JP4754285B2 - 多芯筆記具 - Google Patents
多芯筆記具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4754285B2 JP4754285B2 JP2005200229A JP2005200229A JP4754285B2 JP 4754285 B2 JP4754285 B2 JP 4754285B2 JP 2005200229 A JP2005200229 A JP 2005200229A JP 2005200229 A JP2005200229 A JP 2005200229A JP 4754285 B2 JP4754285 B2 JP 4754285B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear end
- writing
- opening
- shaft
- writing instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
図1乃至図9に本発明の第1の実施の形態を示す。
本実施の形態の多芯筆記具1は、軸筒2内に複数本(具体的には2本)の筆記体6が前後方向に移動可能に収容されている。前記各々の筆記体6は、弾発体8(具体的には圧縮コイルスプリング)により、後方に付勢されている。
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸3と、該前軸3の後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸4とからなる。前記前軸3の前端には、筆記体6のペン先61が突出可能な前端孔31が軸方向に貫設される。前記前軸3及び後軸4は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。
前記後軸4の後端部には、前記開口部42を閉鎖可能な蓋部5が着脱自在に軸方向に乗り越え係合される。前記蓋部5は、円板状の本体52と、前記本体52より前方に突出する2本の脚片と、前記本体52の中央に形成され且つ前方に突出される凸部よりなる当接壁部51とからなる。前記蓋部5は、合成樹脂(例えばポリプロピレン等)の射出成形により一体に形成される。
前記各々の筆記体6は、ボールペンレフィルであり、前端にボールが回転可能に抱持されたボールペンチップ(即ちペン先61)と、該ボールペンチップを前端に備え且つ後端が開口されたインキ収容管62とからなる。前記インキ収容管62の内部には、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、または高粘度の油性インキからなるインキが収容される。前記インキが、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、または低粘度の油性インキの場合、インキ収容管62内のインキの後端には、インキの消費に伴い前進する高粘度流体からなる追従体が充填される。
前記各々の筆記体6の後端(即ちインキ収容管62の後端開口部)には、操作体7が取り付けられる。前記各々の操作体7は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔41から外部に突出する操作部71と、該操作部71の反対側に設けられる前側突出部72と、該操作部71の反対側の前側突出部72の後方に設けられる後側突出部73と、前端部に形成され且つインキ収容管62の後端開口部に嵌入される嵌入部74と、該嵌入部74の後方に形成される鍔部75とを備える。前記嵌入部74は、インキ収容管62の後端開口部に嵌入された際、インキ収容管62の後端開口部を完全には塞がず、インキ収容管62の内部と外部とを通気可能にする。また、前記鍔部75の前面には、弾発体8の後端が係止される。また、前記操作体7の両方の側壁には抜け止め突起76が形成される。前記抜け止め突起76は窓孔41の両方の側壁内面に係合可能である。
前記各々の操作体7は、連結される筆記体6の内部(即ちインキ収容管62内部)に収容されたインキの色と略同じ色に着色される。具体的には、前記操作体7の各々は、連結される筆記体6のインキ色と略同じ色に着色された合成樹脂の成形体からなる。それにより、前記操作体7は、インキ色表示からなる識別表示を有する。例えば、インキ色が黒色の筆記体6に連結する操作体7は黒色に着色され、インキ色が青色の筆記体6に連結する操作体7は青色に着色され、インキ色が赤色の筆記体6に連結する操作体7は赤色に着色され、インキ色が緑色の筆記体6に連結する操作体7は緑色に着色される。本実施の形態では、インキ色の互いに異なる2本の筆記体6を軸筒2内に収容している。
軸筒2の内壁(即ち後軸4の内壁)には、円筒状の弾発体支持部9が設けられる。前記弾発体支持部9は、筆記体6が挿通される複数(具体的には2個)の内孔91が軸方向に貫設されている。前記弾発体支持部9の後面と、各々の操作体7の鍔部75の前面との間には、弾発体8が配置される。前記各々の弾発体8の内部に筆記体6が遊挿されるとともに、各々の弾発体8の前端は弾発体支持部9の後面により係止され、各々の弾発体8の後端は操作体7の鍔部75の前面に係止される。
本実施の形態におけるペン先61の出没作動について説明する。
