JPS605496Y2 - 電話機のル−プ復旧回路 - Google Patents

電話機のル−プ復旧回路

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JPS605496Y2
JPS605496Y2 JP14843579U JP14843579U JPS605496Y2 JP S605496 Y2 JPS605496 Y2 JP S605496Y2 JP 14843579 U JP14843579 U JP 14843579U JP 14843579 U JP14843579 U JP 14843579U JP S605496 Y2 JPS605496 Y2 JP S605496Y2
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JP
Japan
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voltage
power supply
telephone
voltage level
circuit
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JP14843579U
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JPS5665548U (ja
Inventor
靖男 小林
邦彦 金田
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株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流電源を備えかつ電話ループを磁気ラッチン
グリレーの接点によって形成する電話機のループ復旧回
路に係り、特に直流電源の電圧が規定値以下に低下した
とき、磁気ラッチングリレーを強制的に復旧させて電話
機ループを開放せしめることができる電話機のループ復
旧回路に関するものである。
一般に、この種の電話機に用いられる磁気ラッチングリ
レーは、直流電源の電圧が規定値以下に低下したときに
も磁気的に動作状態を保持している。
そして、この磁気ラッチングリレーを電気的に復旧させ
る場合には、2巻線の磁気ラッチングリレーでは復旧巻
線に通電し、1巻線の磁気ラッチングリレーでは復旧方
向に通電することによって行なうものである。
このように、磁気ラッチングリレーは電源電圧が規定値
以下に低下したときにも動作状態を保持するため、この
磁気ラッチングリレーの接点によって電話ループを形成
する電話機に好ましくない状態が生じるおそれがあり、
また、直流電源の電圧が正常に復旧したときに初期状態
にならないという欠点があった。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解決すると
共にかかる欠点を除去すべくなされたもので、その目的
は直流電源の回復時には必ず初期状態となり、電話機に
とって好ましくない状態を確実に解消することができ、
また、停電監視リレーを必要とせず、回路構成が極めて
簡単で、しかも小形にすることができる電話機のループ
復旧回路を提供することにある。
このような目的を達成するため、本考案は直流電源の電
圧が規定電圧以下の第1電圧レベルに低下したときこれ
を検出し検出信号を出力する第1の検出回路と、この第
1の検出回路からの検出信号によって動作し上記直流電
源の電圧が第1電圧レベルより更に低い第2電圧レベル
に低下するまでの間復旧信号を出力する第2の検出回路
と、この第2の検出回路の復旧信号によって導通する駆
動用トランジスタとを備え、上記直流電源の電圧が第1
電圧レベルから第2電圧レベルに低下する時間のみ磁気
ラッチングリレーに復旧電流を供給して電話ループを開
放せしめるようにしたものである。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明する。
図は本考案による電話機のループ復旧回路の一実施例を
示す回路図で、−例として2巻線を有する磁気ラッチン
グリレーを用い、その常開接点によって電話ループを形
成する電話機の直流ループ制御に使用した場合を示すも
のである。
図において、1は負極側を接地した直流電源で、その正
面側はフックスイッチ2の一端に接続されている。
3は常開接点3aと動作巻線3bおよび復旧巻線3Cを
備えた磁気ラッチングリレーで、その動作巻線3bおよ
