JPH0321077Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321077Y2 JPH0321077Y2 JP8112784U JP8112784U JPH0321077Y2 JP H0321077 Y2 JPH0321077 Y2 JP H0321077Y2 JP 8112784 U JP8112784 U JP 8112784U JP 8112784 U JP8112784 U JP 8112784U JP H0321077 Y2 JPH0321077 Y2 JP H0321077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thyristor
- capacitor
- turned
- circuit
- timer circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 技術分野
この考案はサイリスタに直列に負荷を接続し、
電源をオンした後、一定時間経過後に自動的にサ
イリスタをオフするタイマ回路の改良に関する。
電源をオンした後、一定時間経過後に自動的にサ
イリスタをオフするタイマ回路の改良に関する。
(b) 従来技術とその欠点
従来のこの種のタイマ回路を第2図に示す。図
において、Eは電源、SWは電源スイツチ、Q1
はサイリスタ、LはサイリスタQ1に直列に接続
される負荷、CCはサイリスタQ1にゲートパル
スを与えるゲートパルス発生回路である。サイリ
スタQ1には抵抗R1〜R3、コンデンサC1お
よびPUTQ2からなる公知のタイマ回路が接続
され、またサイリスタQ1に並列にトランジスタ
Q3が並列に接続されるとともに、このトランジ
スタQ3のベースと上記PUTQ2のゲート間に
ツエナーダイオードZDが接続される。以上の構
成において電源スイツチSWを投入するとゲート
パルス発生回路CCからサイリスタQ1のゲート
にゲートパルスが供給され、サイリスタQ1がオ
ンして負荷Lに対し電源Eが供給される。同時に
タイマ回路のコンデンサC1に対して充電が始ま
り、PUTQ2のアノード電位がゲート電位より
も高くなつたときにPUTQ2がオンしてツエナ
ーダイオードZDを介してトランジスタQ3のベ
ース電位を落とす。するとトランジスタQ3がオ
ンし、サイリスタQ1のアノードカソード間を保
持電圧以下にして同サイリスタをオフ状態に設定
する。したがつて電源スイツチSWオン後、抵抗
R1とコンデンサC1で決る時間が経過すると、
自動的にサイリスタQ1がオフすることになる。
従来のサイリスタオフ用タイマ回路は、上記のよ
うにPUTとCR回路で構成される公知のタイマ回
路にサイリスタQ1に並列に接続されているトラ
ンジスタQ3、さらにツエナーダイオードZD等
を付加することによつて構成していた。しかし、
トランジスタQ3やツエナーダイオードZDその
他の抵抗等を必要とし、回路構成が多少複雑化す
る不都合があつた。
において、Eは電源、SWは電源スイツチ、Q1
はサイリスタ、LはサイリスタQ1に直列に接続
される負荷、CCはサイリスタQ1にゲートパル
スを与えるゲートパルス発生回路である。サイリ
スタQ1には抵抗R1〜R3、コンデンサC1お
よびPUTQ2からなる公知のタイマ回路が接続
され、またサイリスタQ1に並列にトランジスタ
Q3が並列に接続されるとともに、このトランジ
スタQ3のベースと上記PUTQ2のゲート間に
ツエナーダイオードZDが接続される。以上の構
成において電源スイツチSWを投入するとゲート
パルス発生回路CCからサイリスタQ1のゲート
にゲートパルスが供給され、サイリスタQ1がオ
ンして負荷Lに対し電源Eが供給される。同時に
タイマ回路のコンデンサC1に対して充電が始ま
り、PUTQ2のアノード電位がゲート電位より
も高くなつたときにPUTQ2がオンしてツエナ
ーダイオードZDを介してトランジスタQ3のベ
ース電位を落とす。するとトランジスタQ3がオ
ンし、サイリスタQ1のアノードカソード間を保
持電圧以下にして同サイリスタをオフ状態に設定
する。したがつて電源スイツチSWオン後、抵抗
R1とコンデンサC1で決る時間が経過すると、
自動的にサイリスタQ1がオフすることになる。
従来のサイリスタオフ用タイマ回路は、上記のよ
うにPUTとCR回路で構成される公知のタイマ回
路にサイリスタQ1に並列に接続されているトラ
ンジスタQ3、さらにツエナーダイオードZD等
を付加することによつて構成していた。しかし、
トランジスタQ3やツエナーダイオードZDその
他の抵抗等を必要とし、回路構成が多少複雑化す
る不都合があつた。
(c) 考案の目的
この考案の目的はPUTを使用した基本的なタ
イマ回路に一個のコンデンサと一個の抵抗を接続
するだけで電源オン後一定時間経過したときに確
実にサイリスタをオフすることができるサイリス
タオフ用タイマ回路を提供することにある。
イマ回路に一個のコンデンサと一個の抵抗を接続
するだけで電源オン後一定時間経過したときに確
実にサイリスタをオフすることができるサイリス
タオフ用タイマ回路を提供することにある。
(d) 考案の構成
第1図はこの考案に係るサイリスタオフ用タイ
マ回路の回路図である。構成において第2図に示
す従来のタイマ回路と同一部分には同一符号を付
している。この考案に係るサイリスタオフ用タイ
マ回路が第2図に示す従来の回路と相違する部分
は、ツエナーダイオードZD、トランジスタQ3
および抵抗R4,R5に代えてコンデンサC2お
よび抵抗R6を使用した点である。コンデンサC
2はPUTQ2のカソード端子とサイリスタQ1
のカソード端子間に接続され、抵抗R6は
PUTQ2のカソード端子と電源間に接続されて
いる。
マ回路の回路図である。構成において第2図に示
す従来のタイマ回路と同一部分には同一符号を付
