JP2006205638A - クリップ - Google Patents

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Yoshiyuki Honda
善之 本田
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Pentel Co Ltd
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Abstract

【課題】 一般的に、樹脂製のクリップは折れに対する強度が弱い為、その厚さ(肉厚)を比較的厚く形成している。その為、金属製のクリップに比べ弾力性が少なく、クリップの拡開量が小さなものとなっており、ポケットなどに差し込む場合には些か困難性があった。そこで、樹脂製のクリップを薄く形成すると共に金属片を取り付け、前記の欠点を解決したものが従来技術であるが、高価な金属部品を使用し、さらに組み立て工数も増加してしまうため、結果的に、製品自体を高騰させてしまっていた。
【解決手段】 複数の材質で構成されたクリップであって、それらの複数の材料から構成されるクリップを多重成形によって成形したクリップ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の材質で構成されたクリップに関する。
1例として、軸の外周面に基部を接続して板状部を備えたクリップを軸と一体の樹脂成形品とした筆記具に於いて、前記クリップの基部の後端より孔を穿設し孔より板状部の上面にかけて溝を形成すると共に、溝の先方に突起を設け、先端に孔を設けた板状部とそれと連続した屈曲部の後端に取付け部を設けたバネ材を弾性のある金属部材で形成して、前記基部の孔にバネ材を挿入して圧着すると共に板状部先端に設けた孔を溝の先方の突起に嵌入させて板状部を溝に嵌装して取付けた筆記具のクリップが知られている。
実用新案登録第2508385号公報。
一般的に、樹脂製のクリップは折れに対する強度が弱い為、その厚さ(肉厚)を比較的厚く形成している。その為、金属製のクリップに比べ弾力性が少なく、クリップの拡開量が小さなものとなっており、ポケットなどに差し込む場合には些か困難性があった。
そこで、樹脂製のクリップを薄く形成すると共に金属片を取り付け、前記の欠点を解決したものが上記の従来技術であるが、高価な金属部品を使用し、さらにバネ材を板状部に組み付けているため、その組み立て工数も増加してしまい、結果的に、製品自体を高騰させてしまっていた。
本発明は、複数の材質で構成されたクリップであって、それらの複数の材料から構成されるクリップを多重成形によって成形したことを要旨とする。
尚、本発明における「多重成形」とは、2色成形と称されたり、多色成形などとも称されている。
本発明は、複数の材質で構成されたクリップであって、それらの複数の材料から構成されるクリップを多重成形によって成形したので、クリップとしての機能を損なうことなく、安価な製品を提供することができる。
図1、図2に第1例を示し説明する。ポリプロピレンやAS樹脂などの樹脂材質からなる軸本体1の内部には、剪断減粘性を有するインキなどが収納されたボールペンリフィール2が配置されている。また、軸本体1の後端には、尾栓3が圧入されており、前記ボールペンリフィール2の軸本体1後端からの脱落が防止されている。他方、軸本体1の前端には、先部材4が螺着などの手段によって着脱自在に取り付けられており、前記ボールペンリフィール2の軸本体1前端からの脱落が防止されている。そのボールペンリフィール2の先端には、チップホルダ5を介してボールペンチップ6が固定されている。そして、そのボールペンチップ6の先端部には、ボール7が回転自在に取り付けられている。
前記軸本体1の前方外周部には、ポリカーボネイトやポリエチレンテレフタレートなどの樹脂材質からなるキャップ本体8を着脱自在に嵌合する凹部9が円周上に形成されている。
そのキャップ本体8の内部上面には、前記ボーペンチップ6の先端を密閉するシリコーンゴムやニトリルゴムなどのゴム状弾性体からなるシール部材10が配置されている。また、キャップ本体8にはクリップ11が取り付けられているが、キャップ本体8と2色成形などの手段によって一体成形しても良い。
次に、そのクリップ11について詳述する。クリップ11は前記キャップ本体8の天面部に固定される基部12とクリップ11の表面を構成する表面部13とから構成されている。そして、それら基部12と表面部13は2色成形の手段で一体成形されているが、前記キャップ本体8と3色成形などの手段によって一体成形しても良い。ここで、前記基部12は表面部13よりも硬い材質で成形されている。即ち、クリップ11の内部に硬い材質(基部12)を位置させることによって弾性を確保すると共に、その硬い材質(基部12)の表面を柔らかい材質(表面部13)で覆うことによって内部に位置する硬い材質(基部12)の割れを防止しているのである。ちなみに、本例においては、基部12の材質はポリカーボネイトであり、その硬度はロックウェル HRR115であり、他方、表面部13の材質はポリプロピレンであり、その硬度はロックウェル HRR90の物を使用しているが、同材質ではあるが、硬度の異なるグレードの材料を使用しても良いし、硬度と共に色彩の異なる材料を使用しても良いが、色彩の異なる材料を使用する際には、表面部を透明や半透明の材料とするのが好ましい。
また、本例においては、クリップ11の基部12にポケットや紙など被挟持物との接触部となる玉部12aも形成しているが、基部12を表面部13よりも柔らかい材質で成形することによって、玉部12aにおける被挟持物との摩擦抵抗を増加させることができ、ポケットなどからの脱落を防止する効果が向上する。
第2例を図3に示し説明する。前例と同様に、クリップ14の基部15は硬質材料から成形されているが、その基部15は軟質材料から成形される表面部16よりも細く形成されている。具体的には、表面部16の3分の1程度の幅となっている。クリップ14の柔軟性を高めることによって、比較的厚い被挟持物も挟み込むことができるようになっている。また、基部15の中間部には大形部15aが形成されているが、この大形部15aを支点としてクリップ14が湾曲し拡開する。この基部15の幅を変化させることによって、挟持力を種々選択することができ、また、大形部15aの位置を変化させることによってクリップ14が湾曲する際の支点の位置を適宜選択することができる。
第3例を図4に示し説明する。本例のクリップ17の基部18は、前例に比し短く表面部19の中間までしか形成されていない。基部18は硬い材質となっており、表面部19は柔らかい材質となっている。本例においては、基部18近傍で剛性のある挟持が得られる一方、表面部19の前方部で柔軟性のある挟持が得られる。この基部18の長さを変化させることによって、クリップ17の柔軟性を種々選択することができる。例えば、図5に示す例である。基部21を極力短くした例である。表面部22の全体でクリップ20の柔軟性が得られる。
第4例を図6に示し説明する。本例の基部24の表面には、文字や模様などの装飾(装飾部26)が施されている。本例の基部24はボールペンリフィール2内に収納されるインキと同色の硬質材質で成形されており、表面部25は透明または半透明の軟質材質で成形されている。基部24と表面部25の材質の色彩を変えた例であるが、装飾部26が2色成形の手段によって長期に渡って保護される。ちなみに、本例においては、基部24と表面部25の材料の溶融温度の差を比較的大きな物を選択している。具体的には、基部24よりも表面部25の材料の方が溶融温度が低くなっている。材料を溶融させるための熱による装飾部26の変形を極力防止するためになされた手段である。
第1例を示す縦断面図。 図1の要部縦断面斜視図。 変形例を示す外観斜視図。 第2例を示す要部縦断面斜視図。 第3例を示す要部縦断面斜視図。 第4例を示す外観斜視図。
符号の説明
1 軸本体
2 ボールペンリフィール
3 尾栓
4 先部材
5 チップホルダ
6 ボールペンチップ
7 ボール
8 キャップ本体
9 凹部
10 シール部材
11 クリップ
12 基部
13 表面部
14 クリップ
15 基部
15a 大形部
16 表面部
17 クリップ
18 基部
19 表面部
20 クリップ
21 基部
22 表面部
23 クリップ
24 基部
25 表面部
26 装飾部

Claims (3)

  1. 複数の材質で構成されたクリップであって、それらの複数の材料から構成されるクリップを多重成形によって成形したことを特徴とするクリップ。
  2. 前記複数の材料の硬度を異ならしめたことを特徴とする請求項1記載のクリップ。
  3. 前記複数の材料の色を異ならしめたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載のクリップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137436A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Pilot Corporation 筆記具

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