JP2011088397A - 筆記具用クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】
筆記具に取り外し可能に取り付けられた装飾片が、安定的にクリップに装着され、同時にポケット等に筆記具を差したときの保持性能を高める。
【解決手段】
筆記具の軸筒又はキャップに取り付けられた筆記具用クリップにおいて、一端は筆記具の軸筒又はキャップと接合し、他端付近は取付孔とその取付孔から軸方向又は側面へ向かって開口されたスリットが形成されたクリップと、クリップの幅よりも大きい背面部と表示面である装飾部とが支持部を介して一体に形成された装飾片がクリップの取付孔にスリットを介して取外し自在に構成された事を特徴とする筆記具用クリップにすることで装飾片を安定的にクリップへ取付ける事が可能となり、また、筆記具の軸筒等とクリップの軸側との圧着面積を大きくすることができ、クリップの保持性能を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筆記具のクリップに装飾片を取り付けた筆記具用クリップに関するものである。
筆記具における装飾片は主に、外観の美観向上、使用上の注意事項、インクの色表示、キャラクターの展示、宣伝、商品名等を表示することを主な目的として取り付けられている。通常この種の装飾片は、合成樹脂等の成形品や金属部品であることから、接着、溶着、凹凸嵌合等の手段を用いて筆記具のクリップ等に取り付けられている。
さらに装飾片の取付方法において、先ず接着剤による接着が挙げられるが、接着剤の塗布量の制御が難しく、塗布量が多ければ接着部からのはみ出しによる外観上の見栄えの低下になり、塗布量が少なければ十分な取付強度が得られないという不具合があった。また経時的な接着強度の低下などの問題点もあった。溶着については、素材同士の融点の差によって、使用する素材の制約を受けたり、溶着圧によって装飾片にキズがつく怖れがある。凹凸嵌合の場合は、凹部と凸部にバラつきが生じた場合、接合安定性が悪くなり、取り付けることが容易ではないことがある。また、これらの取付方法においては、クリップから装飾片の取外しや装飾片の取替えができないという問題があった。
上記問題を解決するため、縦スリットの入った弾性円筒状部材と該円筒状部材に取り付けられた装飾物とからなる装飾部品特許文献1、クリップに装飾物を取り付ける取付具特許文献2が開示されている。また、クリップに取付孔と前記取付孔と外部とを連通するスリットを設け、装飾片が取り付けられたクリップを有する筆記具特許文献3、特許文献4について開示されている。
特開2008−12897号公報 特開2000−335183号公報 特開平2−11398号公報 実用新案3141902号公報
ところが、特許文献1記載の装飾部品にあっては、装飾部品がクリップを覆う形状をしている為に、前記装飾部品を取り付けた筆記具をポケット等の被取付体に差すときに装飾部品が引っ掛り、装飾部品が動いてしまい安定ではない。安定的に装飾部品をクリップに取付けると取り外しがし難くなる。また装飾部品が動いてしまう場合は、装飾部品が被取付体を傷つけてしまうという問題があった。特許文献2から4記載の装飾部品について、装飾部品を取り付ける取付孔と前記取付孔と外部とを連通するスリットを設けたクリップにあっては、装飾部品が大きい場合、クリップと装飾部品を安定的に取付けることが難しく、またスリットを有するために筆記具の軸筒等とグリップの軸側との圧着面積が小さくなり、筆記具と被取付体との保持力が弱いという問題があった。
そこで、発明者は鋭意開発を進め、上記課題解決を達成するため、以下の発明に至った。
筆記具のキャップ又は軸筒に対して装飾片が装着された筆記具用クリップにおいて、装飾片は、装飾部と背面部とが支持部で連結することにより一体に構成され、背面部の幅は取付孔付近のクリップ又は軸筒の幅よりも大きく、クリップは軸筒又はキャップと接合する接合部と接合部とは異なる位置に取付孔と、取付孔から外周方向に開口したスリットが形成され、クリップには、装飾片の支持部が、スリットを介して取付孔に装着自在であることを特徴とする。また前記装飾片の背面部のキャップ又は軸筒側の表面は、凸形状または曲面形状にする事を特徴とする。
