JP2011084006A - 多芯筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】各々の筆記体及び操作体を交換する際、軸筒内から開口部を通して各々のコイルスプリングが脱落することを確実に防止できる多芯筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒2内に複数の筆記体6を前後方向に移動可能に収容する。筆記体6の後端に操作体7を連結し、操作体7を後方に付勢するコイルスプリング8を軸筒2内に収容する。軸筒2側壁に前後方向に延びる複数の窓孔41を設け、窓孔41から径方向外方に操作体7を突出させる。軸筒2後端に、窓孔41を後方に開口させる開閉自在の開口部42を設け、開口部42を通して筆記体6及び操作体7を連結状態で軸筒2内から取り外し可能且つ軸筒2内に挿入可能に構成する。軸筒2内面に、前側支持部93と後側支持部43を設け、軸筒2内に筆記体6が収容される前の状態において、前側支持部93にコイルスプリング8の前端が当接し且つ後側支持部43にコイルスプリング8の後端が当接する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、多芯筆記具に関する。詳細には、軸筒内に複数本の筆記体を前後方向に移動可能に収容した多芯筆記具に関する。
従来、この種の多芯筆記具において、特許文献1、特許文献2には、軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体を後方に付勢する複数のコイルスプリングを軸筒内に収容し、前記各々の筆記体の後端に操作体を連結し、軸筒の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体を突出させ、一つの操作体を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体に連結された筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させる多芯筆記具であって、軸筒の後端に、窓孔を後方に開口させる開閉自在の開口部を設け、前記開口部を通して筆記体及び操作体を連結状態で軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成した多芯筆記具が開示されている。
特開2007−30240号公報 特開2007−30241号公報
前記特許文献1、特許文献2に記載の多芯筆記具は、筆記体を軸筒内に収容する前の状態において、コイルスプリングの前端は軸筒内のスプリング支持部に保持され、一方、コイルスプリングの後端はフリーとなっている。そのため、筆記体が収容されていない状態で軸筒に衝撃や振動が加わると、コイルスプリングの前端の保持状態が解除され、その結果、各々の筆記体及び操作体を交換する際、軸筒内から開口部を通して各々のコイルスプリングが脱落するおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、各々の筆記体及び操作体を交換する際、軸筒内から開口部を通して各々のコイルスプリングが脱落することを確実に防止できる多芯筆記具を提供しようとするものである。
尚、本発明において、軸筒において、「前」とは前端孔側を指し、「後」とはその反対側を指し、筆記体において、「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。
[1]本願の第1の発明は、軸筒2内に複数の筆記体6を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体6の後端に操作体7を連結し、前記各々の操作体7を後方に付勢する複数のコイルスプリング8を軸筒2内に収容し、軸筒2の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔41を径方向に貫設し、前記各々の窓孔41から径方向外方に前記各々の操作体7を突出させ、一つの操作体7を窓孔41に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体7に連結された筆記体6のペン先61を軸筒2の前端孔31から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体6のペン先61を軸筒2内に没入させてなり、軸筒2の後端に、窓孔41を後方に開口させる開閉自在の開口部42を設け、前記開口部42を通して筆記体6及び操作体7を連結状態で軸筒2内から取り外し可能且つ軸筒2内に挿入可能に構成した多芯筆記具であって、軸筒2内面に、前側支持部93と後側支持部43を設け、軸筒2内に筆記体6が収容される前の状態において、前記前側支持部93にコイルスプリング8の前端が当接し且つ前記後側支持部43にコイルスプリング8の後端が当接することを要件とする。