び復旧巻線3Cの各一端はそれぞれフックスイッチ2の
他端に接続されている。
4はループ方式であればほぼフックオフと同時に、後ル
ープ方式であれば硬貨の蓄積によって駆動パルスを送出
する駆動パルス発生回路、6は磁気ラッチングリレー3
を動作させるための動作用トランジスタで、そのコレク
タは抵抗5を介して上記動作巻線3bの他端に接続され
ると共にダイオード7を介してフックスイッチ2の他端
に接続され、エミッタは接地され、ベースは駆動パルス
発生回路4の出力端に接続されている。
8は磁気ラッチングリレー3を復旧させるための駆動用
トランジスタで、そのコレクタは復旧巻線3Cの他端に
接続されると共にダイオード9を介してフックスイッチ
2の他端に接続され、エミッタは接地され、ベースは後
述する第2の検出回路の出力端子15aに接地され、こ
の第2の検出回路からの復旧信号によって導通するよう
に構成されている。
10はフックスイッチ2の他端と接地との間に接続され
た抵抗11、温度補償素子12および抵抗13からなる
直列回路と、コレクタが出力端子10aに接続されエミ
ッタが接地されベースが上記抵抗11と温度補償素子1
2との接続点に接続された第1トランジスタ14とから
なる第1の検出回路で、常時はこの第1トランジスタ1
4がオン状態であり、直流電源1の電圧が規定電圧以下
の第1電圧レベルに低下したとき、この第1トランジス
タ14がオフとなり、出力端子10aから検出信号を出
力するように構成されている。
15はフックスイッチ2の他端と接地との間に接続され
た抵抗17.18からなる直列回路と、コレクタが抵抗
19を介してフックスイッチ2の他端に接続されエミッ
タが出力端子15aを介して駆動用トランジスタ8のベ
ースに接続されベースが上記抵抗17.18の接続点に
接続された第2トランジスタ20とからなる第2の検出
回路で、常時は、この第2トランジスタ20がオフ状態
であり、上記第1の検出回路10の第1トランジスタ1
4のオフによってオンになるが、直流電源1の電圧が第
1電圧レベルより更に低い第2電圧レベル以下に低下し
たとき、この第2トランジスタ20がオフとなり、直流
電源1の電圧が第1電圧レベルから第2電圧レベルに低
下するまでの間出力端子15aから復旧信号を出力する
ように構成されている。
21は電話機で、この電話機21と局との直列ループに
磁気ラッチングリレー3の常開接点3aが挿入され、電
話ループを磁気ラッチングリレー3の接点によって形成
する電話機を構成している。
なお、LL、L2は局線端子である。そして、22は第
1の検出回路10および第2の検出回路15から構成さ
れる復旧パルス発生回路である。
つぎにこの図に示す実施例の動作を説明する。
まず、ハンドセットを上げると、フックスイッチ2が閉
じ、磁気ラッチングリレー3の動作巻線3bおよび復旧
巻線3Cの一端に直流電源1の電圧が印加する。
そして、はぼフックオフと同時(先ループ方式)あらい
は硬貨の蓄積(後ループ方式)時に、駆動パルス発生回
路4が動作し、駆動パルスを出力する。
この駆動パルスは動作用トランジスタ6のベースに入力
し、この動作用トランジスタ6はオン状態に移行する。
この動作用トランジスタ6のオンにより、磁気ラッチン
グリレー3の動作巻線3bに電流が流れ、この磁気ラッ
チングリレー3は動作し保持状態になる。
このため、その常開接点3aが閉じ、局との電話ループ
が形成される。
このとき、直流電源1の電圧が規定電圧以上であれば第
1トランジスタ14のベースには抵抗11.13、温度
補償素子12およびこの第1トランジスタ14のベース
・エミッタ間電圧■8゜とで決まるベース流が流れる。
このため、第1トランジスタ14はオンになる。
したがって、第2トランジスタ20のベースはほぼアー
ス電位になるため、この第2トランジスタ20はオフに
なる。
このため、第2の検出回路15は出力端子15aから復
旧信号は出力しない。
このため駆動用トランジスタ8のベースには復旧信号が
入力しないため、駆動用トランジスタ8はオフ状態であ
り、磁気ラッチングリレー3の復旧巻線3cには復旧電
流が流れない。
つぎに、通話中、直流電源1の電圧が規定電圧以下の第
1電圧レベルに低下すると、第1トランジスタ14はオ
フとなる。
このため、第2トランジスタ20のベースには抵抗17
および抵抗18で決まる電圧が印加し、第2トランジス
タ20はオンになる。
そして、直流電源1の電圧がこの第1電圧レベルより更
に低い第2電圧レベル以下に低下すると、この第2トラ
