JPH0422588Y2 - - Google Patents

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JPH0422588Y2
JPH0422588Y2 JP1987111457U JP11145787U JPH0422588Y2 JP H0422588 Y2 JPH0422588 Y2 JP H0422588Y2 JP 1987111457 U JP1987111457 U JP 1987111457U JP 11145787 U JP11145787 U JP 11145787U JP H0422588 Y2 JPH0422588 Y2 JP H0422588Y2
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JP
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transistor
telephone
scr
thyristor scr
thyristor
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JP1987111457U
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JPS6416753U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、保留機能を有しない電話機に接続す
るアダプターで、このアダプター内に電話回線保
留とその保留解除装置を有する新規な考案であ
る。
従来この種アダプターの構成においては通話中
間違つて保留をかけてしまう欠点があつた。又保
留解除の手段として電話機に流れる電流に基づい
てハンドセツトのオフフツクを検出するようにし
た電流検出のため回線ロスを生じさせ動作を不安
定にさせる欠点があつた。
本考案はこれらの欠点を除去するようにしたも
のである。
次に本考案の実施の一例を図面に基ずき説明す
ると電話回線L1,L2のローゼツトターミナルP1
P2間に電話器Tが介在させてある。ローゼツト
ターミナルP1,P2よりコード1,2により極性
を揃えるダイオードブリツジDBが接続されてい
る。このダイオードブリツジDBは電話回線L1
L2の極性が時には反転するので半導体回路の動
作上のため極性を一定にするものである。ダイオ
ードブリツジDBの出力側3には保留をするため
のボタンスイツチSの一端が接続されていると共
に一方向性のサイリスタSCRのアノードAにト
ランジスタQのコレクターCが接続されている。
前記のボタンスイツチSの他端にはサイリスタ
SCRのゲートGに電話機負荷が回線に加わつて
いる時の電位では、起動電流を流させいためのツ
エナーダイオードZDと起動時過大電流防止用の
抵抗R1,R2が接続されている。
トランジスタQのエミツターEはサイリスタ
SCRのカソードKに接続されている。サイリス
タSCRのゲートGの保護抵抗R2とトランジスタ
QのベースBとエミツターE間に抵抗R3が接続
されている。トランジスタQのベースBにはコン
デンサCONの一端が接続されており、コンデン
サCONの他端はサイリスタSCRのカソードKに
接続された負荷Zの他端に接続されると共にダイ
オードブリツジDBの負側4に接続した閉回路を
形成している。尚、ADはアダプターである。
次に動作につき説明するとサイリスタSCRの
カソードKとトランジスタQのエミツターEの電
位は接続されている負荷Zの電位と同じであり、
その時コンデンサCONは高抵抗R3を介して充
電々流が流れ、トランジスタQのベースBはエミ
ツターEより電位が低いのでトランジスタQは動
作領域にない。充電が完了してもトランジスタQ
のベースBとエミツターEは同一電位となり、同
じくトランジスタQは動作しない。
今電話回線L1,L2に接続されている電話機T
をオフフツク即ちハンドセツトを持ち上げ回線に
電話機Tの負荷が本装置の保留負荷と並列とな
り、回線電位が一瞬降下した時の保留回線内の負
荷Zの両端間電位も降下する。この時コンデンサ
CONに充電した電位は高抵抗R3を介して逆に電
位降下している負荷Z側へ放電して行くが、高抵
抗R3に阻まれ一瞬に放電しきれない。トランジ
スタQのベースBの電位は速やかに変化しない
が、負荷ZにつながつているトランジスタQのエ
ミツターEは、電話回線L1,L2の電位変化に応
じて降下して1ボルト以上の電位差を生じ、トラ
ンジスタQが通電となり、サイリスタSCRの両
極の電位を零にして通電停止状態に持つて行く。
サイリスタSCRが通電停止状態になつてもトラ
ンジスタQのベースBエミツターEの電位差がト
ランジスタQを動作領域にある間内部抵抗を増し
つつトランジスタQも通電停止状態へ移行する。
実際にはほとんど一瞬の経過で行なわれる結果閉
回路を開き保留解除するものである。
本考案の動作範囲は、電話回線の電話局と電話
機間の線路抵抗、電話機の直流抵抗、規定電流を
考慮し、電話機の通話時電圧すべてに安定動作す
るものである。
尚、負荷Zの回路内にICによりメロデイー発
生回路を有して回線へ保留中メロデイーを送出す
る機能があつてもよい。メロデイー送出機能があ
る場合電話機Tがオフフツク状態即ちハンドセツ
トを持ち上げている時メロデイー送出をさせない
ためツエナーダイオードZDは局の電源最低規定
電圧42ボルト以下では保留機能を起動させないた
めのものである。
サイリスタSCRのアノードAにはトランジス
タQのコレクターCをサイリスタSCRのカソー
ドKにはトランジスタQのエミツターEが接続さ
れている。サイリスタSCRの通電を開くにはサ
イリスタSCRの電圧をスイツチを開いて加えな
くするか、サイリスタSCRの両電極を短絡し電
圧を零にする方法がある。
本考案は、サイリスタSCRの両極を短絡する
方法を用いている。
更に本考案の作用効果について説明すると電話
回線L1,L2の電話機Tと並列接続した保留アダ
プターのダイオードDBの両端の電圧は電話機の
待機時には無負荷となり、局電源電圧が回線の線
路抵抗に関係なくダイオードブリツジDBの出力
側3及び負側3に表われる。ボタンスイツチSは
プツシユ時のみ閉じるスイツチであり、ツエナー
ダイオードZDは電話機通話時には局電源電圧に
途中の回線の線路抵抗と通話時の電話機の内部抵
抗の分圧比により決まるので多くの回線及び電話
機の状況を考慮に入れ判別電圧が設定されてい