一つの操作体7の操作部71を弾発体8の後方付勢に抗して窓孔41に沿って前方にスライド操作すると、そのスライド操作された操作体7の前側突出部72が、先に突出状態にある他の筆記体6の操作部71の後側突出部73を径方向外方に持ち上げる。それにより、軸筒2内壁の係止壁部43と操作体7との係止状態が解除され、他の筆記体6が弾発体8の後方付勢により後方に移動され、他の筆記体6のペン先61が軸筒2内に没入され、他の筆記体6の操作部71の後端が蓋部5の前面の当接壁部51に当接衝止される。前記他の筆記体6のペン先61の没入と同時に、前記前方にスライド操作した操作体7に連結された筆記体6のペン先61が、軸筒2の前端孔31より外部に突出されるとともに、前方にスライド操作された操作体7の後端が軸筒2内壁の係止壁部43に係止され、そのペン先突出状態が維持される。
本実施の形態における筆記体6及び操作体7の交換について説明する。
筆記体6を交換する際、蓋部5が軸筒2の後端の開口部42を閉鎖した状態(図8参照)から、蓋部5の係合部53A,53Bと軸筒2の後端部の被係合部45A,45Bとの係合状態を解除し、蓋部5を軸筒2の後端部から後方に取り外すことにより、軸筒2の後端の開口部42を開口する。前記開口部42を開口させると、前記開口部42から各々の操作体7が、弾発体8の後方付勢により後方外部に突出される。前記軸筒2の後端の開口部42が開口した状態(図9参照)で、操作体7を取り出すことにより、その操作体7と互いに連結状態にある筆記体6を、前記開口部42を介して軸筒2内から取り出し、その後、互いに連結状態にある新たな筆記体6と新たな操作体7とを前記開口部42を介して軸筒2内に挿入する。そして、蓋部5の当接壁部51に各々の操作体7を当接させ、各々の操作体7を前方に押圧しながら前記蓋部5の2個の係合部53A,53Bと軸筒2の後端部の2個の被係合部45A,45Bとを、軸方向に乗り越え係合させ、それにより、蓋部5を軸筒2の後端部に取り付け、開口部42を閉鎖する。これにより、筆記体6及び操作体7の交換作業が終了する。
図10乃至図17に本発明の第2の実施の形態を示す。
本実施の形態の多芯筆記具1は、軸筒2内に複数本(具体的には2本)の筆記体6が前後方向に移動可能に収容されている。前記各々の筆記体6は、弾発体8(具体的には圧縮コイルスプリング)により、後方に付勢されている。
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸3と、該前軸3の後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸4とからなる。前記前軸3の前端には、筆記体6のペン先61が突出可能な前端孔31が軸方向に貫設される。前記前軸3及び後軸4は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。
前記後軸4の後端部には、前記開口部42を閉鎖可能な蓋部5が、径方向に対して垂直方向に着脱自在にスライド係合される。前記蓋部5は、円板状の本体52と、前記本体52より前方に突出する2本の脚片と、前記本体52の中央に形成され且つ前方に突出される凸部よりなる当接壁部51とからなる。前記蓋部5は、合成樹脂(例えばポリプロピレン等)の射出成形により一体に形成される。
前記各々の筆記体6は、ボールペンレフィルであり、前端にボールが回転可能に抱持されたボールペンチップ(即ちペン先61)と、該ボールペンチップを前端に備え且つ後端が開口されたインキ収容管62とからなる。前記インキ収容管62の内部には、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、または高粘度の油性インキからなるインキが収容される。前記インキが、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、または低粘度の油性インキの場合、インキ収容管62内のインキの後端には、インキの消費に伴い前進する高粘度流体からなる追従体が充填される。
前記各々の筆記体6の後端(即ちインキ収容管62の後端開口部)には、操作体7が取り付けられる。前記各々の操作体7は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔41から外部に突出する操作部71と、該操作部71の反対側に設けられる前側突出部72と、該操作部71の反対側の前側突出部72の後方に設けられる後側突出部73と、前端部に形成され且つインキ収容管62の後端開口部に嵌入される嵌入部74と、該嵌入部74の後方に形成される鍔部75とを備える。前記嵌入部74は、インキ収容管62の後端開口部に嵌入された際、インキ収容管62の後端開口部を完全には塞がず、インキ収容管62の内部と外部とを通気可能にする。また、前記鍔部75の前面には、弾発体8の後端が係止される。また、前記操作体7の両方の側壁には抜け止め突起76が形成される。前記抜け止め突起76は窓孔41の両方の側壁内面に係合可能である。
前記各々の操作体7は、連結される筆記体6の内部(即ちインキ収容管62内部)に収容されたインキの色と略同じ色に着色される。具体的には、前記操作体7の各々は、連結される筆記体6のインキ色と略同じ色に着色された合成樹脂の成形体からなる。それにより、前記操作体7は、インキ色表示からなる識別表示を有する。例えば、インキ色が黒色の筆記体6に連結する操作体7は黒色に着色され、インキ色が青色の筆記体6に連結する操作体7は青色に着色され、インキ色が赤色の筆記体6に連結する操作体7は赤色に着色され、インキ色が緑色の筆記体6に連結する操作体7は緑色に着色される。本実施の形態では、インキ色の互いに異なる2本の筆記体6を軸筒2内に収容している。
