JPS6316196Y2 - - Google Patents

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JPS6316196Y2
JPS6316196Y2 JP5066582U JP5066582U JPS6316196Y2 JP S6316196 Y2 JPS6316196 Y2 JP S6316196Y2 JP 5066582 U JP5066582 U JP 5066582U JP 5066582 U JP5066582 U JP 5066582U JP S6316196 Y2 JPS6316196 Y2 JP S6316196Y2
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JP
Japan
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resistor
pulse dial
transistor
dial
reset
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JP5066582U
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JPS58155158U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子式パルスダイヤルを使用する電話
機中のパルスダイヤルICの付加回路に関する。
電子式パルスダイヤルを構成しようとする場
合、専用のワン・チツプICがメーカより多種発
売されており、これらの応用回路例も示されてい
るので容易に構成できる。しかし従来の応用回路
例ではいろいろと不備な点が多く存在した。
本考案はパルスダイヤルICの動作をより安定
にさせるためのパルスダイヤルICのリセツト入
力を得るようとしたものである。
以下図面を参照しながら説明する。
第1図は従来のパルスダイヤルICの付加回路
を持つた電話機回路である。
L1,L2端子には交換機よりDC48Vが加えられ
ている。受話器を外すとフツクスイツチ1が閉
じ、DC48Vがブリツジダイオード2を通る際、
一定極性電圧となり、抵抗3及び逆流防止ダイオ
ード4を通り、コンデンサ5に充電される。充電
電圧はIC6のVDD−VSS間に動作電源を与える
と同時に、コンデンサ及び抵抗7で構成する微分
回路に加えられてパルス電圧を発生し、このパル
ス電圧がIC6のHS−VSS間に加えられるとIC6
はリセツトされる。続いてIC6のDP端子にH電
圧が現れ、抵抗8を通しトランジスタ9を導通さ
せ、さらに抵抗10を通しトランジスタ11を導
通させる。トランジスタ11の導通により電話機
通話回路網13が通電して、電話機は交換機に対
し発信状態になる。以后IC6のVDD−VSS間電
圧は、抵抗12及び逆流防止ダイオード4を通し
供給される。こゝで抵抗12は抵抗3より低抵抗
である。
次に、押釦スイツチ14の任意の数字0〜1を
押せば、ダイヤル番号がIC6に入力されると同
時に抵抗及コンデンサ15によつて決められる基
準周波数を発振し、分周及び処理されてIC6の
DP端子にH,Lの交互電圧によるダイヤル出力
が現れる。この出力によりトランジスタ9を通し
トランジスタ11がON,OFFを繰返しダイヤル
パルスが交換機に送出される。
次に送受器を外して発信する場合、電子式パル
スダイヤを構成するIC6に対し、最初にリセツ
トをかけておかなければならないが、従来回路で
はリセツト電圧が充分得られないので、以後のダ
イヤル発信ができないことがある。これは、微分
回路7に加わる電圧の立ち上がりがゆるやかなた
めである。すなわち抵抗3とコンデンサ5による
充電時定数が微分回路の時定数よりかなり大きく
ならざるをえないからである。以上が従来回路の
欠点とその理由である。
第2図は本考案の一実施例であるパルスダイヤ
ルICの付加回路を備えた電話機回路図である。
以下図面を参照しながら説明する。受話器を外す
と、フツクスイツチ1が閉じ、DC48Vによつて
コンデンサ5に充電され、充電々圧がIC6の
VDD−VSS間に動作電源を与えところまでは第
1図の説明と同じである。前記充電々圧は同時に
抵抗7Aを通しIC6のHS−VSS間にリセツト電
圧を与えるので、IC6は確実にリセツトされる。
ここで先に受話器を外した際、フツクスイツチ7
Fが閉じるが、抵抗7Cとコンデンサ7Eで構成
する積分回路の時定数により、充分なリセツト電
圧になるまでトランジスタ7Bを非導通に抑え
る。その後トランジスタ7Bは導通しフツクスイ
ツチ7Fを通してIC6のHS−VSS間をL電位に
保つ、抵抗7Dは高抵抗であり通話終了後コンデ
ンサ7Eの電荷を放電させるためである。又電話
をかけなおすために行なうフツキング(一瞬フツ
クスイツチ1及び7Fを切る)動作に於いてもフ
ツクスイツチ7Fが切れるのでIC6は確実にリ
セツトされる。上記の通りIC6に初期リセツト
をかける場合は、抵抗7Cとコンデンサ7Eから
なる時定数によりトランジスタスイツチ7Bを遅
延動作制御するもので、又フツキング時にリセツ
トをかける場合はフツクスイツチ7Fにより強制
切断するものである。こゝでフツクスイツチ7F
は、フツクスイツチに連動するトランジスタスイ
ツチ等で置き替えることもできる。
次に通話中、挿入交流損失を与える抵抗素子に
対し、第1図の抵抗10と抵抗12の替りに、第
2図に於いては、それぞれ定電流ダイオード10
Aと12Aを使用する、定電流ダイオードは、定
格直流電流を流した場合、この素子の交流インピ
ーダンスは数100KΩあるので、交流損失を与え
る抵抗に替えて定電流ダイオードを使用すれば、
容易に交流損失を軽減でき、第2図の改良例に於
いても挿入交流損失を1dB以下に抑えられる。
以上説明したように本願考案は電話機中のパル
スダイヤルICのリセツト動作を確実に行なわせ
ることができるので押釦スイツチによるダイヤリ
ングを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルスダイヤルICの付加回路
を用いた電話機回路図である。第2図は本考案の
1実施例であるパルスダイヤルICの付加回路を
用いた電話機回路図である。 1……フツクスイツチ、6……パルスダイヤル
IC、7……微分回路、7A……抵抗、7B……
トランジスタ、7C……抵抗、7D……抵抗、7
E……コンデンサ、7F……フツクスイツチ、1
0……抵抗、10A……定電流ダイオード、11
……トランジスタ、12……抵抗、12A……定
電流ダイオード、13……通話回路網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルスダイヤルICを備える電話機において、
    パルスダイヤルICの正の電源側とリセツト端子
    との間に挿入された第1の抵抗を備え、前記リセ
    ツト端子とパルスダイヤルICの負の電源側との
    間にトランジスタと、電話機のフツクボタンの動
    作と連動するスイツチ機構とを直列に接続したも
    のを挿入し、パルスダイヤルICの正の電源側と
    前記トランジスタのベース間に第2の抵抗と、前
    記トランジスタのベースとエミツタ間に前記トラ
    ンジスタを遅延動作制御する時定数回路を備えて
    パルスダイヤルICの正の電源側に電源が印加さ
    れると第一の抵抗を介して即リセツト端子に電源
    が印加された後、前記スイツチ機構と遅延動作制
    御されたトランジスタとを介しパルスダイヤル
    ICのリセツト端子をパルスダイヤルICの負の電
    源側と短絡状態とすることでパルスダイヤルIC
    のリセツト動作を行うことを特徴としたパルスダ
    イヤルICの付加回路。
JP5066582U 1982-04-09 1982-04-09 パルスダイヤルicの付加回路 Granted JPS58155158U (ja)

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JP5066582U JPS58155158U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 パルスダイヤルicの付加回路

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JP5066582U JPS58155158U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 パルスダイヤルicの付加回路

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Publication Number Publication Date
JPS58155158U JPS58155158U (ja) 1983-10-17
JPS6316196Y2 true JPS6316196Y2 (ja) 1988-05-09

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ID=30061449

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JP5066582U Granted JPS58155158U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 パルスダイヤルicの付加回路

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