る、ツエナーダイオードZDにより同一回線内に
ある電話機が通話状態にある場合サイリスタ
SCRのトリガー電圧が得られずゲートGに与え
られない。従つて間違つて通話中に保留をかける
ようことがない利点がある。
ボタンスイツチSを押しながら通話中の電話機
Tのハンドセツトをオンフツク(受話機を電話機
に置いた状態)し、回線電圧が局電源電圧に近づ
いてツエナーダイオードZDの設定電圧以上とな
つた時サイリスタSCRのゲートGのトリガー電
圧を得るようになり、サイリスタSCRが通電し、
ダイオードブリツジDBの出力側3よりサイリス
タSCRのアノードA、カソードK及び負荷Zよ
りダイオードブリツジDBの負側4に到る閉回路
を形成して回線の保留を行うのである。又保留解
除は保留時常に一定電圧を維持するよう基準電圧
とするコンデンサCONをサイリスタSCRの両極
に並列にそれぞれトランジスタQのコレクターC
及びエミツターEを接続し、回線電圧が併設して
いる同一回線内の電話機負荷が加わり、回線電圧
降下の瞬時の変化をトランジスタQがとらえ、ト
ランジスタQの電子スイツチとしてサイリスタ
SCRのアノードA、カソードKを短絡状態とし、
サイリスタSCRの保持電流以下の状況を作り出
し、回線の電圧変化をトランジスタQのベース
B、エミツターEに電圧を生じさせ電子スイツチ
としてトランジスタQを閉じる効果を持たせてい
る。次にコンデンサCONが抵抗3を介し放電後
トランジスタQのベースB、エミツターE間の電
位差がなくなつた時にトランジスタQは電子スイ
ツチとして開となる。この時並列接続となつてい
るサイリスタSCRは1瞬保持電流以下の状態に
おかれていたため再び電流が流れず回線保留回路
を開き回線の保留解除が行えるのである。従来保
留解除の検出を電流変化により行つていたので回
線ロスがどうしても生じていたが、この点電圧を
基準とし電圧比較により回線電圧を検出している
ので回線ロスを生じさせるようなことがないので
動作が安定する効果も大きい。
尚簡素な回路構成となつているため使用部品も
少なく経済性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の一例を示す回路図であ
り、第2図は本考案アダプターと電話機の接続状
態を示す斜視図である。 L1,L2……電話回線、P1,P2……ローゼツト
ターミナル、1,2……コード、DB……ダイオ
ードブリツジ、3……ダイオードブリツジDBの
出力側、4……ダイオードブリツジDBの負側、
S……ボタンスイツチ、ZD……ツエナーダイオ
ード、SCR……一方向性サイリスタ、Q……ト
ランジスタ、CON……コンデンサ、R1,R2,R3
……抵抗、Z……負荷、T……電話機、AD……
アダプター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話回線L1,L2のローゼツトターミナルP1
    P2間に電話器Tを介在させ、ローゼツトターミ
    ナルP1,P2よりコード1,2により極性を揃え
    るダイオードブリツジDBを接続し、該ブリツジ
    ダイオードDBの出力側3にはスイツチSの一端
    が接続されると共に、サイリスタSCRのアノー
    ドAが接続され、該サイリスタSCRのアノード
    AにトランジスターQのコレクターCが接続さ
    れ、前記スイツチSの他端には、サイリリスタ
    SCRのゲートGに起動電流を或る電位以下では
    流させないためのツエーナーダイオードZDと起
    動時過大電流防止用の抵抗R1,R2が接続され、
    トランジスタQのエミツターEはサイリスタ
    SCRのカソードKに接続し、サイリスタSCRの
    ゲートG間に抵抗R2がありトランジスタQのベ
    ースBとエミツターE間に抵抗R3が接続され、
    且つトランジスタQのベースBにはコンデンサ
    CONの一端が接続され、コンデンサCONの他端
    はサイリスタSCRのカソードKに接続された負
    荷Zに接続されると共にダイオードブリツジDB
    の負側4に接続した閉回路を形成した保留機能を
    有しない電話機に接続する電話回線保留とその保
    留解除装置を有するアダプター。
JP1987111457U 1987-07-21 1987-07-21 Expired JPH0422588Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987111457U JPH0422588Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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JP1987111457U JPH0422588Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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Publication Number Publication Date
JPS6416753U JPS6416753U (ja) 1989-01-27
JPH0422588Y2 true JPH0422588Y2 (ja) 1992-05-25

Family

ID=31349518

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JP1987111457U Expired JPH0422588Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60250762A (ja) * 1984-05-25 1985-12-11 Matsushita Electric Works Ltd 電話機の保留アダプタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60250762A (ja) * 1984-05-25 1985-12-11 Matsushita Electric Works Ltd 電話機の保留アダプタ

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JPS6416753U (ja) 1989-01-27

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