JPH0623084Y2 - 電話回線の極性反転検出回路 - Google Patents

電話回線の極性反転検出回路

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JPH0623084Y2
JPH0623084Y2 JP3151188U JP3151188U JPH0623084Y2 JP H0623084 Y2 JPH0623084 Y2 JP H0623084Y2 JP 3151188 U JP3151188 U JP 3151188U JP 3151188 U JP3151188 U JP 3151188U JP H0623084 Y2 JPH0623084 Y2 JP H0623084Y2
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JP
Japan
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line
detection transistor
emitter
polarity reversal
detection circuit
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JP3151188U
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政明 金尾
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電話回線の極性反転検出回路に関し、更に詳
しくは、ダイヤル発信後相手方がオフフックすることに
よって回線ライン間の極性が反転するのを検出するため
の電話回線の極性反転検出回路に関する。
〔従来の技術〕
第2図に示すように、従来の電話機に用いられている電
話回線の極性反転検出回路10では、第1の回線ライン
1が抵抗4を介して反転検出トランジスタ7のベース
に接続されている。また、反転検出トランジスタ7のエ
ミッタはダイオードブリッジ2の負側入力端子2dに接
続されている。反転検出トランジスタ7のベースとエミ
ッタ間には、保護用ダイオード6が接続されている。
第1,第2の回線ラインL1,L2は、ダイオードブリッ
ジ2の交流入力端子2a,2cに接続され、そのダイオー
ドブリッジ2の直流端子2b,2d間に電話回路8が接続
されている。
したがって、反転検出トランジスタ7のコレクタ出力
は、第1の回線ラインL1が正極,第2の回線ラインL2
が負極のときにLo(ロー)レベルとなる。また、逆
に、第1の回線ラインL1が負極,第2の回線ラインL2
が正極の時は、Hi(ハイ)レベルとなる。
このようにして、ダイヤル発信後に相手方がオフフック
することによって回線ラインL1,L2間の極性が反転し
たのを検出できるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の電話回線の極性反転検出回路10では、第1
の回線ラインL1が負極で第2の回線ラインL2が正極と
なる場合、自局側の電話機をオンフックしたとき電話回
線8がオフとなるので、反転検出トランジスタ7のベー
スとエミッタ間が浮いた状態となり、反転検出トランジ
スタ7の動作が不安定となる問題点がある。すなわち、
回線ラインL1,L2に混入する雑音等のため、誤動作し
やすくなる問題点があった。
そこで、本考案の目的とするところは、回線ライン
1,L2のどちらかが正極または負極となっても、安定
な動作をする電話回線の極性反転検出回路を提供するこ
とにある。
〔課題を達成するための手段〕
上記目的を達成するべく、本考案の電話回線の極性反転
検出回路は、第1および第2の回線ラインがダイオード
ブリッジの交流入力端子に接続され、第1の回線ライン
は、抵抗を介して反転検出トランジスタのベースに接続
され、反転検出トランジスタのエミッタは、上記ダイオ
ードブリッジの負側直流端子に接続され、反転検出トラ
ンジスタのベースとエミッタ間に保護用ダイオードが接
続された回路において、反転検出トランジスタのエミッ
タが抵抗を介して、第2の回線ラインに接続されたこと
を構成上の特徴とする。
〔作用〕
反転検出トランジスタのエミッタが抵抗を介して第2の
回線ラインに接続されることにより、第1の回線ライン
1が負極で第2の回線ラインL2が正極となる場合、そ
の抵抗を介してダイオードブリッジ2の負側直流端子2
d,交流入力端子2a,第一の回線ラインL1へと電流が
流れる。そこで、反転検出トランジスタのベースとエミ
ッタ間が浮き状態とならず、安定な動作をする。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて、本考案を更に詳しく
