JP6523753B2 - 筆記具用リフィール及び筆記具 - Google Patents

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本発明は、筆記具用リフィール及び筆記具用リフィールを収容する筆記具に関する。
ボールペン等の筆記具には、経済的、環境的な観点から替え芯用のリフィールが用いられる。特許文献1には、インク収容管の中間部から後方部に架けて印刷が施されており、その印刷にスリット状の非印刷部が設けられたリフィールが開示されている。特許文献2には、透明又は半透明の合成樹脂により構成されたインク収容管であって、その後端部外周面に印刷や塗装等により着色されたインク色表示(識別表示部)が形成されたインク収容管を有するリフィールが開示されている。しかしながら、透明又は半透明のインク収容管を用いた場合、インク収容管内部のインクが紫外線等の影響により変質する可能性があるという問題がある。
一方、特許文献3〜5には、インク収容管に金属製のチューブが用いられたボールペンのリフィールが開示されている。しかしながら、インク収容管が金属製である場合、インクの変質を防ぐことができるが、インク収容管の内部を視認できないので使用者はインクの色や未使用状態であるか否かを確認することができず、異なる色のリフィールや使用後のリフィールを誤って筆記具に取付けるという問題があった。
特許文献6には、ボールペンチップが前端に固着された透明樹脂製のペン先保持部材と、ペン先保持部材が前端に固着され且つ内部にインクが収容された金属製のインク収容管とを備える多芯筆記具用リフィールが開示されている。しかしながら、特許文献6に開示されたリフィールもペン先側のインクが変質する可能性があるという問題があった。
特開2007−320114号公報 特許第5006159号公報 実開平06−083379号公報 実開平07−015376号公報 実公平03−045386号公報 特開2010−064365号公報
本発明は、インクの変質を防ぎつつ、未使用時においてインクが十分に充填されているかを確認可能な筆記具用リフィールを提供することを目的としている。
本発明によれば、インクを収容するインク収容管と前記インク収容管の後端部に装着される尾栓とを備える筆記具用リフィールであって、前記インク収容管は不透明の材料で形成され、前記尾栓は透明又は半透明の材料で形成されることを特徴とする、筆記具用リフィールが提供される。
また、本発明によれば、前記尾栓は前記インク収容管の中空部と連通する貫通孔が形成される、筆記具用リフィールが提供される。
また、本発明によれば、前記尾栓はさらに前記尾栓の径方向に貫通して前記貫通孔と連通する通気孔が形成される、筆記具用リフィールが提供される。
また、本発明によれば、前記インク収容管の軸線方向において、前記尾栓は前記尾栓の後端部から10mm以上の長さを有する、筆記具用リフィールが提供される。
また、本発明によれば、前記インク収容管の不透明の材料は金属成分を含む、筆記具用リフィールが提供される。
また、本発明によれば、前記筆記具用リフィールを複数収容する筆記具が提供される。
本発明の筆記具用リフィールは、不透明の材料で形成されたインク収容管を備えるため、インクの変質を防ぐことができると共に、透明又は半透明の材料で形成された尾栓を、インク収容管の後端部に備えるため、尾栓の内部に収容されたインクを視認することでリフィールが未使用状態であるか否かを確認することができる。また、リフィールが未使用状態の場合はインクの色も尾栓で確認することができる。さらに、未使用時にインク収容管の後端部近くや尾栓の内部にあったインクは、筆記具が使用されインクが減少すると不透明なインク収容管内に入ることからインクが変質する可能性が減少する。
本発明の実施形態による筆記具用リフィールを示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は平面図、図1(c)は図1(b)のC−C線に沿った断面図である。 筆記具用リフィールの尾栓を示す図であり、図2(a)は前方から見た斜視図、図2(b)は後方から見た斜視図である。 筆記具用リフィールの尾栓を示す図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は平面図、図3(c)は背面図、図3(d)は図3(b)のE−E線に沿った断面図である。 尾栓の別例を示す図である。 本発明の実施形態による筆記具用リフィールを複数本搭載した筆記具を示す図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿った断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態において同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付して示し、理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。また、本明細書において「先端」とは筆記具のペン先側を指し、「後端」とはその反対側を指すものとする。
本実施形態の筆記具用リフィールについて説明する。本実施形態の筆記具用リフィール10は、図1(a)〜図1(c)に示すように、インク11を収容するインク収容管14と、インク収容管14の後端部14bに装着された尾栓16とを備える。インク収容管14は、不透明の材料で形成された中空の部材でありインク11が収容される(図1(c)参照)。また、尾栓16は透明又は半透明の材料で形成される。インク収容管14の先端部14aには継手15が取付けられ、さらに継手15を介してチップ12が取付けられる。チップ12は例えば先端にボールを有するボールペン用のチップである。継手15は省略されてよく、チップ12がインク収容管14の先端部14aに直接取付けられてもよい。