前記第1の発明の多芯筆記具1は、軸筒2内面に、前側支持部93と後側支持部43を設け、軸筒2内に筆記体6が収容される前の状態において、前記前側支持部93にコイルスプリング8の前端が当接し且つ前記後側支持部43にコイルスプリング8の後端が当接することにより、筆記体6が収容されていない状態で軸筒2に衝撃や振動が加わっても、コイルスプリング8が前後方向に移動しないため、各々の筆記体6及び操作体7を交換する際、軸筒2内から開口部42を通して各々のコイルスプリング8が脱落することを確実に防止できる。
<2>本願の第2の発明は、前記第1の発明の多芯筆記具1において、前記後側支持部43に、ペン先突出状態の筆記体6の後端の操作体7が係止されることを要件とする。
前記第2の発明の多芯筆記具1は、前記後側支持部43に、ペン先突出状態の筆記体6の後端の操作体7が係止されることにより、前記後側支持部43が、ペン先突出状態の筆記体6の後端の操作体7が係止される係止壁部を兼ねることにより、簡易な構造を維持できる。
本発明の多芯筆記具は、各々の筆記体及び操作体を交換する際、軸筒内から開口部を通して各々のコイルスプリングが脱落することを確実に防止できる。
本発明の多芯筆記具の実施の形態における全ペン先没入時(非筆記時)を示す縦断面図である。 図1の多芯筆記具の一つのペン先が突出した状態(筆記時)を示す縦断面図である。 図1の多芯筆記具の後端の開口部を開口させ、操作体を僅かに引き出した状態を示す側面図である。 図1の多芯筆記具の筆記体及び操作体を取り外した状態の軸筒を示す側面図である。 図4の縦断面図である。
図1乃至図5に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態の多芯筆記具1は、軸筒2内に複数本(具体的には2本)の筆記体6が前後方向に移動可能に収容される。前記各々の筆記体6の後端には操作体7が取り付けられる。前記軸筒2内には、前記筆記体6の本数に対応した複数(具体的には2個)のコイルスプリング8が収容される。前記各々の操作体7は、前記各々のコイルスプリング8により、後方に付勢されている。本実施の形態では、軸筒2内に収容する筆記体の本数は、2本であるが、これ以外にも、例えば、3本、4本、5本、6本であってもよい。
(コイルスプリング)
前記コイルスプリング8は、具体的には圧縮コイルスプリング8からなる。前記コイルスプリング8の前端部には、密着巻部が形成される。また、前記コイルスプリング8の後端部には、密着巻部が形成される。
(軸筒)
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸3と、該前軸3の後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸4とからなる。前記前軸3の前端には、筆記体6のペン先61が突出可能な前端孔31が軸方向に貫設される。前記前軸3及び後軸4は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。
前記後軸4の後部の側壁には、複数本(具体的には2本)の前後方向に延びる細長状の窓孔41が、径方向に貫設される。前記2本の窓孔41は、互いに、軸線に対して対称の位置(180度対称位置)に形成される。また、前記後軸4の後端部には、軸方向に貫通し且つ径方向外方に開口する開口部42が形成される。前記開口部42は、後軸4の後端(即ち軸筒2の後端)において窓孔41と連通され、それにより、窓孔41後端が後方に切り欠かれて後方に開口されている。一方、前記窓孔41の前端は常時閉鎖されている。
また、前記後軸4の窓孔41の相互間の側壁内面には、前後方向に延びるリブよりなる係止壁部43が一体に形成され、前記係止壁部43に、ペン先61が突出した際の筆記体6の操作体7の後端が係止される。また、前記係止壁部43は、筆記体6を軸筒2内に挿入する前の状態でコイルスプリング8の後端が当接する後側支持部を兼ねる。尚、前記後側支持部43(係止壁部)は、軸筒2(後軸4)の内壁に一体に形成してもよいし、軸筒2内に別部材を収容配置することによって設けてもよい。
(隔壁)
また、前記軸筒2の内壁(即ち後軸4の内壁)には、前後方向に延び且つ径方向内方に突出する2本のリブよりなる隔壁44が、軸線に対して対称位置に一体に形成される。前記隔壁44は、前記係止壁部の相互間に形成されるとともに、その前端が、スプリング支持部9の後方且つ窓孔41の前方に位置される。
前記後軸4の窓孔41の相互間の側壁外面には、クリップ45が設けられる。
(スプリング支持部)
軸筒2の内壁(即ち後軸4の内壁)には、円筒状のスプリング支持部9が固着される。前記スプリング支持部9は、筆記体6が挿通される複数(具体的には2個)の内孔91が軸方向に貫設されている。前記スプリング支持部9の後面には、前側支持部93が形成される。筆記体6を軸筒2内に収容した状態において、前記スプリング支持部9の前側支持部93と、各々の操作体7の鍔部75の前面との間には、コイルスプリング8が配置される。前記各々のコイルスプリング8の内部に筆記体6(即ちインキ収容管62)が遊挿されるとともに、各々のコイルスプリング8の前端はスプリング支持部9の後面の前側支持部93により係止され、各々のコイルスプリング8の後端は操作体7の鍔部75の前面に係止される。尚、前記スプリング支持部9は、軸筒2内壁に一体に形成されてもよい。