軸筒2の内壁(即ち後軸4の内壁)には、円筒状の弾発体支持部9が設けられる。前記弾発体支持部9は、筆記体6が挿通される複数(具体的には2個)の内孔91が軸方向に貫設されている。前記弾発体支持部9の後面と、各々の操作体7の鍔部75の前面との間には、弾発体8が配置される。前記各々の弾発体8の内部に筆記体6が遊挿されるとともに、各々の弾発体8の前端は弾発体支持部9の後面により係止され、各々の弾発体8の後端は操作体7の鍔部75の前面に係止される。
本実施の形態におけるペン先61の出没作動について説明する。
一つの操作体7の操作部71を弾発体8の後方付勢に抗して窓孔41に沿って前方にスライド操作すると、そのスライド操作された操作体7の前側突出部72が、先に突出状態にある他の筆記体6の操作部71の後側突出部73を径方向外方に持ち上げる。それにより、軸筒2内壁の係止壁部43と操作体7との係止状態が解除され、他の筆記体6が弾発体8の後方付勢により後方に移動され、他の筆記体6のペン先61が軸筒2内に没入され、他の筆記体6の操作部71の後端が蓋部5の前面の当接壁部51に当接衝止される。前記他の筆記体6のペン先61の没入と同時に、前記前方にスライド操作した操作体7に連結された筆記体6のペン先61が、軸筒2の前端孔31より外部に突出されるとともに、前方にスライド操作された操作体7の後端が軸筒2内壁の係止壁部43に係止され、そのペン先突出状態が維持される。
本実施の形態における筆記体6及び操作体7の交換について説明する。
筆記体6を交換する際、蓋部5が軸筒2の後端の開口部42を閉鎖した状態(図16参照)から、蓋部5の係合部53A,53Bと軸筒2の後端部の被係合部45A,45Bとの係合状態を解除し、蓋部5を軸筒2の後端部から径方向にスライドさせて取り外すことにより、軸筒2の後端の開口部42を開口する。前記開口部42を開口させると、前記開口部42から各々の操作体7が、弾発体8の後方付勢により後方外部に突出される。前記軸筒2の後端の開口部42が開口した状態(図17参照)で、操作体7を取り出すことにより、その操作体7と互いに連結状態にある筆記体6を、前記開口部42を介して軸筒2内から取り出し、その後、互いに連結状態にある新たな筆記体6と新たな操作体7とを前記開口部42を介して軸筒2内に挿入する。そして、前記蓋部5の2個の係合部53A,53Bと軸筒2の後端部の2個の被係合部45A,45Bとを、径方向にスライド係合させ、それにより、蓋部5を軸筒2の後端部に取り付け、開口部42を閉鎖する。これにより、筆記体6及び操作体7の交換作業が終了する。
図18乃至図27に本発明の第3の実施の形態を示す。
本実施の形態の多芯筆記具1は、軸筒2内に複数本(具体的には2本)の筆記体6が前後方向に移動可能に収容されている。前記各々の筆記体6は、弾発体8(具体的には圧縮コイルスプリング)により、後方に付勢されている。
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸3と、該前軸3の後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸4とからなる。前記前軸3の前端には、筆記体6のペン先61が突出可能な前端孔31が軸方向に貫設される。前記前軸3及び後軸4は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。
前記後軸4の後端部に、前記開口部42を閉鎖可能な蓋部5が、周方向に回転操作することにより係合される。前記蓋部5は、円板状の本体52と、前記本体52より径方向外方に突出される外向突起(係合部53A)と、前記外向突起(係合部53A)の径方向の反対側の本体52に形成される内孔(係合部53B)と、本体52の前面中央に形成される当接壁部51とからなる。前記内孔(係合部53B)は、軸方向に貫設され且つ円弧状に延設される。前記当接壁部51は前方に突出する円柱状凸部よりなる。前記蓋部5は、合成樹脂(例えばポリプロピレン等)の射出成形により一体に形成される。
前記各々の筆記体6は、ボールペンレフィルであり、前端にボールが回転可能に抱持されたボールペンチップ(即ちペン先61)と、該ボールペンチップを前端に備え且つ後端が開口されたインキ収容管62とからなる。前記インキ収容管62の内部には、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、または高粘度の油性インキからなるインキが収容される。前記インキが、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、または低粘度の油性インキの場合、インキ収容管62内のインキの後端には、インキの消費に伴い前進する高粘度流体からなる追従体が充填される。
前記各々の筆記体6の後端(即ちインキ収容管62の後端開口部)には、操作体7が取り付けられる。前記各々の操作体7は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔41から外部に突出する操作部71と、該操作部71の反対側に設けられる前側突出部72と、該操作部71の反対側の前側突出部72の後方に設けられる後側突出部73と、前端部に形成され且つインキ収容管62の後端開口部に嵌入される嵌入部74と、該嵌入部74の後方に形成される鍔部75とを備える。前記嵌入部74は、インキ収容管62の後端開口部に嵌入された際、インキ収容管62の後端開口部を完全には塞がず、インキ収容管62の内部と外部とを通気可能にする。また、前記鍔部75の前面には、弾発体8の後端が係止される。また、前記操作体7の両方の側壁には抜け止め突起76が形成される。前記抜け止め突起76は窓孔41の両方の側壁内面に係合可能である。
