JPS5917678Y2 - 筆記具のキヤツプ - Google Patents

筆記具のキヤツプ

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Publication number
JPS5917678Y2
JPS5917678Y2 JP3097580U JP3097580U JPS5917678Y2 JP S5917678 Y2 JPS5917678 Y2 JP S5917678Y2 JP 3097580 U JP3097580 U JP 3097580U JP 3097580 U JP3097580 U JP 3097580U JP S5917678 Y2 JPS5917678 Y2 JP S5917678Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
annular
tip
cap body
clip
Prior art date
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Expired
Application number
JP3097580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56133491U (ja
Inventor
保通 岩瀬
Original Assignee
三菱鉛筆株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱鉛筆株式会社 filed Critical 三菱鉛筆株式会社
Priority to JP3097580U priority Critical patent/JPS5917678Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサインペン等の筆記具のキャップに関するもの
であって、キャップの地色をクリップ部材で被覆される
キャップの天井部に顕出せしめる際の部品の省略を図る
と共に、クリップをキャップに確実に固定できるキャッ
プを提供するにある。
サインペン等の筆記具は、現在ABS樹脂等で成形され
たものが使用されているが、このような筆記具は、通常
洋服のポケット等に挿し込まれて使用されるものであり
、他方キャップの天井部が、別資材のクリップ部材で被
覆されている場合には、複数本が挿し込まれている中が
ら所望の色の筆記具を取出すために、ポケットより若干
引き出してキャップの色(例えば通常は青インキの場合
はキャップの地色を青色とされている)を確認しなけれ
ばならないと云う不便を伴うので、別資材のクリップ部
材で被覆されているキャップの天井部にキャップの地色
と同色の表示をすることが行われている。
従来、別資材のクリップ部材で被覆されているABS樹
脂等のキャップの天井に、キャップの地色と同色の表示
をする場合、材質面でアンダーカット部が付は難いため
キャップ本体とクリップ部のほかに、別個にキャップの
地色と同色の部材を、該キャップ天井部を被覆するクリ
ップ部材に取付けねばならず、結局3部品を別個に作製
する必要があり、作業性が悪くまたコストも高くなる等
の欠点がある。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した構成とす
ることにより、キャップ本体の先端をキャップの天井部
を構成するクリップ部材の頂部に顕出せしめることによ
り、インキと同色とされたキャップの地色の表示が遠戚
されると共に、クリップ部をキャップ本体に確実に取付
けられるキャップを得たものである。
本考案の一実施例を示す図面によって本考案の構成を説
明する。
図において、キャップ本体1の先端部端面2からキャッ
プ本体1内に環状凹部3が凹陥形成されており、該環状
凹部3で囲まれた内側には、前記先端部端面2より突出
し、かつ、縮径された縮径部4がキャップ本体1と一体
に突出形成されている。
また、前記環状凹部3の内底部の外周面に、環状溝部5
が周設されている。
他方、クリップ6と一体的に形成され、キャップ本体1
に嵌着されるクリップ取付部7には、キャップ本体1の
先端部端面2に対接する面8が形成されており、この対
接する面8の中心に環状体9が突設されており、該環状
体9の先端部に、その外周面に向って僅かに突出する環
状突起部10が形成されている。
また、前記環状体9の中央部には該環状体9の軸を軸芯
とし、かつ、クリップ取付部7の先端天頂部11に貫通
する貫通孔12が穿設されている。
キャップ本体1の環状凹部3及び該環状凹部3の内底部
外周面に形成されている環状溝部5は、クリップ取付部
7に形成された環状体9及び該環状体9の先端部の環状
突起部10が夫々嵌合できるように形成されており、ク
リップ取付部7の前記環状体9をキャップ本体1の環状
凹部3に挿入し、該クリップ取付部7の天頂部11を前
記キャップ本体1の先端部端面2方向へ押圧することに
より、クリップ取付部7の環状体9が、キャップ本体1
の環状凹部3内へ圧入され、前記環状体9の先端に形成
されている環状突起部10が、キャップ本体1の前記環
状凹部3底部の環状溝部5に嵌着し、これを係止部とし
て係止できるようになっている。
他方、キャップ本体1の縮径部4は、クリップ取付部7