本発明は、装飾片の背面部がクリップの幅より大きいことにより、装飾片が大きい場合もクリップに安定的に取付けることが可能となった。また筆記具をシャツ等の被取付体に装着する場合、従来のクリップに玉部が設けられている状態よりも、背面部と被取付体との接触面が大きくなり、これにより摩擦が大きくなり、被取付体からの落下等がしにくくなる。
装飾片はクリップと独立していることから、容易に装飾片をクリップに取付、取外しが可能であり、使用する人が装飾片を自由に取り替えることが可能である。
装飾片はクリップの材質と異なるものを使用することも容易である。例えば装飾片に弾性体を使用することで、クリップへの取付、取外しが容易になりかつ、弾性体が被取付体に対して摩擦が大きくなり、滑り止め効果を向上させる事が可能となる。
さらに前記装飾片の背面部の表面を凸形状または曲面形状にすることで、装飾片をクリップへの取付、取外しが容易になり、また被取付体とスムーズかつしっかりと被取付体と接触し保持力を向上させることも可能となる。また被取付体との摩擦力を向上させるために前記装飾片の背面部の表面を波形状にすることも可能である。
本発明におけるキャップ式筆記具の全体図である。 本発明におけるノック式筆記具の全体図である。 本発明におけるノック式筆記具の他例の全体図である。 本発明における装飾片の実施例の部品図である。 本発明における装飾片の他例の部品図である。
以下、本発明における実施例を説明する。
図1はキャップ式筆記具のクリップに装飾片を取り付けた例である。図1(a)は正面図、図1(b)は平面図、図1(c)は装飾片を取り外した平面図である。距離aはクリップ1の最大幅であり、距離bは装飾片の背面部4の最大径である。距離aは、ポケット等への取り付けにより、キャップ2の最大幅である距離cより短いことが望ましい。なお、距離cはキャップ又は軸筒の最大幅であり、本例ではキャップ2の最大幅とする。また、背面部4の幅である距離bは、取付孔6付近の幅より大きいことがより望ましい。クリップ1には取付孔6と取付孔6と外部とを連通するスリット7が設けられており、このスリット7から装飾片の支持部25を挿入し、装飾片を取り付ける。取付孔6は、スリット7より小さい径で形成されており、装飾片を取り付けても容易にとり外れないようになっている。支持部25の径は取付孔6と略同径に形成され、スリット7への挿入はスリット7又は支持部25には弾性材を用い、弾性作用を利用することで取り付けることができる。ここでいう弾性材とは、例えばゴム、エラストマー等の樹脂材料をいう。取り付けた装飾片の背面部4はキャップ側面に接しており、クリップ自体に玉部が無い場合も、服のポケットなどに差したときに被取付体の保持をすることができる。また、装飾片の背面部4の幅bがクリップ1の幅aより大きいことで、装飾片を安定的にクリップへ取付けることが可能となり、また、クリップ自体に玉部を設けてあるものよりも被取付体との保持力を向上させることができる。さらに装飾片の背面部4の幅bはキャップ2の最大幅cより大きくても良く、そのような場合は更に保持力を向上させることができる。
図2はノック式筆記具のクリップに装飾片を取り付けた例である。図2(a)は装飾片を取り外した平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は平面図である。ここでの距離cは軸筒11の最大幅である。クリップ8には図1の実施例と同様の取付孔14及びスリット15が設けられており、同様にスリット15から装飾片の支持部13を挿入し、装飾片を取り付ける。取付孔14とスリット15はクリップに対してどの角度であっても良く、本図のようにクリップの軸線に対して90°であってもよい。実施例1と同様に、装飾片を取り付けたとき、装飾片の背面部12の幅bがクリップ8の幅aより大きいことで服のポケットなどに差したときに、一般の筆記具と比べて被取付体の保持力を更に向上させることが出来る。
また、クリップ自体に玉部10があり、玉部を複数形成することによって、より保持力を向上させることができる。
図3は、図2におけるノック式筆記具の装飾片の位置をクリップ中央付近に取り付けた例である。図3(a)は装飾片を取り外した平面図、図3(b)は正面図、図3(c)は平面図である。装飾片の取付位置は、図2のようなクリップの端部付近ではなく、中心部であっても装飾片の取り付けと機能には支障をきたさない。
図4は、装飾片の全体を示した一例である。図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は下方図である。装飾片は、装飾部16と支持部17と背面部18から成り、支持部17を本発明のクリップのスリットに通すことで、筆記具への取り付けが可能となる。装飾片の製造方法は、成形、切削、鍛造等、特に指定しない。また装飾部16、支持部17、背面部18は各々異なる材質にして、二色成形、三色成形、接着で取り付けをしても良い。装飾片の背面部18の材質を例えばゴムやエラストマーなどの弾性作用のある素材にすると、服のポケットなどに取り付けたときに、被取付体との摩擦係数を上げることができ、保持力を向上させることも可能である。また、装飾部16の材質を例えばゴム、シリコーン、エラストマー等の材料を用いて適正な配合比率で成形することで、鉛筆の消しゴムや、摩擦熱によって消去するインクの摩擦具としての機能を持たせることができる。
図5は装飾片の他の実施例の全体図である。図5(a)は装飾部が星型の平面図、図5(b)は装飾部が星型の平面図の正面図、図5(c)は図5(b)の下方図である。背面部20の筆記具軸側の形状は、片側のみを曲面に形成し他方を平面となっている。曲面側を被取付体の挿入側にすることで、容易に挿入が可能となり、平面部を形成することで被取付体との摩擦係数を向上させることが出来る。
また、図5(d)は装飾部がハート型を連結した形状の平面図、図5(e)は装飾部がハート型を連結した形状の正面図、図5(f)は図4(e)の下方図である。装飾部の形状は左右対称に限らず、非対象であっても保持力に支障をきたさない。装飾部22を様々な形状にすることで飾る楽しみや、例えば上述のように一部に角部を形成し筆跡を消去する作用をもたせることで、細かい箇所も容易に消去することができる。装飾片の背面部23は曲面に限らない。筆記具軸側の表面形状を鋸歯、波状、凹凸のような非平面形状にすると、服のポケットなどに取り付けたとき、背面部23と被取付体との摩擦係数が大きくなり、保持力が向上する。
1 クリップ
2 キャップ
3 装飾部
4 背面部
5 軸筒
6 取付孔
7 スリット
8 クリップ
9 装飾部
10 玉部
11 軸筒
12 背面部
13 支持部
14 取付孔
15 スリット
16 装飾部
17 支持部
18 背面部
19 装飾部
20 背面部
21 支持部
22 装飾部
23 背面部
24 支持部
25 支持部

Claims (3)

  1. 筆記具のキャップ又は軸筒に対して装飾片が装着された筆記具用クリップにおいて、
    装飾片は、装飾部と背面部とが支持部で連結することにより一体に構成され、
    背面部の幅は取付孔付近のクリップ又は軸筒の幅よりも大きく、
    クリップは軸筒又はキャップと接合する接合部と
    接合部とは異なる位置に取付孔と、
    取付孔から外周方向に開口したスリットが形成され、
    クリップには、装飾片の支持部が、スリットを介して取付孔に装着自在であることを特徴とする筆記具用クリップ。
  2. 装飾片背面部における筆記具のキャップ又は軸筒に対向する表面は、凸形状又は曲面形状であることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用クリップ。
  3. 請求項1又は2記載の筆記具用クリップを用いた筆記具。
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