前記各々の操作体7は、連結される筆記体6の内部(即ちインキ収容管62内部)に収容されたインキの色と略同じ色に着色される。具体的には、前記操作体7の各々は、連結される筆記体6のインキ色と略同じ色に着色された合成樹脂の成形体からなる。それにより、前記操作体7は、インキ色表示からなる識別表示を有する。例えば、インキ色が黒色の筆記体6に連結する操作体7は黒色に着色され、インキ色が青色の筆記体6に連結する操作体7は青色に着色され、インキ色が赤色の筆記体6に連結する操作体7は赤色に着色され、インキ色が緑色の筆記体6に連結する操作体7は緑色に着色される。本実施の形態では、インキ色の互いに異なる2本の筆記体6を軸筒2内に収容している。
軸筒2の内壁(即ち後軸4の内壁)には、円筒状の弾発体支持部9が設けられる。前記弾発体支持部9は、筆記体6が挿通される複数(具体的には2個)の内孔91が軸方向に貫設されている。前記弾発体支持部9の後面と、各々の操作体7の鍔部75の前面との間には、弾発体8が配置される。前記各々の弾発体8の内部に筆記体6が遊挿されるとともに、各々の弾発体8の前端は弾発体支持部9の後面により係止され、各々の弾発体8の後端は操作体7の鍔部75の前面に係止される。
本実施の形態におけるペン先61の出没作動について説明する。
一つの操作体7の操作部71を弾発体8の後方付勢に抗して窓孔41に沿って前方にスライド操作すると、そのスライド操作された操作体7の前側突出部72が、先に突出状態にある他の筆記体6の操作部71の後側突出部73を径方向外方に持ち上げる。それにより、軸筒2内壁の係止壁部43と操作体7との係止状態が解除され、他の筆記体6が弾発体8の後方付勢により後方に移動され、他の筆記体6のペン先61が軸筒2内に没入され、他の筆記体6の操作部71の後端が蓋部5の前面の当接壁部51に当接衝止される。前記他の筆記体6のペン先61の没入と同時に、前記前方にスライド操作した操作体7に連結された筆記体6のペン先61が、軸筒2の前端孔31より外部に突出されるとともに、前方にスライド操作された操作体7の後端が軸筒2内壁の係止壁部43に係止され、そのペン先突出状態が維持される。
本実施の形態における筆記体6及び操作体7の交換について説明する。
筆記体6を交換する際、蓋部5が軸筒2の後端の開口部42を閉鎖した状態(図26参照)から、蓋部5の係合部53A,53Bと軸筒2の後端部の被係合部45A,45Bとの係合状態を解除し、蓋部5を軸筒2の後端部から周方向に回転させて取り外すことにより、軸筒2の後端の開口部42を開口する。前記開口部42を開口させると、前記開口部42から各々の操作体7が、弾発体8の後方付勢により後方外部に突出される。前記軸筒2の後端の開口部42が開口した状態(図27参照)で、操作体7を取り出すことにより、その操作体7と互いに連結状態にある筆記体6を、前記開口部42を介して軸筒2内から取り出し、その後、互いに連結状態にある新たな筆記体6と新たな操作体7とを前記開口部42を介して軸筒2内に挿入する。そして、蓋部5を軸筒2の後端に当接させて周方向に回転させることにより、前記蓋部5の2個の係合部53A,53Bと軸筒2の後端部の2個の被係合部45A,45Bとを係合させ、それにより、蓋部5を軸筒2の後端部に取り付け、開口部42を閉鎖する。これにより、筆記体6及び操作体7の交換作業が終了する。
2 軸筒
3 前軸
31 前端孔
4 後軸
41 窓孔
42 開口部
421 ガイド部
421a 凹部
43 係止壁部
44 クリップ
45A 被係合部
45B 被係合部
5 蓋部
51 当接壁部
52 本体
53A 係合部
53B 係合部
6 筆記体
61 ペン先(ボールペンチップ)
62 インキ収容管
7 操作体
71 操作部
72 前側突出部
73 後側突出部
74 嵌入部
75 鍔部
76 抜け止め突起
8 弾発体
9 弾発体支持部
91 内孔
92 保持部
Claims (12)
- 軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体を弾発体により後方に付勢し、前記各々の筆記体の後端に、各々の筆記体に対応した操作体を連結し、軸筒の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体を突出させ、一つの操作体を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体に連結された筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させる多芯筆記具であって、軸筒の後端に、窓孔を後方に開口させる開口部を設け、前記開口部を介して操作体及び筆記体を、軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成し、前記開口部を閉鎖可能な蓋部を軸筒の後端部に着脱自在に設け、前記蓋部に、少なくとも二個の係合部を設け、前記開口部によって径方向に分割された軸筒の後端部の各々に、前記係合部が係合可能な被係合部を設けたことを特徴とする多芯筆記具。