している。この考案に係るサイリスタオフ用タイ
マ回路が第2図に示す従来の回路と相違する部分
は、ツエナーダイオードZD、トランジスタQ3
および抵抗R4,R5に代えてコンデンサC2お
よび抵抗R6を使用した点である。コンデンサC
2はPUTQ2のカソード端子とサイリスタQ1
のカソード端子間に接続され、抵抗R6は
PUTQ2のカソード端子と電源間に接続されて
いる。
以上の構成において、電源スイツチSWを投入
すると、ゲートパルス発生回路CCからサイリス
タQ1にゲートパルスが供給され、サイリスタQ
1がオンして負荷Lに電源Eが供給される。また
同時にコンデンサC1への充電が始まる。さらに
コンデンサC2にも充電が開始される。コンデン
サC1の充電電圧がPUTQ2のゲート電位を越
えるとPUTQ2がオンする。するとコンデンサ
C2と抵抗R6の接続点の電圧が急激にコンデン
サC1の充電電圧に高まるため、それに応じてコ
ンデンサC2のサイリスタカソード側電位も瞬間
的に持ち上がる。この結果サイリスタQ1のアノ
ード、カソード間は逆バイアスとなり、サイリス
タQ1が直ちにオフ状態となる。以上の動作によ
つて電源スイツチSWオン後、コンデンサC1と
抵抗R1とによつて定まる一定時間が経過したと
きにサイリスタQ1を自動的にオフ状態にするこ
とができる。
すると、ゲートパルス発生回路CCからサイリス
タQ1にゲートパルスが供給され、サイリスタQ
1がオンして負荷Lに電源Eが供給される。また
同時にコンデンサC1への充電が始まる。さらに
コンデンサC2にも充電が開始される。コンデン
サC1の充電電圧がPUTQ2のゲート電位を越
えるとPUTQ2がオンする。するとコンデンサ
C2と抵抗R6の接続点の電圧が急激にコンデン
サC1の充電電圧に高まるため、それに応じてコ
ンデンサC2のサイリスタカソード側電位も瞬間
的に持ち上がる。この結果サイリスタQ1のアノ
ード、カソード間は逆バイアスとなり、サイリス
タQ1が直ちにオフ状態となる。以上の動作によ
つて電源スイツチSWオン後、コンデンサC1と
抵抗R1とによつて定まる一定時間が経過したと
きにサイリスタQ1を自動的にオフ状態にするこ
とができる。
(e) 考案の効果
以上のようにこの考案によれば、従来の回路構
成に比較して部品点数が少なくなり、またトラン
ジスタやツエナーダイオード等の半導体素子を使
用する必要がないために小型化に寄与でき、且つ
コストダウンを実現することができる。
成に比較して部品点数が少なくなり、またトラン
ジスタやツエナーダイオード等の半導体素子を使
用する必要がないために小型化に寄与でき、且つ
コストダウンを実現することができる。
第1図はこの考案に係るサイリスタオフ用タイ
マ回路の回路図を示し、第2図は従来のサイリス
タオフ用タイマ回路の回路図を示す。 E……電源、SW……電源スイツチ、Q1……
サイリスタ、Q2……PUT。
マ回路の回路図を示し、第2図は従来のサイリス
タオフ用タイマ回路の回路図を示す。 E……電源、SW……電源スイツチ、Q1……
サイリスタ、Q2……PUT。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 PUTとCR回路で構成されるタイマ回路を、サ
イリスタに直列接続された負荷に並列に接続し、
電源オン後一定時間が経過して前記PUTがオン
したとき前記サイリスタをオフする回路におい
て、 前記PUTのカソード端子と前記サイリスタの
カソード端子間にコンデンサを接続するととも
に、PUTのカソード端子と電源間に抵抗を接続
し、前記PUTのオン時に、前記コンデンサのサ
イリスタカソード側電位を瞬間的に持ち上げて前
記サイリスタをオフ状態に設定することを特徴と
するサイリスタオフ用タイマ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8112784U JPS60192532U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | サイリスタオフ用タイマ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8112784U JPS60192532U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | サイリスタオフ用タイマ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60192532U JPS60192532U (ja) | 1985-12-20 |
JPH0321077Y2 true JPH0321077Y2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=30627616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8112784U Granted JPS60192532U (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | サイリスタオフ用タイマ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60192532U (ja) |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP8112784U patent/JPS60192532U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60192532U (ja) | 1985-12-20 |
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