JP2005199723A - ボールペン用キャップ - Google Patents

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Abstract

【目的】 ペン先や筆跡に関する識別情報を容易に視認することができ、その上、射出成形用のゲート部によって全体の美観が損なわれることがないボールペン用キャップを提供する。
【構成】 本体1頂部に頭冠7を設けたボールペン用キャップであって、本体1を透明の合成樹脂から形成し、前記本体1頂部に凸部2を設けるとともに前記凸部2に射出成形用のゲート部3を位置させる。前記頭冠7に識別表示71aを外面に設けた天板部71と凹部73とを設ける。前記凹部73内に前記凸部2を内在させる。前記識別表示71aがペン先先端に抱持されるボールの外径寸法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボールペン用キャップに関する。さらに詳細には、インキ色やボールの外径寸法等の識別表示や装飾等の目的の頭冠を本体頂部に設けたボールペン用キャップに関する。
従来、筆記具用キャップにおいて、インキの色表示のための頭冠をキャップ頂部に取り付けた構成は、広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平2−9995号公報
しかし、前記従来の筆記具用キャップにおいて、インキ色等の識別表示は、キャップ天面からは視覚しやすいが、キャップ側面からでは視覚し難い。また、キャップを外すことなくペン先や筆跡が如何なるサイズのものかを判別することができず、ユーザーの購入時や使用時の目安となるボール外径や筆跡幅を一目で視認させることができないものである。
さらに、近年、キャップを透明にする構成が広く採用されているが、透明の合成樹脂材料の射出成形によってキャップを形成すると、射出成形の際のゲート部及びゲート部近傍に白化や濁りが生じ、美観が損なわれる。また、ゲート残りによっても、美観が損なわれがちである。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、ボールペンのペン先や筆跡に関する識別情報を容易に視認することができ、その上、射出成形用のゲート部によって全体の美観が損なわれることがないボールペン用キャップを提供しようとするものである。
本発明は、本体1頂部に頭冠7を設けたボールペン用キャップであって、本体1を透明の合成樹脂から形成し、前記本体1頂部に凸部2を設けるとともに前記凸部2に射出成形用のゲート部3を位置させてなり、前記頭冠7に、識別表示71aを外面に設けた天板部71と凹部73とを設け、前記凹部73内に前記凸部2を内在させたことを要件とする。
更に、前記識別表示71aが、ペン先先端に抱持されるボールの外径寸法であることを要件とする。
また、前記頭冠7は、ボールペンのインキ色を表示するよう該インキ色と同一色又は略同一色である構成が好ましい。具体的には、インキ色と同一色又は略同一色に彩色された合成樹脂材料で形成する構成や、表面を着色させた金属材料で形成する構成等が挙げられる。
また、本体1内の凸部2の下方又は仕切壁6の下方に、不透明の合成樹脂から形成されたペン先シール部材8を配置してなる構成が好ましい。前記ペン先シール部材8は頭冠7の下方位置の他にも、頭冠7の凹部73の内部に配置されてもよい。また、前記ペン先シール部材8は、インキ色と同一色又は略同一色の弾性材料からなる構成が好ましい。
また、前記頭冠7は、前記天板部71と、本体1と固着され且つ凹部73を有する筒状部72とからなる構成が好ましい。前記識別表示71aは、具体的には、ペン先のサイズを表す識別情報であるペン先先端に抱持されるボールの外径寸法、インキ色、筆跡幅、ペン先種別等の文字や図形よりなる識別情報が挙げられる。前記識別表示71aは、印刷や刻設による手段、または別部材(シール等)の取り付けによる構成も可能である。
本発明のボールペン用キャップは、前記構成にしたことにより、ボールペンのペン先や筆跡が如何なるものかを識別することができ、ユーザーの購入時や使用時に目安とされる筆跡の太さやボール外径を一目で視認させることができる。その上、射出成形用のゲート部によって全体の美観が損なわれることがない。
また、識別表示として、ペン先先端に抱持されるボールの外径寸法を表示することで、キャップを外して試し書きをしなくても、ペン先が如何なるサイズのものかを判別することができ、筆跡の太さの目安となるボール外径を一目で視認させることができる。
また、本体内に、不透明のペン先シール部材を配置させたことにより、白化しがちな凸部を、キャップ本体の下方からも隠蔽させることができる。
さらに、インキ色と同一色又は略同一色である頭冠により、筆記具のインキの色を容易に判別することができる。
前記本体1の材質は、透明の合成樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリシクロヘキサンテレフタレート、ポリカーボネイト、メタクリル樹脂等が挙げられる。
前記頭冠7の材料は、例えば、ABS、ポリアセタール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネイト等の合成樹脂や金属等が有効である。また、ゴムエラストマー等の弾性を有する合成樹脂であってもよい。
前記ペン先シール部材8は、材質として合成ゴム(例えば、シリコンゴム、ウレタンゴム、エチレン−プロピレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、フッ素ゴム等)や天然ゴム等が有効である。
キャップの本体1を透明にしたことにより、インキ色などの識別情報を容易に判別することができる。さらに、射出成形での白化しがちな凸部2を、頭冠7の凹部73に挿入状態にさせることよって外部から覆い隠すことができ、キャップ全体の美観を損ねない。
また、凸部2の下方に、不透明のペン先シール部材8を配置させたことにより、白化しがちな凸部2を、キャップ本体1の下方(開口部方向)からも隠蔽させることができる。
さらに、前記頭冠7が、インキ色と同一色又は略同一色であることによってインキの色が視認できることの他、天板部71の識別表示71aによって、ペン先や筆跡に関する識別情報を同時に視認することができる。
本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1乃至図3に本発明の実施例を示す。本体1は、透明の合成樹脂(具体的には、ポリシクロヘキシレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートの共重合ポリエステル樹脂)の射出成形からなる。前記本体1の側面にはクリップ11が一体に設けられている。また、前記本体1の頂部には、頭冠7を取り付けるための取付孔4が設けられ、該取付孔4の底部には凸部2が突設され、さらに前記凸部2の頂部には、射出成形用のゲート部3が位置されている。前記取付孔4の内周壁には、段部41と環状突起42が設けられており、前記段部41に頭冠7の鍔状の天板部71が当接されるとともに、前記環状突起42と頭冠7側に設けた環状突起72aとが乗り越え嵌合されている。
また、前記本体1の取付孔4の底部には、仕切壁6が形成され、該仕切壁6下方には、筆記具本体の挿着自在の挿着孔5が設けられている。前記挿着孔5の底部には、ペン先シール部材8が圧入されている。詳細には、前記ペン先シール部材8は、外周部を挿着孔5底部の内壁に設けた四方向から支持する面状圧接部51(その内接円径はペン先シール部材8の外径よりも僅かに小さい)により保持させると同時に、後端部を仕切壁6に当接させている。そして、前記面状圧接部51の各々の間には、隙間52が形成され、それにより、ペン先シール部材8を挿着孔5の底部に圧入する際に、空気の圧縮が防止されて、スムーズな取付作業が可能となる(図2参照)。
前記ペン先シール部材8は、厚肉の環状支持部81と、その中央の薄肉凹状のシール部82とが、筆記具のインキ色と略同一色に着色された弾性材料(例えばエチレン−プロピレンゴム)により一体に形成されている。
頭冠7は、筒状部72と、鍔状に突出した天板部71とからなり、インキ色と略同一色に彩色された材料(ABS樹脂)により一体に形成されている。前記筒状部72には、外周面に乗り越え嵌合用の環状突起72aが設けられている。また、前記筒状部72の内部には凹部73が形成され、該凹部73内にはゲート部3を有する凸部2が挿入状態にある。
頭冠7の天板部71の表面には、「0.3」なる識別表示71aが白色で印刷されている(図3)。本実施例で適用されるボールペンのペン先の先端には、外径0.3mmの超硬ボールが回動自在に抱持されている。つまり、「0.3」は、ボールの外径寸法を示すものである。これにより、キャップを外して試し書きをしなくても、ボールペンのペン先が如何なるサイズのものかを判別することができ、ユーザーの購入時や使用時における筆跡の太さの目安となるボール外径を一目で視認させることができる。
キャップ本体1を外から見ると、透明の合成樹脂材料からなる本体1は、インキ色と略同一色に彩色された頭冠7及びペン先シール部材8の二箇所によって、色表示が強く識別される。また、天面を見ると、インキ色とボールの外径寸法(識別表示71a)を同時に判別することができる。
また、前記実施例以外にも、図示はしないが、識別表示71aを頭冠7の筒状部72の外周面に設ける構成や、頭冠にクリップを一体に設ける構成、あるいは金属等からなる別体のクリップを設ける構成等も適宜採用することができる。
また、図示はしないが、前記ペン先シール部材8を、キャップ本体1内に軸方向可動に配置させることもできる。
本発明の実施例の縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 第1実施例の天面を示す外観図である。
符号の説明
1 本体
11 クリップ
12 通気孔
2 凸部
21 内孔
3 ゲート部
4 取付孔
41 段部
42 環状突起
5 挿着孔
51 面状圧接部
52 隙間
53 リブ
6 仕切壁
7 頭冠
71 天板部
71a 識別表示
72 筒状部
72a 環状突起
73 凹部
8 ペン先シール部材
81 環状支持部
82 シール部

Claims (5)

  1. 本体(1)頂部に頭冠(7)を設けたボールペン用キャップであって、本体(1)を透明の合成樹脂から形成し、前記本体(1)頂部に凸部(2)を設けるとともに前記凸部(2)に射出成形用のゲート部(3)を位置させてなり、前記頭冠(7)に、識別表示(71a)を外面に設けた天板部(71)と凹部(73)とを設け、前記凹部(73)内に前記凸部(2)を内在させたことを特徴とするボールペン用キャップ。
  2. 前記識別表示(71a)が、ペン先先端に抱持されるボールの外径寸法である請求項1記載のボールペン用キャップ。
  3. 頭冠(7)は、ボールペンのインキ色を表示するよう該インキ色と同一色又は略同一色である請求項1又は2記載のボールペン用キャップ。
  4. 本体(1)内に、不透明の合成樹脂から形成されたペン先シール部材(8)を配設してなる請求項1乃至3のいずれかに記載のボールペン用キャップ。
  5. 頭冠(7)は、前記天板部(71)と、本体(1)と固着される筒状部(72)とからなる請求項1乃至4のいずれかに記載のボールペン用キャップ。
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