JP4731432B2 - 筆記具のキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、少キャップ本体と該キャップ本体の先端開口部に有底円筒体の頭冠を装着してなる合成樹脂製の筆記具のキャップに関する。
従来から、筆記具の部品である合成樹脂製のキャップは、重量も軽く樹脂材のもつ材質感と、樹脂の材料により色々な製品を射出成形によって製作することが可能であるため、合成樹脂製のキャップは様々な筆記具に使用されている。合成樹脂としては、アクリル樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、PP樹脂、PC樹脂、またはPET樹脂等が主として使用される。
また、キャップ本体の先端開口部に、頭冠を装着してなる筆記具のキャップもよく知られている。例えば、特開2002−11990号公報「キャップ式筆記具」や特開2006−35661号「キャップ」に、キャップ本体の先端部に、頭冠を装着してなる筆記具のキャップが開示されている。
ところで、筆記具のキャップは、陳列台に陳列した状態で使用者の興味を引くため、キャップ本体の先端部に、シールや印刷等によって文字やマーク等の装飾部を施したり、頭冠の色をインキ色と同色としたりする等、様々な工夫を施している。
こうした中、特許文献2に図示されているように、キャップ本体に凸部及び/又は凹部の装飾部を形成し、他のデザインと異なる、新たなデザインを有することで他の筆記具のキャップと差別化することが行われている。
「特開2002−11990号公報」 「特開2006−35661号公報」
しかし、頭冠を装着したキャップの先端部に、後端側に向かって延びる凸部及び/又は凹部からなる装飾部を形成する場合には、頭冠及びキャップ本体に凸部及び/又は凹部を設け、頭冠とキャップ本体との凹部が連続するように、位置を合わせる必要があった。そのため、特許文献2のようにキャップ本体の中央部から後端部に凸部及び/又は凹部を形成していた。
本発明は、こうした問題に鑑み、キャップの先端部に、後端側に向かって延びる装飾部を形成した筆記具のキャップを、簡単な構造で提供するものである。
本発明は前記目的を達成するために、透明のキャップ本体の先端部に、頭冠を装着してなる合成樹脂製の筆記具のキャップであって、前記キャップ本体の先端部の外壁に、キャップ本体の後端側に向かって延びる、前記キャップ本体の肉厚差によって形成される段部状の装飾部を形成し、前記頭冠の後端面が、前記キャップ本体の先端部内に位置して装着するとともに、前記頭冠の後端面が、前記装飾部の先端よりも後方に位置することを特徴とする。
また、前記キャップ本体の先端面を非円形とし、前記装飾部をキャップ本体の先端面に連設したことを特徴とする。
また、前記筆記具のキャップが、一次側にて前記頭冠を成形し、二次側にて前記キャップ本体を射出成形する二色成形によって形成したことを特徴とする。
尚、本発明において、筆記具のキャップの筆記具本体を装着するために開口した側を後端又は後方とし、その反対方向を先端又は前方という。
本発明の筆記具のキャップは前述したような構造なので、キャップの先端部に、後端側に向かって延びる装飾部を形成した筆記具のキャップを、簡単な構造で提供することができた。
本発明の実施例を図面を用いて説明する。同じ部材、同じ箇所を示すものは同じ符号を付す。
図1から図3に示す実施例1の筆記具のキャップ1は、一次成形に青色の半透明の頭冠3を成形し、二次成形によってポリカーボネート樹脂(PC樹脂)にて透明のキャップ本体2を成形して筆記具のキャップ1を得ている。この時、キャップ本体2は、先端面2aを非円形の波形形状とし、この先端面に連続するキャップ本体の肉厚差によって形成される段部状の装飾部2bを一体に形成してある。
また、外壁を光沢面とし、キャップ本体2の先端部に転がり防止用の突起4を形成し、キャップ本体2の後端部に微細な凹凸の梨地面からなる滑り止め部5を形成してある。更にまた、頭冠3内にはペン先部を密閉するシール部材6を付設してある。