また、前記スプリング支持部9の後面の各々の内孔91の周囲には、周状壁部よりなる保持部92が形成される。前記各々の保持部92の内面には、各々のコイルスプリング8の前端部(即ち密着巻部)外面が圧入保持される。即ち、各々の保持部92により各々のコイルスプリング8の前端部(即ち密着巻部)が径方向内方に保持される。
(スプリング収容部)
前記スプリング支持部9の後方の軸筒2内(即ち後軸4内)には、複数(具体的には2個)のスプリング収容部が形成される。前記スプリング収容部の相互間には前記隔壁44が配置される。本実施の形態では、前記隔壁44は、180度対称位置より径方向内方に突出される2本のリブからなる。前記スプリング収容部には、コイルスプリング8が収容される。
図4及び図5に示すように、筆記体6及び操作体7を軸筒2内から取り外した状態のとき(即ち筆記体6及び操作体7を軸筒2内に収容する前の状態のとき)、軸筒2内において、各々のコイルスプリング8の後端が後側支持部43(係止壁部)に当接され、一方、各々のコイルスプリング8の前端がスプリング支持部9の後面の前側支持部93に当接されている。それにより、軸筒2に衝撃や振動が加わっても、コイルスプリング8の前後方向のがたつきが防止されるため、各々の筆記体6及び操作体7を交換する際、軸筒2内から開口部42を通して各々のコイルスプリング8が脱落することを防止できる。
(蓋部)
前記後軸4の後端部には、前記開口部42を開閉自在にする蓋部5が回動自在に設けられる。前記蓋部5の一端部は、クリップ45基部に、ヒンジ部52により回動自在に接続される。前記ヒンジ部52は、ペン先下向きでクリップ45を正面視したときのクリップ45の左右方向に延設され、それにより、前記蓋部5は、略前後方向に回動自在となる。前記蓋部5の前面には、当接壁部51が形成される。前記当接壁部51に、没入状態の筆記体6の後端に連結された各々の操作体7の後端が、衝止される。
前記蓋部5の他端部の前面には、係合部53が設けられる(具体的には係合凹部または係合孔部が形成される)。後軸4の後端には、前記係合部53と係合可能な被係合部46が設けられる(具体的には係合凸部が突設される)。前記係合部53(係合凹部または係合孔部)の内面には、内向突起が形成され、一方、前記被係合部46(係合凸部)の外面には、前記内向突起と乗り越え係止可能な外向突起が形成される。
前記係合部53と前記被係合部46とは、蓋部5が開口部42を閉鎖した際、互いに係合状態にあり(具体的には内向突起と外向突起が乗り越え係止状態にあり)、コイルスプリング8の後方への付勢による操作体7と蓋部5の前面の当接壁部51との当接では、その係合状態は解除されず、蓋部5が開くことはない。
(筆記体)
前記各々の筆記体6は、ボールペンレフィルであり、前端にボールが回転可能に抱持されたボールペンチップ(即ちペン先61)と、該ボールペンチップを前端に備え且つ後端が開口されたインキ収容管62とからなる。前記インキ収容管62の内部には、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、または高粘度の油性インキからなるインキが収容される。前記インキが、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、または低粘度の油性インキの場合、インキ収容管62内のインキの後端には、インキの消費に伴い前進する高粘度流体からなる追従体が充填される。
また、前記ボールペンチップは、前端に回転可能に抱持されたボールをコイルスプリング等により前方に付勢し、前端縁部の内面にボールを密接させる構成でもよい。また、ボールペンチップは、インキ収容管62の前端開口部に圧入等により直接、取り付けてもよいが、本実施の形態ではペン先ホルダーを介してインキ収容管62の前端開口部に固着される。尚、本発明では、前記筆記体6は、ボールペンレフィル以外に、例えば、シャープペンシルレフィル、マーキンペンレフィル、入力ペンレフィル等が挙げられる。
(操作体)
前記各々の筆記体6の後端(即ちインキ収容管62の後端開口部)には、操作体7が取り付けられる。前記各々の操作体7は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔41から外部に突出する操作部71と、該操作部71の径方向反対側に設けられる前側突出部72と、該操作部71の径方向反対側の前側突出部72の後方に設けられる後側突出部73と、前端部に形成され且つインキ収容管62の後端開口部に嵌入される嵌入部74と、該嵌入部74の後方に形成される鍔部75とを備える。前記嵌入部74は、インキ収容管62の後端開口部に嵌入された際、インキ収容管62の後端開口部を完全には塞がず、インキ収容管62の内部と外部とを通気可能にする。また、筆記体6を軸筒2内に収容した状態において、前記鍔部75の前面にコイルスプリング8の後端が係止される。
筆記体6のペン先61が没入状態のとき、その筆記体6に取り付けられた操作体7の後端部は、蓋部5の前面に形成された当接壁部51に衝止される。一方、筆記体6のペン先61が突出状態のとき、その筆記体6に取り付けられた操作体7の後端部は、軸筒2の内壁に形成された後側支持部43(係止壁部)に係止される。