の環状体9を前記キャップ本体1の環状凹部3に挿入す
る際、クリップ取付部7の環状体9に穿設された貫通孔
12内へ同時に挿入できるようになっており、クリップ
取付部7の面8がキャップ本体1の縮径部端面2に接当
したとき、前記キャップ本体1の縮径部4の先端面13
がクリップ取付部7の天頂部11と同一面内で一体とな
ってキャップの天井部を構成するようになっている。
本考案は以上の如き構成になるものであって、クリップ
取付部7をキャップ本体1の環状凹部3に圧入嵌着せし
めることにより、該クリップ取付部7の環状体9先端部
の環状突起部10が、前記キャップ本体1の環状凹部3
底部に形成された環状溝部5に一挙動で嵌合されて係止
できるため、クツツブ取付部7がキャップ本体1から脱
落するおそれはない。
また、クリップ取付部7の天頂部11の中央部にキャッ
プ本体1の縮径部4の先端面13を顕出せしめることに
よってキャップの地色をそのま・クツツブ取付部7の天
頂部11に表示することができるから、キャップの地色
を天頂部に表示するための部品もキャップ本体1及びク
リップ取付部7の僅か2部品で足りコストを低廉ならし
めることができ、さらにクリップ取付部7とキャップ本
体1とは、前記クリップ取付部7の環状体9の先端部の
環状突起部10と、キャップ本体1の環状凹部3底部の
環状溝部5とで形成される係止部とで係止できるから円
周方向におけるクリップの位置決めの必要がなく、圧入
により一挙動で嵌着係止でき、しかもキャップ天井部に
、キャップ自体の色を顕出できるから、キャップ天井部
にキャップ本体と同色の表示用部品を別個に取付ける必
要なく作業性も良好である。
以上の如く本考案は構造が簡単であり、またキャップ先
端部を被覆するクリップ部材にキャップ本体の先端面を
顕出せしめることができるから、キャップの地色をイン
キと同色としたとき、該色の表示のために別箇の表示用
部品を必要とせず、コストを低廉ならしめることができ
ると共に、作業性も良好であり組立て作業の省力化が遠
戚できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
中のクリップ取付部の斜視図、第3図は第1図中のキャ
ップ本体の斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャップ本体の先端部端面に該キャップ本体内に向って
    環状凹部が形成され、該環状凹部底部の周面に環状溝が
    形成されており、前記環状凹部で囲まれた内側に、前記
    キャップ本体の先端部端面より突出した縮径部が突設形
    成されており、他方クリップ取付部の前記キャップ本体
    の先端部端面に対接する面に、前記キャップ本体の環状
    凹部及び環状溝部に嵌合するところの先端部に環状突起
    を有する環状体が突設形成されていると共に、該環状体
    内側には、クリップ取付部の天頂部まで貫通する貫通孔
    が形成されており、前記キャップ本体の環状凹部及び縮
    径部が、クリップ取付部の環状体及び貫通孔に夫々互い
    に嵌合されて係止されている事を特徴とする筆記具のキ
    ャップ。
JP3097580U 1980-03-10 1980-03-10 筆記具のキヤツプ Expired JPS5917678Y2 (ja)

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JP3097580U JPS5917678Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10 筆記具のキヤツプ

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JP3097580U JPS5917678Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10 筆記具のキヤツプ

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JPS56133491U JPS56133491U (ja) 1981-10-09
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JP3097580U Expired JPS5917678Y2 (ja) 1980-03-10 1980-03-10 筆記具のキヤツプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5748486B2 (ja) * 2011-01-21 2015-07-15 三菱鉛筆株式会社 筆記具用キャップ及び筆記具
CN104349907B (zh) 2012-06-05 2016-04-06 三菱铅笔株式会社 书写工具用笔帽以及书写工具

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Publication number Publication date
JPS56133491U (ja) 1981-10-09

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