ンジスタ20のベース電圧が低下し、この第2トランジ
スタ20はオフになる。
このため、直流電源1の電圧が第1電圧レベルから第2
電圧レベルに低下するまでの間第2の検出回路15の出
力端子15aから復旧信号が出力する。
この復旧信号は駆動用トランジスタ8のベースに入力し
、この駆動用トランジスタ8はオンになる。
このため、磁気ラッチングリレー3の復旧巻線3cに復
旧電流が流れ、磁気ラッチングリレー3は復旧し、その
常開接点3aが開くため、電話ループは強制的に開放さ
れる。
なお、電源電圧が規定電圧以下の状態では次のフックオ
フによって駆動パルス発生回路4が動作し、駆動パルス
が動作用トランジスタ6のベースに入力しても、抵抗5
の存在により、磁気ラッチングリレー3の動作巻線3b
には感動電流以上の電流が流れないため電話ループが形
成されることはない。
また、通常の場合には、フックオンにより図示せぬ回路
によって、磁気ラッチングリレー3の復旧巻線3cに通
電し、磁気ラッチングリレー3を復旧させる。
また、直流電源には商用電源の直流化電源、−次電池、
二次電池などを使用できることはもちろんである。
そして、直流電源として電池を使用する場合には抵抗1
1,13,17.18および抵抗19、第1トランジス
タ14、第2トランジスタ20は過放電防止機能を備え
た回路を構成している。
したがって、電池の過放電を防止できるので、電池の劣
化を防止することができる。
また、以上は磁気ラッチングリレー3として2巻線の磁
気ラッチングリレーを用いる場合を例にとって説明した
が、本考案はこれに限定されるものではなく、動作電流
および復旧電流によりそれぞれ動作、復旧してその状態
を保持する1巻線の磁気ラッチングリレーについても同
様に用いることができる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、複雑
な手段を用いることなく、直流電源の電圧が第1電圧レ
ベルから第2電圧レベルに低下する時間のみ磁気ラッチ
ングリレーに復旧電流を供給して電話ループを開放せし
めるようにした簡単な回路構成によって、直流電源の回
復時には必ず初期状態となるため、電話ループを磁気ラ
ッチングリレーの接点によって形成する電話機にとって
好ましくない状態を確実に解消することができ、また、
停電監視用リレーを必要とせず、回路構成が極めて簡単
で、しかも、小形化することができると共に過放電を防
止するためバッテリーが劣化する恐れがないので、実用
上の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による電話機のループ復旧回路の一実施例を
示す回路図である。 1・・・・・・直流電源、3・・・・・・磁気ラッチン
グリレー 3a・・・・・・常開接点、3b・・・・
・・動作巻線、3c・・・・・・復旧巻線、8・・・・
・・駆動用トランジスタ、10・・・・・・第1の検出
回路、15・・・・・・第2の検出回路、21・・・・
・・電話機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源を備えかつ電話ループを磁気ラッチングリレー
    の接点によって形成する電話機において、前記直流電源
    の電圧が規定電圧以下の第1電圧レベルに低下したとき
    これを検出し検出信号を出力する第1の検出回路と、こ
    の第1の検出回路からの検出信号によって動作し前記直
    流電源の電圧が前記第1電圧レベルより更に低い第2電
    圧レベルに低下するまでの間復旧信号を出力する第2の
    検出回路と、この第2の検出回路からの復旧信号によっ
    て導通する駆動用トランジスタとを備え、前記直流電源
    の電圧が第1電圧レベルから第2電圧レベルに低下する
    時間のみ前記磁気ラッチングリレーに復旧電流を供給し
    て前記電話ループを開放せしめるようにしたことを特徴
    とする電話機のループ復旧回路。
JP14843579U 1979-10-26 1979-10-26 電話機のル−プ復旧回路 Expired JPS605496Y2 (ja)

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JPS5665548U JPS5665548U (ja) 1981-06-01
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