JP5383305B2 - 多芯筆記具 - Google Patents
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Description
図1乃至図5に本発明の第1の実施の形態を示す。
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸3と、該前軸3の後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸4とからなる。前記前軸3の前端には、筆記体5のペン先が突出可能な前端孔が軸方向に貫設される。前記前軸3及び後軸4は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。
前記各々の筆記体5は、例えば、ボールペンレフィル、シャープペンシルレフィル、サインペンレフィル、マーキングペンレフィル等、公知のペン先を備えたレフィルが挙げられる。
前記各々の筆記体5の後端には、操作体6が取り付けられる。前記各々の操作体6は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔41から外部に突出する操作部61と、該操作部61の反対側に設けられる前側突出部62と、該操作部61の反対側の前側突出部62の後方に設けられる後側突出部63と、前端部に形成され且つ筆記体5の後端開口部に嵌入される嵌入部64と、該嵌入部64の後方に形成される鍔部65とを備える。前記鍔部65の前面には、弾発体8の後端が係止される。
前記各々の操作体6の操作部61の外面には、識別表示体7が着脱自在に取り付けられる。前記各々の識別表示体7は弾性材料により環状に形成される。前記各々の識別表示体7は操作体6と別部材により構成される。前記各々の操作体6の操作部61の外周面(具体的には操作体6の操作部61の頂部より径方向内方の外周面)には環状溝66が形成され、前記環状溝66に前記環状の識別表示体7が着脱自在に嵌合される。前記識別表示体7は、筆記体5内に収容したインキの色を表示するため該インキの色と略同色に着色される。前記識別表示体7は、操作体6に取り付けた状態において、軸筒2の外部に露出され外部より視認可能である。
図6乃至図10に本発明の第2の実施の形態を示す。
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸3と、該前軸3の後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸4とからなる。前記前軸3の前端には、筆記体5のペン先が突出可能な前端孔が軸方向に貫設される。前記前軸3及び後軸4は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。
前記各々の筆記体5は、例えば、ボールペンレフィル、シャープペンシルレフィル、サインペンレフィル、マーキングペンレフィル等、公知のペン先を備えたレフィルが挙げられる。
前記各々の筆記体5の後端には、操作体6が取り付けられる。前記各々の操作体6は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔41から外部に突出する操作部61と、該操作部61の反対側に設けられる前側突出部62と、該操作部61の反対側の前側突出部62の後方に設けられる後側突出部63と、前端部に形成され且つ筆記体5の後端開口部に嵌入される嵌入部64と、該嵌入部64の後方に形成される鍔部65とを備える。前記鍔部65の前面には、弾発体8の後端が係止される。
前記各々の操作体6の操作部61の外面には、識別表示体7が着脱自在に取り付けられる。前記各々の識別表示体7は円板状に形成される。前記各々の識別表示体7は操作体6と別部材により構成される。前記各々の操作体6の操作部61の内孔67に挿入され、内孔67の内壁の取付凹部68に着脱自在に嵌合される。前記各々の識別表示体6は、操作部61の内孔67に収容された状態において、操作部61の頂部より外部に突出しない構成である。前記識別表示体7は、合成樹脂の成形体により得られる。前記識別表示体7は、筆記体5内に収容したインキの色を表示するため該インキの色と略同色に着色される。
2 軸筒
3 前軸
4 後軸
41 窓孔
42 クリップ
5 筆記体
6 操作体
61 操作部
62 前側突出部
63 後側突出部
64 嵌入部
65 鍔部
66 環状溝
67 内孔
68 取付凹部
69 視認窓
7 識別表示体
8 弾発体
Claims (3)
- 軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体の後端に操作体を着脱自在に連結し、前記各々の操作体を弾発体により後方に付勢し、前記軸筒の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体の操作部を突出させ、一つの操作体の操作部を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体に連結された筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させてなり、前記軸筒が、前記前端孔を備えた前軸と、該前軸の後端に着脱自在に連結される後軸とからなり、前記後軸の側壁に前記窓孔を形成し、前記後軸の内部に前記弾発体を収容した多芯筆記具であって、前記各々の筆記体を識別するための識別表示体を操作体の操作部と別部材により構成し、前記識別表示体を、操作体の操作部の頂部を除く操作部の一部に着脱自在に取り付け、前記操作体に取り付けた状態の識別表示体を外部より視認可能に構成し、前記識別表示体が弾性材料により環状に形成され、前記操作体の操作部の頂部より径方向内方の外周面に環状溝が形成され、前記識別表示体が前記環状溝に着脱自在に嵌合され、前記識別表示体が、前記操作体の操作部の頂部より径方向内方の外周面を包囲するよう取り付けられることを特徴とする多芯筆記具。
- 軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体の後端に操作体を着脱自在に連結し、前記各々の操作体を弾発体により後方に付勢し、前記軸筒の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体の操作部を突出させ、一つの操作体の操作部を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体に連結された筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させてなり、前記軸筒が、前記前端孔を備えた前軸と、該前軸の後端に着脱自在に連結される後軸とからなり、前記後軸の側壁に前記窓孔を形成し、前記後軸の内部に前記弾発体を収容した多芯筆記具であって、前記各々の筆記体を識別するための識別表示体を操作体の操作部と別部材により構成し、前記識別表示体を、操作体の操作部の頂部を除く操作部の一部に着脱自在に取り付け、前記操作体に取り付けた状態の識別表示体を外部より視認可能に構成し、前記操作体の操作部に内孔を形成し、前記識別表示体を前記内孔に収容し、前記操作部を透明材料により構成したことを特徴とする多芯筆記具。
- 軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体の後端に操作体を着脱自在に連結し、前記各々の操作体を弾発体により後方に付勢し、前記軸筒の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体の操作部を突出させ、一つの操作体の操作部を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体に連結された筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させてなり、前記軸筒が、前記前端孔を備えた前軸と、該前軸の後端に着脱自在に連結される後軸とからなり、前記後軸の側壁に前記窓孔を形成し、前記後軸の内部に前記弾発体を収容した多芯筆記具であって、前記各々の筆記体を識別するための識別表示体を操作体の操作部と別部材により構成し、前記識別表示体を、操作体の操作部の頂部を除く操作部の一部に着脱自在に取り付け、前記操作体に取り付けた状態の識別表示体を外部より視認可能に構成し、前記操作体の操作部に内孔を形成し、前記識別表示体を前記内孔に収容し、前記操作部の内孔の周壁に、前記内孔に連通し且つ外部に開口する視認窓を設けたことを特徴とする多芯筆記具。
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