説明する。
ここで第1図は、本考案の一実施例の電話回線の極性反
転検出回路の回路構成図である。
なお、以下の実施例により本考案が限定されるものでな
い。
第1図に示される電話回線の極性反転検出回路1におい
て、電話回線は第1の回線ラインL1と第2の回線ライ
ンL2の2つの回線ラインからなり、それらの回線ライ
ンL1,L2はダイオードブリッジ2の交流入力端子
a,2cに接続されている。
第1の回線ラインL1は、抵抗4を介して、反転検出ト
ランジスタ7のベースに接続されている。
反転検出トランジスタ7のエミッタは、ダイオードブリ
ッジ2の負側直流端子2dに接続されている。
反転検出トランジスタ7のコレクタは抵抗5を通って電
源に接続されており、コレクタ出力が電話回線の極性反
転検出出力として取り出されている。
反転検出トランジスタ7のベースとエミッタ間には、保
護用ダイオード6が接続されている。
さらに、抵抗3が、反転検出トランジスタ7のエミッタ
と第2の回線ラインL2との間に接続されている。
ダイオードブリッジ2の直流端子2b,2d間には、スピ
ーチ回路,リンガー回路,ハンドセット等を含む電話回
線8が接続されている。
いま、第1図において第1の回線ラインL1が正極,第
2の回線ラインL2が負極の場合には、抵抗4を通じて
反転検出トランジスタ7のベース電流が供給され、反転
検出トランジスタ7が導通して、コレクタ出力がLo
(ロー)レベルとなる。
一方、第1の回線ラインL1が負極、第2の回線ライン
2が正極の場合には、第2の回線ラインL2から、抵抗
3,ダイオードブリッジの負側直流端子2d,交流入力
端子2aを通じて、第1の回線ラインL1へ電流が流れ
る。従って、反転検出トランジスタ7のベースとエミッ
タ間には負のバイアス(約−0.7V)がかかり、反転
検出トランジスタ7は導通しないのでコレクタ出力はH
i(ハイ)レベルとなる。
このように、反転検出トランジスタ7のベースとエミッ
タ間には、安定した負のバイアスがかかることになるか
ら、浮き状態となることがなくなり、安定な動作をす
る。
すなわち、ダイヤル発信後に相手側がオフフックして回
線ラインL1,L2間の極性が反転すれば、コレクタ出力
が確実に反転する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、第1および第2の回線ラインがダイオ
ードブリッジの交流入力端子に接続され、第1の回線ラ
インは、抵抗を介して反転検出トランジスタのベースに
接続され、反転検出トランジスタのエミッタは、上記ダ
イオードブリッジの負側直流端子に接続され、反転検出
トランジスタのベースとエミッタ間に保護用ダイオード
が接続された回路において、反転検出トランジスタのエ
ミッタが抵抗を介して、第2の回線ラインに接続された
ことを特徴とする電話回線の極性反転検出回路が提供さ
れる。
これにより、回線ラインL1,L2のどちらが正極または
負極となっても、反転検出トランジスタが安定な動作を
するので、極性反転検出の信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電話回線の極性反転検出回
路の回路構成図、第2図は従来の電話回線の極性反転検
出回路の回路構成図である。 〔符号の説明〕 1…電話回線の極性反転検出回路(実施例) 2…ダイオードブリッジ 3,4,5…固定抵抗 6…保護用ダイオード 7…反転検出トランジスタ 8…電話回路 L1…第1の回線ライン L2…第2の回線ライン 10…電話回線の極性反転検出回路(従来例)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の回線ラインがダイオード
    ブリッジの交流入力端子に接続され、第1の回線ライン
    は、抵抗を介して反転検出トランジスタのベースに接続
    され、反転検出トランジスタのエミッタは、上記ダイオ
    ードブリッジの負側直流端子に接続され、反転検出トラ
    ンジスタのベースとエミッタ間に保護用ダイオードが接
    続された回路において、反転検出トランジスタのエミッ
    タが抵抗を介して、第2の回線ラインに接続されたこと
    を特徴とする電話回線の極性反転検出回路。
JP3151188U 1988-03-09 1988-03-09 電話回線の極性反転検出回路 Expired - Lifetime JPH0623084Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01135848U JPH01135848U (ja) 1989-09-18
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