- 前記開口部を介して筆記体と操作体とを連結状態で、軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成した請求項1記載の多芯筆記具。
- 前記蓋部の前面に、没入状態の筆記体の操作体が当接可能な当接壁部を形成した請求項1または2記載の多芯筆記具。
- 前記各々の係合部を蓋部の内面に設け、前記各々の被係合部を軸筒の後端部の外面に設けた請求項1乃至3のいずれかに記載の多芯筆記具。
- 前記当接壁部を前記開口部に挿入配置し、前記当接壁部が前記開口部内壁の内方変形を規制してなる請求項3記載の多芯筆記具。
- 前記軸筒の内壁に弾発体の前端が軸方向に当接する弾発体支持部を設け、前記弾発体支持部に、弾発体の前端部を径方向に保持する保持部を形成した請求項1乃至5のいずれかに記載の多芯筆記具。
- 前記開口部を開口した際、弾発体の後方への付勢によって各々の操作体が前記開口部から外部に突出される請求項1乃至6のいずれかに記載の多芯筆記具。
- 前記各々の操作体を、連結される筆記体の内部に収容されたインキの色に着色した請求項1乃至7のいずれかに記載の多芯筆記具。
- 前記軸筒の後端部の開口部の内壁の両側に、操作体の側面の挿入時の向きを規制するガイド部を設けた請求項1乃至8のいずれかに記載の多芯筆記具。
- 前記蓋部が、本体と、該本体より前方に突出する少なくとも2本の脚片とを備え、前記各々の脚片の径方向内面に係合部を形成し、一方、前記軸筒の後端部の各々の側壁の径方向外面に、前記係合部と軸方向に乗り越え係合可能な被係合部を形成した請求項1乃至9のいずれかに記載の多芯筆記具。
- 前記蓋部が、本体と、該本体より前方に突出する少なくとも2本の脚片とを備え、前記各々の脚片の径方向内面に係合部を形成し、一方、前記軸筒の後端の開口部の両側に、前記係合部と径方向にスライド係合可能な被係合部を形成した請求項1乃至9のいずれかに記載の多芯筆記具。
- 前記蓋部が、本体と、前記本体の径方向の両側に形成した2個の係合部とを備え、一方、前記軸筒の後端の開口部の両側に、被係合部を形成し、前記係合部と前記被係合部が、軸筒の後端部に対して蓋部を周方向に回転させることにより係合可能である請求項1乃至9のいずれかに記載の多芯筆記具。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005200229A JP4754285B2 (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | 多芯筆記具 |
EP06006549A EP1707400B1 (en) | 2005-03-29 | 2006-03-29 | Retractable writing bodies of a multi-refill writing instrument |
SG200602100A SG126126A1 (en) | 2005-03-29 | 2006-03-29 | Multi-refill writing instrument |
US11/391,422 US7946777B2 (en) | 2005-03-29 | 2006-03-29 | Multi-refill writing instrument |
KR1020060028261A KR100979323B1 (ko) | 2005-03-29 | 2006-03-29 | 다심 필기구 |
TW095110892A TWI323224B (en) | 2005-03-29 | 2006-03-29 | Multi-refill writing instrument and refill for multi-refill writing instrument |
ES06006549T ES2402196T3 (es) | 2005-03-29 | 2006-03-29 | Cuerpos de escritura retráctiles de un instrumento de escritura de recarga múltiple |
HK07102132.8A HK1094885A1 (en) | 2005-03-29 | 2007-02-26 | Retractable writing bodies of a multi-refill writing instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005200229A JP4754285B2 (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | 多芯筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007015275A JP2007015275A (ja) | 2007-01-25 |
JP4754285B2 true JP4754285B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=37752836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005200229A Expired - Fee Related JP4754285B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-07-08 | 多芯筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4754285B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005830A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Pilot Ink Co Ltd | 多芯筆記具 |