また、頭冠3の後端面3aが、キャップ本体2の先端部内に位置して装着してある。そのため、キャップ本体2によって、頭冠3を被うように装着でき、キャップ本体2を透明とし、頭冠3を半透明とすることによって、外部からは、透明のキャップ本体2を通して半透明の頭冠3が視認できるので、キャップ本体2と頭冠3が一体的に形成してあるように見える。更にまた、キャップ本体2の先端面2aを非円形とし、この先端面に装飾部を連設することによって、先端面を含めた装飾部となり、より一層、装飾効果が得られるとともに、頭冠3との一体感が増すので好ましい。
また、頭冠3の後端面3aが、装飾部2bの先端よりも後方に位置するように頭冠3を装着することによって、頭冠3とキャップ本体2が重なり合う部分にも装飾部2bを形成してあるので、装飾部2bを形成した部分が、頭冠3からキャップ本体2に連続して設けてあるように見えるので、位置を合わせる必要がなくなるとともに、外部から視認し易い。
尚、頭冠は、キャップ本体を透明としてあれば、頭冠は半透明又は不透明であってもよい。但し、頭冠が不透明の場合には、装飾部は視認し易いが、頭冠とキャップ本体の一体感がないので、キャップ本体を通して見える装飾部の視認性及び頭冠とキャップ本体との一体感を考慮して、頭冠を半透明とすることが最も好ましい。また、装飾部の形状も特に限定されるものではなく、キャップ本体の後端側に向かって延びる形状であれば、凸部及び/または凹部を形成してもよい。
頭冠の装着方法特に限定されるものではないが、頭冠とキャップ本体を二色成形によって形成することで、組立行程の減少となるので好ましい。但し、頭冠とキャップ本体を二色成形する場合には、一次成形に青色の半透明の頭冠3を成形し、二次成形によってポリカーボネート樹脂(PC樹脂)にて透明のキャップ本体2を成形することが好ましい。これは、頭冠は有底円筒体であるため、凹部を有するキャップ本体に比べて周状に保持しやすいので、二次成形の時に安定して成形することができるためである。
尚、図示はしないが、本発明の実施の形態における筆記具のキャップは、ボールペンチップを備えたインキ収容筒を収容した軸筒等の筆記具本体に着脱自在に装着して筆記具として用いることができる。尚、軸筒等の形状や内部構造の詳細については、本発明の要旨外であるので詳述は省略する。
本実施例では、便宜上、筆記具のキャップをポリカーボネート(PC樹脂)で形成してあるが、アクリル樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、PP樹脂、PC樹脂、またはPET樹脂等の合成樹脂材料など、筆記具用キャップして一般的に用いられる合成樹脂材料のなかから適宜選定すればよい。
本発明の筆記具のキャップは、ボールペンやマーカーなど、インキの種類やペン先形状に限定されることなく使用することができる。
本発明の筆記具のキャップを示す、外観図である。 図1における縦断面図である。 図2におけるA−A断面図である。
符号の説明
1 筆記具のキャップ
2 キャップ本体
2a 先端面
2b 装飾部
3 頭冠
3a 後端面
4 突起
5 滑り止め部
6 シール部材

Claims (3)

  1. 透明のキャップ本体の先端部に、頭冠を装着してなる合成樹脂製の筆記具のキャップであって、前記キャップ本体の先端部の外壁に、キャップ本体の後端側に向かって延びる、前記キャップ本体の肉厚差によって形成される段部状の装飾部を形成し、前記頭冠の後端面が、前記キャップ本体の先端部内に位置して装着するとともに、前記頭冠の後端面が、前記装飾部の先端よりも後方に位置することを特徴とする筆記具のキャップ。
  2. 前記キャップ本体の先端面を非円形とし、前記装飾部をキャップ本体の先端面に連設したことを特徴とする請求項1に記載の筆記具のキャップ。
  3. 前記筆記具のキャップが、一次側にて前記頭冠を成形し、二次側にて前記キャップ本体を射出成形する二色成形によって形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の筆記具のキャップ。

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