ペン先没入状態にある筆記体6の後端に連結された操作体7の前側突出部72は、その操作体7の操作部71を前方にスライド操作した際、先に突出状態にある他の筆記体6の後端に連結された操作体7の後側突出部73と当接され、他の筆記体6のペン先突出状態が解除される。
(ペン先の出没)
本実施の形態におけるペン先61の出没作動について説明する(図1及び図2参照)。
一つの操作体7の操作部71をコイルスプリング8の後方付勢に抗して窓孔41に沿って前方にスライド操作すると、そのスライド操作された操作体7の前側突出部72が、先に突出状態にある他の筆記体6の操作体7の後側突出部73を径方向外方に持ち上げる。それにより、軸筒2内壁の後側支持部43(係止壁部)と操作体7との係止状態が解除され、他の筆記体6がコイルスプリング8の後方付勢により後方に移動され、他の筆記体6のペン先61が軸筒2内に没入され、他の筆記体6の操作体7の後端が蓋部5の前面の当接壁部51に当接衝止される。前記他の筆記体6のペン先61の没入と同時に、前記前方にスライド操作した操作体7に連結された筆記体6のペン先61が、軸筒2の前端孔31より外部に突出されるとともに、前方にスライド操作された操作体7の後端が軸筒2内壁の後側支持部43(係止壁部)に係止され、そのペン先突出状態が維持される。
(筆記体及び操作体の交換)
本実施の形態における筆記体6及び操作体7の交換について説明する。
筆記体6を交換する際、蓋部5が軸筒2の後端の開口部42を閉鎖した状態(図1参照)から、蓋部5のヒンジ部52と反対側の操作端部を後方に押圧し、係合部53と被係合部46との係合を解除し、蓋部5を後方に回動させ、軸筒2の後端の開口部42を開口する。前記開口部42を開口させると、前記開口部42から各々の操作体7が、コイルスプリング8の後方付勢により後方外部に突出される。前記軸筒2の後端の開口部42が開口した状態(図3参照)で、操作体7を取り出すことにより、その操作体7と互いに連結状態にある筆記体6を、前記開口部42を通して軸筒2内から取り出す。その後、互いに連結状態にある新たな筆記体6と新たな操作体7とを前記開口部42を通して軸筒2内に挿入する。そして、蓋部5の当接壁部51に各々の操作体7を当接させ、各々の操作体7を前方に押圧しながら蓋部5を前方に回動させ、その後、係合部53と被係止部とを係合させ、開口部42を閉鎖する。これにより、筆記体6及び操作体7の交換作業が終了する。
(筆記具及び操作体の交換時のコイルスプリング)
また、図4及び図5に示すように、本実施の形態の多芯筆記具1の筆記具及び操作体7の交換時において、互いに連結状態の筆記体6及び操作体7を軸筒2後端の開口部42を通して軸筒2内から取り外すと、軸筒2内において、コイルスプリング8の後端部が後側支持部43(係止壁部)に係止される。一方、このとき、コイルスプリング8の前端部がスプリング支持部9の保持部92により保持されている。そのため、コイルスプリング8の前後方向のがたつきが防止され、この状態で軸筒2に衝撃や振動が加わっても、コイルスプリング8が開口部42を通して外部に脱落することを確実に防止できる。
1 多芯筆記具
2 軸筒
3 前軸
31 前端孔
4 後軸
41 窓孔
42 開口部
43 後側支持部(係止壁部)
44 隔壁
45 クリップ
46 被係合部
5 蓋部
51 当接壁部
52 ヒンジ部
53 係合部
6 筆記体
61 ペン先(ボールペンチップ)
62 インキ収容管
7 操作体
71 操作部
72 前側突出部
73 後側突出部
74 嵌入部
75 鍔部
8 コイルスプリング
9 スプリング支持部
91 内孔
92 保持部
93 前側支持部

Claims (2)

  1. 軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体の後端に操作体を連結し、前記各々の操作体を後方に付勢する複数のコイルスプリングを軸筒内に収容し、軸筒の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体を突出させ、一つの操作体を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体に連結された筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させてなり、軸筒の後端に、窓孔を後方に開口させる開閉自在の開口部を設け、前記開口部を通して筆記体及び操作体を連結状態で軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成した多芯筆記具であって、軸筒内面に、前側支持部と後側支持部を設け、軸筒内に筆記体が収容される前の状態において、前記前側支持部にコイルスプリングの前端が当接し且つ前記後側支持部にコイルスプリングの後端が当接することを特徴とする多芯筆記具。
  2. 前記後側支持部に、ペン先突出状態の筆記体の後端の操作体が係止される請求項1記載の多芯筆記具。
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