換接続
される端子ａにも電源Vccの正極側が接続されている。
そして電話機１側の信号はコンデンサC1、増幅回路9a、
コンデンサC2，C3を介して接続端子6a,6bへ出力され、
ドアホン８側の信号はコンデンサC3、増幅回路9b、コン
デンサC4，C1、切換スイッチSWを介して電話機接続端子
2a,2bへ出力される。
而して全波整流回路７の出力端から構成されるドアホン
接続端子10a,10bにドアホン８が接続された通常の状態
では、ドアホン８に直流バイアス電圧が電源Vccより供
給されているため、全波整流回路７のダイオードD1が常
に導通状態となる。従ってダイオードD1を接続したこと
によるドアホン８と電話機１との通話機能には影響は無
い。また全波整流回路７のダイオードD2にはこの時逆バ
イアス電圧が印加されているので、通話機能に影響しな
い。
接続端子10a,10bにドアホン８が接続された通常の状態
では、ドアホン８に直流バイアス電圧が電源Vccより供
給されているため、全波整流回路７のダイオードD1が常
に導通状態となる。従ってダイオードD1を接続したこと
によるドアホン８と電話機１との通話機能には影響は無
い。また全波整流回路７のダイオードD2にはこの時逆バ
イアス電圧が印加されているので、通話機能に影響しな
い。
次にドアホン接続端子10a,10bに誤って電話回線３が接
続され場合、着信信号受信時においては約100Vを越える
電圧が印加されるが、ドアホン接続端子10bを基準にド
アホン接続端子10aに正の電圧が印加された時、ダイオ
ードD1によりドアホン接続回路５側に印加されるのを阻
止し、またドアホン接続端子10bを基準にドアホン接続
端子10aに負の電圧が印加されたとき、ダイオードD2に
より抑えられることができる。
続され場合、着信信号受信時においては約100Vを越える
電圧が印加されるが、ドアホン接続端子10bを基準にド
アホン接続端子10aに正の電圧が印加された時、ダイオ
ードD1によりドアホン接続回路５側に印加されるのを阻
止し、またドアホン接続端子10bを基準にドアホン接続
端子10aに負の電圧が印加されたとき、ダイオードD2に
より抑えられることができる。
ここでダイオードD1，D2の容量を交換機から流れる電流
値（通常通＋mA）に対応するように選んでおけば損傷す
ることはない。
値（通常通＋mA）に対応するように選んでおけば損傷す
ることはない。
実施例２ 第１図実施例が２個のダイオードD1，D2からなる全波整
流回路７を用いたものであるが、本実施例はダイオード
ブリッジを用いて全波整流回路７を構成したもので、全
波整流回路７の出力端から構成されるドアホン接続端子
10a,10bにドアホン８が接続された通常の状態では、ド
アホン８に直流バイアス電圧が電源Vccより供給されて
いるため、全波整流回路７のダイオードD1とD4は常に導
通状態であり、ドアホン８へのバイアス電流は電源Vcc
の正極、抵抗Ｒ、ダイオードD1、ドアホン８、ダイオー
ドD4、電源Vccの負極と流れる。従って全波整流回路７
を接続したことによるドアホン８と電話機１との通話機
能には影響は無い。また全波整流回路７のダイオード
D2，D3にはこの時逆バイアス電圧が印加されているの
で、通話機能に影響しない。
流回路７を用いたものであるが、本実施例はダイオード
ブリッジを用いて全波整流回路７を構成したもので、全
波整流回路７の出力端から構成されるドアホン接続端子
10a,10bにドアホン８が接続された通常の状態では、ド
アホン８に直流バイアス電圧が電源Vccより供給されて
いるため、全波整流回路７のダイオードD1とD4は常に導
通状態であり、ドアホン８へのバイアス電流は電源Vcc
の正極、抵抗Ｒ、ダイオードD1、ドアホン８、ダイオー
ドD4、電源Vccの負極と流れる。従って全波整流回路７
を接続したことによるドアホン８と電話機１との通話機
能には影響は無い。また全波整流回路７のダイオード
D2，D3にはこの時逆バイアス電圧が印加されているの
で、通話機能に影響しない。
次にドアホン接続端子10a,10bに誤って電話回線３を接
続した場合、着信信号受信時においては約100Vを越える
電圧が印加されるが、ドアホン接続端子10bを基準にド
アホン接続端子10aに正の電圧が印加された時、ダイオ
ードD1とD4によりドアホン接続回路５側に印加されるの
を阻止し、またドアホン接続端子10bを基準にドアホン
接続端子10aに負の電圧が印加されたとき、ダイオードD
4→ダイオードD3の経路及びダイオードD2→D1の経路で
過大な負の電圧を阻止することができる。
続した場合、着信信号受信時においては約100Vを越える
電圧が印加されるが、ドアホン接続端子10bを基準にド
アホン接続端子10aに正の電圧が印加された時、ダイオ
ードD1とD4によりドアホン接続回路５側に印加されるの
を阻止し、またドアホン接続端子10bを基準にドアホン
接続端子10aに負の電圧が印加されたとき、ダイオードD
4→ダイオードD3の経路及びダイオードD2→D1の経路で
過大な負の電圧を阻止することができる。
又この時のドアホン８は接続端子6a,6bの電位を考える
と、ドアホン接続端子10bを基準に、ドアホン接続端子6
aはダイオードD2の電圧降下分だけ低い点にあり、ドア
ホン接続端子6bもダイオードD4の電圧降下分だけ低い点
にある。従って、接続端子6a,6bは同じ電位にあるので
負の電圧は全く印加されないのである。
と、ドアホン接続端子10bを基準に、ドアホン接続端子6
aはダイオードD2の電圧降下分だけ低い点にあり、ドア
ホン接続端子6bもダイオードD4の電圧降下分だけ低い点
にある。従って、接続端子6a,6bは同じ電位にあるので
負の電圧は全く印加されないのである。
尚11はドアホン８からの呼出信号を出力するドアホン呼
出回路である。
出回路である。
［考案の効果］ 本考案は電話回線、電話機、ドアホンを夫々接続する端
子を設け、切換手段により電話機をドアホン又は電話回
線に切換接続するとともにドアホンへ直流バイアス電圧
を端子を介して印加する電話機用ドアホン接続回路にお
いて、電話機用ドアホン接続回路のドアホンを接続する
端子に該端子側を入力端とする全波整流回路を接続し、
全波整流回路の出力端を電話機用ドアホン接続回路のド
アホン接続端子としたので、ドアホン接続端子にドアホ
ンが接続された通常の状態では全波整流回路はドアホン
と電話機との通話には何ら影響を及ぼさず、誤って電話
回線をドアホンを接続すべきドアホン接続端子に接続
し、過大な電圧がドアホン接続端子側に印加された場合
でもドアホン接続回路には印加されるのを阻止すること
ができ、従ってドアホン接続回路内の半導体や有極のコ
ンデンサを保護することができるという効果を奏する。
子を設け、切換手段により電話機をドアホン又は電話回
線に切換接続するとともにドアホンへ直流バイアス電圧
を端子を介して印加する電話機用ドアホン接続回路にお
いて、電話機用ドアホン接続回路のドアホンを接続する
端子に該端子側を入力端とする全波整流回路を接続し、
全波整流回路の出力端を電話機用ドアホン接続回路のド
アホン接続端子としたので、ドアホン接続端子にドアホ
ンが接続された通常の状態では全波整流回路はドアホン
と電話機との通話には何ら影響を及ぼさず、誤って電話
回線をドアホンを接続すべきドアホン接続端子に接続
し、過大な電圧がドアホン接続端子側に印加された場合
でもドアホン接続回路には印加されるのを阻止すること
ができ、従ってドアホン接続回路内の半導体や有極のコ
ンデンサを保護することができるという効果を奏する。
第１図は本考案の実施例１の回路図、第２図は本考案の
実施例２の回路図である。 １……電話機、2a,2b……端子、３……電話回線、4a,4b
……端子、５……ドアホン接続回路、6a,6b……接続端
子、７……全波整流回路、８……ドアホンである。
実施例２の回路図である。 １……電話機、2a,2b……端子、３……電話回線、4a,4b
……端子、５……ドアホン接続回路、6a,6b……接続端
子、７……全波整流回路、８……ドアホンである。
Claims (1)
- 【請求項１】電話回線、電話機、ドアホンを夫々接続す
る端子を設け、切換手段により電話機をドアホン又は電
話回線に切換接続するとともにドアホンへ直流バイアス
電圧を接続端子を介して印加する電話機用ドアホン接続
回路において、電話機用ドアホン接続回路のドアホンを
接続する端子に該端子側を入力端とする全波整流回路を
接続し、全波整流回路の出力端を電話機用ドアホン接続
回路のドアホン接続端子としたことを特徴とする電話機
用ドアホン接続回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986181349U JPH0741234Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 電話機用ドアホン接続回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986181349U JPH0741234Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 電話機用ドアホン接続回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6385938U JPS6385938U (ja) | 1988-06-04 |
| JPH0741234Y2 true JPH0741234Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31126139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986181349U Expired - Lifetime JPH0741234Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 電話機用ドアホン接続回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741234Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI748681B (zh) * | 2020-10-08 | 2021-12-01 | 和碩聯合科技股份有限公司 | 門鈴控制電路 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59133736A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Ricoh Co Ltd | 信号入出力装置 |
| JPS61212953A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ドアホン付電話装置 |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP1986181349U patent/JPH0741234Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6385938U (ja) | 1988-06-04 |
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