JP5346771B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2013-11-20 | パイロットインキ株式会社 | 多芯筆記具 |
JP5412319B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2014-02-12 | ゼブラ株式会社 | 多芯筆記具 |
JP5433458B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2014-03-05 | ゼブラ株式会社 | 多芯筆記具 |
JP5412329B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2014-02-12 | ゼブラ株式会社 | 多芯筆記具 |
JP3175844U (ja) * | 2012-03-12 | 2012-06-07 | パイロットインキ株式会社 | 多芯式熱変色性筆記具 |
-
2005
- 2005-07-08 JP JP2005200229A patent/JP4754285B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007015275A (ja) | 2007-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4689513B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
KR100979323B1 (ko) | 다심 필기구 | |
JP4689378B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP4754285B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5221283B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5750307B2 (ja) | スライド式の多芯筆記具 | |
JP2008073934A (ja) | 多芯筆記具及びそれに用いる筆記体 | |
JP2010036535A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5286031B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5006159B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP4754295B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2007015276A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP4674131B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5137739B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP3143310U (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5079891B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2007055164A (ja) | 組立式筆記具 | |
JP2011093210A (ja) | 多芯筆記具及び多芯筆記具用レフィル | |
JP4754290B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP4754289B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5199013B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP3143311U (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2007015277A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5006160B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2011084006A (ja) | 多芯筆記具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110510 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4754285 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |