JPH0740183U - ボールペン - Google Patents

ボールペン

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JPH0740183U
JPH0740183U JP6946493U JP6946493U JPH0740183U JP H0740183 U JPH0740183 U JP H0740183U JP 6946493 U JP6946493 U JP 6946493U JP 6946493 U JP6946493 U JP 6946493U JP H0740183 U JPH0740183 U JP H0740183U
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稔 官野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中芯の一部によってインク色を表示し、筆記
具本体の生産性を高める。 【構成】 筒状の筆記具本体11の内部に、インクタンク
16の先端部に筆記用チップ部18が形成された中芯12を挿
入し、ポイント部材13を介して前記中芯12を筆記具本体
11の先端部に固定するについて、前記中芯12は先端のチ
ップ部18がチップホルダー17に保持されて前記インクタ
ンク16に連接されてなり、上記チップホルダー17をイン
クタンク16に収容されるインク色と同色に形成するとと
もに、該チップホルダー17の色が外部から視認可能に構
成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、筆記具本体の先端部に筆記用のチップ部が突出固定されている形式 のボールペンの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ボールペンとして、筒状の筆記具本体(軸部)の内部に、インクタ ンクの先端部に筆記用のチップ部が形成された中芯を嵌挿し、この筆記具本体の 先端部にポイント部材を結合して前記中芯をそのチップ部が突出した状態で固定 し、ペン先端部にキャップを嵌挿するようにしたボールペンの構造がよく知られ ている。
【0003】 また、上記ボールペンにおいては、黒、赤、青等のインク色の異なるものが同 一形態で形成されるものであり、このインク色の表示を中芯以外の筆記具本体側 の部品、例えば、キャップ、ポイント部材、軸部後端に嵌合する尾栓等をインク 色に合わせた色に設けることで、ボールペンのインク色を表示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、上記のような筆記具本体側の部品の色によってインク色を表示する ものでは、このインク色を表示する部品は各色に複数種類成形する必要があり、 組立時には、インク色とその他の部品の色を確実に合わせる必要がある。
【0005】 また、ボールペンはインクが無くなった際に、中芯を交換することで中芯以外 の筆記具本体側部分の継続使用が可能であるが、異なる色の中芯を装着するとイ ンク色の表示と相違して混乱を生じ、また、中芯単品の場合にはインク色が分か らず、組込み後に筆記してみて、始めて色が違っていることに気付く恐れがある 。
【0006】 そこで本考案は上記事情に鑑み、筆記具本体でない中芯の部分によってインク 色を表示するようにしたボールペンを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案のボールペンは、筒状の筆記具本体の内部に、 インクタンクの先端部に筆記用のチップ部が形成された中芯を挿入し、ポイント 部材を介して前記中芯を筆記具本体の先端部に固定するについて、前記中芯は先 端のチップ部がチップホルダーに保持されて前記インクタンクに連接されてなり 、上記チップホルダーをインクタンクに収容されるインク色と同色に形成すると ともに、該チップホルダーの色が外部から視認可能に構成したものである。
【0008】 具体的には、前記チップホルダーの一部を前記ポイント部材から先部に露出さ せて構成するものである。また、前記ポイント部材に内孔に貫通する開口を形成 し、該開口を通してチップホルダーの一部を露出させるようにしてもよい。さら に、前記ポイント部材を透明材料で形成してもよい。
【0009】
【作用】
上記のようなボールペンによれば、筆記具本体に装着したポイント部材の内方 に位置する中芯のチップホルダーが外部から視認可能であり、このチップホルダ ーがインク色と同色であることから内部のインク色が分かるものであり、その他 の筆記具本体側の部品は同一の色でもインク色を識別することができ、筆記具本 体側の部品をどのインク色でも共通で使用可能となり、中芯を交換して色を変更 してもよく、また、中芯単品でもそのインク色が明確に判定でき、分別作業等が 容易に行えるようにしている。
【0010】
【実施例】
以下、図面に沿って本考案の実施例を説明する。図1は一実施例のボールペン の全体構成を示す縦断面図、図2はその正面図、図3はキャップを外した状態の 要部正面図である。
【0011】 ボールペン10は、筒状の筆記具本体11(ペン軸部)の内部に中芯12が挿通され 、上記筆記具本体11の先端部にポイント部材13が嵌合されて上記中芯12が固定さ れ、その先端部を覆うようにキャップ14が装着されてなるものである。
【0012】 すなわち、上記中芯12は、図4および図5にも示すように、パイプ状のインク タンク16の先端部に、スリーブ状のチップホルダー17を介して筆記用のボール尖 端18a を有するチップ部18が固着されている。上記チップホルダー17は、先端部 17a に前記チップ部18が嵌合される一方、他端部が前記インクタンク16の一端部 に挿入される挿入部17b に形成され、この挿入部17b の端部外周にはフランジ状 に係合部17c が形成されている。前記インクタンク16は後端が開放した筒状に形 成され、内部にはインクが充填される。
【0013】 一方、前記筆記具本体11は先端部は外径が小さい連結部11a に形成され、開放 している後端部には、尾栓19が嵌合される。前記連結部11a の先端には中芯12の チップホルダー17の係合部17c が当接するものであり、該連結部11a の外周側に はポイント部材13の嵌合部13a が嵌合される。上記筆記具本体11の軸部の外周に は、軸方向に延びる凹部11b,11c と周溝11d とが形成され、使用者による指掛お よび把持に適した凹凸形状に設けられている。また、前記尾栓19は中芯12のイン クタンク16の後端に当接可能である。
【0014】 前記ポイント部材13の内周部分には上記筆記具本体11の先端連結部11a の外周 に嵌合する嵌合部13a の先端側に、上記連結部11a の先端にチップホルダー17の 係合部17c を押圧する段部13b が形成され、それより先端側はチップホルダー17 の軸部の外周に沿う内径を有し、外周は先端に向かって徐々に径が小さくなるコ ーン形状に設けられている。
【0015】 上記チップホルダー17の色が、インクタンク16内に充填されるインク色と同色 に形成されている。そして、このチップホルダー17の先端部17a の一部が、ポイ ント部材13の先端部より突出して露出し、外部から上記チップホルダー17の色が 視認可能な寸法に設計されている。
【0016】 さらに、前記筆記具本体11の頭部にはキャップ14が装着され、該キャップ14は クリップ14a を有し、奥部にはチップ部18のボール尖端18a と当接可能な軟性部 材20が装着されている。
【0017】 なお、このキャップ14は透明材料で形成すれば、該キャップ14を装着していて も、前記チップホルダー17の露出先端が外部から観察でき、インク色の識別が行 える。また、上記キャップ14には安全性のために空気孔14b が形成されているが 、この空気孔14b から内部のチップホルダー17の露出先端が観察できるように設 けると、同様にインク色の識別が行える。
【0018】 上記実施例の作用を説明すれば、筆記具本体11の先端側から中芯12のインクタ ンク16側を挿入し、筆記具本体11の先端連結部11a 内にインクタンク16をチップ ホルダー17の挿入部17b とともに嵌挿し、その係合部17c の後側端面が筆記具本 体11の連結部11a 先端に当接し、上記筆記具本体11の後端部には尾栓19を嵌挿し ておく。そして、上記チップホルダー17の外側から筆記具本体11の連結部11a の 外周に対して、ポイント部材13を先端側から組み付けると、その嵌合部13a が筆 記具本体11の連結部11a の外周に嵌合し、段部13b によって係合部17c が抜け出 さないように固定してなる。
【0019】 上記ポイント部材13を組み付けた状態では、該ポイント部材13の先端部より前 方にチップホルダー17の先端部17a が露出し、このチップホルダー17はインクタ ンク16内に充填したインクの色と同色に設けられ、上記チップホルダー17の色に よって収容されているインク色を判別するものである。
【0020】 図6は他の実施例を示すものであり、この実施例ではチップホルダー17の色が ポイント部材13の開口を通して視認可能に構成した例である。
【0021】 すなわち、本例では、チップホルダー17の先端部17a のポイント部材13からの 突出量が前例より小さく形成されている。また、前記ポイント部材13の先端部に は内孔に貫通する縦溝状の開口13c が形成され、この開口13c は軸方向に延びて 両側もしくは片方に設けられ、その内方に位置するチップホルダー17の側面が露 出して外部から見え、インク色を識別する構造となっている。
【0022】 上記図6の例においては、ポイント部材13の開口形状は縦溝状であるが、その 幅を狭くして設置本数を多くしたもの、または、内孔に貫通する小孔を複数並設 したものなど、その開口形状、設置数、設置位置はチップホルダー17の形状に対 応して適宜設計変更可能である。
【0023】 なお、本例においては前記チップホルダー17の先端部17a はポイント部材13か ら突出していない構造としてもよい。また、前例のようにチップホルダー17の先 端部17a がポイント部材13から突出している構造と、上記ポイント部材13の開口 の構造とを組み合わせてもよく、その場合、チップホルダー17の露出する面積が 増えて、インク色の確認が容易に行えることになる。
【0024】 さらに、他の実施例としては、図示していないが、前記ポイント部材13を透明 材料で形成し、この透明ポイント部材を通して内部のチップホルダー17の全体が 見え、そのインク色に形成された色を識別できるように構成してもよい。
【0025】 この透明ポイント部材の場合には、前記図5または図6のようなチップホルダ ー17の露出構造は不要となるが、図5または図6のポイント部材を透明としても よく、チップホルダー17の露出との組合わせでさらに色の確認が明瞭となる。
【0026】
【考案の効果】
上記のようなボールペンによれば、中芯の先端のチップ部がチップホルダーに 保持されてインクタンクに連接されてなり、このチップホルダーをインクタンク に収容されるインク色と同色に設けるとともに、該チップホルダー色が外部から 視認可能に構成したことにより、チップホルダーの色によりインク色が分かるよ うにすることで、その他の筆記具本体側の部品は色を変える必要がなくなり、部 品をどのインク色でも共通で使用できるため、成形時の色替えや、組立て時の色 合わせの手間を省くことができる。また、中芯単品でもそのインク色が明確に判 定でき、分別作業等が容易に行えるものである。
【0027】 一方、前記のようにチップホルダーの色によりインク色を表示するものであり 、例えば、これまで赤色の中芯であったものを黒色の中芯に変えたとしても、そ の使用においては何の支承も生じることなく、上記の生産性の向上等によってコ ストの低減が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のボールペンの縦断面図
【図2】同ボールペンの正面図
【図3】キャップを外した状態の要部正面図
【図4】中芯の要部正面図
【図5】先端部の要部断面拡大図
【図6】他の実施例のボールペンを示す先端部の要部拡
大図
【符号の説明】
10 ボールペン 11 筆記具本体 12 中芯 13 ポイント部材 13c 開口 14 キャップ 16 インクタンク 17 チップホルダー 17a 先端部 18 チップ部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の筆記具本体の内部に、インクタン
    クの先端部に筆記用のチップ部が形成された中芯を挿入
    し、ポイント部材を介して前記中芯を筆記具本体の先端
    部に固定するボールペンにおいて、 前記中芯は先端のチップ部がチップホルダーに保持され
    て前記インクタンクに連接されてなり、上記チップホル
    ダーをインクタンクに収容されるインク色と同色に形成
    するとともに、該チップホルダーの色が外部から視認可
    能に構成したことを特徴とするボールペン。
  2. 【請求項2】 前記チップホルダーの一部が前記ポイン
    ト部材から先部に露出していることを特徴とする請求項
    1記載のボールペン。
  3. 【請求項3】 前記ポイント部材に内孔に貫通する開口
    が形成され、該開口を通してチップホルダーの一部が露
    出していることを特徴とする請求項1記載のボールペ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記ポイント部材を透明材料で形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のボールペン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326487A (ja) * 2001-05-01 2002-11-12 Mitsubishi Pencil Co Ltd ボールペンチップ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326487A (ja) * 2001-05-01 2002-11-12 Mitsubishi Pencil Co Ltd ボールペンチップ
JP4632280B2 (ja) * 2001-05-01 2011-02-16 三菱鉛筆株式会社 ボールペンチップ

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JP2555470Y2 (ja) 1997-11-26

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