インク収容管14に収容されるインク11は、例えば水性ゲルインク、低粘度の水性インク、低粘度又は高粘度の油性インク等である。さらに、インク11の後端にはインク11の蒸発を防止し、インクの消耗と共にインク面に接触して追随して移動するグリース状のフォロワー13(逆流防止体)が充填される。
本実施形態のインク収容管14を形成する不透明の材料は金属(ステンレス鋼や真鍮等)で形成される。インク収容管14を不透明の材料で形成することによりインク収容管14に収容されたインク11の変質を防止する。本実施形態のインク収容管14は金属で形成されているが、不透明の材料は、例えばセラミックス、不透明なガラス、ガラスファイバー等であってもよい。また、金属粉末と樹脂との混合物で成形したものでもよい。また、インク収容管の不透明の材料は着色された樹脂であってもよく、着色はインク収容管に収容されるインクと略同じ色で行われても構わない。
尾栓16は、図2及び図3に示すように筒状部材であり、インク収容管14の中空部14cと連通する貫通孔18が形成される。そのため、インク収容管14に尾栓16を装着した後は、図1(a)〜図1(c)に示すようにインク収容管14だけでなく尾栓16の一部にもインク11を収容することができる。そのため、尾栓16のインク11を視認することで、筆記具用リフィールが未使用か否かを確認することができ、さらにインクの色も視認することができる。尾栓16は、その先端部16a及び後端部16bにおいて共に開口しており、尾栓16の後端部16bからは後述するノック棒21挿入して取付けることができる(図5参照)。なお、ノック棒を取付けない場合、尾栓16の後端部16bは閉じられてもよい。
尾栓16の外径D1は、インク収容管14の外径と略同じ大きさで形成される。また、尾栓16は、その先端側においてインク収容管14の後端部14bに装着できるよう挿入部17が形成される。挿入部17は、外径D1より小さくかつインク収容管14の内径に合わせた外径D2を有する。挿入部17をインク収容管14の後端部14bに挿入して圧入固着することで、尾栓16はインク収容管14に装着される。
尾栓16を形成する透明又は半透明の材料は、透明又は半透明の合成樹脂であり、例えばポリカーボネイト、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等が挙げられる。
尾栓16をインク収容管14に装着した状態で外部に露出する部分の、インク収容管14の軸線方向A(図1参照)の長さL1は、未使用時においてインク収容管14や尾栓16に収容されたインクの状態が確認できる程度の大きさであればよい。尾栓16に収容されるインクの視認性を考慮すると、長さL1は尾栓16の後端部16bから10mm以上あるのが望ましい。
図4に尾栓16の別例を示す。図4に示す尾栓161は、図1〜図3に示す尾栓16と同様、インク収容管14の後端部14bに装着されるものであり、透明又は半透明の材料で形成される。尾栓161には、その貫通孔18を形成する壁部19において、尾栓16の径方向(図4のE方向)に貫通し、貫通孔18と連通する通気孔20が形成される。尾栓161の壁部19に通気孔20が形成されることで、ノック棒21の取付け部21aを後端部161bに挿入する際、空気が通気孔20から抜けることから、ノック棒21の取付けが容易になる。尾栓161に通気孔20を形成することで、例えばノック棒21側に空気を通す溝等を形成する必要がなくなり、ノック棒21と尾栓161との取付け力が向上し、延いてはノック棒21の意匠性が向上する。なお、図4に示す尾栓161には、複数の通気孔20が形成されているが、通気孔20は1つでもよい。
図5に図1に示す筆記具用リフィール10が複数収容された多芯の筆記具1を示す。筆記具1には3本の筆記具用リフィール10が軸筒2の内部に収納される。筆記具用リフィール10には、ノック棒21が尾栓16に取付けられ、使用者はノック棒21を軸筒2の軸方向に前後させることで、使用する筆記具用リフィール10を変更することができる。
以上、本実施形態による筆記具用リフィールについて、図を参照することにより説明した。
1 筆記具
2 軸筒
10 筆記具用リフィール
12 チップ
13 フォロワー
14 インク収容管
14a インク収容管の先端部
14b インク収容管の後端部
15 継手
16、161 尾栓
16a、161a 尾栓の先端部
16b、161b 尾栓の後端部
17 挿入部
18 貫通孔
19 壁部
20 通気孔
21 ノック棒

Claims (4)

  1. インクを収容するインク収容管と前記インク収容管の後端部に装着される尾栓とを備える筆記具用リフィールであって、
    前記インク収容管は不透明の材料で形成され、前記尾栓は透明又は半透明の材料で形成され、未使用時において、前記尾栓の内部にも前記インクが収容されていることを特徴とする、筆記具用リフィール。
  2. 前記尾栓は前記インク収容管の中空部と連通する貫通孔が形成され、前記尾栓にはさらに前記尾栓の径方向に貫通して前記貫通孔と連通する通気孔が形成されている、請求項1に記載の筆記具用リフィール。
  3. 前記インク収容管が、収容されるインクと略同じ色で着色されている、請求項1又は2に記載の筆記具用リフィール。
  4. 請求項1からの何れか一項に記載の筆記具用リフィールを複数収容する筆記具。
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